FC2ブログ

★TSUNAMI GIRL…伊藤みどり トリプルアクセル★

Tsunami Girl Midori Ito ☆ 伊藤みどり

伊藤みどり - Wikipedia
彼女の現役時代を知らない人も徐々に増えていってるのですよね。

今年の8月13日には彼女も40歳なんですね…

2004年3月25日
日本人初の世界フィギュアスケート殿堂入りした偉業を忘れてはいけません。

全日本選手権8連覇 引退後にアマチュア復帰し、4年ぶりに全日本優勝と計9度の全日本チャンピオンに輝く、女子選手では渡部絵美の8連覇を抜き歴代通算1位です。

1989年パリの世界選手権で優勝。
日本人初、アジア人としても初のフィギュア世界チャンピオンとなる。

1992年のアルベールビルオリンピックではSP4位と出遅れてしまうが日本人フィギュアスケート選手では初の銀メダルを獲得。
同年の世界選手権は体調不良で出場辞退。本大会がアマチュア最後の試合となった。

1995年には一時アマチュア復帰し、迎えた1996年の全日本フィギュアスケート選手権では26歳でトリプルアクセルを成功させ、4年ぶり9度目の優勝を果たすが、同年の世界選手権は体調不良もあって7位と不本意な結果に終わり、再び引退。
1998年開催の長野五輪の開会式では、日本に26年ぶりの聖火を灯す大役を担った。

特筆すべきは彼女のジャンプ技術の高さが挙げられる。
6種類の主要なジャンプを正確に跳び分けることのできた数少ない女子選手の一人である。

80年代半ば、伊藤のジャンプを科学的に分析した東京大学体育学研究室の吉岡伸彦(94年当時)によれば…
最高速度(ジャンプ踏み切り時)は秒速8m ジャンプの高さ約70cm 滞空時間約0.73秒、着氷時に片足に掛かる荷重約250kg。
ジャンプ時のある時点での速度は男子をも凌ぐといわれた。

TOP STORY伊藤みどりインタビュー
http://www.nagano-cci.or.jp/tayori/636/ts_636.html

※ 伊藤みどり選手はコンパルソリーが苦手だったとされている点ですが…
コンパルソリー技術は習得期間が必要な技術であり、世界と戦えるレベルには
十分な練習環境が必要で、大須リンクの混雑や早朝貸切も人数が多く世界トップスケーター達の練習環境に比べると雲泥の差があったのです。


当時の日本女子選手の中にも伊藤選手よりコンパルソリーが上手な選手が居ましたが
決して、見劣りするほどヘタだった訳ではない事を付け加えておきます。
世界トップレベルのコンパルソリー技術は、物凄いハイレベルだったのです。

第15回フィギュアスケート<伊藤みどり、カルガリーに旋風を巻き起こす>
http://www009.upp.so-net.ne.jp/amateur_sport/memory_data/s08_figure_15.htm


**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**

ちょっと今回のエントリーはマニアック過ぎるかな?
かなり頑張りました…難しいかもしれませんが、どうぞ最後までお付き合い下さい。

カート・ブラウニング選手とサイドバイサイドで跳ぶトリプルアクセル映像が収められています。
残念ながら成功していませんが、同時に跳びあがり、同時に着氷しているのが解るでしょう。

YouTube - Kurt Browning & Midori Ito side by side Triple Axel (1989)
http://www.youtube.com/watch?v=8CBCyz1yKT0&feature=related



男子トップ選手であるカート・ブラウニング氏と同じですよっ!

分解写真ではチェックする部分がいろいろあるのですがコーチ的目線のアプローチですと…

構えの姿勢・踏み出し方向・左肩の入れ方・左腕の使い方・軸のゆがみの有無・フリーレッグの処理
ランディングへのほどき方・ツーフット・回転不足などの有無・チェック時の腕の位置
フリーレッグの抜き方・チェック姿勢
などを見ています。

コーチは好調時・不調時の違いや成功時・失敗時の違いを見極めチェック項目を選手に無意識に出来るような導きをしていくのが仕事です。

コーチにも個性があり、選手の長所や個性を伸ばしていく指導法や短所やクセを直しながら理想形を求めていく指導法もあり、コーチとの相性や信頼感も大切です。

私が見ている部分を書いてみますね。。。

side by side Triple Axel←アプローチの姿勢や雰囲気 目線・肩・腕・腰の連動

side by side Triple Axel←踏み出し方向や身体のツッコミ具合やエッジのカーブ 目線・肩・腕・腰の連動

side by side Triple Axel←左肩の動きや右腕の使い方・タメの有無 (成否のほとんどをココが占める)

side by side Triple Axel←フリーレッグの出し方やたたみ方 両腕の使い方 身体の傾きなど軸のポジション (成否のほとんどをココが占める)

side by side Triple Axel←空中姿勢 軸を作るポジション ランディング体勢への作り方

side by side Triple Axel←右腕の位置や体勢 回転不足やツーフットなどの有無 フリーレッグの処理

side by side Triple Axel←チェック姿勢 ランディングの流れ セカンドジャンプへの準備姿勢など

人によって違いはあると思いますが、私の場合は、だいたいこんな感じで見ていますね。
自分でやる場合も、無意識に出来ない部分や修正出来ない部分はテーマを持って練習してました。

今、練習している人も、ちょっとは参考になるかと思います。

この映像では転倒してしまいましたが、貴重な映像で彼女のジャンプは男子選手並だったという証明になりますね。

YouTube - midori ito's axel technique broken down
http://www.youtube.com/watch?v=fjDv7omNOl8&feature=channel_page



伊藤みどり選手のトリプルアクセルをスロー再生にした動画です。

この映像は現役復帰後の全日本選手権でしょうか…
となると、当時26歳での3Aになりますね。

この映像を考察してみます…
基本的に彼女はダブルアクセルの跳び方のまま跳んでいる点ですね。
腕の締めだけがダブルとトリプルの違いと言えるぐらい同じです。

足の振り上げ方も、バックスクラッチ姿勢に持っていくまでも同じです。
両方同じように跳べるという事が、跳べる人と跳べない人との差なのでしょう。

伝説となった10回連続ダブルアクセル

YouTube - Midori Ito does 10 double Axels in a row
http://www.youtube.com/watch?v=sns1G0OdtBo&feature=related



当時、回転軸を細くする練習や、その取り組みをやっていたら、他のジャンプでも4回転の道が開けていたかもしれません。
というより、当時の3Aジャンパー(国際大会での成功)は伊藤みどり選手とトーニャ・ハーディング選手だけでしたからね。

彼女の特徴は、卓越した高さ(男子選手顔負け)がありましたから、回転軸を早くする為の工夫が必要ないほどの余裕があったこと。

もし…浅田真央選手と同じ時代だったら?と考えると、練習では4Aの練習を密かに始めているぐらいだったかもしれません。
当時は、コンパルソリーの練習時間が、かなり取られていましたからね。

回転軸を細くする練習には、トランポリンでバックスクラッチスピン姿勢への空中移行を素早くするといいのですが
連盟強化合宿(氷苑合宿)ぐらいしか経験する機会が無かったはず。

※ 現在は全国有望選手発掘・野辺山合宿の前身にあたる合宿です。

オフアイスの陸ジャンプ練習なども有効ですが。
氷上での空中のフリーレッグ処理は空中バランスや降りる事への意識の方が強くなるので、本人の強い意識が必要になる部分なんですね。

沈んだ姿勢から、空中への移行の中で、1本の棒になる意識(膝・足首への意識)が必要で、すぐにランディングへの意識と同時に行いますが
わずか、0.7秒ほどの間に、自然と身体が反応するようにならねばなりません。
考えてるようじゃ、間に合いませんからね。

3Aは転ぶ時の恐怖を乗り越えなければならない訳ですし、当時の誰もやっていない時代(女子では)に挑戦し続けたパイオニアですから
彼女の目は常に男子選手の3Aを脳に焼き付けていたのでしょう。

改めて、映像を観てみれば、卓越した軸を作る技術(空中バランス)に軸を細くする技術(回転軸への意識)が備わっていれば、男子選手と同等の4Tなども成功していても不思議ではありません。

惜しむらくは、2A~3Aへの移行練習時にディレイ2Aを跳ぶ練習で、フリーレッグ(膝+靴)が完全に前に放り出した後に締める動作を取り入れていれば、さらに3Aの精度が上がるジャンプに変わったであろうと思います。

私が書いているのは ↓ ↓ ↓ のフリーレッグ部分の両選手の差です。

side by side Triple Axel←ほんの少し膝が折れているのがもったいない

side by side Triple Axel←右脚の動きはカート選手のような感じが理想的です。

上記、膝の部分のわずかな差ですが、引っ掛けアクセル気味と理想のアクセルの差は3Aに限らず、全てのアクセルの質の差になります。

※ アクセルに悩む、全てのスケーターには ↑ ↑ ↑の踏み切り方がジャンプの成否や質の高さを分けるポイントでもあります。

※ 伊藤みどり選手のは転倒しているので、わずかに引っ掛け気味だったのが転倒に繋がったのかも知れないです。

現役時代には、加納誠氏から見て盗み、海外でも男子選手達の技術を盗んでいた事でしょう。
プリンス時代にも3Aの元祖・松村充氏と練習しているので、そういった意識は持っていたかもしれないですけどね。

トーニャ・ハーディング選手との比較動画を紹介します。

YouTube - Midori Ito and Tonya Harding
http://www.youtube.com/watch?v=SdadgPxYaqg&feature=related



この映像を観れば、前述の細い回転軸を作る技術が比較できると思います。

トーニャ・ハーディング選手はやや空中バランスに難がありますが、回転軸を細くする技術で回転力が上回り、ランディング態勢にもっていきながら、チェックを迎えてます。

伊藤選手は、ほぼ同じ回転速度で回っているのが判るでしょう。

両選手のフリーレッグの収まる部分にも注目してください。
ジャンプのスタイルの差なのですが、ジャンプは降りてナンボですから
ランディング姿勢への移行に余裕があるほうが、多少有利な気がします。

ただ、上がってから回るという技術は常にパンクの危険性と回転不足になるかもしれないという側面も持ち合わせているのですけどね。

最後に…【TSUNAMI GIRL】の凄さを堪能してください。

凄さには、卓越したスピード・高さ、現在の選手を含めても、このスピードでジャンプをコントロール出来る選手はごくわずかです。

YouTube - Midori Ito JUMP! 1980 - 2002
http://www.youtube.com/watch?v=97Yi5EGgOgY&feature=related



YouTube - 伊藤みどり Midori Ito Montage "River Deep-Mountain High"
http://www.youtube.com/watch?v=Ip-59bIkw-Q&feature=related



現役時代も必要以上のプレッシャーを背負い、引退後は、不遇な境遇などを経験したりもしたのですが…
彼女と直接接した人は、その人柄の素晴らしさに驚きます。
優しく、天真爛漫な笑顔、下から覗き込むような仕草…

オリンピックメダリストだと身構えてしまうでしょうが
誰にでも気さくに話し、ご近所のオ○ちゃんと変わらぬような人柄。(笑)

スケートの事を話せば、スケートへの愛を感じ取れる事でしょう。
世界チャンピオン・全日本チャンピオン・五輪銀メダリストとなれば、誰もが緊張し近寄りがたいと感じるのが普通でしょう。

彼女のスケート教室に参加したファンは、とても楽しい、夢のような時間を過ごします。
彼女がいつまでも愛されるのは、その人柄が素晴しく、一番身近なスーパースターだからなのです。

彼女の魅力をもっと映像を通して知りたい方は、私のYouTubeアカウントまでどうぞ。
YouTube - ifsakura's Channel
http://www.youtube.com/user/ifsakura

伊藤みどり物語 伝説のドラマ | 動画宮殿F
http://figure.videopalace.net/2009/01/16/ito-midori-story.html

PCに映像を保存するのに便利なブラウザ
Craving Explorer
http://explorer.crav-ing.com/

【お知らせ】

セントラルパークギャラリーインフォメーション
http://www.centralpark.co.jp/gallery/gallery2.html

「氷上の妖精たち」~愛知から世界へ~

場 所:セントラルギャラリー  観覧無料
     地下鉄名城線・桜通線久屋大通駅 下車直結
     地下鉄東山線・名城線栄駅 下車直結、名鉄瀬戸線栄町駅 下車直結
期 間:3月12日(木)~ 3月23日(月)
時 間:10:00~21:00

プリンスアイスワールド2009
5/2(土)~5/6(水) 新横浜スケートセンター

プリンスアイスワールド|イープラスチケット情報|ライブコンサート、舞台のチケット販売はe+(イープラス) |イープラスのチケット販売・チケット予約サイト
http://eplus.jp/sys/T1U14P0010147P002006240P0050004P006001

e+MOVIE[動画] スポーツ・格闘技: プリンスアイスワールド2009 スペシャル・ゲストの伊藤みどりさんより動画コメントが届きました!
http://mv-sports.eplus2.jp/article/115126505.html


最後まで読んで頂きありがとうございました。。。

★Figure Skating Guideline★ エントリー 一覧 
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-109.html

ぽちっとな♪(*・・)σにほんブログ村 その他スポーツブログ スケートへ
Blog応援してね♪ 

最後まで、読んで頂きありがとうございました。   
お気軽にコメントも、お寄せ下さいね。

拙Blog記事を参考にして頂く事は大変光栄ですが
記事の引用や転載は、コメント欄で結構ですので連絡をして下さい。
Blog記事内容の無断転載・引用はお断りしています。

記事の紹介&トラックバックは大歓迎です。
リンク元URLをサイト内で明記して下さい。

画面の向こうには、数多くの閲覧者の方々がいらっしゃいます。
選手個人及び関係者 コメント投稿者・閲覧者などへの記述には
礼節や一般常識を守って頂けますようお願い申し上げます。

投稿は必ずパスワードを入力して、後ほど編集・削除が出来るようにして下さい。
ρ゛(・・*) ぽちっとなっ♪ 【拍手ボタン】を押して頂けると喜びます。
スポンサーサイト



FC2カウンター
Blog内記事検索

コメントを含める場合はチェックを入れて下さい。

プルダウンリスト
最近の記事+コメント
現在の位置
★Figure Skating Guideline★
 トップページ
  └ 月別アーカイブ
        └ 2009年03月
by AlphaWolfy
Tree-CATEGORY
ぺそ リバーシ
フィギュアスケーター解析機Part3


キーワードを入力して [脳内分析]ボタンを 押してね♪

【Figure Skating Forum】

★Figure Skating Forum★

新規トピック作成はご遠慮下さい

カレンダー(月別)
02 ≪│2009/03│≫ 04
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
リンクバナー
ランキングサイト

ランキングUPに…ご協力を♪

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック
ソーシャルブックマーカー

Powered by SEO対策
プロフィール

うるとらにゃん

Author:うるとらにゃん
★Figure Skating Guideline★
ご訪問ありがとうございます♪
Former Figure Skater Blog♪

閲覧者参加型Blogとしても
ヨロシクお願いしますね。

うるとらにゃん Twitter
★Open_Axel Feeder★
★Guideline★チャット

Guest名をHNに変更してお使い下さい


無料アクセス解析

マナーを守って使って下さいね。  文字数は最大50字程度です。

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード
QRコード
World-Word-翻訳