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★全日本インカレ…熱き感動 涙の競技会★

新年を迎え国内外の競技会が始まりましたね。。。
1月6日~8日には第81回 日本学生氷上競技選手権大会(通称インカレ)が開催されていました。

第81回日本学生氷上競技選手権大会

全日本選手権は終わりましたが…今度は学生選手達の戦いです。
今年卒業を迎える学生は引退試合として最後の勇姿を披露するのですね。

涙の別れの大会でもあります。
後輩選手達に、その美しき伝統が受け継がれる大会でもあります。

全日本選手権とはまったく違う雰囲気、競技会場の中に居るのは大会関係者・大学OB・選手
一般の観客は非常に少ないかも?
ほとんど身内?って感じですが…熱い応援が繰り広げられます。
学生選手達の一生の想い出として記憶に残る大会です。

直近国際大会に選考されている選手などは出場しない場合も多いですが
この大会も機会がございましたら観戦される事をオススメします。

各大学の団体戦の側面もあり、各クラス出場選手達への応援があり
学生大会ならではの光景が感動を呼びますよ。

新バッジテスト課題が昨年7月に施行されており…
この全日本インカレも大学生からスケートを始めた選手には出場が非常に難しい大会になりそうです。

B・Cクラスなどに出場する選手の大半が大学入学と同時にフィギュアスケート選手のスタートを切るのです。

たった4年間ほどの短い選手生活。 アルバイトでスケート費用を稼ぎ、頑張ってきた選手。

予選会で出場を逃す選手の想いを受け継いできた選手でもあります。
レベルはトップ選手を見続けている人には物足りない能力かも知れませんが
スケートを心から好きで滑る選手の競技にかける情熱はトップ選手と変わりません。

身近な存在のスケートに触れる機会を持って下さいね。
学生選手の目印は各大学スケート部ジャージです。(笑)

男子Aクラス 

1. 町田 樹 関西大学   4 1 161.03
2. 柴田 嶺 明治大学   3 2 157.10
3. 鳥居 拓史 明治大学   2 3 144.63
4. 斎藤 直人 東北福祉大学 1 6 142.46
5. 佐野 隼規 中京大学   5 7 136.26
6. 末永 巧 東北福祉大学 6 5 127.69
7. 西上 順三 関西大学   7 4 127.24
8. 竹井 達也 聖カタリナ大学 10 8 117.66
9. 宮崎 勇人 関西大学   9 9 110.85
10. 石井 達也 大阪経済大学 12 10 103.52

女子Aクラス

1. 武田 奈也 早稲田大学   1 1 162.04
2. 淀 粧也香  関西学院大学 2 2 133.70
3. 萩原 綾子 明治大学   3 4 127.11
4. 北村 明子 関西大学   5 3 126.78
5. 澤田 亜紀 関西大学   4 7 124.69
6. 望月 梨早 明治大学   6 6 120.54
7. 宮本 亜由美 中京大学   7 5 118.98
8. 曾根 美樹 中京大学   11 8 111.26
9. 長谷川 遥 東洋大学   15 9 107.06
10. 平井 絵己 関西大学   14 10 106.38

上級グループの抜粋です。。。
B・Cクラスは上部リンク先のWEBページで確認してください。


フィギュアスケート競技会 インデックス

インカレが終わると…
高校生選手達の戦い インターハイ そして 国民体育大会 へと続きます。

1月18日~22日
第58回 全国高校スケート選手権大会

1月28日~2月1日
第64回 国民体育大会冬季大会スケート競技会

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★フィギュアスケートの技術の難しさ…Part2★

★フィギュアスケートの技術の難しさ…Part1★

前エントリーからの続きです…

個人的見解としてなので説明するのが難しいですが…
ダブルジャンプとトリプルジャンプは同じ種類であっても違うジャンプだと思って下さい。

ダブルまでのジャンプ理論とトリプル以上のジャンプ理論は同じジャンプでも別物だという事は
経験者なら、言ってる意味がある程度理解できると思いますが、未経験者の方には非常にわかりづらいと思います。

YouTube - Axel Paulsen - Jump History


スコット・ハミルトン氏のジャンプ動画を紹介しておきます。

ダブルジャンプを彼が跳んでいるのもあれば、跳び方の違いが判りやすいのでしょうけども…
ダブルでは、肩・腰をしっかり止めて(回転運動を抑えて)跳ぶ事が本来のジャンプ理論とも言えます。

高レベルのトップスケーターにはダブルもトリプルも同じように跳べる人も居ますが
ダブルでは腰を止めたジャンプが跳べるのに、トリプルでは回転力を得るために強引に腕や肩で振り回し気味に跳ぶ選手も居るのです。

2回転半からの残りの部分が果てしなく遠いのです。
1/2~1/4の足りない部分を埋めるために、スピードを出して飛距離を伸ばしたり
ダブルよりも早いタイミングで回転運動に移行していくのです…

この部分がいわゆるプレローテーションなどと呼ばれる事もあるのですが
選手ごと程度の差がありますので、テクニカルオフィシャルが判定しています。

※ この判定は動画のようにスロー再生で判定しません。
ノーマルスピードで判定するのは、このように離氷の瞬間を切り取れば
『全てが前向きに踏み切ってるじゃないか!』ってなるからで…
ジャンプの性質上、スロー再生や停止で判定するのはナンセンスだからです。

wrong edgeの判定と同じように、踏み切りはノーマルスピードで判定する
着氷はスロー再生や停止でターンが存在していないか判定しているのですね。

ちょっとややこしいですよね。

トリプル以上をダブルジャンプかと見間違うほどスムーズに跳ぶ選手は非常に技術が優れています。
どの種類のジャンプでも常にGOEの加点を多くもらう選手は技術的に優れているのです。

同じ種類のジャンプでも、TVでは判別しにくいスピード・高さ・幅…
跳び上がってから回る、姿勢変化をつけるなど、いくつかのバリエーションも有ります。
姿勢変化やディレイするジャンプを発見して楽しんで下さい。

選手の個人差で得意なジャンプや苦手なジャンプが存在する事がありますよね…
エッジで踏み切るジャンプが得意な選手はトウジャンプが苦手だったり…
そのまた逆の選手や、1・2種類だけ苦手とか様々です。

コーチの指導方針なども影響しています。
歩みが遅くとも基本に忠実に教えるコーチや、成功を追及し、個性を伸ばす方針のコーチなど…

現在のルールではwrong edgeの厳格化により矯正しなければならない選手が多数存在します。
これを矯正するには ジャンプ技術を一からやり直したり分解しなければなりません。

何年間もかかった技術を再取得するのですが…
先ほど述べたように、シングルやダブルならともかくトリプルは非常に難しいのです。
子供の頃から慣れ親しんだ技術を一からやり直すのは非常に困難なのです。

当たり前のようにポンポン跳ぶトップ選手ばかりを見ていると勘違いしますね。

矯正をしようとすれば…全てのジャンプがバラバラになる選手も出てきます。
ですから 悩める選手の調子が悪くなったりするのですね…

高い技術を持ったトップ選手でも苦しむほどなんですから、簡単ではないと言う事です。

一般のフィギュアスケートファンの方々は
トリプルをポンポン跳ぶ選手を中心に観ていると勘違いしそうになりますが…
ポンポントリプルを跳ぶ選手は全選手の数パーセントしか居ないのです。

そして…世界選手権やオリンピックで表彰台を争う事が出来る選手は、さらにその数パーセントの人間です。

YouTube - Great Figure Skating Moves


トップレベルの選手だけしか観ていないと、それより劣る選手を観てつまらなく感じたりします。
シングルジャンプがやっと、ダブルジャンプがやっとの選手など
たくさんのレベルの違いを見続けると、違いが判ってくるようになります。

なんとなくでもいいですけど…
ちょっとだけ解って頂けましたか?

トリプルの世界は凄いかもしれないですが…
スケートのジャンプを跳んだ時の気持ち良さは どのジャンプでも素晴らしい快感です。

大人から始めてもトリプルの世界は無理でしょうが…
ダブルジャンプ数種が跳べるようになるかも知れません。

シングルジャンプでも十分な浮遊感を味わえますし…
出来なかった事が出来るようになる快感は大きなスポーツです。

スケートの楽しさは何もジャンプだけではなくスピンやステップ・小技に至るまで魅力十分です。
そして習得する技術は種類も豊富で飽きません。

歩みは遅いかも知れないですが…
レベルアップを実感し続ける事はスポーツを続ける上で重要なファクターですね。

スケートにハマる人は…ひとつの事が出来た時の達成感がたまらないはず…
当然レベルに応じた楽しみ方があり生涯スポーツとしての魅力もいっぱいです。
簡単には出来ない事も魅力なのかな?

見るだけでなく、ほんの少しでもいいから経験してみる事をオススメします。
地上でスケートのポジションを取ってみたり、陸ジャンプに挑戦してみるのも理解には役立ちます。

よちよちレベルであったとしても身体で感じる事は大事だと思います。
1度目より2度目・3度目と経験する事により、どれほどの事を選手達がやろうとしている一端を垣間見ることが出来るかも知れません。

頭で考えてても理解できない部分もありますからね。
新しいフィギュアスケートの魅力に触れられるかも知れませんよ。

どうしても氷の上は怖いっ!って方には…こんなのに挑戦してみる?

YouTube - off ice figure skating 一覧表示

安全な広い場所(芝生の上)でジャンプの真似事でも回転する事がどれほど難しいか感じ取れます。
陸ジャンプでは2回転ぐらいまでが限界でしょうが…
腕を振り回さずに跳ぶ…反動を使って振り回して跳ぶ…
1回転半ぐらいから先に感じる事がダブルとトリプルの違いのような疑似体験です。

最後に…もう一度書いておきます。

あちこちで厳しい×2と反響の大きい回転不足の判定ですが…
何故? 1/4回転を基準にするのか判らない方も多いからだろうと推察していますが…

1/4より足りなければ そこにターンが入ってしまいます。。。
ジャンプのランディングにターンが存在してはいけないのです。


ジャンプのランディングは後ろ向きで降りるって事。
フィギュアスケートのジャンプの性質上、回転不足で降りるジャンプより…
クリーンで伸びのあるランディングを迎える方が価値があると考えられているからで…
チート(グリ降り)などで審判の目を欺く降り方をするよりも綺麗でクリーンなジャンプを跳びなさいということなのです。

スリーターンのマークが入るような着氷はダウングレードされても仕方がないことなのです。
その境界線上の位置が1/4回転の過不足なのです。

個人的には下記のエントリーに書いているような事になる方が
ファンのみならず、選手関係者もジャッジも納得できるルールだと思うのですけどね。

★Figure Skate Guideline★
★ジャンプの回転不足 考察…★

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★フィギュアスケートの技術の難しさ…Part1★

フィギュアスケートにおける技術(エレメンツ)は、どれも難しい事なんですが…
ジャンプ関連のエントリーが続いてますので、ジャンプの難しさについての考察です。

フィギュアスケートの技術の中でも特に重要な位置を占めているジャンプ…
ジャンプが難しい事は漠然とわかってらっしゃるでしょうけど…

いったいどれだけ難しい事なのか? は氷の上に降り立ち滑ってみても
初めての人には滑る事すら難しい事が解っても ジャンプとなると想像を超えてしまうから解りませんよね。

TVの企画で初心者がフィギュアスケートに挑戦するような番組がありますが…
大人から始めてもトリプルジャンプが跳べる様になるのか?

ブン( ̄ロ ̄= ̄ロ ̄)ブン 
100%無理ってまでは書けませんが…言い切れるぐらいムリです。

週に20~30時間の練習環境が持てる人&5~10歳ぐらいの開始年齢
ってぐらいの条件を満たして、平均3~6年ぐらいのキャリアでトリプルの入り口を開けるか?って感じかな。

開始年齢や才能に大きく左右されますから、一概には言えませんが。
トリプルに入る前に大きな壁が存在します。  そうダブルアクセル。 

世界のトップ選手を見続けていると錯覚します。
ダブルアクセルだって非常に難しいジャンプなのです。

中には3Tや3Sが跳べるようになっても2Aが跳べない選手も居るのですよね。
小学校低学年から始めたとしてもこのダブルアクセルの壁を越えられない人が物凄く多いのです。

小中高生でも2~4年のうちにダブルジャンプを5種類跳べたとしても
ダブルアクセルの壁を越えられない人が多く、そこでやめてしまったりします。
2回転半から先のたった半回転以降が とてつもなく遠い世界なのですね。

シングルジャンプは小さな子供なら半年もあればマスターしますが…
大人に近ければ、それだけでも1年かかる人も居ます。
ダブル5種類も小さな小学生の内ならば1~2年でマスターしちゃう子も居ます。

だけど早く習得出来た子がダブルアクセルの壁を越える保障はありません。
天才少年少女だと騒がれても…越えられない子も居るのです。。。

大学生から始めた選手だとシングルアクセルにも壁が存在します。
たかが半回転の違いなのですが…シングルでも苦労するのです。

フィギュアスケート開始年齢でこれほどまでに差がついてしまうのですね…
そしてこの差がほぼ埋める事が出来ない。
経験してみない事には、わからない世界です。

女子のトリプルアクセルや男子のクワドジャンプに到達できる確率は1%に満たないでしょう…
世界中で何千と居る選手の中で、数人しか出来ない大技が出来る選手…
素晴らしい技術を持った、数少ない選手の凄さを少し解って頂けたでしょうか。

ジャンプはそれほどまでに難しい…何故に出来ないのか?

それは恐怖感…
もちろん他にも要因はいっぱいありますが…

硬い氷にどの様な態勢で転んでいくかわからない恐怖…硬い氷に叩きつけられる痛み…
恐る恐るやっていては恐怖感を越えられないのです。

大人になればなるほど、身体も大きくなり身体へのダメージが大きく
そして、転び方が上手くないと とてつもなく痛い。 アザだらけになります。

このような危険と隣り合わせのスポーツで選手達は何百・何千と転んで上手くなっていくのです。
そして氷のコンディションにも左右されるほど微妙に違う感覚。

ほんの少し硬く締まった氷だけでもジャンプの高さが変わる…
体重が少しでも変わったり、体調が変わるだけでも 成功率が変わる…
身体の成長で技術が止まる選手も数多くいますよね?

降りる事が出来るポイントは非常に少ない。
回転が足りてなくても回り過ぎてもダメ。
一定の範囲内でチェックの姿勢が取れなければ転ぶ。

【ジャンプは一瞬の出来事の中に一定以上の条件が整わなくては成功しない】

ダブルまでは多少のクセがあっても 体力などで何とかなる部分も有りますが…
それ以上となると…基礎の部分を越える技術が必要になります。

競技会での極度の緊張感の中で成功させる事の難しさ…
乳酸が溜まり電池切れ寸前でも成功させるだけの体力…

練習で何度も何度も成功させて、いつもと違うコンディションのリンクでも成功させて 
少しずつプレッシャーの中でも成功させる事が出来る自信を付けていくのです。

その過程では大きな怪我が元で引退を余儀なくされる選手も出てきます…
故障や古傷を抱えながら、たった一人だけのリンクの中で観衆の前に立ち…
ベストの演技が出来る様に最善を尽くすのです。


ちょっと長くなったので分割しますね。。。

,,,,,,,,,,,,(((* ̄▽)8×"チョキチョキ!! --------------------------------------

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