★激しく動くNobuoちゃん?★(ォィォィ)
ちょっと不謹慎っぽいタイトルですが…
私自身、大変尊敬しているお方ですので、誤解しないで下さいね。
私の師匠のご友人でもあり、関西所縁の名選手で関西大学出身ですので高橋大輔選手・織田信成選手たちなど、関大スケーター達の大先輩でもあります。
でっ!『Nobuoちゃんて誰?』で、お越しになった方々もいらっしゃるでしょうから…
★受け継がれていくDNA…日本FS界の歴史★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-89.html
そう、みなさんご存知の佐藤信夫コーチですね。。。
佐藤信夫 - Wikipedia
全日本選手権10連覇と優勝回数10回の記録はいずれも破られていない大偉業です。
スッペの「詩人と農夫」の音楽を使い続けた名選手です。
久美子コーチとの間に生まれた、娘の有香さんもオリンピック代表であり五輪一家です。
荒川静香、安藤美姫、村主章枝らを育て、現在は小塚崇彦のコーチを務めています。
皆様もリンクサイドに静かにたたずみ、そっと選手の背中を押し弟子の演技を見つめる姿が印象に残っているでしょう。。。
ある意味選手より目立つコーチ達と、ま逆の静かさというイメージですよね。
物凄く貴重な動画がUPされていました…動く佐藤信夫選手です。(ォィォィ)
YouTube - 1964 JPN Nat Nobuo Sato & Miwa Fukuhara
http://www.youtube.com/watch?v=id5E4UIulNo
佐藤信夫 福原美和 両選手を収録した 昭和39年度 全日本選手権の様子です。
東京オリンピック・新幹線開通の年ですね。
そして、そして…
もっと激しく動くNobuoちゃん動画も発見っ!(ォィォィ)
滑走している選手時代の映像を始めて拝見したのですが驚きました!
信夫先生のスピンは通常回転(左回転)なのですが…
なんと! ダブルフリップがリバース回転(右回転)なんですよ。。。
競技会のリンクサイドでお目にかかったぐらいなので、滑っているところや指導風景などを見ていませんので知らなかったのですが現在でも非常に珍しい、リバース型(右回転)ジャンパーなのに
スピンが通常の右利き選手と同じ左回転スピンを駆使する選手だったようですね。
弟子の方の情報でもあれば、真偽のほどが明らかになると思いますが…
動画が、非常に高度な、リバースジャンプ(2F)を収録しただけ?
あまりにも鮮やか過ぎるし、考えにくいので非常に珍しいタイプの選手だったのでしょうね。
こんな貴重な動画が拝見できるとは思ってもみなかったです。
もっと、歴代チャンピオンの映像だけでも増えて欲しいですよね。
【2010.12.21追記】
1965年世界選手権FS・男子ハイライト/佐藤信夫、他白黒 ‐ ニコニコ動画(原宿)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13031873
1965年の世界選手権映像を発見し、リバースの謎が解けました。
佐藤先生は、ジャンプはリバース系の選手だったのですね。
でも、スピンは順回転の珍しいタイプの選手だったようです。
★Figure Skating Guideline★ エントリー 一覧
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-109.html
私自身、大変尊敬しているお方ですので、誤解しないで下さいね。
私の師匠のご友人でもあり、関西所縁の名選手で関西大学出身ですので高橋大輔選手・織田信成選手たちなど、関大スケーター達の大先輩でもあります。
でっ!『Nobuoちゃんて誰?』で、お越しになった方々もいらっしゃるでしょうから…
★受け継がれていくDNA…日本FS界の歴史★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-89.html
そう、みなさんご存知の佐藤信夫コーチですね。。。
佐藤信夫 - Wikipedia
全日本選手権10連覇と優勝回数10回の記録はいずれも破られていない大偉業です。
スッペの「詩人と農夫」の音楽を使い続けた名選手です。
久美子コーチとの間に生まれた、娘の有香さんもオリンピック代表であり五輪一家です。
荒川静香、安藤美姫、村主章枝らを育て、現在は小塚崇彦のコーチを務めています。
皆様もリンクサイドに静かにたたずみ、そっと選手の背中を押し弟子の演技を見つめる姿が印象に残っているでしょう。。。
ある意味選手より目立つコーチ達と、ま逆の静かさというイメージですよね。
物凄く貴重な動画がUPされていました…動く佐藤信夫選手です。(ォィォィ)
YouTube - 1964 JPN Nat Nobuo Sato & Miwa Fukuhara
http://www.youtube.com/watch?v=id5E4UIulNo
佐藤信夫 福原美和 両選手を収録した 昭和39年度 全日本選手権の様子です。
東京オリンピック・新幹線開通の年ですね。
そして、そして…
もっと激しく動くNobuoちゃん動画も発見っ!(ォィォィ)
滑走している選手時代の映像を始めて拝見したのですが驚きました!
信夫先生のスピンは通常回転(左回転)なのですが…
なんと! ダブルフリップがリバース回転(右回転)なんですよ。。。
競技会のリンクサイドでお目にかかったぐらいなので、滑っているところや指導風景などを見ていませんので知らなかったのですが現在でも非常に珍しい、リバース型(右回転)ジャンパーなのに
スピンが通常の右利き選手と同じ左回転スピンを駆使する選手だったようですね。
弟子の方の情報でもあれば、真偽のほどが明らかになると思いますが…
動画が、非常に高度な、リバースジャンプ(2F)を収録しただけ?
あまりにも鮮やか過ぎるし、考えにくいので非常に珍しいタイプの選手だったのでしょうね。
こんな貴重な動画が拝見できるとは思ってもみなかったです。
もっと、歴代チャンピオンの映像だけでも増えて欲しいですよね。
【2010.12.21追記】
1965年世界選手権FS・男子ハイライト/佐藤信夫、他白黒 ‐ ニコニコ動画(原宿)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13031873
1965年の世界選手権映像を発見し、リバースの謎が解けました。
佐藤先生は、ジャンプはリバース系の選手だったのですね。
でも、スピンは順回転の珍しいタイプの選手だったようです。
参考にさせて頂いたWEBサイト様には感謝いたします。
★Figure Skating Guideline★ エントリー 一覧
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-109.html
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最後まで、読んで頂きありがとうございました。
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★回転不足判定の誤解?★ アンサーエントリー
前回エントリー ★回転不足判定の誤解?★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-122.html
大変多くの反響コメントが寄せられまして…全ての方に個別のレスが困難であります。
追記した部分もございますので、本文もご確認頂けると幸いです。
レスコメントの代わりというのが、全ての方の回答として適切ではないケースも有るかと思いますが、ご容赦下さい。
まず、以下のエントリーを、先にご覧頂けると幸いです。
★フィギュアスケートとは何なのか?★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-102.html
★心のMyメダル…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-108.html
★CoPに対応していく事…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-105.html
エントリーコメント欄に私のレスも残ってありますが一部、抜粋して記載しておきます。
私自身も、個人的に疑問の残る採点結果が有ったり、ルール運用の問題点を何故改正していかない?
など、新システムに対しても、問題点があって、早急に改正すべき点がいくつかあると感じ、そのようなエントリーも書いています。
今回のエントリー趣旨の大きな部分は…
回転不足判定などルールを誤認していませんか? がメインテーマです。
そこの部分のコメントが少なかったのは残念です。
そして、多数派意見が少数派意見を投稿しづらい雰囲気になってしまうのは、せっかくのオープンコメントを用意しているBlogは少ないだけにもったいないなと感じませんか?
エントリーでは浅田選手とキム・ヨナ選手の動画を題材になってますが他の素晴らしい選手達のファンの方々も閲覧されているはず。
自分の思いだけぶつけるのではなく、閲覧者全員が読んで居る事を意識して投稿して頂けると、他の方も投稿しやすい雰囲気が構築されるかと思います。
特定選手の得点が高すぎる・評価がおかしいと疑問ばかりだと思うのなら…
まず、基本的なルール部分だけでも知って欲しいと思っているんです。
Net上にある、両選手の加工された映像や、前後の流れなく切り取られたポジション写真で自身が応援する選手がさも優れているかのように解説誘導しているものなどを、お手軽に信じちゃダメですよと、発信しただけです…
しかも、メディアまでもが誘導したり煽ったりしているのが大問題なんです。
どのメディアも浅田真央vsキム・ヨナでしたよね。
こういった姿勢にうんざりした人は多いと思います。
PS…
仮定の話ですが、もしも選手や関係者が競技の採点結果に大きな問題や欠陥があるのなら
ISUにも国際スポーツ裁判所にも提訴できます。
選手や関係者は、基本的にジャッジングは公平公正に行われているという前提で競技に臨んでいる訳です。
各国連盟も、そのような提訴などの動きは見受けられませんし
どこかナショナリズムを刺激して、それに過剰反応している側面があるのではないかと感じる事もございます。
一般のファンの方々がルールが解らない、おかしい、見た目と乖離しているという気持ちは
フィギュアスケート関係機関や関係者は真摯に受け止めねばなりません。
この新採点システム(IJS)は過渡期です。
新システムが誕生して、6年ほどですが、毎年、部分的に改正を行い
より公平公正なシステムになるように改革も進んでいる部分と
まだ、不十分で、むしろ後退したのではないかと指摘される部分もあるかと思います。
でも、選手や関係者、この世界で競技の中に身を置く者は唯一のルールの元で生きているのです。
唯一のルールの中で、疑問や疑念があろうとも、現役である以上、この中で戦っていかねばなりません。
専門家達の中で、ルールに関する議論が尽くされ、選手達にも観客の方々にも理解されるようなルールが出来上がるのが理想でしょう。
どんなスポーツもそのスポーツを発展させていくようなルールで無ければ衰退するという、ご意見はもっともだと思います。
ルールを作ったISU関係者も、審判も、この世界でフィギュアスケートを愛し
この競技の発展を願って作られたルールですが、何よりも一番の主役は選手です。
その選手達のために考え抜かれたルールでも、改正が必要な部分を議論を尽くして改正されているのです。
ファンのみなさんもフィギュアスケートを愛したり、選手を応援する気持ちはあるのと同様に
ISU関係者もコーチや、競技を支える関係者も、みなこの競技を愛しています。
問題のある部分は変わっていきます。
ですが、特定選手が得をする、特定国だけが得をするやその逆の現象が起こってはいけない。
ルールは全選手のためにあり、トップスケーターだけでなく、全てのカテゴリーの選手に平等に必要なものです。
自分の見た目と違うからおかしいではなく実際に直接影響を受ける選手達や関係者がルールに問題があると
大きな声が上がったときは、選手達を支持してあげて下さい。
選手達にとってルールは厄介な存在だと感じることもあればルール対応を頑張った結果、大きな収穫を得る事もあるのです。
スポーツマン達が自分が所属する団体のルールを、真っ向から否定していては競技に参加出来ません。
ファンの方々の気持ち、現場に携わっている者達の気持ちが一致した時に大きなウエーブが起こればいいのではないでしょうか。。。
**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**
さて、アンサーエントリーとしてですから
コメントに対する見解と回答が必要ですね。
一般の方々が競技を観た印象と得点が乖離しているという点ですが
どのぐらいの比率で、そのように感じておられているのかは定かではありませんが、一定以上の比率を占めているのでしょう。
皆様の疑問などを解消していけるように、経験者側の立場から出来るだけ解りやすいようにエントリーを準備していく所存です。
コメントの多くは、キム・ヨナ選手の得点が異常だとの記述が圧倒的に多いですが、異常だと発言するFS関係者は少ないです。
冷静に分析したFS関係者なども、違和感のあるコメントは少なかったと記憶しています。
日本ではメディアもファンの方々にも、注目度が高い2選手の動画を用意したのが、これほどの反応に繋がったのでしょうが
2選手だけの比較だけでは、フィギュアスケートの採点やルールは議論できないと思います。
点数などを検証するのであれば、せめて同一競技会の同カテゴリーの全選手から、少なくとも数人のサンプルを抜き出し検証すべきでしょう。
ISU テクニカル・パネル ハンドブック(旧ファーストエイド)'09-'10シーズン
http://www.skatingjapan.jp/data/fs/pdfs/comm/hb2009-single2009j.pdf
Japan Skating Federation Official Data Site ISU通達・国内規程
http://www.skatingjapan.jp/data/main_fs010.htm
ISU コミュニケーション1557号 シングルおよびペア・スケーティング
2009-2010 シーズンにおけるGOE および難度レベル
http://www.skatingjapan.jp/data/fs/pdfs/comm/comm1557j.pdf
★プロトコルから学ぶ…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-112.html
★ISUハンドブックを読もう…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-115.html
★ISUコミュニケーション 1557号 日本語版リリース★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-80.html
★総構成点(PCS)考察…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-50.html
リンクURLをベタベタ貼りましたが、全部なんていいません。
ポイントとなるべき部分だけでも、知っていて欲しいのです。
※上記 ★ISUハンドブックを読もう…★の中での以下の文章の件ですが…
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-115.html
★ジャンプの回転不足考察…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-11.html
ジャンプを踏み切る瞬間とはブレードが氷から離れた瞬間ではありません。
同じく、着氷の瞬間もブレードの先が氷と接触した瞬間でもありません。
見ている感覚ではなく、閲覧者の皆様が実際に地上で跳び上がる動作をイメージしてジャンプを跳ぶという動作で考えてもらえばわかりやすいかと思いますが…
(見ている感覚では跳び上がった瞬間は氷から離れた瞬間に感じるかと思います)
実際に自分が跳ぶという感覚では地上から離れた瞬間は、もう飛び上がってる状態だと気付くはず。
飛行機などが離陸する瞬間と人間が跳び上がろうとした瞬間は違いますよね。
踏み切る瞬間とは踏み切り足に体重が乗った瞬間であり、エッジジャンプでは踏み切り姿勢で踏み込んだ瞬間
トウジャンプでは、まさにトウを衝こうとした瞬間です。(踏み切り足は体重が乗っている)
着氷に関しても、ブレード全体に体重が乗った瞬間に着氷したと言えます。
実際の状態では、どちらの瞬間も滑りながら移動(+回転運動)していますので
走り高跳びなどの地上でのジャンプの感覚とは若干違いがあります。
回転不足を判定する基準となるラインは上記ラインを結んだラインとなります。
(選手が高難度ジャンプの練習をしていて着氷痕を確認している時があります)
そして、すべてで明らかでない場合はスケーターズ・フェイバーとして
スケーターが判定によって不利益を被らないような判定が下される事があります。
★ジャンプの回転不足考察…★での内容には上記のように記載しておりましたが…
このように元選手視点でのジャンプを試み、踏み切る・着氷の感覚的な説明として書いてありますが
選手の感覚的な説明と、実際にジャッジが判定している瞬間にはズレがあるかもしれません。
ジャッジは、着氷した瞬間のエッジの向きや身体の向き全体で判断しているのでしょう。
『そんなバカなっ!』とお感じになるのはごもっとも…
ルールには踏み切りの瞬間・着氷の瞬間などの定義が書かれている文書を見つけられないのです。
ハンドブックにはジャンプを試みるとはの定義は存在します。
Wrong edgeに関しても、何をもって間違ったエッジなのか?という定義というか説明しているものが無いのです。
そこの問題をエントリーにしているのが以下です。
★スケーターズ・フェイバー?★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-117.html
フィギュアスケート競技にはゴルフのルールブックのように
一般のプレイヤー向けに販売されているようなルールブックが存在していないのです。
本当に必要なのは、誰もが入手できる形で、ルールを解りやすくするためのツールが必要なのではないかと思います。
ISU テクニカル・ハンドブックもISU コミュニケーションも、あくまで、競技関係者向けのテキストであり、一般向けではないから、いわゆる、競技関係者が常識として通用する事は記載されていないのです。
採点競技ですから、全体的な価値観の違いなどを受け入れるようにしているためかハンドブックやガイドラインというのは、解釈しやすい幅を持たせた記述が多いですね。
少なくとも日本のNet上に、ジャンプの回転不足を見る基準である記述というか、経験者の見解を載せたのは私が最初でしょう。
テイクオフとは? 着氷とは? など、一般向けに記載されていないのでルール解釈に推測や憶測が生まれる温床になっていると感じますしテクニカルやジャッジにも、ひょっとしたら認識が違うのかもしれないという疑念が生まれます。
スロー映像や停止で見てしまうと、感覚的に問題な事のように感じるかと思いますが
100分の何秒の世界の話ですから、特段、気にしなくてもいいと思います。
でも、ルールを事細かに設定している割には、アバウトだよなぁ…って感じちゃいますね。
このあたりは長い歴史のある競技がメジャースポーツ化しない要因なのではないか?と感じますね。
ややこしい、難しいという性質の採点競技こそ、出来るだけ明確なバイブルが必要だと思います。
コメント欄で紹介されていた海外サイトの情報も解りやすいCGが有りますね。
The Moves They Don’t Want You to See - NYTimes.com#tab=0#tab=0#tab=0#tab=1
http://www.nytimes.com/interactive/2010/02/23/sports/olympics/0223-downgrade.html#tab=1
CGにも、実際は滑っていきながら、エッジはこういったような感じで動くように作られていたら完璧でしたが。。。
踏み切り・着氷・ロングエッジの3つが載せられていますので確認してくださいね。
競技を観戦してきた年数や、現地観戦の経験(地方競技会~国際大会)スケートの経験の有無
ただ観て楽しむ方、贔屓選手を応援する方、全選手訳隔てなく応援する方。
ルールを詳しく勉強する方、かいつまんだ情報だけで観戦する方、様々の観戦スタイルがあるでしょうから。
スケートの見方は様々ですが、難しい技術でも、その質が低ければ高い評価を受けることが出来なかったり
美しいポジションだけが高評価だったりするわけではなく、あらゆる面で総合的に評価された得点の積み重ねが最終得点となります。
選手の得点を分析するのであれば、技の難易度や出来栄えを評価する一定の観戦スキルが必要ですし、それは簡単な事ではありません。
選手同士のプログラムを比較して、ひとつのジャンプの質や他のエレメンツの質ひとつで比べるほど単純なものではないですし小さなミスと大きなミスなど、同列で比較できるものでもありません。
Net上には、なかなか質の領域まで踏み込んだ、詳細な解説もありませんしTV解説者などによる、このエレメンツはココが凄いなど、一部分だけの情報程度が実態でしょう。
メジャー国際競技会などの実況席などはリンク最上部など直接目視が困難な位置に設置されているケースもありますし
解説では審判が判定に使う映像ではない別角度TV放送用映像で小さなモニター越しに解説している事も、解説と判定が違う結果になったりする原因のひとつです。
TV解説などでは、視聴者配慮的な事もありミスについて過度な指摘など(ネガティブ表現になりかねないもの)解説しない傾向があります。
専門的な詳しい解説をする事は可能ですが、様々な視聴者の中には、観戦が初めてという方もいますから難しい内容よりも、簡単な説明に終始するのが普通でしょう。
解説者は評論家的にも話せませんから、TVなどで届けられる情報は少ないです。
拙Blogでも、選手の演技感想などを載せる事も有りましたが長所部分を強調していても、欠点部分の指摘というか改善点はこの部分でしょうね…と、記述しただけでも、その記述に対して不愉快だと指摘される事がありますから、公共の電波を使う媒体では、表現方法は、細心の注意が図られているのでしょう。
拙Blogでは、観戦に役立ちそうな情報から、実際に滑っている方が参考になりそうな情報まで、いろんな角度から、エントリーにしています。
今後も、皆様の観戦に役立ちそうな情報発信を続けていきたいと思っています。
★Figure Skating Guideline★ エントリー 一覧
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-109.html
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-122.html
大変多くの反響コメントが寄せられまして…全ての方に個別のレスが困難であります。
追記した部分もございますので、本文もご確認頂けると幸いです。
レスコメントの代わりというのが、全ての方の回答として適切ではないケースも有るかと思いますが、ご容赦下さい。
まず、以下のエントリーを、先にご覧頂けると幸いです。
★フィギュアスケートとは何なのか?★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-102.html
★心のMyメダル…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-108.html
★CoPに対応していく事…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-105.html
エントリーコメント欄に私のレスも残ってありますが一部、抜粋して記載しておきます。
私自身も、個人的に疑問の残る採点結果が有ったり、ルール運用の問題点を何故改正していかない?
など、新システムに対しても、問題点があって、早急に改正すべき点がいくつかあると感じ、そのようなエントリーも書いています。
今回のエントリー趣旨の大きな部分は…
回転不足判定などルールを誤認していませんか? がメインテーマです。
そこの部分のコメントが少なかったのは残念です。
そして、多数派意見が少数派意見を投稿しづらい雰囲気になってしまうのは、せっかくのオープンコメントを用意しているBlogは少ないだけにもったいないなと感じませんか?
エントリーでは浅田選手とキム・ヨナ選手の動画を題材になってますが他の素晴らしい選手達のファンの方々も閲覧されているはず。
自分の思いだけぶつけるのではなく、閲覧者全員が読んで居る事を意識して投稿して頂けると、他の方も投稿しやすい雰囲気が構築されるかと思います。
特定選手の得点が高すぎる・評価がおかしいと疑問ばかりだと思うのなら…
まず、基本的なルール部分だけでも知って欲しいと思っているんです。
Net上にある、両選手の加工された映像や、前後の流れなく切り取られたポジション写真で自身が応援する選手がさも優れているかのように解説誘導しているものなどを、お手軽に信じちゃダメですよと、発信しただけです…
しかも、メディアまでもが誘導したり煽ったりしているのが大問題なんです。
どのメディアも浅田真央vsキム・ヨナでしたよね。
こういった姿勢にうんざりした人は多いと思います。
PS…
仮定の話ですが、もしも選手や関係者が競技の採点結果に大きな問題や欠陥があるのなら
ISUにも国際スポーツ裁判所にも提訴できます。
選手や関係者は、基本的にジャッジングは公平公正に行われているという前提で競技に臨んでいる訳です。
各国連盟も、そのような提訴などの動きは見受けられませんし
どこかナショナリズムを刺激して、それに過剰反応している側面があるのではないかと感じる事もございます。
一般のファンの方々がルールが解らない、おかしい、見た目と乖離しているという気持ちは
フィギュアスケート関係機関や関係者は真摯に受け止めねばなりません。
この新採点システム(IJS)は過渡期です。
新システムが誕生して、6年ほどですが、毎年、部分的に改正を行い
より公平公正なシステムになるように改革も進んでいる部分と
まだ、不十分で、むしろ後退したのではないかと指摘される部分もあるかと思います。
でも、選手や関係者、この世界で競技の中に身を置く者は唯一のルールの元で生きているのです。
唯一のルールの中で、疑問や疑念があろうとも、現役である以上、この中で戦っていかねばなりません。
専門家達の中で、ルールに関する議論が尽くされ、選手達にも観客の方々にも理解されるようなルールが出来上がるのが理想でしょう。
どんなスポーツもそのスポーツを発展させていくようなルールで無ければ衰退するという、ご意見はもっともだと思います。
ルールを作ったISU関係者も、審判も、この世界でフィギュアスケートを愛し
この競技の発展を願って作られたルールですが、何よりも一番の主役は選手です。
その選手達のために考え抜かれたルールでも、改正が必要な部分を議論を尽くして改正されているのです。
ファンのみなさんもフィギュアスケートを愛したり、選手を応援する気持ちはあるのと同様に
ISU関係者もコーチや、競技を支える関係者も、みなこの競技を愛しています。
問題のある部分は変わっていきます。
ですが、特定選手が得をする、特定国だけが得をするやその逆の現象が起こってはいけない。
ルールは全選手のためにあり、トップスケーターだけでなく、全てのカテゴリーの選手に平等に必要なものです。
自分の見た目と違うからおかしいではなく実際に直接影響を受ける選手達や関係者がルールに問題があると
大きな声が上がったときは、選手達を支持してあげて下さい。
選手達にとってルールは厄介な存在だと感じることもあればルール対応を頑張った結果、大きな収穫を得る事もあるのです。
スポーツマン達が自分が所属する団体のルールを、真っ向から否定していては競技に参加出来ません。
ファンの方々の気持ち、現場に携わっている者達の気持ちが一致した時に大きなウエーブが起こればいいのではないでしょうか。。。
**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**
さて、アンサーエントリーとしてですから
コメントに対する見解と回答が必要ですね。
一般の方々が競技を観た印象と得点が乖離しているという点ですが
どのぐらいの比率で、そのように感じておられているのかは定かではありませんが、一定以上の比率を占めているのでしょう。
皆様の疑問などを解消していけるように、経験者側の立場から出来るだけ解りやすいようにエントリーを準備していく所存です。
コメントの多くは、キム・ヨナ選手の得点が異常だとの記述が圧倒的に多いですが、異常だと発言するFS関係者は少ないです。
冷静に分析したFS関係者なども、違和感のあるコメントは少なかったと記憶しています。
日本ではメディアもファンの方々にも、注目度が高い2選手の動画を用意したのが、これほどの反応に繋がったのでしょうが
2選手だけの比較だけでは、フィギュアスケートの採点やルールは議論できないと思います。
点数などを検証するのであれば、せめて同一競技会の同カテゴリーの全選手から、少なくとも数人のサンプルを抜き出し検証すべきでしょう。
ISU テクニカル・パネル ハンドブック(旧ファーストエイド)'09-'10シーズン
http://www.skatingjapan.jp/data/fs/pdfs/comm/hb2009-single2009j.pdf
Japan Skating Federation Official Data Site ISU通達・国内規程
http://www.skatingjapan.jp/data/main_fs010.htm
ISU コミュニケーション1557号 シングルおよびペア・スケーティング
2009-2010 シーズンにおけるGOE および難度レベル
http://www.skatingjapan.jp/data/fs/pdfs/comm/comm1557j.pdf
★プロトコルから学ぶ…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-112.html
★ISUハンドブックを読もう…★
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★ISUコミュニケーション 1557号 日本語版リリース★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-80.html
★総構成点(PCS)考察…★
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リンクURLをベタベタ貼りましたが、全部なんていいません。
ポイントとなるべき部分だけでも、知っていて欲しいのです。
※上記 ★ISUハンドブックを読もう…★の中での以下の文章の件ですが…
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★ジャンプの回転不足考察…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-11.html
ジャンプを踏み切る瞬間とはブレードが氷から離れた瞬間ではありません。
同じく、着氷の瞬間もブレードの先が氷と接触した瞬間でもありません。
見ている感覚ではなく、閲覧者の皆様が実際に地上で跳び上がる動作をイメージしてジャンプを跳ぶという動作で考えてもらえばわかりやすいかと思いますが…
(見ている感覚では跳び上がった瞬間は氷から離れた瞬間に感じるかと思います)
実際に自分が跳ぶという感覚では地上から離れた瞬間は、もう飛び上がってる状態だと気付くはず。
飛行機などが離陸する瞬間と人間が跳び上がろうとした瞬間は違いますよね。
踏み切る瞬間とは踏み切り足に体重が乗った瞬間であり、エッジジャンプでは踏み切り姿勢で踏み込んだ瞬間
トウジャンプでは、まさにトウを衝こうとした瞬間です。(踏み切り足は体重が乗っている)
着氷に関しても、ブレード全体に体重が乗った瞬間に着氷したと言えます。
実際の状態では、どちらの瞬間も滑りながら移動(+回転運動)していますので
走り高跳びなどの地上でのジャンプの感覚とは若干違いがあります。
回転不足を判定する基準となるラインは上記ラインを結んだラインとなります。
(選手が高難度ジャンプの練習をしていて着氷痕を確認している時があります)
そして、すべてで明らかでない場合はスケーターズ・フェイバーとして
スケーターが判定によって不利益を被らないような判定が下される事があります。
★ジャンプの回転不足考察…★での内容には上記のように記載しておりましたが…
このように元選手視点でのジャンプを試み、踏み切る・着氷の感覚的な説明として書いてありますが
選手の感覚的な説明と、実際にジャッジが判定している瞬間にはズレがあるかもしれません。
ジャッジは、着氷した瞬間のエッジの向きや身体の向き全体で判断しているのでしょう。
『そんなバカなっ!』とお感じになるのはごもっとも…
ルールには踏み切りの瞬間・着氷の瞬間などの定義が書かれている文書を見つけられないのです。
ハンドブックにはジャンプを試みるとはの定義は存在します。
Wrong edgeに関しても、何をもって間違ったエッジなのか?という定義というか説明しているものが無いのです。
そこの問題をエントリーにしているのが以下です。
★スケーターズ・フェイバー?★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-117.html
フィギュアスケート競技にはゴルフのルールブックのように
一般のプレイヤー向けに販売されているようなルールブックが存在していないのです。
本当に必要なのは、誰もが入手できる形で、ルールを解りやすくするためのツールが必要なのではないかと思います。
ISU テクニカル・ハンドブックもISU コミュニケーションも、あくまで、競技関係者向けのテキストであり、一般向けではないから、いわゆる、競技関係者が常識として通用する事は記載されていないのです。
採点競技ですから、全体的な価値観の違いなどを受け入れるようにしているためかハンドブックやガイドラインというのは、解釈しやすい幅を持たせた記述が多いですね。
少なくとも日本のNet上に、ジャンプの回転不足を見る基準である記述というか、経験者の見解を載せたのは私が最初でしょう。
テイクオフとは? 着氷とは? など、一般向けに記載されていないのでルール解釈に推測や憶測が生まれる温床になっていると感じますしテクニカルやジャッジにも、ひょっとしたら認識が違うのかもしれないという疑念が生まれます。
スロー映像や停止で見てしまうと、感覚的に問題な事のように感じるかと思いますが
100分の何秒の世界の話ですから、特段、気にしなくてもいいと思います。
でも、ルールを事細かに設定している割には、アバウトだよなぁ…って感じちゃいますね。
このあたりは長い歴史のある競技がメジャースポーツ化しない要因なのではないか?と感じますね。
ややこしい、難しいという性質の採点競技こそ、出来るだけ明確なバイブルが必要だと思います。
コメント欄で紹介されていた海外サイトの情報も解りやすいCGが有りますね。
The Moves They Don’t Want You to See - NYTimes.com#tab=0#tab=0#tab=0#tab=1
http://www.nytimes.com/interactive/2010/02/23/sports/olympics/0223-downgrade.html#tab=1
CGにも、実際は滑っていきながら、エッジはこういったような感じで動くように作られていたら完璧でしたが。。。
踏み切り・着氷・ロングエッジの3つが載せられていますので確認してくださいね。
競技を観戦してきた年数や、現地観戦の経験(地方競技会~国際大会)スケートの経験の有無
ただ観て楽しむ方、贔屓選手を応援する方、全選手訳隔てなく応援する方。
ルールを詳しく勉強する方、かいつまんだ情報だけで観戦する方、様々の観戦スタイルがあるでしょうから。
スケートの見方は様々ですが、難しい技術でも、その質が低ければ高い評価を受けることが出来なかったり
美しいポジションだけが高評価だったりするわけではなく、あらゆる面で総合的に評価された得点の積み重ねが最終得点となります。
選手の得点を分析するのであれば、技の難易度や出来栄えを評価する一定の観戦スキルが必要ですし、それは簡単な事ではありません。
選手同士のプログラムを比較して、ひとつのジャンプの質や他のエレメンツの質ひとつで比べるほど単純なものではないですし小さなミスと大きなミスなど、同列で比較できるものでもありません。
Net上には、なかなか質の領域まで踏み込んだ、詳細な解説もありませんしTV解説者などによる、このエレメンツはココが凄いなど、一部分だけの情報程度が実態でしょう。
メジャー国際競技会などの実況席などはリンク最上部など直接目視が困難な位置に設置されているケースもありますし
解説では審判が判定に使う映像ではない別角度TV放送用映像で小さなモニター越しに解説している事も、解説と判定が違う結果になったりする原因のひとつです。
TV解説などでは、視聴者配慮的な事もありミスについて過度な指摘など(ネガティブ表現になりかねないもの)解説しない傾向があります。
専門的な詳しい解説をする事は可能ですが、様々な視聴者の中には、観戦が初めてという方もいますから難しい内容よりも、簡単な説明に終始するのが普通でしょう。
解説者は評論家的にも話せませんから、TVなどで届けられる情報は少ないです。
拙Blogでも、選手の演技感想などを載せる事も有りましたが長所部分を強調していても、欠点部分の指摘というか改善点はこの部分でしょうね…と、記述しただけでも、その記述に対して不愉快だと指摘される事がありますから、公共の電波を使う媒体では、表現方法は、細心の注意が図られているのでしょう。
拙Blogでは、観戦に役立ちそうな情報から、実際に滑っている方が参考になりそうな情報まで、いろんな角度から、エントリーにしています。
今後も、皆様の観戦に役立ちそうな情報発信を続けていきたいと思っています。
参考にさせて頂いたWEBサイト様には感謝いたします。
★Figure Skating Guideline★ エントリー 一覧
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-109.html
ぽちっとな♪(*・・)σ
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最後まで、読んで頂きありがとうございました。
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お気軽にコメントも、お寄せ下さいね。
拙Blog記事を参考にして頂く事は大変光栄ですが
記事の引用や転載は、コメント欄で結構ですので連絡をして下さい。
Blog記事内容の無断転載・引用はお断りしています。
記事の紹介&トラックバックは大歓迎です。
リンク元URLをサイト内で明記して下さい。
画面の向こうには、数多くの閲覧者の方々がいらっしゃいます。
選手個人及び関係者 コメント投稿者・閲覧者などへの記述には
礼節や一般常識を守って頂けますようお願い申し上げます。
投稿は必ずパスワードを入力して、後ほど編集・削除が出来るようにして下さい。
ρ゛(・・*) ぽちっとなっ♪ 【拍手ボタン】を押して頂けると喜びます。
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★回転不足判定の誤解?★
当Blogで取り上げる事は大変不本意なのですが
競技会の度に、同様の質問や疑問・不満などがコメント欄に寄せられます。
当Blogが〇〇知恵袋や2ちゃんねるなどの掲示板群(迷惑)に取り上げられると大勢の方々がお越しになるのですが…
堂々巡りをしているのではないかと感じる事が多くなりました。
現五輪チャンピオンと現世界チャンピオン
女子シングルのたったふたりの選手の競技結果だけについてエントリーコメント欄が議論の場になってしまうのは、何かおかしくないか? と、思うのです。
エントリーを更新する度に同じような質問に何度も答えるのは骨が折れます。
多く寄せられるような質問は、エントリーの内容に回答が載っているケースがあります。
★Figure Skating Guideline★ エントリー 一覧
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-109.html
Blog内には様々な角度から考察を載せていますが
当Blogに何度もお越しになっておられる方々には認知されているかと思いますが、まだまだ一般的な認知度は浸透していないようです。
特に閲覧者が多いのは有名選手名の入ったエントリーと以下のエントリー群です。
★ジャンプの回転不足考察…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-11.html
★ジャッジの世界…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-43.html
★総構成点(PCS)考察…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-50.html
Blogに寄せられる質問や疑問。不満等の多くは
浅田真央選手・キム・ヨナ選手に対するものが圧倒的に多くなっています。
メディア等に取り上げられる頻度が圧倒的に多いので仕方がないのでしょうが。
その両選手に対する事で、コメントやメッセージなどの質問には両選手への得点に対する疑問が圧倒的です。
GoEの加点に対する疑問などは、エントリーのいくつかに、どのようにすれば加点を得られるのか書かれています。
★CoPに対応していく事…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-105.html
★CoP対応力とスケーターの本能とプライドとの兼ね合い…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-116.html
競技結果に関しては、フィギュアスケートを見る目を養い
どの様なものが高評価を得られるのか、どの様なものがエラーなのか?
など、様々な観点で見る必要がありますが、旧採点時代とは違い、新採点システムには競技の詳細(プロトコル)が競技終了後に公開されます。
競技のビデオとプロトコルを照らし合わせ、様々な競技ルールに精通していけば印象との乖離は少なくなるかと思います。
大切なのは、公平な観点で好きな選手でもライバル選手でも公平かつ客観的に見ることです。
★プロトコルから学ぶ…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-112.html
★ISUハンドブックを読もう…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-115.html
それでも疑問が解決されない方はプロトコル分析をされているサイト情報も合わせてご覧下さい。
13マクロ館+日光&自然 大好き!!
http://akuji.typepad.jp/blog/
数字の中から見えてくるものもあるのです。
たったひとつのGoEがおかしい! というような見方だけで特定選手の評価がおかしいとかジャッジがおかしいなどと結論付けるのは早計です。
**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**
どうも、その原因のひとつかもしれないと感じたのが以下の動画群です。
ココは日本ですから、どうしても浅田真央選手中心の動画になっておりますが
世界のトップスケーター達は様々な個性を持ち、素晴らしい努力と自己研鑽の結果、世界の頂点を狙えるような選手に成長しました。
私には、両選手への特別な思い入れなどは持っておりませんし、全選手平等な観点で見るように心がけていますので、妙な憶測や誤解などなさらぬよう、お願い致します。
代表的な質問の中でも、圧倒的に多いのが
『浅田選手は回転不足判定を受ける事が多いのに
何故?キム・ヨナ選手は回転不足を見逃されているのでしょうか?』
『浅田真央選手の3Aは回りきっているように見えてもDGされ
キム・ヨナ選手のジャンプは見逃され続けているのは陰謀や不正行為があるから?』
などです。
そんな中、よくよく考えると、気になる事がひとつ。
『浅田真央選手の3Aは1/4以内の回転不足で着氷も綺麗に決まっているのに
キム・ヨナ選手のジャンプは明らかに1/4以上不足のジャンプが見逃されている』
私はキム・ヨナ選手だけが意図的に見逃されるはずが無いのにどうして?
そもそも、テクニカル・パネルもジャッジ・パネルも回転不足の判定は、それぞれ両者でやっているのに全員が見逃すわけが無いだろう。。。
と、個人的には世の中のファンの方々には陰謀論や不正がまかり通っている世界だと認識されているのかと思うと残念な気持ちになっていました。
よく質問と一緒に送られてくる動画のURL…
その中のひとつに、私の疑問が晴れる動画が有りました。。。
今までの質問や疑問などを寄せられた方々の中には、このような動画の説明を鵜呑みにしていた人がいるのでしょう。。。
キーワードを並べるだけで目的の情報が見つかるのは便利ですが、必ずしもフィギュアスケートの情報は正しいものばかりでは有りません。
紹介しているような動画は特定選手を貶めるために作成された可能性が高く、ルール認識に問題が有ったり、勝手な解釈が入っているものが多いです。
先日は公共の電波を使い、さもフィギュアスケート界には不正や陰謀が渦巻いているかのような発言をした
不届者のスポーツライターまで登場しましたし。
プロのライターであれば、正式に取材を申し込めばスケート関係者やスケート連盟の見解も聞ける立場でありながら
ロクに取材もせずに、2ちゃんねるなどからかき集めてきたような情報を本当にあるかのように話すのは、スケート界に対する風評被害をばら撒く行為です。
人気のあるTV番組の中でこの件に関しては脚色が酷く、論理性も酷い。
客観的事実を捻じ曲げて話しています。
数多くの視聴者が有名なスポーツライターさんが話す事だからと信じてしまう可能性がある。
一般人がBlogなどで個人的な見解を表現するのとは訳が違います。
浅田真央選手を褒める事で視聴者の心をつかもうとしているのかもしれませんが競技の根幹部分を馬鹿にしたような人物は、この競技に携わる選手も関係者の方々も、ひいてはファンをもバカにしているも同然です。
その事に比べたら、以下の動画はかわいいものかもしれませんが、誤った認識で、両選手のファン同士が骨肉の場外乱闘まがいをしているのは気の毒です。
両者共に誤った認識でケンカしているのですから。。。
【ゆっくり解説3:浅田真央の回転不足(ネコでもわかる解答つき)】‐ニコニコ動画(9)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9693956
一生懸命動画の作成をし、アップロードした方には申し訳ないですが完全に認識を誤っていますよね。。。
もしくは、わざと、正当性を訴えるために作為的な事をしたのかもしれません。
回転不足における着氷角度の認識がです。
バックで降りてくる回転不足の1/4の過不足をどうして、どう考えたらこのような解釈になったのが不思議なんですが。
このような回転不足判定の認識が、一部の方にはスタンダード化?してしまったのでしょうか。
これで、いくつか当Blogのコメント欄に書かれてあった謎が解けました。
以下の図をご覧下さい。
上方から下方がジャンプの軌道です。
水色・薄い黄色~赤いエリアに抜けるラインが1/4基準ライン。
赤線・紺線がブレードの向き(トウは白点)
太い赤線は回転不足判定を受けてしまうブレードの着氷角度
太い紺線は回転不足判定を受けないブレードの着氷角度
グリーンエリアが適性回転での着氷エリア
水色のエリアは回転不足気味の1/4未満の着氷エリア
薄い黄色&黄色のエリアが1/4超の回転不足エリア
紫のエリアは1/2超の回転不足
グレーのエリアは回転過多
グレーの範囲内まで回る事は少ないですが 無理な着氷範囲で
ステップアウトや転倒に繋がるエリアです。
赤のエリアはジャンパーがパンクした際など本能的に避けるエリア
(このエリアで回転動作をやめて降りてくることは絶対に無い)
薄い黄色&黄色の範囲内が多い回転不足エリア、もしくは桜色(完全に足りない)
水色の範囲内は1/4未満の回転不足の判定を受ける可能性はあるが
実質的にGoEが-1される運用は少ないと思われるエリア
理想的な着氷角度は 紺色線の2・3・4番目
赤線4番目・紺色線の1番目は、いわゆるグリ降りになり
紺色線2番目ぐらいまで回転していないと綺麗に着氷が伸びない
赤線の2・3番目は完全に回転不足となり、両足着氷や
例え着氷を片足で迎えても、完全なグリ降りとなり
着氷痕(トレースもCの字)も伸びが無くなります。
赤線の1番は、完全な前向き着氷で、ほぼ両足着氷になり
転倒を防ぐのが精一杯の不完全ジャンプで
違和感を感じ、とっさに半回転落として転倒を防ぐために
前向きで降りてくるケースです。
一般の方の見分けるコツは、スケートのブレード(靴)が
跳んできた方向から後方へ向いており、その後緩やかなカーブでまっすぐ流れていくか?
というように確認して頂ければ良いかと思います。
滑りぬけていく方向と直角になるようなブレード(靴)の角度は
回転不足判定を受け兼ねないという事です。
以上の内容を踏まえた上で、この選手のこのジャンプは回転不足?
と、いうような疑問を抱いたジャンプを検証してみてください。
上記画像は、左からA・S・Lo想定 T想定 F想定 Lz想定
左から1・2番目は微妙な位置
残りは概ね回転不足は無いと判断される範囲に着氷表示しています。
左から2つは、微妙な位置ですとご覧のようにトレース痕が窮屈なトレースになり
右の2つは、適正な範囲で着氷しているので、トレース痕が伸びています。
全て、認定されたジャンプと仮定しても、GoEの評価は変わります。
もちろん、これだけで判断している訳ではないので、ご注意下さい。
説明せずとも、GoEがどちらが良いのかは一目瞭然ですね。
尚、ジャンプにはプレローテションなる概念はありません。
〇〇選手のジャンプはプレロテで減点されている。というような説明は間違いです。
ごまかした踏み切りとして、チート(稚拙)なジャンプとして減点対象ですが
このごまかした踏み切りに該当する可能性のあるジャンプはトウループです。
レアケースとしてアクセルジャンプが該当する場合もありますが。
回転不足判定は着氷の1/4回転不足でDGされるケースと
稚拙な踏み切りとして、主にトウループ、レアケースでのアクセルで
明らかに前向き(トウループ)及び 後ろ向きに近い(アクセル)で
回転不足判定を受けるケースの2種類があります。
一般的には、世界トップクラスの選手達は稚拙な踏み切りで
DGされるケースは、ごく稀だと認識されていても大丈夫でしょう。
尚、ジャンプの性質上カーブに乗った状態で踏み切りを開始するので
完全に離氷するまでにに90度程度は回転してしまうのが普通です。
テクニカル・パネル ハンドブックより…
※ 明らかに前向き(アクセル・ジャンプの場合には後ろ向き)踏み切りのジャンプは
ごまかしジャンプとみなされる。
トウ・ループが,最も一般的に踏み切りにおいてのごまかしがあるジャンプである。
テクニカル・パネルは,(しばしばコンビネーションやシークェンスにおいて)
踏み切りでのごまかしでダウングレードを行うかの決定する際に
リプレイで確認することができるのは通常速度のみである。
Japan Skating Federation Official Data Site
http://www.skatingjapan.jp/data/main_fs010.htm
テクニカル・パネルでは回転不足判定やWrong edge判定など
得点に影響を及ぼす判定は、チーム内で意識合わせを行い
基準値を明確に上回るケースはDGや"e”判定というように
若干テクニカル・パネルには差異があると推察されます。
もちろん、選手別というわけではなく、決めた範囲は全員平等に適用されます。
このテクニカル・パネルは甘い目・辛い目だとお感じになるのは、そのためかと思われます。
回転不足のボーダーラインである1/4(90度)が分度器で測られるわけでは有りませんから
微妙な範囲(±10前後等)をどういった扱いにするのかの意識合わせなのだと推察します。
(この部分に関しては、あくまで個人的な推察です。)
それはおかしいのではないか? とのお考えも有るかと思いますが。
全員が同じ基準で有るならば、問題ないと思います。
テクニカル・パネルの判定は、ほとんど基本目視です。
間違いが起こらないように、補足的にレビューで最終確認しています。
同じようにジャッジ・パネルも目視判定が基本です。
フィギュアスケート競技をスローで見たり、モニター越しに判定するよりも
直接、選手をスケーティング動作全てを見て判定しています。
回転不足は1/4など、一定していますがWrong edgeは間違ったエッジに乗った時間が長い・短い というように
少し曖昧ですので、どの程度を取るか?という意識合わせは必要ですよね。
尚、TV映像のスローや切り取った静止画などで検証しても、あまり意味がありません。
フィギュアスケーティング競技を画面の中で2次元的に見ても、ハッキリした事はわかりません。
ジャッジ団はリンクの一番近くで、3次元のリアルな世界で判定しています。
その他ジャンプの踏み切りの方向などの定義というか
回転不足に関する詳しい内容は、以下のエントリーにまとめてあります。
★ジャンプの回転不足考察…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-11.html
閲覧者の皆様にお願い
今回のエントリーで『回転不足の認識を誤解してたよ~!』って方は
エントリー最下部にある【拍手ボタン】を押してくださいね。
意外と多かったのか? 心配なものですから。(笑)
★Figure Skating Guideline★ エントリー 一覧
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-109.html
競技会の度に、同様の質問や疑問・不満などがコメント欄に寄せられます。
当Blogが〇〇知恵袋や2ちゃんねるなどの掲示板群(迷惑)に取り上げられると大勢の方々がお越しになるのですが…
堂々巡りをしているのではないかと感じる事が多くなりました。
現五輪チャンピオンと現世界チャンピオン
女子シングルのたったふたりの選手の競技結果だけについてエントリーコメント欄が議論の場になってしまうのは、何かおかしくないか? と、思うのです。
エントリーを更新する度に同じような質問に何度も答えるのは骨が折れます。
多く寄せられるような質問は、エントリーの内容に回答が載っているケースがあります。
★Figure Skating Guideline★ エントリー 一覧
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-109.html
Blog内には様々な角度から考察を載せていますが
当Blogに何度もお越しになっておられる方々には認知されているかと思いますが、まだまだ一般的な認知度は浸透していないようです。
特に閲覧者が多いのは有名選手名の入ったエントリーと以下のエントリー群です。
★ジャンプの回転不足考察…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-11.html
★ジャッジの世界…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-43.html
★総構成点(PCS)考察…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-50.html
Blogに寄せられる質問や疑問。不満等の多くは
浅田真央選手・キム・ヨナ選手に対するものが圧倒的に多くなっています。
メディア等に取り上げられる頻度が圧倒的に多いので仕方がないのでしょうが。
その両選手に対する事で、コメントやメッセージなどの質問には両選手への得点に対する疑問が圧倒的です。
GoEの加点に対する疑問などは、エントリーのいくつかに、どのようにすれば加点を得られるのか書かれています。
★CoPに対応していく事…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-105.html
★CoP対応力とスケーターの本能とプライドとの兼ね合い…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-116.html
競技結果に関しては、フィギュアスケートを見る目を養い
どの様なものが高評価を得られるのか、どの様なものがエラーなのか?
など、様々な観点で見る必要がありますが、旧採点時代とは違い、新採点システムには競技の詳細(プロトコル)が競技終了後に公開されます。
競技のビデオとプロトコルを照らし合わせ、様々な競技ルールに精通していけば印象との乖離は少なくなるかと思います。
大切なのは、公平な観点で好きな選手でもライバル選手でも公平かつ客観的に見ることです。
★プロトコルから学ぶ…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-112.html
★ISUハンドブックを読もう…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-115.html
それでも疑問が解決されない方はプロトコル分析をされているサイト情報も合わせてご覧下さい。
13マクロ館+日光&自然 大好き!!
http://akuji.typepad.jp/blog/
数字の中から見えてくるものもあるのです。
たったひとつのGoEがおかしい! というような見方だけで特定選手の評価がおかしいとかジャッジがおかしいなどと結論付けるのは早計です。
**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**
どうも、その原因のひとつかもしれないと感じたのが以下の動画群です。
ココは日本ですから、どうしても浅田真央選手中心の動画になっておりますが
世界のトップスケーター達は様々な個性を持ち、素晴らしい努力と自己研鑽の結果、世界の頂点を狙えるような選手に成長しました。
私には、両選手への特別な思い入れなどは持っておりませんし、全選手平等な観点で見るように心がけていますので、妙な憶測や誤解などなさらぬよう、お願い致します。
代表的な質問の中でも、圧倒的に多いのが
『浅田選手は回転不足判定を受ける事が多いのに
何故?キム・ヨナ選手は回転不足を見逃されているのでしょうか?』
『浅田真央選手の3Aは回りきっているように見えてもDGされ
キム・ヨナ選手のジャンプは見逃され続けているのは陰謀や不正行為があるから?』
などです。
そんな中、よくよく考えると、気になる事がひとつ。
『浅田真央選手の3Aは1/4以内の回転不足で着氷も綺麗に決まっているのに
キム・ヨナ選手のジャンプは明らかに1/4以上不足のジャンプが見逃されている』
私はキム・ヨナ選手だけが意図的に見逃されるはずが無いのにどうして?
そもそも、テクニカル・パネルもジャッジ・パネルも回転不足の判定は、それぞれ両者でやっているのに全員が見逃すわけが無いだろう。。。
と、個人的には世の中のファンの方々には陰謀論や不正がまかり通っている世界だと認識されているのかと思うと残念な気持ちになっていました。
よく質問と一緒に送られてくる動画のURL…
その中のひとつに、私の疑問が晴れる動画が有りました。。。
今までの質問や疑問などを寄せられた方々の中には、このような動画の説明を鵜呑みにしていた人がいるのでしょう。。。
キーワードを並べるだけで目的の情報が見つかるのは便利ですが、必ずしもフィギュアスケートの情報は正しいものばかりでは有りません。
紹介しているような動画は特定選手を貶めるために作成された可能性が高く、ルール認識に問題が有ったり、勝手な解釈が入っているものが多いです。
先日は公共の電波を使い、さもフィギュアスケート界には不正や陰謀が渦巻いているかのような発言をした
不届者のスポーツライターまで登場しましたし。
プロのライターであれば、正式に取材を申し込めばスケート関係者やスケート連盟の見解も聞ける立場でありながら
ロクに取材もせずに、2ちゃんねるなどからかき集めてきたような情報を本当にあるかのように話すのは、スケート界に対する風評被害をばら撒く行為です。
人気のあるTV番組の中でこの件に関しては脚色が酷く、論理性も酷い。
客観的事実を捻じ曲げて話しています。
数多くの視聴者が有名なスポーツライターさんが話す事だからと信じてしまう可能性がある。
一般人がBlogなどで個人的な見解を表現するのとは訳が違います。
浅田真央選手を褒める事で視聴者の心をつかもうとしているのかもしれませんが競技の根幹部分を馬鹿にしたような人物は、この競技に携わる選手も関係者の方々も、ひいてはファンをもバカにしているも同然です。
その事に比べたら、以下の動画はかわいいものかもしれませんが、誤った認識で、両選手のファン同士が骨肉の場外乱闘まがいをしているのは気の毒です。
両者共に誤った認識でケンカしているのですから。。。
【ゆっくり解説3:浅田真央の回転不足(ネコでもわかる解答つき)】‐ニコニコ動画(9)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9693956
一生懸命動画の作成をし、アップロードした方には申し訳ないですが完全に認識を誤っていますよね。。。
もしくは、わざと、正当性を訴えるために作為的な事をしたのかもしれません。
回転不足における着氷角度の認識がです。
バックで降りてくる回転不足の1/4の過不足をどうして、どう考えたらこのような解釈になったのが不思議なんですが。
このような回転不足判定の認識が、一部の方にはスタンダード化?してしまったのでしょうか。
これで、いくつか当Blogのコメント欄に書かれてあった謎が解けました。
以下の図をご覧下さい。

上方から下方がジャンプの軌道です。
水色・薄い黄色~赤いエリアに抜けるラインが1/4基準ライン。
赤線・紺線がブレードの向き(トウは白点)
太い赤線は回転不足判定を受けてしまうブレードの着氷角度
太い紺線は回転不足判定を受けないブレードの着氷角度
グリーンエリアが適性回転での着氷エリア
水色のエリアは回転不足気味の1/4未満の着氷エリア
薄い黄色&黄色のエリアが1/4超の回転不足エリア
紫のエリアは1/2超の回転不足
グレーのエリアは回転過多
グレーの範囲内まで回る事は少ないですが 無理な着氷範囲で
ステップアウトや転倒に繋がるエリアです。
赤のエリアはジャンパーがパンクした際など本能的に避けるエリア
(このエリアで回転動作をやめて降りてくることは絶対に無い)
薄い黄色&黄色の範囲内が多い回転不足エリア、もしくは桜色(完全に足りない)
水色の範囲内は1/4未満の回転不足の判定を受ける可能性はあるが
実質的にGoEが-1される運用は少ないと思われるエリア
理想的な着氷角度は 紺色線の2・3・4番目
赤線4番目・紺色線の1番目は、いわゆるグリ降りになり
紺色線2番目ぐらいまで回転していないと綺麗に着氷が伸びない
赤線の2・3番目は完全に回転不足となり、両足着氷や
例え着氷を片足で迎えても、完全なグリ降りとなり
着氷痕(トレースもCの字)も伸びが無くなります。
赤線の1番は、完全な前向き着氷で、ほぼ両足着氷になり
転倒を防ぐのが精一杯の不完全ジャンプで
違和感を感じ、とっさに半回転落として転倒を防ぐために
前向きで降りてくるケースです。
一般の方の見分けるコツは、スケートのブレード(靴)が
跳んできた方向から後方へ向いており、その後緩やかなカーブでまっすぐ流れていくか?
というように確認して頂ければ良いかと思います。
滑りぬけていく方向と直角になるようなブレード(靴)の角度は
回転不足判定を受け兼ねないという事です。
以上の内容を踏まえた上で、この選手のこのジャンプは回転不足?
と、いうような疑問を抱いたジャンプを検証してみてください。

上記画像は、左からA・S・Lo想定 T想定 F想定 Lz想定
左から1・2番目は微妙な位置
残りは概ね回転不足は無いと判断される範囲に着氷表示しています。
左から2つは、微妙な位置ですとご覧のようにトレース痕が窮屈なトレースになり
右の2つは、適正な範囲で着氷しているので、トレース痕が伸びています。
全て、認定されたジャンプと仮定しても、GoEの評価は変わります。
もちろん、これだけで判断している訳ではないので、ご注意下さい。
説明せずとも、GoEがどちらが良いのかは一目瞭然ですね。
尚、ジャンプにはプレローテションなる概念はありません。
〇〇選手のジャンプはプレロテで減点されている。というような説明は間違いです。
ごまかした踏み切りとして、チート(稚拙)なジャンプとして減点対象ですが
このごまかした踏み切りに該当する可能性のあるジャンプはトウループです。
レアケースとしてアクセルジャンプが該当する場合もありますが。
回転不足判定は着氷の1/4回転不足でDGされるケースと
稚拙な踏み切りとして、主にトウループ、レアケースでのアクセルで
明らかに前向き(トウループ)及び 後ろ向きに近い(アクセル)で
回転不足判定を受けるケースの2種類があります。
一般的には、世界トップクラスの選手達は稚拙な踏み切りで
DGされるケースは、ごく稀だと認識されていても大丈夫でしょう。
尚、ジャンプの性質上カーブに乗った状態で踏み切りを開始するので
完全に離氷するまでにに90度程度は回転してしまうのが普通です。
テクニカル・パネル ハンドブックより…
※ 明らかに前向き(アクセル・ジャンプの場合には後ろ向き)踏み切りのジャンプは
ごまかしジャンプとみなされる。
トウ・ループが,最も一般的に踏み切りにおいてのごまかしがあるジャンプである。
テクニカル・パネルは,(しばしばコンビネーションやシークェンスにおいて)
踏み切りでのごまかしでダウングレードを行うかの決定する際に
リプレイで確認することができるのは通常速度のみである。
Japan Skating Federation Official Data Site
http://www.skatingjapan.jp/data/main_fs010.htm
テクニカル・パネルでは回転不足判定やWrong edge判定など
得点に影響を及ぼす判定は、チーム内で意識合わせを行い
基準値を明確に上回るケースはDGや"e”判定というように
若干テクニカル・パネルには差異があると推察されます。
もちろん、選手別というわけではなく、決めた範囲は全員平等に適用されます。
このテクニカル・パネルは甘い目・辛い目だとお感じになるのは、そのためかと思われます。
回転不足のボーダーラインである1/4(90度)が分度器で測られるわけでは有りませんから
微妙な範囲(±10前後等)をどういった扱いにするのかの意識合わせなのだと推察します。
(この部分に関しては、あくまで個人的な推察です。)
それはおかしいのではないか? とのお考えも有るかと思いますが。
全員が同じ基準で有るならば、問題ないと思います。
テクニカル・パネルの判定は、ほとんど基本目視です。
間違いが起こらないように、補足的にレビューで最終確認しています。
同じようにジャッジ・パネルも目視判定が基本です。
フィギュアスケート競技をスローで見たり、モニター越しに判定するよりも
直接、選手をスケーティング動作全てを見て判定しています。
回転不足は1/4など、一定していますがWrong edgeは間違ったエッジに乗った時間が長い・短い というように
少し曖昧ですので、どの程度を取るか?という意識合わせは必要ですよね。
尚、TV映像のスローや切り取った静止画などで検証しても、あまり意味がありません。
フィギュアスケーティング競技を画面の中で2次元的に見ても、ハッキリした事はわかりません。
ジャッジ団はリンクの一番近くで、3次元のリアルな世界で判定しています。
その他ジャンプの踏み切りの方向などの定義というか
回転不足に関する詳しい内容は、以下のエントリーにまとめてあります。
★ジャンプの回転不足考察…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-11.html
閲覧者の皆様にお願い
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意外と多かったのか? 心配なものですから。(笑)
参考にさせて頂いたWEBサイト様には感謝いたします。
★Figure Skating Guideline★ エントリー 一覧
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-109.html
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