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★ジャンプ編…正しい理解の上で観て欲しい★

★Figure Skate Guideline★
★化石フィギュアスケーターが語るジャンプのツボ?★

上記エントリーからの続きです。。。
ルールについて みなさんが曲解?しているかも知れないと感じた事を書いてみようと思います。。。
いわゆるwrong edgeの問題についてです。。。

NET上では wrong edgeの曲解とも取れる…
観戦しているファンの方が各選手のジャンプのエッジエラーについて議論しているのを見かけます。

特に…日本語の難しいところというか…
【不正エッジ】という日本語に変えられると選手は重大な違反を犯した まるで戦犯?のように受け止められる可能性があるということ。

wrong edge 【間違い・エッジ】って感じですよね。
ジャンプの定義から 外れたエッジを使ったのジャンプをしている【e】エラーマークなのです。

wrong edge判定の対象のジャンプはフリップとルッツなのですが
右利き選手の場合…右足トウを氷に衝いて跳び上がる点では同じ…

左足のエッジ(ブレード)がイン側で踏み切るのがフリップ
左足のエッジ(ブレード)がアウト側で踏み切るのがルッツ

'07-'08シーズン ルールの明確化により wrong edge判定をしっかり取るようになりました。

この事は…正しいエッジで踏み切りをする選手と、そうでない選手とで得点に差を持たせるためであり…
6種類のジャンプをハッキリ判別させる為に必要な措置です。
そして、より公平公正にジャッジングするためです。

さらに'08-'09シーズンでは wrong edgeの性質上【e】と【!】に分け…
テクニカルパネルとジャッジパネルでの分業により、公平性を高めようとしています。

私が問題にしているのはココではありません…
本当に問題なのはビデオなんです

議論の中で 参考にされる演技の動画などを題材にする事が 問題を大きくしているように感じます。
このビデオをどの時点で静止させるかで、疑惑の選手のジャンプを【e】とする事もセーフにする事も出来るのです。

ファン心理としては誰々選手はフルッツやリップだと…
それをビデオの静止画像やスロー再生などを駆使して、この選手がOKで何故この選手はNGなのか?
っと なっているようです…

Flip Jump & Lip Jump(Wrong edge) Figure Skating
http://youtu.be/Iel9kjBAq2s



 ↑ ↑ ↑ 上記のような スロー再生や停止を使った動画(作為的)
実際にエラー判定を受けた映像と疑惑の映像などをスロー再生で検証する事自体が作為的・悪意的な印象を受けます。

こういったものを議論の根拠に使うことはナンセンスなんですよね。
しかもTVで放送された録画ビデオは判定にも使われている映像ですらないのです。

何故ナンセンスなのかは後述しますね。

同じようにメディアも不勉強で…競技会の度にスロー再生映像を流すものですから
これが一般的な解釈だと定着しちゃったのだと思います。

**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**

ISU Communication 1494号
シングル、ペア競技の2008-09シーズンにおける技術ルールの変更(日本語訳)

技術ルールの変更部分より抜粋。。。

【ジャンプのエラー】

重度のフルッツ・リップ(long wrong edge, no correct edge at all etc.)は
これまで通り「e」を付けてGOEをマイナスの範囲に強制するが
軽度の場合(short or not so obvious)にも「!」(attention)を付して、GOEを各ジャッジの裁量に委ねる。


wrong edgeについては…
テクニカルパネル(テクニカルオフィシャル)が『e』を付けてしまえばGOEは必ずマイナス範囲内に限定されていたものが…
今回の改正で微妙な場合のジャンプを『!』とする事で、ジャッジパネルに裁量を任せた部分は平均化に役立つでしょうね。

これまでも…コーラー(TS)によって様々であった訳ですが
ジャッジ全体での判定になる事で、GoEがマイナスに偏る事は無くなります。

テクニカルパネルは公式練習時より、3名の間で意識合わせを行っており
TS(コーラー)の判定に異論が出た場合はビデオ確認をし、意見が分かれた場合3名で協議した上で判定を確定させます。

 【重要】

今回の改正で 『e』と『!』マークと2種類になる訳ですが…

wrong edgeの判定をビデオスロー再生や静止画などで判定する訳では有りません。

NET上などで議論されているような 離氷の瞬間ではないのです。
特にルッツ&フリップの ジャンプ動作の一連の流れのエッジで見ているのです。

TV放送やYou Tubeなど…
ジャンプのスロー再生や静止画像を意図的に見せられて多くのフィギュアスケートファンが間違った認識で見ています。

wrong edge(間違ったエッジ)で跳んだジャンプ(フルッツorリップ)をテクニカルパネルではスロー再生や停止したビデオ判定をしていません。

スロー再生や停止を使った判定は回転不足の判定をする場合です。。。

wrong edgeの判定は通常スピードのビデオ判定をする事はありますが…
スロー再生等で判定する事は非常にナンセンスなのです。
フィギュアスケートの性質上 瞬間を切り取って見る性質のものではないからです。

**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**

テクニカルパネルのTSは いったいどの時点で判定するか?

NETで議論されているような 離氷の瞬間ではないのです。
ルッツ&フリップではジャンプ動作の一連の流れのエッジで見ているのです。

YouTube - Flip and Lutz



 ↑ ↑ ↑ こちらの動画は2つのジャンプの違いをスロー再生されてますが
あくまで違いを判りやすく見るという意味で見て下さい。

ジャンプの空中姿勢はバックスクラッチの姿勢。
トウを衝き 空中に跳び上がると同時にこの姿勢になっていきます。

この姿勢になる為には右足の軸の前に左足が巻き付くような姿勢です。
クロスされた右足がまっすぐで左足は左にやや開いた状態。

気をつけの姿勢から左足を前にしてクロスさせた形です。

跳び上がるにつれて 左向きに回転を始め 左足は左にやや開いているという事は 自然にアウト側になるという事。
内股状態にして巻きついてる選手は居ません。

まさにテイクオフした瞬間は左回りに回転しながらアウト側に開いた足が右足に絡みつくように接近していく訳です。

この氷を離れる瞬間で静止画像を切り取れば全員アウトエッジに見えるはず。

こうなると ルッツでもフリップでも まさに離れる瞬間はアウトエッジに見える訳です。
この瞬間に止めたビデオを見て議論するのはナンセンス。

アプローチから一連の流れのエッジで判定している事を知ってもらいたい。

0コンマ数秒の世界。
深く曲げたひざが伸び上がると同時にトウを付く 
トウを衝いた足に回転しながら引き寄せられていく左足…
一連の動作の中のトウを衝く間の一連の流れでエッジを見るのです…

ファンの人ほど 贔屓の選手のエラーに納得できないと熱くなりすぎる可能性があります。

【e】が付く選手と付かない選手…確かに居ます。
だけど…付いていない選手に疑惑を向け過ぎるのは良くありません。

前述の最後の最後 離氷する直前の静止画やスロー映像を根拠にしてはダメなのです。
覚えておいて下さいね。

カーブを使う選手と直線的に使う選手のクセの度合いでも変わってくるほどデリケートなのです。
特に…トリプル以上のジャンプは 匠の世界の域ですからね…
このエラー判定のジャンプを矯正する事も非常に難しい事も覚えておいてください。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

友人である現役テクニカル経験者より…メッセージが届き その部分を転載させて頂きますね。

このシステムになって、ジャッジは、ビデオリプレイを観る事ができるのですが、ジャンプの着地については、スローやスーパースローにして、回転不足をチェックしますが、踏み切りについては、標準モードでみます。

スローやスーパースロー、停止でみてしまうと、Sakuraさんも書かれている通り、瞬間を見てしまうからです。
これは、ナンセンスですよね。

どのレベルでwrong edgeのコールをするかは、事前にTO(テクニカルオフィシャル)で意識あわせをします。
なので、微妙な選手は、試合によって、eマークが付く場合と付かない場合があります。

また、eマークをTOでコールする場合は、明らかに踏み切りが悪いって場合です。
微妙なときは、TOではwrong edgeのコールはしません。

その場合においても、ジャッジは、自分の判断基準で踏み切りが悪いと思ったら、GOEでマイナスをつけます。
TOでコールすると必ずジャッジは全員マイナスをつけなければいけないというルールがありますので、
あきらかに悪い場合のみコールします。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

上記のように wrong edgeに関しては…
フィギュアスケートのジャンプの特性上、瞬間を切り取って見るべきものではないからです。

実際にフィギュアスケートの経験をされると理解も深まると思いますが…
地上でシミュレートされてみるだけでも多少は理解できるかも知れません。

作為的な動画やスロー再生を根拠に選手バッシングやジャッジ批判をする事が無いようにお願いします。

切り取った静止画やスロー再生の動画を載せたりして議論するのもナンセンスなのです。

跳び上がる前から回転運動をする選手・跳びあがってから回転する選手
エッジのカーブを上手く使う選手・直線的にエッジをフラット気味に使う選手
他にも選手によるジャンプの特徴は様々です。

理想的なジャンプでも録画したビデオの止め方次第ではエラーっぽく見えてしまう
それは間違った見方である事を覚えておいて下さい。。。

実際は↑の専門家のような判定が行われているのですから。

ナショナルクラスのテクニカル・オフィシャル(元有名選手が多い)の判定を見て、その素晴らしい目を賛辞して観戦して欲しいですね。

どんなスポーツでもルールやジャッジングを信頼して観るというのが基本的な事だと思うのです。

次回は もうひとつの関心の高いであろう回転不足について書く予定です。


最後まで読んで頂きありがとうございました。。。

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