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★'10-'11シーズン ISUハンドブック★ ステップ・スパイラル編

フィギュアスケート競技は採点競技という事で
非常にルールも複雑で難しいと感じられるかと思います。

見た目にもわかりやすい、転倒やバランスを崩したなどのミスは容易に見分けられますが
成功しているような技術にも難易度に沿った細かい採点がなされ
技ひとつひとつにも技術の質を採点し点数化するシステムになっており
明確なミスを他の技の得点でカバー出来たりしますし、単純比較出来ないほど複雑です。

ルールを知りルール運用がどの様に行われているのかを知れば競技観戦に役立つかと思います。

今回のエントリーテーマ
【テクニカル・パネル・ハンドブック】は技術審判チームが
スケーターが実施した要素の判定に使われるものです。

以下のリンクは昨シーズンのエントリー
ハンドブックに関する説明を載せています。

★ISUハンドブックを読もう…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-115.html

ISU テクニカル・パネル ハンドブック(旧ファーストエイド)'09-'10シーズン
http://www.skatingjapan.jp/data/fs/pdfs/comm/hb2009-single2009j.pdf

以下のリンクは今シーズンのもの。

ISU ハンドブック 2010-2011 シングル(PDF)
http://www.skatingjapan.jp/data/fs/pdfs/comm/2010hb_single_0717j_b.pdf

Japan Skating Federation Official Data Site ISU通達・国内規程
http://www.skatingjapan.jp/data/main_fs010.htm
 
PROVISIONAL - Special Regulations and Technical Rules
Single and Pair Skating and Ice Dance 2010

ISU
コミュニケーション1611に関するBlogエントリー

'10-'11シーズン ルール改正考察
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-135.html 


**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**

以下…ポイントとなる部分は着色標記しておきます。 
下線が引かれている記述は昨シーズンから変更されている部分。 

               テクニカル パネル ハンドブック
               ステップ・シークェンス

                        ルール

ショート・プログラム

シニア男子・ジュニア男子およびシニア女子・ジュニア女子は、ショート・
プログラムで
1つのステップ・シークェンスを含まなければならない。
ステップ・シークェンスの形状:
-
ストレート・ライン・ステップ・シークェンス:ほぼ直線状を維持しながら、
氷面の短辺
のフェンスの任意の位置から開始し、反対側の氷面の短辺の
フェンスの任意の位置
へ向かう。または
-
サーキュラー・ステップ・シークェンス:氷面の幅を一杯に使って、完全な円
または楕
円状に滑る。または
-
サーペンタイン・ステップ・シークェンス:氷面の一方の端から始め、氷面の
幅の半分
はある少なくとも2 つのはっきりしたカーブの連続で滑走し、反対側の
端で終わる。

ステップ・シークェンスの中には、表外ジャンプを含めてもよい。音楽に合った
短い停止は
許される。逆行は禁止されていない。

フリー・スケーティング

よくバランスの取れたフリー・スケーティング・プログラムには、シニア男子
では2つの異な
る性質のステップ・シークェンスを含まなければならず、シニア女子・ジュニア男子・ジュニア女子では1 つのステップ・シークェンスを含まなければならない。
どのような種類のステップ・シークェンスを行うかは全く競技者の自由である。
ステップ・シ
ークェンスの中でジャンプを行ってもよい。
しかし、ステップ・シークェンスは氷面を十分に
利用したものでなければならない。
短すぎてやっとそれと分かるようなものはステップ・シ
ークェンスの要件を
満たすとは見なされない。

シニア男子では、(実施順で)2 回目のステップ・シークェンスには常に固定された基礎値(BV)が与えられ、コリオグラフィック・ステップ・シークェンスとコールされ、ジャッジによるGOE でのみ評価される。
このステップ・シークェンスは、氷面を十分に利用したものであ
ればいかなる形状でもよい。

                         レベル特徴


1)
シークェンス中のターンおよびステップがやや多様(レベル2)、多様(レベル3)、複雑(レベル4)である(必須
)
2)
完全に体が回転する両方向(左と右)への(ターン、ステップによる)回転.
各回転方向とも全体でパターンの少なくと
1/3 はカバーすること
3)
上半身の動きを使っている
4)
少なくともパターンの半分を片足のみで行う
5)
難しいターン(ロッカー、カウンター、ブラケット、ツウィズル)の組み合わせが両方向に素早く行われること
(シークェンス中で少なくとも2 ヶ所


                       明確化

パターン

ストレート・ライン 一方の短辺フェンス側から他方の短辺フェンス
側に。

サーペンタイン 2 つあるいは3 つのはっきりとしたカーブを描く。
スケーターは一方の短辺
フェンス側から他方の短辺フェンス側に
滑走する。

サーキュラー スケーターは氷面の幅を使って円を完成させる。
ステップ・シークェンスがレベルを獲得するためには、シークェンスの
パターンが少なくとも
50
ーセント行なわれる必要がある。
コリオグラフィック・ステップ・シークェンスは、明確に氷面を十分に
利用していなければ無価値となる。

パターンの終わり

ショート・プログラムではステップ・シークェンスの終わりは、ストレート・ラインまたはサーペンタインの場合、始まりと反対側の短辺フェンスに達したときであり、サーキュラーの場合は、円が閉じるときである。
もし、それ以前にスケーターがシークェンスを終了させたら、その時もステッ
プ・シークェンスの終わりとなる。
しかし、フリー・スケーティングの場合には、ステップ・シークェンスのパターンは制限されていない;コールはシークェンスの最初の部分のパターンに従って行う。

ターンおよび
ステッ
プの定義

ターンの種類: スリー・ターン、ツウィズル、ブラケット、ループ、カウンター、ロッカー
ステップの種類;トウ・ステップ、シャッセ、モホーク、チョクトウ、エッジの変更を伴うカーブ、クロスロール、ランニング・ステップ。
ターンは片足で行わなければならない。
ステップは可能な限り片足で行わなければならない。
ターンがジャンプしている場合、行ったものとして数えない。

やや多様な(SimpleVariety

少なくとも7 個のターンおよび4 個のステップを含む。
どの種類も数えてよいのは
2 回までであ
る。

多様な(Variety)

少なくとも9 個のターンおよび4 個のステップを含む。
どの種類も数えてよいのは
2 回までであ
る。

複雑な
(Complexity)

少なくとも5 種類の異なるターンおよび3 種類の異なるステップが含まれなければならず、これらのターンおよびステップはそれぞれ両方向に少なくとも1 回行われなければならない。
両方
とは、回転方向のことである。フォア滑走とバック滑走では、方向の変更とはならない。

やや多様ですらな
やや多様なだけ
多様なだけ

スケーターのステップおよびターンがシークェンス全体でやや多様でなければ、レベルは1より高くならない。
スケーターのステップおよびターンがシークェンス全体でやや多様であるだけな
ら、レベルは2 より高くならない。
スケーターのターンおよびステップがシークェンス全体で複雑
ではなく、多様なだけであれば、レベルは3 より高くならない。

分布

ターンおよび/またはステップは、シークェンス全体に分布していなければならない。
ターンまたはステップが無い部分が長くあってはならない。
もしこの要求が満たされなければ、レベルは1 より高くならない。

両方向への回転

この特徴は、スケーターが、シークェンス全体の少なくとも1/3 をある
一方向に連続して回転
し、次にシークェンス全体の少なくとも1/3
反対方向に連続して回転する
またはステップ・
シークェンス全体を通じて、スケーターは(連続ではなくても)合計してシークェンスの少なくとも1/3 をある一方向に回転を行い、(連続ではなくても)合計してシークェンスの少なくとも1/3 反対方向に回転を行うことを意味する。
完全な体の回転とは完全に1 回転することを意味する。スケーターがただ単に半回転してバックやフォアに向きを変えることではない。

上半身の動きを
使
っている

上半身の動きを使っているとは、ステップ・シークェンスのパターン全体の少なくとも2/3 の間、体幹のバランスに影響を与えるような腕、頭、胴の動きを目に見えて明らかに使っていることを意味する。

パターンの半分を
片足のみで行う

少なくともパターンの半分を片足のみで行うとは、スケーターがステップ・シークェンスのパターンの少なくとも半分の間、中断せずに片足に乗り続けることを前提とする。

難しいターンの
組み
合わせ

難しいターン(ロッカー、カウンター、ブラケット、ツウィズル)の組み合わせが両方向に素早く 行われること(シークェンス中で少なくとも
2 ヶ所)とは次のことを前提とする;

a)
少なくとも2 種類の異なる難しいターンが行われなければならない;
b)
各方向に少なくとも2 つのターンが行われなければならない;
c)
上記a)およびb) の項目が2 回完了されなければならない;
d)
この組み合わせ中に使われるいずれの種類の難しいターンにも
回数に制限はないが、同じ
種類のターンが多様性(Variety)”として数えられるのは2 回のみである;
e)
この組み合わせは素早く行われなければならない。

ステップ中に
行われ
た半回転を超えるジャンプ

ショート・プログラムフリー・スケーティングの両方で表外ジャンプを行ってもよい。
表内
ジャンプはフリー・スケーティングではコールされる。
ショート・プログラムでは、そのジャンプは無視される(しかし、ジャッジのGOE 減点により反映される)。
いずれにせよ、ステップ・シークェンスの
難しさのレベル決定には影響はない。

コリオグラフィック・
ステップ・シークェン
スのコールの仕方

コールは(もしシークェンスに価値があれば)、ステップ・コンファームド(Steps confirmed)”となり、逆に無価値の場合、コールはステップ・ノーバリュー(Steps no Value)”となる。

        スパイラル・シークェンス(シニア女子)
                           ルール

ショート・プログラム

ショート・プログラムでは行われたスパイラル・シークェンスはトラン
ジション
Transitionsとして評価される。

フリー・スケーティング

スパイラル・シークェンスは常に固定された基礎値(BV)が与えられ、
コリオグラフィッ
ク・スパイラル・シークェンスとコールされ、ジャッジ
による
GOE でのみ評価される。
のシークェンスでは、それぞれ3 秒以上の長さのスパイラル姿勢が
少なくとも
2 つな
ければならない、または6 秒以上の長さのスパイラル
姿勢が
1 つだけなければなら
ない。
この要求が満たされない場合、そのスパイラル・シークェンスは無価値である。

                      明確化

定義

スパイラルとは、一方のブレードが氷面に接し、(膝と足の両方を含む)
フリー・レッグ
がヒップより高い姿勢のことである。
スパイラル姿勢は、スケーティング・レッグ(右、左)、滑走エッジ(アウト、
イン)、滑走
方向(フォア、バック)、フリー・レッグの位置(後方、前方、側方)により分類される。

フリー・レッグの
ポジション

フリー・レッグ:膝と足がヒップより高い。

フリー・レッグの
降下

フリー・レッグがヒップ・レベルに(またはそれ以下に)下がる場合には、
当該スパイラ
ル姿勢の終了とみなされる。

数えられる
スパイラル
姿勢
の順番

上記ルールで述べられている2 つまたは1 つの長さが十分なスパイラル
姿勢は、必
ずしもシークェンス中の最初のものである必要はない。

コリオグラフィック・
スパイラ
ル・シークェンスのコールの仕方

コールは(もしシークェンスに価値があれば)、スパイラル・コンファームド(Spiralsconfirmed)”となり、逆に無価値の場合、コールはスパイラル・
ノーバリュー
(Spiralsno Value)”となる。


以下…次回エントリーに続きます。 

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最後まで、読んで頂きありがとうございました。   
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Skater_Sakura Twitter
https://twitter.com/#!/Skater_Sakura

2010年よりTwitter上でつぶやいたフィギュアスケート関連のツイート集をまとめています。
FSルールの説明や技術考察など、FS観戦に役立てば幸いです。

Skater_Sakura フィギュアスケート関連ツイートまとめ
http://togetter.com/mt/Skater_Sakura

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★'10-'11シーズン ルール改正考察★

まもなく '10-'11シーズンが始まりますね。 
昨年度はオリンピックシーズンという事もありフィギュアスケートに関する情報も豊富でした。 
ISU総会への議題まで話題になりましたね。  
今後、続々と新シーズンのルール改正関連のISUコミュニケーションが発行されていきます。 

ISU : Home 
http://www.isu.org/  

2010.06.24  男女シングルおよびペアでの改正事項が発表されました。 

ISUコミュニケーション1619 日本語版 

2010.06.24 アイスダンスに関する 
ISUコミュニケーション1621がリリースされています。 

ISU Communication 1621 
日本スケート連盟 ISU通達・国内規定 

昨シーズンのガイドラインは以下のエントリーを参考に… 
★'09-'10シーズンにおける判定のガイドライン考察★ 
★ISUコミュニケーション 1557号 日本語版リリース★ 
以下スペースの関係上 シングルに関する項目を抜粋してます。 

**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆** 

         国際スケート連盟コミュニケーション第1611号
 
        シングルおよびペア・スケーティング 価値尺度(SOV) 
         難度レベル(LOD)、GOE採点のガイドライン
                  価値尺度(SOV)  
  
回転不足やダウングレードの新しい規則に関して、以下の用語を推奨する.
ジャンプ/スロウ・ジャンプが実施されたが踏切や着氷で意図した回転を満たさない. 
このような回転を満たさない要素は、“回転不足判定(Under-rotated)”  

または“ダウングレード判定(Downgraded)”として定義し、その扱いは以下とする.
ジャンプ/スロウの回転が容認できるのは“不足している回転数が1/4回転まで”の場合である. 
この場合にはジャンプの基礎値はそのまま与えられ各ジャッジによりGOEが判断される.
ジャンプ/スロウが“回転不足判定(Under-rotated)”となるのは  
“回転不足が1/4回転よりは 大きいが1/2回転未満”の場合である.  

“回転不足判定”
はテクニカル・パネルから各ジャッジへ示され  
プロトコルでは要素名の後ろに ”<”  記号が付される. 
“回転不足判定”の場合には、減ぜられた基礎値(BV)が与えられる.  
減ぜられた基礎値とは、意図したジャンプ/スロウの基礎値の70%であり  
四捨五入して小数点以下1桁まで求める. 
(例: ジャンプの基礎値が6.0である場合には、“回転不足判定”されたジャンプの価値は4.2となる.)
  
“回転不足判定”に適用されるGOEの数的価値は、意図したジャンプ/スロウと同じものである.
ジャンプ/スロウが“ダウングレード判定(Downgraded)”となるのは 
“回転不足が1/2回転以上”の場合である. 
“ダウングレード判定”はテクニカル・パネルから各ジャッジへ示され 
プロトコルでは要素名の後ろに”<<” 記号が付される. 
“ダウングレード判定”の場合には、その評価には1回転少ないジャンプ/スロウの価値尺度 (SOV表)が用いられる. 
(例:“ダウングレード判定”されたトリプルの評価には、対応するダブルの 価値尺度が用いられる.)
  
ウェル・バランス規定の観点では、“回転不足判定(under-rotated)”されたジャンプ 
“ダウン グレード判定(Downgraded)”されたジャンプともに意図したジャンプとして数える.  

【説明】 
★回転不足判定の誤解?★  

snap_openaxel_20105634343.jpg
  

上方から下方がジャンプの軌道です。 
水色薄い黄色赤いエリアに抜けるラインが1/4基準ライン。 
赤線紺線がブレードの向き(トウは白点) 
太い赤線2・3・4は回転不足判定を受けてしまうブレードの着氷角度 
一番上の赤線ダウングレード判定を受けるブレードの着氷角度 
太い紺線は回転不足判定を受けないブレードの着氷角度 
グリーンエリアが適性回転での着氷エリア 
水色のエリアは回転不足気味の1/4未満の着氷エリア 
薄い黄色黄色のエリアが1/4超の回転不足エリア 
紫のエリアは1/2超のダウングレードエリア 
グレーのエリアは回転過多 
グレーの範囲内まで回る事は少ないですが 無理な着氷範囲で 
ステップアウトや転倒に繋がるエリアです。 
赤のエリア(ダウングレード)はジャンパーがパンクした際など本能的に避けるエリア 
(このエリアで回転動作をやめて降りてくることは絶対に無い) 

薄い黄色黄色の範囲内が多い回転不足エリア、もしくは桜色(完全に足りない) 
水色の範囲内は1/4未満の回転不足の判定を受ける可能性はあるが 
実質的にGoEが-1される運用は少ないと思われるエリア 
理想的な着氷角度は 紺色線の2・3・4番目 
赤線4番目・紺色線の1番目は、いわゆるグリ降りになり 
紺色線2番目ぐらいまで回転していないと綺麗に着氷が伸びない 
赤線の2・3番目は完全に回転不足となり、両足着氷や 
例え着氷を片足で迎えても、完全なグリ降りとなり 
着氷痕(トレースもCの字)も伸びが無くなります。 
赤線の1番は、完全な前向き着氷(ダウングレード)で、ほぼ両足着氷になり 
転倒を防ぐのが精一杯の不完全ジャンプで 
違和感を感じ、とっさに半回転落として転倒を防ぐために 
前向きで降りてくるケースです。
 
【説明】

【DG判定は事実上形骸化】  

実質的に“ダウングレード判定(Downgraded)”は滅多に適用されない。 
※  1/2回転以上の回転不足になるケースはアクシデント要因以外では 
競技会で試みるケースは非常に少ないと考えられる。 
-----------------------------------------------------------------------------------------------
  
【2010.8.29 追記】 
> 【DG判定は事実上形骸化】 
> 実質的に“ダウングレード判定(Downgraded)”は滅多に適用されない。 
> ※  1/2回転以上の回転不足になるケースはアクシデント要因以外では 
> 競技会で試みるケースは非常に少ないと考えられる。 

このように記載していましたが実際に競技会では 
”非常に少ない”とは呼べない頻度でダウングレード判定も出現しているようです。 

1/2回転以上の不足とは完全な前向き着氷となりますから 
転倒の危険が大幅に上昇し、捻挫・骨折・靭帯損傷などの怪我の危険度が上がります。 
1/4以上1/2未満の回転不足に与えられる”回転不足判定" 
“回転不足判定(Under-rotated)”減ぜられた基礎値(BV)基礎値の70% 

上記基礎点を狙いに果敢に挑戦と受け止められそうですが 
半回転も足りない可能性があるレベルのジャンプを試みるのは無謀です。 
1/4ボーダー付近のジャンプとは明らかに性質が違い稚拙なものです。 

選手ジャンプの瞬間とっさに違和感を感じ回転運動を中止し 
前向き着氷で酷い転倒を防ぐケースで、結果的にDG判定を 
受けてしまうのは仕方がありません。 
無謀な挑戦と呼ばれるようなレベルのジャンプでDG判定を受ける選手の減少を祈ります。 
----------------------------------------------------------------------------------------------------
 
“回転不足判定(Under-rotated)”減ぜられた基礎値(BV)基礎値の70%が 
回転不足に関するエラー運用の中心になります。 
“回転不足判定(Under-rotated)”  
“ダウングレード判定(Downgraded)” 

両エラー共にテクニカル・パネルから各ジャッジへ示される運用に戻りました。  
基礎値(BV)も変更されています。 

ジャンプ難易度のBV振り分けイメージ 
(T≒S) < (Lo≒F) < Lz < A  

 FとLzは、選手により同程度の難易度と感じるケースもあるかと思いますが 
ロングエッジエラーを受ける割合を考慮されたものと思います。 
 

                                                             価値尺度(SOV) 
 

 

 

+3

+2

+1

BASE

BASE <

-1

-2

-3

シングルおよびペア・スケーティング

ジャンプ

Toeloop

1T

0,6

0,4

0,2

0,4

0,3

-0,1

-0,2

-0,3

Salchow

1S

0,6

0,4

0,2

0,4

0,3

-0,1

-0,2

-0,3

Loop

1Lo

0,6

0,4

0,2

0,4

0,3

-0,1

-0,2

-0,3

Flip

1F

0,6

0,4

0,2

0.5

0,4

-0,1

-0,2

-0,3

Lutz

1Lz

0,6

0,4

0,2

0.6

0,4

-0,1

-0,2

-0,3

 

Axel

1A

0,6

0,4

0,2

1,1

0,8

-0,2

-0,4

-0,6

DoubleToeloop

2T

0,6

0,4

0,2

1,4

1,0

-0,2

-0,4

-0,6

DoubleSalchow

2S

0,6

0,4

0,2

1,4

1,0

-0,2

-0,4

-0,6

DoubleLoop

2Lo

0,9

0,6

0,3

1,8

1,3

-0,3

-0,6

-0,9

DoubleFlip

2F

0,9

0,6

0,3

1,8

1,3

-0,3

-0,6

-0,9

DoubleLutz

2Lz

0,9

0,6

0,3

2,1

1,5

-0,3

-0,6

-0,9

 

DoubleAxel

2A

1,5

1,0

0,5

3,3

2,3

-0,5

-1,0

-1,5

TripleToeloop

3T

2,1

1,4

0,7

4,1

2,9

-0,7

-1,4

-2,1

TripleSalchow

3S

2,1

1,4

0,7

4,2

2,9

-0,7

-1,4

-2,1

TripleLoop

3Lo

2,1

1,4

0,7

5,1

3,6

-0,7

-1,4

-2,1

TripleFlip

3F

2,1

1,4

0,7

5,3

3,7

-0,7

-1,4

-2,1

TripleLutz

3Lz

2,1

1,4

0,7

6,0

4,2

-0,7

-1,4

-2,1

 

TripleAxel

3A

3,0

2,0

1,0

8,5

6,0

-1,0

-2,0

-3,0

QuadToeloop

4T

3,0

2,0

1,0

10,3

7,2

-1,0

-2,0

-3,0

QuadSalchow

4S

3,0

2,0

1,0

10,5

7,4

-1,0

-2,0

-3,0

QuadLoop

4Lo

3,0

2,0

1,0

12,0

8,4

-1,0

-2,0

-3,0

QuadFlip

4F

3,0

2,0

1,0

12,3

8,6

-1,0

-2,0

-3,0

QuadLutz

4Lz

3,0

2,0

1,0

13,6

9,5

-1,0

-2,0

-3,0

QuadAxel

4A

3,6

2,4

1,2

15,0

10,5

-1,2

-2,4

-3,6

 

スピ  (ペアではソロ・スピン)

単一姿勢のスピン、足換え無し (アップライト、レイバック、キャメル、シット)

Upright  Level1

USp1

1,5

1,0

0,5

1,2

 

-0,3

-0,6

-0,9

Upright  Level2

USp2

1,5

1,0

0,5

1,5

 

-0,3

-0,6

-0,9

Upright  Level3

USp3

1,5

1,0

0,5

1,9

 

-0,3

-0,6

-0,9

Upright  Level4

USp4

1,5

1,0

0,5

2,4

 

-0,3

-0,6

-0,9

 

Layback  Level1

LSp1

1,5

1,0

0,5

1,5

 

-0,3

-0,6

-0,9

Layback  Level2

LSp2

1,5

1,0

0,5

1,9

 

-0,3

-0,6

-0,9

Layback  Level3

LSp3

1,5

1,0

0,5

2,4

 

-0,3

-0,6

-0,9

Layback  Level4

LSp4

1,5

1,0

0,5

2,7

 

-0,3

-0,6

-0,9

 

CamelLevel1

CSp1

1,5

1,0

0,5

1,4

 

-0,3

-0,6

-0,9

CamelLevel2

CSp2

1,5

1,0

0,5

1,8

 

-0,3

-0,6

-0,9

CamelLevel3

CSp3

1,5

1,0

0,5

2,3

 

-0,3

-0,6

-0,9

CamelLevel4

CSp4

1,5

1,0

0,5

2,6

 

-0,3

-0,6

-0,9

 

SitLevel1

SSp1

1,5

1,0

0,5

1,3

 

-0,3

-0,6

-0,9

SitLevel2

SSp2

1,5

1,0

0,5

1,6

 

-0,3

-0,6

-0,9

SitLevel3

SSp3

1,5

1,0

0,5

2,1

 

-0,3

-0,6

-0,9

SitLevel4

SSp4

1,5

1,0

0,5

2,5

 

-0,3

-0,6

-0,9

 

フライング・スピン  (アップライト、レイバック、キャメル、シットいずれかの姿勢)

UprightLevel1

FUSp1

1,5

1,0

0,5

1,7

 

-0,3

-0,6

-0,9

UprightLevel2

FUSp2

1,5

1,0

0,5

2,0

 

-0,3

-0,6

-0,9

UprightLevel3

FUSp3

1,5

1,0

0,5

2,4

 

-0,3

-0,6

-0,9

UprightLevel4

FUSp4

1,5

1,0

0,5

2,9

 

-0,3

-0,6

-0,9

 

LaybackLevel1

FLSp1

1,5

1,0

0,5

2,0

 

-0,3

-0,6

-0,9

LaybackLevel2

FLSp2

1,5

1,0

0,5

2,4

 

-0,3

-0,6

-0,9

LaybackLevel3

FLSp3

1,5

1,0

0,5

2,9

 

-0,3

-0,6

-0,9

LaybackLevel4

FLSp4

1,5

1,0

0,5

3,2

 

-0,3

-0,6

-0,9

 

CamelLevel1

FCSp1

1,5

1,0

0,5

1,9

 

-0,3

-0,6

-0,9

CamelLevel2

FCSp2

1,5

1,0

0,5

2,3

 

-0,3

-0,6

-0,9

CamelLevel3

FCSp3

1,5

1,0

0,5

2,8

 

-0,3

-0,6

-0,9

CamelLevel4

FCSp4

1,5

1,0

0,5

3,2

 

-0,3

-0,6

-0,9

 

FlyingSitLevel1

FSSp1

1,5

1,0

0,5

2,0

 

-0,3

-0,6

-0,9

FlyingSitLevel2

FSSp2

1,5

1,0

0,5

2,3

 

-0,3

-0,6

-0,9

FlyingSitLevel3

FSSp3

1,5

1,0

0,5

2,6

 

-0,3

-0,6

-0,9

FlyingSitLevel4

FSSp4

1,5

1,0

0,5

3,0

 

-0,3

-0,6

-0,9

 

単一姿勢のスピン、足換えあり  (アップライト、レイバック、キャメル、シット)

UprightLevel1

(F)CUSp1

1,5

1,0

0,5

1,7

 

-0,3

-0,6

-0,9

UprightLevel2

(F)CUSp2

1,5

1,0

0,5

2,0

 

-0,3

-0,6

-0,9

UprightLevel3

(F)CUSp3

1,5

1,0

0,5

2,4

 

-0,3

-0,6

-0,9

UprightLevel4

(F)CUSp4

1,5

1,0

0,5

2,9

 

-0,3

-0,6

-0,9

 

LaybackLevel1

(F)CLSp1

1,5

1,0

0,5

2,0

 

-0,3

-0,6

-0,9

LaybackLevel2

(F)CLSp2

1,5

1,0

0,5

2,4

 

-0,3

-0,6

-0,9

LaybackLevel3

(F)CLSp3

1,5

1,0

0,5

2,9

 

-0,3

-0,6

-0,9

LaybackLevel4

(F)CLSp4

1,5

1,0

0,5

3,2

 

-0,3

-0,6

-0,9

 

CamelLevel1

(F)CCSp1

1,5

1,0

0,5

2,0

 

-0,3

-0,6

-0,9

CamelLevel2

(F)CCSp2

1,5

1,0

0,5

2,3

 

-0,3

-0,6

-0,9

CamelLevel3

(F)CCSp3

1,5

1,0

0,5

2,8

 

-0,3

-0,6

-0,9

CamelLevel4

(F)CCSp4

1,5

1,0

0,5

3,2

 

-0,3

-0,6

-0,9

 

SitLevel1

(F)CSSp1

1,5

1,0

0,5

1,9

 

-0,3

-0,6

-0,9

SitLevel2

(F)CSSp2

1,5

1,0

0,5

2,3

 

-0,3

-0,6

-0,9

SitLevel3

(F)CSSp3

1,5

1,0

0,5

2,6

 

-0,3

-0,6

-0,9

SitLevel4

(F)CSSp4

1,5

1,0

0,5

3,0

 

-0,3

-0,6

-0,9

 

スピン・コンビネーション、足換え無し

Level1

(F)CoSp1

1,5

1,0

0,5

1,7

 

-0,3

-0,6

-0,9

Level2

(F)CoSp2

1,5

1,0

0,5

2,0

 

-0,3

-0,6

-0,9

Level3

(F)CoSp3

1,5

1,0

0,5

2,5

 

-0,3

-0,6

-0,9

Level4

(F)CoSp4

1,5

1,0

0,5

3,0

 

-0,3

-0,6

-0,9

 

スピン・コンビネーション、足換えあり

Level1

(F)CCoSp1

1,5

1,0

0,5

2,0

 

-0,3

-0,6

-0,9

Level2

(F)CCoSp2

1,5

1,0

0,5

2,5

 

-0,3

-0,6

-0,9

Level3

(F)CCoSp3

1,5

1,0

0,5

3,0

 

-0,3

-0,6

-0,9

Level4

(F)CCoSp4

1,5

1,0

0,5

3,5

 

-0,3

-0,6

-0,9

 

ステップ/スパイラル・シークェンス

ステップ・シークェンスいずれかのパターン(ストレート・ライン、サーキュラー、サーペンタイン)

Level1

Sl/Ci/Se1

1,5

1,0

0,5

1,8

 

-0,3

-0,6

-0,9

Level2

Sl/Ci/Se2

1,5

1,0

0,5

2,3

 

-0,3

-0,6

-0,9

Level3

Sl/Ci/Se3

1,5

1,0

0,5

3,3

 

-0,7

-1,4

-2,1

Level4

Sl/Ci/Se4

3,0

2,0

1,0

3,9

 

-0,7

-1,4

-2,1

ChoreoStepSeq.

ChSt

3,0

2,0

1,0

2.0

 

-0,5

-1,0

-1,5

ChoreoSpirals

ChSp

3,0

2,0

1,0

2.0

 

-0,5

-1,0

-1,5

 

ChoreoStepSeq 男子シングルにおける2つ目のステップ・シークエンス

基礎点固定 2.0 GoEのみの判定。


ChoreoSpirals 女子シングルにおけるスパイラル・シークエンス
基礎点固定 2.0 GoEのみの判定。

ジャンプSOV表 (クリックで拡大)
SOV_JUMP 
 

              II.シングル/ペア要素の難度レベル(LOD)の更新
             難度レベル、  シングル・スケーティング、  2010-2011
         各レベルの特徴の数:  レベル2は2個  レベル3は3個  レベル4は4個 

★ISUコミュニケーション 1557号 日本語版リリース★ 
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-80.html

 
【説明】 

昨シーズンまでよりもレベルの獲得が難しくなっています。 
 

 ステップ
シークェンス

1) シークェンス中のターンおよびステップがやや多様(レベ2)(レベ3)
  (レベ4)であ(必須)

2) 完全に体が回転する両方向(左と右)への(ターン、ステップによる)回転.
各回転方向とも全体でパターンの少なくと1/3はカバーすること

3) 上半身の動きを使っている

4 少なくともパターンの半分を片足のみで行う

   5難しいターン(ロッカー、カウンター、ブラケット、ツイズルの組み合わせ.
 
両方向で素早く
行われる(シークェンス中に少なくても2か所)こと

 すべての
スピン

 1) 基本姿勢または(スピン・コンビネーションのみだが)中間姿勢で1つの難しい姿勢バリエーション.

 2) 基本姿勢での別の難しい姿勢バリエーション.前項のものとは著しく異なるものであり

 足換えを伴う単一姿勢のスピン-前項のものとは異なる足で行うこと

 足換え無しのスピン・コンビネーション-前項のものとは異なる姿勢で行うこと

 足換えを伴うスピン・コンビネーション-前項のものとは異なる足および異なる姿勢で行うこと

 3 ジャンプにより行われる足換え

     4) バック・エントランス/フライング・エントランスの難しいバリエーション/フライング・シット・スピンで踏み切り足と同じ足で着氷または着氷の際に足換え

     5)  シット姿勢またはキャメル姿勢での明確なエッジの変更シット姿勢の場合にはバック・インサイドからフォア・アウトサイドのみ

 6)  左右の足と 3基本姿勢全てを含む

 7) シットまたはキャメル姿勢でのただちに続けて行う両方向のスピン

     8) 姿勢/バリエーション、足、エッジを変更せずに少なくと8回転(キャメル、シット、レイバック、難しいアップライト).左右の足とも行った場合に2回数える

 レイバック・スピンに対する追加的な特徴項目:

     9) バックからサイドまたはその反対1回の姿勢変更.各姿勢少なくと3回転.
(ほかのスピン一部分としてレイバック・スピンが行なわれた場合も数える)

10)  レイバック・スピンからのビールマン姿(SP-レイバック・スピン8回転してから)

 

 バック・エントランス、エッジの変更いずれの種類の難しいスピン・バリエーションも、
レベルを上げるための特徴として数えることができるのはプログラム中で(試みられた最初のスピンでの)一度のみである.

 

ショート・プログラム、フリー・スケーティングとも、レベル2-4には次の要件が必須である.

a) 足換えを伴うスピン・コンビネーションでは、全ての基本姿勢を含むこと

b) 足換えを伴うスピンでは、左右の足とも少なくとも1つの基本姿勢を含むこと 足換えを伴うスピンでは、一方の足で獲得することができる特徴の数は2である.

 
明確化:  シングルの難度レベル、2010-2011シーズン
 
ステップ・シークェンス
ターンの種類(片足で行われる) :  スリー・ターン、ツイズル、ブラケット、ループ、カウンター、ロッカー 
ステップの種類(可能なものは片足で行われる) :  トウ・ステップ、シャッセ、モホーク、チョクトウ、エッジの変更を伴うカーブ、クロスロール、ランニング・ステップ

やや多様なとは少なくとも7 個のターンおよび4個のステップを含まなければならず、 
どの種類も数えてよいのは2個までである. 

多様なとは少なくとも9 個のターンおよび4個のステップを含まなければならず、 
どの種類も数えてよいのは2個までである. 

複雑なとは少なくとも異なる5種類のターンおよび異なる3種類のステップが含まれなければならず、 
これらのターンおよびステップはそれぞれ両方向に少なくとも1回行われなければならない. 

上半身の動きを使っているとは、ステップ・シークェンスのパターンの少なくとも2/3は 
両腕、頭、胴体の動きをはっきりと使い、これらの動きが体幹のバランスに影響を及ぼしていることを意味する. 

両方向で素早く行われる難しいターンの組み合わせ(ロッカー、カウンター、ブラケット、ツイズル)は、 
各方向 少なくとも2つのターンが必要である. 
 
スピン
姿勢:3つの基本姿勢がある. 
すなわち、キャメル姿勢(フリー・レッグは後方に位置し、その膝がヒップより高い姿勢. 

ただし、レイバック、ビールマンおよび類似のバリエーションはそれでもアップライト・スピンとしてみなす)、 
シット姿勢(スケーティング・レッグの大腿部が少なくとも氷面に平行)、 
アップライト姿勢(キャメル姿勢を除き、スケーティング・レッグを伸ばして、 
あるいはほぼ伸ばして行う全ての姿勢)であり、 
その他の姿勢と して、中間姿勢(上記以外の姿勢全て)がある. 

スピン・コンビネーション:中間姿勢での回転数は、スピン・コンビネーションの総回転数に数えられる. 
姿勢の難しいバリエーションの定義を満たしていれば、そのような中間姿勢は難しいバリエーションとしてみなされる. 

しかし、姿勢変更とみなされるのは、ある基本姿勢から別の基本姿勢への変更のみである. 
単一姿勢のスピンおよびフライング・スピン:中間姿勢は許され規定で要求されている総回転数に数えられるが、レベルの特徴としては認められない. 

エッジの変更が数えられるのは、基本姿勢のシット姿勢(バック・インサイドからフォア・アウトサイド)または キャメル姿勢の中で行われた場合のみである. 
エッジの変更がレベル特徴として数えられるには、一つの基本姿勢の中で、一方のエッジでの完全な2回転に続いて他方のエッジで完全に2回転することが必要である. 

スピンのバリエーション 
簡単な:姿勢の簡単なバリエーションとは、身体の部分すなわち脚、腕、手、頭などの動きが表現効果を高めているが、体幹部の基本姿勢が変わらないものである. 
簡単なバリエーションを行なってもレベルは上がらない. 

難しい:難しいバリエーションとは、身体の部分すなわち脚、腕、手、頭などの動きが大きな肉体的強さや柔軟性を要し、体幹部のバランスに影響を与えるものである.これらのバリエーションだけがレベルを上げる. 
 
諸注意: 
・バック・エントランス、エッジの変更、いずれの種類の難しいスピン・バリエーションも、レベルを上げるための特徴として数えることができるのはプログラム中で(試みられた最初のスピンでの)一度のみである. 
・キャメル、シット、レイバック姿勢において、一旦姿勢が確立した後に明らかにスピードが増した場合には、難しいバリエーションとみなす. 

・キャメル・スピンには、上体を約180度仰向けにする姿勢(アップサイド・ダウン姿勢)を含む. 

・いかなるスピンにおいても、スピン中に明らかなジャンプが行われ、そのジャンプの踏切および着氷が同じ足である場合には、難しいバリエーションとみなす. 
(ジャンプの前後ともそれぞれ少なくとも基本姿勢での2回転が 必要) 

・バック・エントランスがレベルの特徴として数えられるためには、開始時に少なくともバックワード・アウトサイド・エッジで2回転する必要がある. 

両方向へのスピン:  シット、キャメルの基本姿勢で両方向(時計回りと反時計回り)へのスピンをただちに続けて行なった場合、すべてのレベルにおいてレベルを上げるための特徴としてカウントする. 

各回転方向少なくとも3 回転が必要である.このように両方向に行なわれたスピンは1つのスピンとみなされる.
スピンにおいて足換えとみなされるには、足換えの前後とも少なくとも3回転を必要とする. 

フライング・スピン:  踏み換え(“ステップ・オーバー”)の場合、ショート・プログラムではレベルは最高でも1であり、フリー・スケーティングでは踏み換えはレベルの特徴として数えない. 

フライング・シット・スピンでは空中でシット姿勢を取ることができた場合のみ“踏み切りと同じ足で着氷または着氷の際に足換え”というレ ベルの特徴を数える.


        III.シングル/ペア要素の+GOE 採点ガイドラインの更新(プラス面) 

これらのガイドラインは、マイナスGOE採点表と一緒に利用されるためのものである. 
プラス面およびマイナス面の両評価により、実施された要素の最終のGOEを決定する. 

重要なことは、要素の最終のGOEに、エラーによる引き下げだけではなくプラス面が反映されていることである. 
最終のGOEを計算するためには、まず始めに要素のプラス面を考慮し、これがGOE評価の起点となる. 

次に、 ジャッジはあり得るエラーのガイドラインに従ってGOEを引き下げ、その結果が最終のGOEとなる. 
起点となる(プラス面の)GOEを確立するために、ジャッジは各要素に対して次の項目を考慮しなければならない. 
GOEの等級に対する項目の数は各ジャッジの裁量によるが、一般的には以下を推奨する.
 
     + 1:2  項目          + 2: 4   項目       + 3:   6 項目またはそれ以上 

【説明】 

昨シーズンからの変更無し

一般的なGoE等級は2項目ごとではありますが 
プラス面が1・3・5項目であっても、重要度の高い項目に該当すれば 
ジャッジの裁量でひとつ上の等級にするケースも考えられます。 

 シングル
 

 
ジャンプ要素

1)    予想外の/独創的な/難しい入り

2)    明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る

3)    空中での姿勢変形/ディレイド回転のジャンプ

4)    高さおよび距離が十分

5)    (四肢を)十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方

6)    入りから出までの流れが十分(ジャンプ・コンビネーション/シークェンスを含む)

7)    開始から終了まで無駄な力が全く無い

8)    音楽構造に要素が合っている

 

スピン

1)    スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分

2)    すばやくスピンの軸をとることができる

3)    全ての姿勢でのバランスのとれた回転数

4)    規定回転数を明らかに超えた回転

5)    姿勢が良い(フライング・スピンの場合には空中での高さおよび姿勢を含む)

6)    独創的でオリジナリティがある

7)    全局面でのコントロールが十分

8)    音楽構造に要素が合っている

 

ステップ
シークェンス

1)    エネルギーが十分で焦点の定まった演技

2)    シークェンス中のスピード、またはスピードの加速が十分

3)    十分に明確で正確

4)    深いはっきりとしたエッジ(全てのターンの入りと出を含む)

5)    全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップ

6)    独創的でオリジナリティがある

7)    開始から終了まで無駄な力が全く無い

8)    音楽構造に要素が合っている

 

スパイラル
シークェンス

1)    流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技

2)    シークェンス中のスピードが十分

3)    身体のラインが良く(四肢が)完全に伸びている

4)    スパイラル姿勢間の無駄な動きが最小限

5)    柔軟性が十分

6)    独創的でオリジナリティがある

7)    スパイラル姿勢や変形姿勢に素早く楽々と達している

8)    音楽構造に要素が合っている

 
IV.SP,FSでのエラーに対するGOE確定のためのガイドライン更新
無価値(novalue)要素はジャッジ・パネルに示される.そのような要素のGOEは結果に影響しない 
複合エラーの場合には、それぞれのエラーに対応するGOE の引き下げが合算される. 

 【説明】


最終的なGOEが必ずマイナスとなるエラー 最終的なGOEの+-は制約されないエラー 
2種類の性質があります。 
GOE -3 は強制的なー3 転倒などの-3でもプラス面を考慮されていれば-2になるケースも有ります。 

回転が足りない(記号無し) は以前の1/4回転までの回転不足と推察されます。 
ISUコミュニケーション第1494号 (あまり適用されないと思われますが) 

F/Lzでの間違ったエッジでの開始(記号“e”)    -2 to-3  以前のWrong Edge "e" 相当 
F/Lzでの不明確なエッジでの開始(記号“e”) -1 to-2  以前のWrong Edge "!" 相当 

1ジャンプの開始または着氷が両足 -3 コレは厳しい印象。 
程度の差により -1 to-3 という裁量を持たせるべきだと思いますが。
                                           
                         シングル・スケーティング

最終的GOE必ず
マイナスとなるエラー

引き下げ

最終的GOE
+-は制約されないエラー

引き下げ

 ジャンプ

SP:規定回転数に1回転以上不足

GOE -3

スピード、高さ、距離、空中姿勢が拙劣

-1 to-2

SP:1つのジャンプのみからなるコンボ

GOE -3

回転が足りない(記号無し)

-1

ダウングレード判定(Downgraded)(記号<< )

-2 to-3

回転不足判定(Under-rotated)(記号<)

-1 to-2

SP: ジャンプの前に要求されているステップ/動作が無い

-3

SP: ステップ/動作から直ちにジャンプしないジャンプ前のステップ/動作が1つのみ

-1 to-2

転倒

-3

拙劣な踏み切り

-1 to-2

1ジャンプの開始または着氷が両足

-3

ジャンプ間で流れ/リズムが無くなる

-1 to-2

1ジャンプの着氷でのステップ・アウト

-2 to-3

拙い着氷(悪い姿勢/間違ったエッジ/引っかき等)

-1 to-2

1ジャンプで両手がタッチダウン

-2

長い構え

-1 to-2

ジャンプの間に2つのスリー・ターン(ジャンプ・コンビネーション)

 -2

片手またはフリー・フットがタッチダウン

 -1

F/Lzでの間違ったエッジでの開始(記号e”)

-2 to-3

F/Lzでの不明確なエッジでの開始(記号e”)

-1 to-2

 スピン

転倒

-3

必須回転数に満たない

-1 to-2

SP: 必須姿勢数未満(各姿勢最少2回転)

-2 to-3

姿勢が拙劣/ぎこちない、回転速度が遅い、軸の流れ

-1 to-3

SP: 空中姿勢がとれていない(Fスピン)

-2 to-3

FS:空中姿勢がとれていない(Fスピン/Fエントランス)

-1 to-3

両手がタッチダウン

-2

足換えが拙劣(入/出のカーブ、中間姿勢になる等)

-1 to-3

 

 

Fスピンでの正しくない踏み切り、着氷

-1 to-2

 

 

フリー・フットまたは片手がタッチダウン

-1

 ステップ

転倒

-3

SP:パターンが正しくない

-1 to-2

ステップ/ターンを行っているのがパターンの半分に満たない

 -2 to-3

ステップやターンの質、姿勢が拙劣

-1 to-3

 

 

つまずき

-1 to-2

 

 

SP: 1/2回転を超えるジャンプが含まれる

-1

 スパイラル

転倒

-3

姿勢が拙劣

-1 to-3

スパイラル姿勢がパターンの半分に満たない

-2 to-3

つまずき

-1 to-2

 

 

エッジしっかりしていない

-1 to-2

 
諸注意:
 
1.      シングルおよびペア・スケーティングとも、フリップまたはルッツ・ジャンプの 
“間違ったエッジでの開始”および“不明確なエッジでの開始”は 
テクニカル・パネルにより特定されジャッジに示され、プロトコルでは記号"e”を用いる. 
各ジャッジはエラーの程度(メイジャー・エラーあるいはマイナー・エラー)を 
自分自身で決定し、それに相応するGOE減点を行なう.
 
2.      ジャンプ・コンビネーション/シークェンスにおいて、ハーフ・ループ(またはオイラー) 
(バックワードで着氷する)はリストに掲載されているジャンプであり、 
その結果、“ハーフ・ループ+サルコウ/フリップ”および“バック・アウトで着氷する 
いかなるジャンプ+ハーフ・ループ+サルコウ/フリップ”はそれぞれ 
2つのあるいは3つのジャンプから構成されるジャンプ・コンビネーションとなる. 
ハーフ・ループはシングル・ループ・ジャンプと同じ基礎値、GOE値があり、 
テクニカル・パネルにより特定されジャッジに示され、プロトコルでは”1Lo”を用いる.
 
3.      シングル&ペア技術委員会はジャッジに以下の内容の注意を喚起したい; 
シングルのショート・プログラムにおける、複数のコネクティング・ステップあるいは 
これに匹敵する他のフリー・スケー ティング動作から直ちに行なうジャンプの前に、 
ステップまたは匹敵する動作が無い場合、あるいはステップ/動作とジャンプの間に 
中断がある場合には、ガイドラインに従い GOEの減点がなされなければならない.

【説明】

★'10-'11シーズン ルール改正は? 改正案考察★ 

ココからは上記エントリーで取り上げた内容を検証してみます。 

スポーツナビ フィギュアスケート 女子SPで3回転半OK フィギュア、浅田に有利 

> 女子SP 2A必須要素に3Aも可能とする改正提案には時期早尚だと思います。 

このように書いていましたが、改正されました。(驚) 
メディアの論調では浅田真央選手への追い風だと書かれていますが 
3A 3-3(3F+3T等) 3Lz(3Lo)などの構成にして大きな威力を発揮します。 

“回転不足判定(under-rotated)”
の減ぜられた基礎点 基礎値の70% 
3A認定BV 8.5 3A回転不足判定 Base< 6.0 となり  
以前のDG判定では3.5からGoEのマイナスに対し 
優位性が増したと受け止められているようです。 

3Aを回転不足判定を示されたケースではGoEから -1 to -2 など引き下げられたら 
結局4.0~5.0ぐらいの点数になることから2点前後ほどのメリットとなる印象です。  

3A認定を受けた場合では+0.2点の基礎点引き上げもあり優位です。 
今後、女子選手が3A挑戦のケースも徐々に増えてくるかもしれません。 

1ジャンプの開始または着氷が両足 -3
 や ステップからのジャンプが 
若干厳しくなった部分もあるので、高難度ジャンプへの挑戦にしても 
結局、高い質を得ないまま、不完全な回転不足判定を受けかねないジャンプでは 
Base< 基礎点狙いのジャンプのメリットは少ない気がします。 

> ※ 高難度ジャンプに中間点を求める? 
> などという噂があるようですが、ナンセンスです。 
> 3.5F 3.5Lz になるような不完全なジャンプに基礎点が与えられ 
> 無理に基礎点狙いで跳び、降りる事が出来ないジャンプの選手に 
> 中間点が与えられる事の馬鹿馬鹿しさは、誰でも想像できるかと思います。 
> グリやツーフットで転倒を免れ、挑戦したふりで 
> 中間点を与えてしまうのでは、高難度技術を習得した選手と 
> 習得途上の不完全ジャンプ選手に差が生じにくくなるのでは本末転倒です。 
> 高難度技術への挑戦は誰にでもわかりやすいですが 
> フィギュアスケートのエレメンツに求められる 
> 完成度の高さを目指す挑戦も、十分評価に値するものです。 
> 限界への挑戦を否定する性質のルールでもないですし 
> 両方を併せ持てば、素晴らしい能力になるのですから2極論では語れません。 

ナンセンスだと書いてましたよね。 
“回転不足判定(under-rotated)”の減ぜられた基礎点 基礎値の70% 
個人的には、昨シーズンまでの原点回帰主義のような 
正しいフィギュアスケート技術の正当評価への逆行ではないか? 
というような考えでいます。 

トップスケーター対象ではなく、未来の子供達の技術向上に 
マイナス作用しかねないのではないか? と、感じるのです。 
挑戦という言葉に置き換えるには不完全すぎる挑戦では意味をなさないと感じます。 
普段の練習レベルでは、かなりの確率で降りているという状態になっていれば 
その限りではないと思うのです。  古い考えかもしれませんが… 

 『ジャンプはクリーンに回った上で降りてナンボ』
だと思います。 
昔の選手は回転不足での着氷は、ほとんど転倒していたのですから。 

個人的な考察になりますが 
ルール改正が必要だと感じている部分をいくつか… 

1.ジャンプ基礎点の改正
 

多少、改善したという印象です。 
3Lzを境に基礎点を見直した印象でしたが 
3Loぐらいを境にした方が良かった印象です。 

2.コンビネーションジャンプの基礎点単純合計の廃止 

残念ながら改正は見送り? みたいですね。 
ISUの技術委員会からの提案の中にコンビネーションジャンプの基礎点1.1倍 
という提案があったと記憶しているのですが… 
単純合計が廃止されなくとも、この方法でもOKですよね。 
※ コンビネーションジャンプの基礎点1.1倍 提案は実現するか未定です。 

3.GoE判定を%(パーセンテージ)で増減させる。
 

得点に対するGoEの占める比重が少し抑えられました。 
抑えられましたが、良いものには積極的にという観点があり 
昨シーズンまでよりも+3などが、多く見られるかもしれません。 
あと、加算側と減点側の不均衡が是正されましたね。 

4.ステップの基礎点を現行の倍程度に引き上げる。
 

>演技時間・プログラムのハイライトとしての観点から 
>レベル認定が上がるごとに、現行よりも倍程度の基礎点UP率にすべきでしょう。 
ステップ及びスパイラル・シークエンスは大きな変化となりそうです。 
ChoreoStepSeq 男子シングルにおける2つ目のステップ・シークエンス 
基礎点固定 2.0 GoEのみの判定。 
ChoreoSpirals 女子シングルにおけるスパイラル・シークエンス 
基礎点固定 2.0 GoEのみの判定。 
レベルの特徴にとらわれず、GoEのみの判定という事で 
フリースケーティングらしい自由で個性的な内容のステップやスパイラルが 
見られると期待できます。 
エッジワーク中心のステップとフットワーク中心のステップなど・・・ 

5.3A以上のジャンプのGoEのマイナス側だけ拡大は不平等。 

是正されましたね。 
基礎点も若干改善した事により、高難度ジャンプへの挑戦を後押ししそうです。 

6.PCSの5コンポーネンツの配点見直し
 

配点変更は難しいと思っていましたが・・・ 
5コンポーネンツの定義及び基準の記載内容が 
もう少し詳しく、具体的な記述になればと思いますね。 

7.ジャッジ・パネルの匿名化廃止。
 

誤解されている可能性がある記述でした。 

>テクニカル・パネルには氏名が公表されているのに 
>ジャッジ・パネルだけが秘匿され、ランダムオーダーによって 
>選ばれたジャッジの順番がプロトコル上でシャッフルされ 
>誰がどの得点をつけたのかが不明なのは疑念だけが広がる。 
>ジャッジの抽選は残しても良いが、シャッフルは廃止し 
>最高最低の上下カットのみとするべき。 

テクニカル・パネル ジャッジ・パネル共に氏名は公表されています。 
ただ、ジャッジ・パネルの付けた点数がランダムオーダーにより 
ジャッジの順番がプロトコル上でシャッフルされる事が問題なのです。 
順番はシャッフルされてはいますが、縦軸は同一ジャッジです。 

8.Wrong edgeに対し、ジャンプの入り方のパターン定義化が必要。
 

★スケーターズ・フェイバー?★ 

詳しくは上記エントリーを参照してください。 

一般的なフリップとルッツの入り方の違いですが 
ジャンプの回転方向と同じ方向で回転しながら 
踏み切りに入りそのままジャンプするのがフリップで 
緩やかに反対向きに回転しながら踏み切りで一気に反転して跳ぶのがルッツです。 
プレパレーションのパターンとエッジの状態を定義せずにルール運用を続けていくと 
このようなケースはいずれ大問題になるような気がします。 

【追記】

2Aの回数制限(FSで2回まで)が決定した模様ですが 
2A+2AのSEQを跳んでしまうと終わってしまうんですよね。 
2Aの回数制限(3回)は残しておいて欲しかったです。 

標準的なシニア女子選手にはトリプル3種類程度です。
 

基礎点的にはトリプルには及びませんがアクセルジャンプは 
汎用度が高く、6種類のジャンプの中で特別な存在なのです。 

ジュニア・シニア選手にとって2Aは簡単なジャンプというのはファンの方々の誤解です。 
1A 2A 3Aは習得には壁になるジャンプ。 
SPでの必須要素となっている意味が、他のジャンプとの位置付けの違いなのです。 

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★フィギュアスケーターへの道★ Episode 7

フィギュアスケート初心者向けレッスン企画 第8弾 

スケートにハマる人は…ひとつの事が出来た時の達成感がたまらないはず… 
レベルに応じた楽しみ方があり…生涯スポーツとしての魅力もいっぱいです。
普通のスポーツではあまり使わない身体の筋肉を使います…
 

リンクに行ってみようかな?って思って下さる人が増えますように… 

大人からスケートを始めたとしても 
頑張り次第で、かなり上達出来るんですよ。 
動画配信コーナー-暖房室 
http://www.skate-com.com/movie/ 
今回は Episode 7 です。  

Episode 0~6 は以下のカテゴリーを、ご覧になって下さい。 

★Figure Skating Guideline★ ★レッスン 
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-category-19.html 

以下のサイトにはお手本のVideoが豊富にあります。 

Videos for Beginner Skaters 
http://uqconnect.net/~zzbarneg/sk_videos_beginners.htm  

日本全国スケート場情報 滑走可能 
http://www.skate-com.com/rink/status.php?n=3 

Videoには今回のレッスン内容よりも難度の高い映像がありますが 
今やっている事をキッチリ出来ないうちから始めてしまうのは 
悪いクセがついてしまい、上達の妨げになります。 

なんちゃって技術はいつまで経ってもなんちゃってのまま。 
基礎中の基礎がしっかりしていないと後々影響します。 

【重要】 

靴を履く前に、ストレッチなどや事前に身体を温める運動をキッチリ行うように。  
華やかさに憧れて始める人が多いかもしれませんが 
スケーティングはキッチリ行うと意外とハードなスポーツです。 

怪我をしない、筋肉疲労などの回復に必要なアフターストレッチなど 
特に大人スケーターの方は、身体のケアが非常に大事です。 

怪我や故障をしてからでは手遅れです。 
レジャー感覚のお手軽スポーツって感覚だけは捨てましょう。 
練習後はアフターストレッチなども忘れずに行いましょう。 

**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆** 

少しずつ難しくなっていきますが… 
もっとも大切なのは、姿勢とひざの使い方です。 
姿勢を悪くする最大の原因は視線が低いという事。 

足元の不安があっても下を見て練習しないように注意しましょう。 
スケーティングをするということで上半身への 
意識は極端に低くなりがち、目線は身体の動きへの役割が大きい。 

常に意識して、視線はフェンス上部などを目標に。 
※ 過去のエントリーに記載した注意すべき点は 
  毎回、大事な要素です。 
  ポイントとなる部分は同じ。 
  記載していない場合でも初歩的な注意点は忘れないように。 

スケーティング動作の基礎的部分は土台です。 
土台部分がしっかりしていれば、ピラミッドも高くなるのです。 
今回共通の動きのテーマ… 
足を揃えて来る時に伸び上がるようなアップの動きです。 
アップダウンを意識する事。 

1) アウトサイド・カーブ(フォア)
 

左右に蹴り出したアウトサイドカーブに安定した状態で滑ります。   
   
重心は押した足の反対の腰の上(足の付け根の上)。 
相互の腰の上に乗っているという感覚を感じながら滑りましょう。 
アウトサイド・カーブのイメージ ) ( ←ナナメにしたイメージですが 
蹴りかえに移行する際はインサイドエッジに変化していきます… 

フォアスケーティングの場合… 
土踏まず~カカト付近のエッジで真横に推す感覚です。   
押していく際は ひざを十分に曲げて胸を起こしましょう。  
手は蹴り出す足と同じ方の手を前に反対の手は身体の横です。 
カーブ後半にかけてゆっくり回します。 

蹴りだしはじめのダウン、カーブ後半のアップの動きを意識しましょう。 
押し出したスケーティングレッグがアウトに乗り、はじめのフリーレッグのキープが大事です。 
ひざの上下動が大切です。 
スケーティングレッグの重心の上に体重が乗り 
伸び上がっていく感覚を養いましょう。 

2) インサイド・カーブ(フォア)
 

左右に蹴り出したインサイドカーブに安定した状態で滑ります。 
アウトサイド・カーブのイメージ ) ( ←ナナメにしたイメージですが 
インサイド・カーブのイメージ ( )  
ややスケーティングレッグを、やや外側から 
踏み出す感じで押し出すとエッジがインサイドになります。 
そのエッジの傾きを維持したまま内側へのカーブを描くイメージです。 
  
手は蹴り出す足と同じ方の手を前に反対の手は身体の横です。 
カーブ後半にかけてゆっくり回します。 
身体の中心に体軸がある感覚でスケーティングしましょう。 
蹴りだしはじめのダウン、カーブ後半のアップの動きを意識しましょう。 

蹴り出したフリーレッグの引き寄せ~蹴りかえの意識も大切です。 
アウト・イン共エッジに乗る基本姿勢 
手は腰の高さ程度で手のひらを下に向けて押さえます。 

緊張しないように肩の力を抜く事を忘れずに。 
 体軸はまっすぐになります。 
片足にしっかりと乗ったら、膝を徐々に伸ばしていき 
重心位置をかかと付近のの1点にキープできるように。 
フリーレッグがぐらつかないように軽く膝を曲げて 
土踏まず付近をスケーティングレッグのかかと付近に寄せます。  

3) バニーホップ 

軽く跳び上がるように左足トウを使って前に踏み切り、右足のトウで着氷します。 
※ 利き足が逆の方は左右を入れ替えて実施してください。 
イメージは氷上のスキップです。 

YouTube - Advanced Ice Skating Jumps : The Bunny Hop Ice Skating Jump 
http://www.youtube.com/watch?v=HnQEJ9OXEfI&NR=1&feature=fvwp 

前進滑走で右足のトウで後ろに押し、左足に踏み出し 
後ろに出した右足と左手を同時に前に振り上げ踏み切ります。 

※ この時右手は同時に後ろに引きます 
手足のタイミングを合わせてトウで軽く上にジャンプします。 
  
空中では左手と右足が前に出た状態から 
右足のトウから着氷し、そのまま氷を押して左足に膝を曲げて乗ります。 

跳ぶ前の姿勢と降りた後の姿勢が同じになります。 
さらに続けてホップを繰り返すことが出来ます。 
地上でスキップの練習をしてイメージをつけてからやってみましょう。 
※ たまに地上でもスキップが出来ないって方がいるのですが…(汗) 

ハードルを飛び越すのと同じで、前に蹴り出した右足と同時に左手が前に出て 
その反動で右手が後ろに引かれます。 
跳び上がるのが怖い場合… 
はじめは跳び上がらずに右足を前方からキックのみを繰り返してみましょう。 

4) ニの字ストップ 

両足を「ニの字」(横向き)にして止まります。 

YouTube - Advanced Ice Dancing : How to Stop in Ice Dancing 
http://www.youtube.com/watch?v=7BjsaIKXoAc&NR=1 

別名ホッケーストップとも呼ばれますが 
姿勢を美しく止まる事に主眼をおきます。 
制動力が最も大きいので緊急時の回避や衝突防止に役立ちます。 

まだスピードが出せない方やスケーティング自体が不安定な方は 
この練習は後回しでも構いません。 

ある程度のスピードと、ちょっとした度胸も必要です。 
一気にブレードの中心からかかと部分の中間ぐらいの位置に加重を