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★トレースは、かく語りき…★

《Blog紹介》 ひょんなことから見つけたBlogなのですが…
非常に興味深い内容の記事がありますので、紹介させていただきます。

着氷時のトレース痕に注目した記事。

【ホビーフィギュアスケーターのブログ】 氷上の論より証拠 
http://blogs.yahoo.co.jp/hobby_figure_skater/2422693.html 

踏み切り地点が判れば、回転不足の有無が判るのですが、この記事では着氷痕のみです。

拙Blogでも回転不足判定関連記事の説明でよく使った、【て】の字付近で着氷した場合のトレースの残り方が鮮明に写ってますね。

ジャンプの方向と回転不足 1
http://blogs.yahoo.co.jp/hobby_figure_skater/2442486.html

上記エントリーの説明は、正確に書かれています。

踏み切り時には、画像のように小さなマークが付く事があります。
このマークが無い踏み切りもありますし、大きな痕が残る踏み切りもあります。

この踏み切り痕には、スケーターの身体の使い方、姿勢、フリーレッグ処理など、ジャンプ動作における個性が出る部分で、様々な要因がありますので千差万別です。
良い踏み切りを示唆するトレース痕もあれば、悪い踏み切りを示唆するトレース痕もあるという事です。

画像はスキッド痕(俗称?)と言われるものですが、ブレードがスリップしたようにカーブがきつく氷を削る量が多くなるような踏切ではスキッドが太く残り、中にはターンしたような痕まで残るケースもあります。

太いスキッドが残る感じの踏み切り痕では、スピードにもよりますが、上方へあがる力が強いともいえますが、飛距離の出やすい踏み切りではない。
※ もちろん、十分なスピードがあれば、多少スキッドがあっても、高さ、飛距離とも十分なジャンプも可能です。
尚、ターンマークまで残るようなケースでは、空中回転運動が始まっている可能性があります。

逆にクリーンなエッジで踏み切れば、ほとんどスキッドしません。
このようなケースではスピードが落ちずに飛距離の出る踏み切りを行った可能性が高く、踏み切った後に空中回転運動へ移行している事になります。

少し専門的になりますが、踏み切りへ移行する際のRBO~LFOの踏み出し角度も、ジャンプに影響します。

side by side Triple Axel 画像はカート・ブラウニングと伊藤みどり
完全にタイミングが一致しているわけではありませんが、サイドバイサイドの3Aを踏み切るところです。

side by side Triple Axel
 二人の踏み出そうとしているブレードや腕の位置、肩の入れ具合など、先の説明通り、こういうのが選手の個性であり、通常スピードでは同じように見えても、跳び方が違う。
side by side Triple Axel
 踏み切りに入る瞬間。この際も、フォームは選手ごとに違いがあり、クリーンジャンプ・若干のミス・失敗ジャンプなど、この瞬間に、多くの要因が隠れているところであり、選手自身が、最終的に目的のジャンプを跳ぶのか、動作をやめる(回転数減やパンク回避)などの本能的な身体反応エリアです。

さて、ふたりのジャンプ成否は?

★TSUNAMI GIRL…伊藤みどり トリプルアクセル★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-55.html

YouTube - Kurt Browning & Midori Ito side by side Triple Axel (1989)
http://youtu.be/8CBCyz1yKT0



この時、伊藤みどりさんは転倒しましたが、決して悪い踏み切りでもなく、サイドバイサイドを試みるのですから
両者共に、相手のスピードに合わせて同時に踏み切ろう。という意識が、自分のタイミングを取りづらく、失敗に繋がっただけです。
このケースでは、カート・ブラウニングがタイミングを合わせて踏み切っているのですけどね。
みどりちゃんも、緊張したのでしょう。

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スキッドに関して、失敗に繋がったケースでは、競技会で散見されるでしょうが、有名TOPスケーターの転倒シーンなどは、印象に残るものがあります。

1 スキッドしながら、すっぽ抜ける転倒(スリップ転倒)は、非常に痛い転倒に繋がりやすく、私たち経験者でも一番起こしたくない転倒のひとつです。


2 逆に、スキッドも、トウにもかからずにすっぽ抜ける転倒も非常に怖い。(予測不能なケース)
昨シーズンの世界選手権では、パトリック・チャン選手のFS終盤の2Aすっぽ抜け転倒がそれに当たります。

1と2では、すっぽ抜け要因は、まったく違う要因です。

1Aや2Aでは、スキッドせずに跳ぶ事が出来ても、3Aではスキッドさせるケースもあるので、選手の特徴を観察してみて下さいね。

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【ホビーフィギュアスケーターのブログ】
アクセルジャンプのメカ
http://blogs.yahoo.co.jp/hobby_figure_skater/2630445.html

アクセルのチート踏み切り?
http://blogs.yahoo.co.jp/hobby_figure_skater/folder/301738.html

画像の力は解りやすくていいですね。

アクセルのチート踏み切り? で使われている画像は、屋外リンクに新雪が積もった状態でジャンプを跳んだトレース痕を撮影したものなのでしょう。
屋内リンクでは、撮影出来ない写真ですね。

非常に、判りやすい画像と解りやすい説明は参考になると思います。


回転不足判定のボーダーとなる、UR判定1/4(90度)DG判定1/2(180度)の境界付近に関するテクニカル審判の判定は必ず、事前の意識合わせを行って、どの程度を不足と判定するか?を話し合い、その基準を同一競技内は誰であっても同じ基準で判断します。

【7/15追記】
UR判定1/4(90度)DG判定1/2(180度)と、1/4や1/2の後に(90度)(180度)とあえて記載していますが、ルールなどに記載されているのは分数のみです。
※ 過去にも、着氷角度に関して、1/4や1/2を曲解していたケースがあったので、補足として記載を続けてます。

( )付きにしているのは、1/4は90度付近を表し、1/2は180度付近を表しているだけでUR・DG判定に関する技術審判の判断は厳密に90度や180度を見ているというよりも、エッジの向き身体全体の向きエッジの捌き具合など、総合的に足りているのか?不足しているのか?を見ているという意味です。

『89度や91度などの差はどうなるんだ?』 というような、数字だけの見方ではなく、上記理由を総合して判断する性質だという事です。(分度器では測れないですから)

選手の中には、本当に器用に審判の眼を欺いてしまうような、エラーに見えない着氷をする選手も居ます。
ブレードの着氷角度だけでは、見逃してしまう。なので、着氷姿勢全てを勘案して回転不足判定を行うのです。
微妙なケースに関しては、本文後半にスケーターズ・フェイバーの記述で説明しています。 【追記終わり】

TOPスケーターが日常的にアクセルのチート(誤魔化した踏み切り)レベルを跳ぶ事は、ほとんどありません。
あくまで、アベレージ以下のレベルで行われるケースが散見される程度です。

踏み切り時における、チート踏み切りでDGされるケースはトウループの明らかな前向き踏み切りのケースがもっとも多く
そのメカニズムはアベレージ以下のレベルでは、日常的に行う選手が居るかもしれませんが、所謂、ジュニア・シニアレベルに到達している選手が、チート踏み切りでDG判定を受けるケースは、そのほとんどが、ミス要因から起こる無理な踏み切りのケースです。

以下は拙Blogの記事ですが…
着氷時における回転不足と踏み切り時における回転不足判定(チート踏み切り判定)の記事を参考にして下さい。

★回転不足の見方★ 審判はこう見ている・・・
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-170.html

★DG判定を探そう!?★ スロー再生で確認!【解答編】
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-172.html

★プレロテって何?★ 回転不足の事…?
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-173.html

本当に微妙なケース(定かでないケース)では、スケーターズ・フェイバーを適用し、選手が判定上の不利益を講じないようになっています。

★スケーターズ・フェイバー?★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-117.html

上記記事は主にWrong Edgeについて記述していますが、Wrong Edgeや回転不足など、全ての疑わしい事例も適用されていると思います。

ISU テクニカル・パネル ハンドブック(日本語版) 
http://www.skatingjapan.jp/data/fs/pdfs/comm/2011-12hb_single_j.pdf

項目 着氷時の3/4 回転の基準 
すべてのはっきりとしない場合には、テクニカル・パネルはスケーターの利益になるように務めるべきである。 
スケーターの利益のため(判定で選手が不利益を被らないように務めるという意味合い)

Wrong Edge判定が元で、(F・Lz)同一トリプルジャンプの跳びすぎ違反に関わるケースなど、スケーターズ・フェイバーを適用されたと推察出来るケースは散見されます。

最後まで、読んで頂きありがとうございました。   
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http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-201.html

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