★プロトコルから学ぶ…★全ての選手が成長する為に…
2012 フィギュアスケート世界選手権も終わりました。
2011-2012シーズンも日本代表選手たちの素晴らしい活躍で
ペアでは史上初、銅メダル獲得の高橋成美/マービン・トラン組が輝き
男子シングルでは高橋大輔・羽生結弦、両選手の銀&銅メダルと史上初のダブル獲得
女子シングルでも鈴木明子選手の苦労の末に掴んだ初の銅メダル。と
素晴らしい成績を収める事が出来ました。 おめでとうございます。
それぞれ、感動的な滑走でした。 (涙腺が緩むようになりました)
小塚崇彦選手は少し不運な転倒などが響き11位という成績で終えましたが
Twitterでも言及したように決して惨敗ではなく、攻めた上での結果でした。
村上佳菜子選手は躍進の5位入賞と、着実にステップUPをし成長を感じさせる滑走でした。
SP2位という表彰台も夢ではない位置でのFS経験は、物凄く勉強になった事でしょう。
浅田真央選手はご家族の不幸などもあり、苦しいシーズンだったかも知れませんが
高いスケーティング能力を有し、好不調のあるジャンプでは悔しい思いをした事も有りましたが
佐藤両コーチの元、常に進化を目指す姿勢は素晴らしいと思います。
少し残念な結果になった、クリス・リード/キャシー・リード組は
怪我の影響もあってFSに進出出来ませんでしたが、来シーズンはきっと巻き返す事でしょう。
Skater_Sakura フィギュアスケート関連ツイートまとめ 2012年3月分~FS世界選手権
http://togetter.com/li/281800
今回のエントリーは過去記事を元に手直しをしてUPしています。
競技会が終了すると、拙Blogにも若干訪問者が増えます。
Blogへの検索キーワードの上位もルール関連が並んでいます。
皆様の疑問解消に役立てば幸いです。
競技結果を受けて、選手・関係者やファンの方々もチェックするプロトコル。
選手や関係者も、今後の練習や成長に必要な情報が満載のプロトコルを確認します。
プロトコルを見る上で必要な事を加筆しています。
J SPORTSさんサイトより画像をお借りしてきました。
クリックで全体が表示されます。
J-Sportsサイト掲載の画像に説明文を赤字で追加しています。
リザルトページには競技結果の他に、競技結果の詳細を表すプロトコルが
競技終了後にPDFで公表されています。
採点方法の概略や結果の見方については
フィギュアスケート資料室で詳しくまとめられていますので、ご覧になってください。
フィギュアスケート資料室 - 採点方法の概略
http://www.geocities.jp/judging_system/navi.html
フィギュアスケート資料室 - 採点結果の見方
http://www.geocities.jp/judging_system/detail/index.html
フィギュアスケート資料室 - 採点結果の見方3
http://www.geocities.jp/judging_system/detail/score.html
1~5までの総要素点に関しては、比較的ご存知の方が多いでしょうから割愛します。
ポイントとなる部分は上記 採点結果の見方3にある 6と7の項目です。
総構成点(PCS)の詳しい内容は以下のエントリーをご覧下さい。
★PCS再考察… 5コンポーネンツとは?★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-143.html
6 プログラム構成要素(演技全体に対する採点基準)の各項目が並んでいます。
※ 赤字はシングル・ペア
SS Skating Skills(スケート技術) ― スケーティングの質、スピードなど
TR Transitions(要素のつなぎ) ― 要素と要素の間のステップ、要素の入り方・出方など
MO Linking Footwork/Movements(同上/アイスダンスでの表記)
PE Performance/Execution(演技力) ― 身のこなし、スタイル、スピードの変化など
PF Performance(同上/アイスダンスでの表記)
CH Choreography(振付け) ― プログラム構成の調和、ハイライトの分布など
IN Interpretation(曲の解釈) ― 音楽に合わせた動き、音楽の表現など
IT Interpretation/Timing(同上/アイスダンスでの表記)
TI Timing(タイミング) ― (コンパルソリーダンスのみ)音楽に合わせた動きなど
7 プログラム構成要素の係数(Factor)です。
どの競技でも構成要素は10点満点で採点されますが、技術要素の数や難度の違いにより技術点は大きく違います。
そのバランスを取るため、競技ごとに定められています。
アイスダンスではまた、項目間の重要度を反映させるために細かく差がつけられています。
ISU規程 第353条第1項l)
『プログラム・コンポーネンツの各項目に対するパネルの点数は、さらに以下の係数を乗じる』という項目があります。
男子: SP:1.0 FS:2.0
女子: SP:0.8 FS:1.6
ペア: SP:0.8 FS:1.0
アイスダンスについては規程第353条第1項m)に従い もう少し複雑で下記のようになります。
≪コンパルソリー・ダンス≫
SS:0.75、TI:0.75、PF:0.50、IN:0.50
≪オリジナル・ダンス≫
SS:0.80、MO:0.80、PF:0.60、CH:0.60、IT:1.00
≪フリー・ダンス≫
SS:1.25、MO:1.75、PF:1.00、CH:1.00、IT:1.00
係数(Factor)は男女シングルなどに格差があり、要素の数・難易度の違い・滑走時間の違いがありますので
男女シングルの点数を比べる事や、SPとFSでの点数を一緒に論じてしまうのはナンセンスです。
SPとFSの係数は2倍の開きがありますので、例えSPで出遅れたとしてもFSで大きく挽回する事も可能です。
PCSの個別の項目で大幅な開きや別の競技会での差を論じたりするのも
上位選手と下位選手とのレベル差が大きければ、差が広がるものです。
当然の事ながらレベルが拮抗するケースでは差が縮まる事になります。
1ジャッジの採点が平均値よりも大幅に乖離した場合は調査対象になります。
調査対象ジャッジが、能力に問題ありと判定されたら、ジャッジ級の降格や資格剥奪などの処分も課されます。
各選手の関係者や各国のスケート連盟からも、問題があるのではないか?となれば
ISUに対し調査を正式に要請するでしょう。
ヒューマンエラー(単純な入力ミスなど)のケースもあるかもしれませんが
そのジャッジなりの正当な採点理由が存在し、○○の理由により高いor低いという見解がある場合もあります。
そういった事も含め、公正化を図る事と多人数での平均化及び上下カットが存在するのです。
※ シニア・ジュニアなどのSPでは規定必須回転数不足【強制的にGoE-3】のジャンプを
普通に成功したと勘違いして、見たままのGoEを付けてしまううっかり誤審がたまに起こります。
個人的にはランダムカットや必要以上の秘匿化は必要無いと感じますが。
古今のNET抗議文化や、審判に対する脅迫などの身の危険性なども考慮しているのでしょう。
昨年ジャッジスセミナーの様子を拝見させてもらいましたが、選手の模範演技を
数百人のジャッジ達がグループごとに分かれて採点し、項目ごとに採点理由をディスカッションしていました。
ある項目での高めの採点結果を出したジャッジ・低めの採点結果を出したジャッジも
それぞれ、その点数を出した理由を述べ合いながら、意識を近づけていく…
セミナーで講義した内容に基づいて、それぞれが独自に採点して共通認識をはかり
今後の競技会で公平公正を期するために毎年行われているのです。
国際大会などの競技会や各国ナショナルクラスの競技会はA級・N級など、高いレベルのジャッジが務めていますし
その経験年数は十数年以上です。
★PCS 《Skating skills》 解説映像集★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-159.html
★PCS 《Transitions》 解説映像集★(映像翻訳コメント募集中)
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-160.html
★PCS 《Performance/Execution》 解説映像集★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-161.html
★PCS 《Choreography》 解説映像集★(映像翻訳コメント募集中)
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-162.html
★PCS 《Interpretation》 解説映像集★(映像翻訳コメント募集中)
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-163.html
私のような競技経験者でも、今の○○項目の採点は自分が思った点数より
高いなor低いなと感じることは結構有ります。
ですが、様々な審判に必要な講義を受け、長年競技を幅広いレベルを見続けてきたジャッジよりも
自分の眼の方が優れているとは思えません。
TESよりも、わかりにくい部分の多いPCSですが、是非、上記エントリーの映像を見て
スケートを見る目を鍛えてくださいね。
国際競技会に出場する選手のレベルも高いですが、その選手の滑走を採点する審判も
非常に高いレベルを擁し、高いジャッジング能力を持つ者達だという事を知っておいてください。
フィギュアスケート資料室 - 新システムに関する規定の議案・本文
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Athene/9074/rule/rule.html
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選手や保護者の方は、自身のプロトコルと上位入賞者のプロトコルを比べて分析しましょう。
同じエレメンツでもGoEの違いや実施した組み合わせなど、実際の滑走との印象と
プロトコルから見えてくるものが違ってくるでしょう。
出場した競技のレベルにもよりますが、エレメンツのトータル難易度に差があったとしても
GoEの積み重ねや、スピンやステップなどのレベル獲得を上積み出来れば、肉薄できる可能性もあるのです。
もちろんPCSも、ひとつひとつの項目を上げる事が出来れば、逆転する可能性だってあります。
ジャンプなどのエレメンツは成功するしないに関わらず、目標とするために
多少回転不足気味やエラーをもらう可能性があったとしても、今後のために構成の中に入れてくる事もあるでしょう。
スピンなどのレベルでは、自分中心的なカウントをした事で、必要回転数に満たないで取りこぼすという事など
ほんの少し注意するだけで、レベルを獲得出来る事もありますし
じっくりと、修正や矯正など、相当な努力を要する項目もあります。
ライバル選手と比較するのではなく、そこに近づき、抜いたり、引き離したりするために
自分自身が高い水準を獲得する努力目標としてプロトコルを活用するのです。
TESが高く、PCSが低い選手は、少しでもPCSを上げるための練習は何か?
逆のケースの選手は、どこを努力すればいいのか?
もちろん個々のエレメンツの質を上げる努力やPCSを上げる項目など強化すべきポイントはいくつも見つかるはず。
競技会の勝敗よりも、プロトコル(通知表)を上げていく努力の方がずっと大切だと考えてくださいね。
★IJSに対応していく事…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-105.html
プロトコルは選手の成長の為に課題を指し示してくれる大切なテキストです。
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以上の事を踏まえた上で、現役スケーター・学生スケーター・スケートママなどの保護者の方々に
新採点システム(IJS)対応やプロトコルから見えてくる、今後の対応すべき点や問題点を
ご自分やお子さんのスキルアップにつながるかを考えて下さい。
★選手とコーチの関係★エントリーでは、少し厳しい事も書きました。
どんな競技会でも表彰台に上るような成績を残せば嬉しいですし
思ったような滑りが出来なくて、悔しい思いをするのが競技です。
プロトコルに残ったジャッジの採点表は様々な事を教えてくれるものです。
嬉しい・悔しい だけで終わってしまうようでは、レベルアップにつながりません。
競技会の前に一生懸命練習するのは誰だって頑張ります。
ですが、勝っても、負けても、競技後に一生懸命練習に取り組むようになる選手は、もっと伸びます。
プロトコルから練習課題を見つけ、強化する事が今後につながるのです。
何でもコーチの指導任せでは、伸びしろはしれています。
コーチの指導は長時間のマンツーマン指導ではありません。
練習時間の大半は自己練習時間のはず。
言われた事だけをやってるようではダメ…
自分自身もしくは保護者などが、強化ポイントを見つけ、習得する努力をする事が重要なのです。
小さなお子さんをお持ちのスケートママは、CoP対応やルールの事、技術的な事も勉強すべきです。
我が子のコーチのレッスンを見届け、自主練習をただ見守ってるだけではいけない。
友達とおしゃべりしているのを注意するぐらいではダメです。
小さな子供は、注意散漫だし、練習だけでは飽きてしまったりして遊びたい気持ちが先行します。
遊ぶのが良くないって訳ではないのです、オンとオフをきっちりつけて
練習のモードに入ったら一生懸命やるって事が重要なんです。
★自主練習の方法論★ 【スケーター向け】
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-82.html
上記エントリーで書いていますが…
ダメな状態の練習を続け、ダメな状態を上達?(固定化)させている練習を続ける人が圧倒的に多い。
選手生活の大半は、ほとんどが練習時間です。
そして、コーチなどから指導を受ける時間は、ほんの僅か。
自主練習の時間が一番長い。
この自主練習の過ごし方が、一番スキルアップ・レベルアップに重要なんです。
★基礎力UPのススメ…コンパルソリー的レベルアップ★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-96.html
★スケーティング論 2軸と1軸 体幹の動き★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-97.html
★ Moves in the Field ★ USA Figure Skating から学ぶ
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-98.html
★フィギュアスケートの特殊性★ 【スケーター向け】
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-73.html
【自分で考えてスケートをする】
今行ったエレメンツのどこが良くて、どこが悪かったのか?
どこをどういった風に工夫すれば良くなるのか?
常に、そういった事を考えて、練習に励むのです。
コーチに言われた練習メニューを、ただこなすだけではダメです。
コーチor保護者 『○○を30回やりなさい』 ただ繰り返しただけ…×
内容はともかく、本人はメニューをこなした気になってるだけ。。。
メニューの内容(成功への様々な創意工夫をしながら練習したか?)が重要だという事。
『○○ジャンプを跳びなさい』 何度か成功した事だけ満足してる…×
成功した事が重要ではなく、質の高い成功をしたか? が重要。
もしくは、レベルの上がったジャンプにつながる練習をしたか? って事が重要です。
失敗するジャンプを、成功しなくとも何十回とチャレンジした事に満足してる…× (自分は良く頑張った)
成功につながるような練習内容であったか?って事が、もっとも大事。
ダブルで失敗するなら、シングルと交互に練習したり
1回ごとに、身体の動きの中で注意するテーマを決めて跳ぶ。
テーマというのは、コーチから受けたアドバイスの実践と工夫の事。
助走から入りのスピード・プレパレーション・手足のポジション・
踏み切り・空中姿勢・空中制御・着氷時のエッジの捌き・チェック姿勢etc…
自分自身が、エレメンツを行う時の身体の動きのイメージと実際に行うイメージが一致させるように練習する。
一度に全部チェック出来なければ、テーマをしぼって練習する。
行ったエレメンツに対し、何に注意して行ったか?を答えることが出来る様に、具体的な意識を持つ。
毎回、コーチに同じ事を注意されているような選手は伸びません。
貴重なレッスン時間と、保護者が一生懸命用意した大切なお金を無駄にしてるだけです。
シニアクラスぐらいに成長して、コーチの技術論への理解力が増すまでは
小さな子供達~ジュニアクラスぐらいまでの指導のアドバイスはシンプルなものがほとんど。
ひとつの理想形を作り上げるために、少しずつ重要度の高いポイントから矯正させていく…
理論的なものよりも、ビジュアル的にマネの出来るようなポイントを教えていく。
身体で覚えた事だけでは、応用がきかなかったり、スケート勘の良い子はもっと先に進んでしまいます。
コーチのマネや上級者のマネから、さらに自分なりに上達するように工夫していけるような努力をする人が、一歩先に進むのです。
【コーチはビデオカメラの役目】
自分の滑ってる姿は…自分が滑っている時は見えません。
コーチとのレッスンの時は、問題無いですが、自主練習の時はどうしますか?
こんな時に役に立つのが保護者であったり、一緒に練習している仲間です。
自分達のやった事をチェックしあえるように、日頃からテーマを持った練習をするのです。
ビデオカメラを固定して、自分でチェックして、客観的に欠点や改善点を見つけることが出来る様になれば
コーチが必要無いわけではないですが、より自主練習時の効率が上がります。
自分自身が自分のコーチの役割をこなせるように、コーチの教えてる事を盗むのです。
難しい領域の事は保護者の方々や選手同士では難しいでしょうが
簡単な技術や姿勢の事など、普段意識していない部分だけでもチェックしながら練習する事は重要です。
コーチが普段注意するような事の大半も、基礎的な技術が出来ていない事の指摘や
姿勢や指先まで行き届かない表現の部分など、つい忘れてしまいがちな部分をアドバイスしているだけ。
こういった事は、コーチでなくとも出来る事なのですから、保護者や選手同志でチェックし合えばいいのです。
私の持論としては、保護者もスケートを習い、我が子に教えてもらう。
保護者自身がスケートの難しさや、基礎の大切さを痛感し、教わる事で教える術をつかむ。
小さな子供をアメとムチでコントロールしながらも、共に競技者の意識を持って
共にスケートを勉強していく事が必要だと考えています。
氷の上で出来ない事でも、オフアイスではアドバイスが出来る様になれば、コーチはふたりになるのですから。
ストーブの前でお喋りばかりに興じている保護者の子供は伸びないもんです。
【誰でも、効率よく頑張れば伸びる】
★化石フィギュアスケーターの履歴書★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-7.html
上記エントリーでは私の経歴の一端を載せていますが…
私自身はかなり珍しいタイプの選手というか、裕福な家庭では無かった事で
貸し切りなどコンパルソリーのマンツーマン指導以外では
直接指導を受けることが出来なかった選手でした。
手取り足取りのレッスンの記憶はほとんどありません。(笑)
他の子供達のレッスンの合間にジャンプを跳び、コーチの表情を読み取って
良かったのか? 悪かったのか? だけを知るだけでした。
レッスンしている横に立ち、レッスンしている子の指導の様子を観察し
自分に当てはめて、次のジャンプは自分なりに工夫したものを跳ぶ。
コーチ自身は、私に構っていると、今レッスンしている保護者からクレームがつきますから
リンクの上では、ほとんど会話はしません。
レッスン生のやってる事や注意された事を、同じようにやってみたり、工夫したものをやってみたりして
レッスン生のお手本になったり、悪い見本を見せたりしてる事が多かった。
自分はレッスンを受けていないけども、コーチの前でレッスン生の合間を縫って跳ぶだけです。
その時は、アイコンタクトと表情だけを読み取るだけなんですね。
一通りレッスンが終わった後、製氷中にまとめて立ち話をするんです。
もしくはコーチ室に入って、誰も見ていない状況で質問しまくるわけです。
コーチ室では、スケートに関する知識は何でも学びました。
スケート理論や、昔の選手の話、エッジの研ぎ方から、ブレードの調整や穴埋めなど…
コーチからは、氷の上ではなく、オフアイスでの話が、全ての栄養になりました。
私はコーチの横に突っ立てる時間も長いし、練習も集中的に長時間やってるように見えないし…
学生選手達と話をしながら、教えていたり、一緒に遊んでいたりする…
誰が見ても真面目にやってるようには見えない子供でした。。。
ただひとつ、言い訳をするなら、やっていないように見えても
やる時だけは集中してて、自分なりにいろんな工夫をしながらやっていたということだけ。
ディレイするジャンプとか、現在のGoEで評価されるようになる練習を、教えてもらう事無く
上級者の練習風景を見て盗んで習得していっただけです。
自分より上手な選手を観察して、良いものはすぐにマネをしてみる。
悪い部分もマネしたらどうなるのか? やってみて、派手に転ぶ。(笑)
エレメンツが出来ない人の悪い部分まで観察して、何故出来ないかの理由も見つける。
出来る理由がわかれば、レベルアップさせる工夫も見つけやすいし
出来なかった理由がわかれば、対応策を様々な角度から試行錯誤して見つけ出せますよね。
良い事も悪い事もイメージと一致するように、実際に滑って体感する事が
自分自身のスキルアップにつながったのだと信じています。
人がやらない事もたくさんしました…(遊んでると思われてただけですが)
コンパルソリー用のブレードでのフリー練習など…
自分なりにいろいろ工夫した結果、役立つと信じた練習は続けました。
私が書いてしまうと、単なる自慢話としか受け止めない人も居るかもしれませんが
小学5年生でスケート倶楽部に入り、1年間も初級合格出来なかった訳ですから
最初の頃のスケートは酷いもんです。 (実は初級を4回落ちた)(爆)
ですが、まともにレッスンもない環境でも、中学2年には全日本ジュニアに出場するまでになったのです。
当時男子は、人数が少なかったので、特例で5級から出場可能だったのですが
世界ジュニア基準で競技をするという名目でコンパルソリー課題は6・7・8級課題が競技種目に入っていました。
(日本は6級ジュニア・7級シニアの級別 世界は7級中心の年齢別)
5級合格1ヵ月後の試合だったので、対応のために1ヶ月はコンパル漬けでしたね。
今でこそ、2・3年ほどでジュニアクラスぐらいまで昇級してくる子供は珍しくありませんが
当時3年程度でジュニアに上がる選手は、珍しくキャリア的には4~6年ぐらいが標準的でした。
上記の3年程度で上がる事が凄いんだよって事を伝えたい訳ではなく
練習内容を創意工夫したり、効率の良い自主練習を取り入れるだけで
レベルアップは早くなるという事を伝えたいのです。
伊藤みどりさんも3年ほどでジュニア制覇、シニア参戦と、爆発的なスピード出世していますが
歴代メダリストクラスの選手達は、才能もさることながら、練習量も、内容も濃かったのだと思います。
彼女の場合も、コーチの山田満知子先生の話では
『遊んでる事も多かったけど、集中して練習に取り組んでる時は凄いものがあった』と語っていますね。
コンパルソリーが存在していた時代は、コンパルソリー技術の習得はキャリア(経験年数)がものをいう世界ですから
3年ほどでシニアに到達するというのは驚異的な成長スピードなのです。
一般的な感覚では、メダリストになるような選手は天才だと、ひとくくりに考えるようですが
スケートの技術に関しては天才的な才能を発揮する選手でも、運動神経が優れているとか
どんなスポーツでも凄い才能を発揮するというような特別凄い選手は少ないと思います。
素晴らしい経歴を残した選手ほど、効率が優れた練習をやってきて
その上で結果を残したという事だと思います。
そして、何よりも、苦手な事や弱点を克服するための練習を、工夫しながらやってきた。
伸びない人は、苦手なものを避け、無駄な練習を長い時間やっているという
ある意味自己満足だけの練習を続けてしまって、勘違いしてる人が伸びないのでしょうね。
自分自身で考えながら滑るって事を実践していけば必ず伸びます。。。
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
皆様のフィギュアスケートへの理解が広がれば幸いです。。。
★Figure Skating Guideline★ エントリー 一覧
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2011-2012シーズンも日本代表選手たちの素晴らしい活躍で
ペアでは史上初、銅メダル獲得の高橋成美/マービン・トラン組が輝き
男子シングルでは高橋大輔・羽生結弦、両選手の銀&銅メダルと史上初のダブル獲得
女子シングルでも鈴木明子選手の苦労の末に掴んだ初の銅メダル。と
素晴らしい成績を収める事が出来ました。 おめでとうございます。
それぞれ、感動的な滑走でした。 (涙腺が緩むようになりました)
小塚崇彦選手は少し不運な転倒などが響き11位という成績で終えましたが
Twitterでも言及したように決して惨敗ではなく、攻めた上での結果でした。
村上佳菜子選手は躍進の5位入賞と、着実にステップUPをし成長を感じさせる滑走でした。
SP2位という表彰台も夢ではない位置でのFS経験は、物凄く勉強になった事でしょう。
浅田真央選手はご家族の不幸などもあり、苦しいシーズンだったかも知れませんが
高いスケーティング能力を有し、好不調のあるジャンプでは悔しい思いをした事も有りましたが
佐藤両コーチの元、常に進化を目指す姿勢は素晴らしいと思います。
少し残念な結果になった、クリス・リード/キャシー・リード組は
怪我の影響もあってFSに進出出来ませんでしたが、来シーズンはきっと巻き返す事でしょう。
Skater_Sakura フィギュアスケート関連ツイートまとめ 2012年3月分~FS世界選手権
http://togetter.com/li/281800
今回のエントリーは過去記事を元に手直しをしてUPしています。
競技会が終了すると、拙Blogにも若干訪問者が増えます。
Blogへの検索キーワードの上位もルール関連が並んでいます。
皆様の疑問解消に役立てば幸いです。
競技結果を受けて、選手・関係者やファンの方々もチェックするプロトコル。
選手や関係者も、今後の練習や成長に必要な情報が満載のプロトコルを確認します。
プロトコルを見る上で必要な事を加筆しています。
J SPORTSさんサイトより画像をお借りしてきました。
クリックで全体が表示されます。
J-Sportsサイト掲載の画像に説明文を赤字で追加しています。

リザルトページには競技結果の他に、競技結果の詳細を表すプロトコルが
競技終了後にPDFで公表されています。
採点方法の概略や結果の見方については
フィギュアスケート資料室で詳しくまとめられていますので、ご覧になってください。
フィギュアスケート資料室 - 採点方法の概略
http://www.geocities.jp/judging_system/navi.html
フィギュアスケート資料室 - 採点結果の見方
http://www.geocities.jp/judging_system/detail/index.html
フィギュアスケート資料室 - 採点結果の見方3
http://www.geocities.jp/judging_system/detail/score.html
1~5までの総要素点に関しては、比較的ご存知の方が多いでしょうから割愛します。
ポイントとなる部分は上記 採点結果の見方3にある 6と7の項目です。
総構成点(PCS)の詳しい内容は以下のエントリーをご覧下さい。
★PCS再考察… 5コンポーネンツとは?★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-143.html
6 プログラム構成要素(演技全体に対する採点基準)の各項目が並んでいます。
※ 赤字はシングル・ペア
SS Skating Skills(スケート技術) ― スケーティングの質、スピードなど
TR Transitions(要素のつなぎ) ― 要素と要素の間のステップ、要素の入り方・出方など
MO Linking Footwork/Movements(同上/アイスダンスでの表記)
PE Performance/Execution(演技力) ― 身のこなし、スタイル、スピードの変化など
PF Performance(同上/アイスダンスでの表記)
CH Choreography(振付け) ― プログラム構成の調和、ハイライトの分布など
IN Interpretation(曲の解釈) ― 音楽に合わせた動き、音楽の表現など
IT Interpretation/Timing(同上/アイスダンスでの表記)
TI Timing(タイミング) ― (コンパルソリーダンスのみ)音楽に合わせた動きなど
7 プログラム構成要素の係数(Factor)です。
どの競技でも構成要素は10点満点で採点されますが、技術要素の数や難度の違いにより技術点は大きく違います。
そのバランスを取るため、競技ごとに定められています。
アイスダンスではまた、項目間の重要度を反映させるために細かく差がつけられています。
ISU規程 第353条第1項l)
『プログラム・コンポーネンツの各項目に対するパネルの点数は、さらに以下の係数を乗じる』という項目があります。
男子: SP:1.0 FS:2.0
女子: SP:0.8 FS:1.6
ペア: SP:0.8 FS:1.0
アイスダンスについては規程第353条第1項m)に従い もう少し複雑で下記のようになります。
≪コンパルソリー・ダンス≫
SS:0.75、TI:0.75、PF:0.50、IN:0.50
≪オリジナル・ダンス≫
SS:0.80、MO:0.80、PF:0.60、CH:0.60、IT:1.00
≪フリー・ダンス≫
SS:1.25、MO:1.75、PF:1.00、CH:1.00、IT:1.00
係数(Factor)は男女シングルなどに格差があり、要素の数・難易度の違い・滑走時間の違いがありますので
男女シングルの点数を比べる事や、SPとFSでの点数を一緒に論じてしまうのはナンセンスです。
SPとFSの係数は2倍の開きがありますので、例えSPで出遅れたとしてもFSで大きく挽回する事も可能です。
PCSの個別の項目で大幅な開きや別の競技会での差を論じたりするのも
上位選手と下位選手とのレベル差が大きければ、差が広がるものです。
当然の事ながらレベルが拮抗するケースでは差が縮まる事になります。
1ジャッジの採点が平均値よりも大幅に乖離した場合は調査対象になります。
調査対象ジャッジが、能力に問題ありと判定されたら、ジャッジ級の降格や資格剥奪などの処分も課されます。
各選手の関係者や各国のスケート連盟からも、問題があるのではないか?となれば
ISUに対し調査を正式に要請するでしょう。
ヒューマンエラー(単純な入力ミスなど)のケースもあるかもしれませんが
そのジャッジなりの正当な採点理由が存在し、○○の理由により高いor低いという見解がある場合もあります。
そういった事も含め、公正化を図る事と多人数での平均化及び上下カットが存在するのです。
※ シニア・ジュニアなどのSPでは規定必須回転数不足【強制的にGoE-3】のジャンプを
普通に成功したと勘違いして、見たままのGoEを付けてしまううっかり誤審がたまに起こります。
個人的にはランダムカットや必要以上の秘匿化は必要無いと感じますが。
古今のNET抗議文化や、審判に対する脅迫などの身の危険性なども考慮しているのでしょう。
昨年ジャッジスセミナーの様子を拝見させてもらいましたが、選手の模範演技を
数百人のジャッジ達がグループごとに分かれて採点し、項目ごとに採点理由をディスカッションしていました。
ある項目での高めの採点結果を出したジャッジ・低めの採点結果を出したジャッジも
それぞれ、その点数を出した理由を述べ合いながら、意識を近づけていく…
セミナーで講義した内容に基づいて、それぞれが独自に採点して共通認識をはかり
今後の競技会で公平公正を期するために毎年行われているのです。
国際大会などの競技会や各国ナショナルクラスの競技会はA級・N級など、高いレベルのジャッジが務めていますし
その経験年数は十数年以上です。
★PCS 《Skating skills》 解説映像集★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-159.html
★PCS 《Transitions》 解説映像集★(映像翻訳コメント募集中)
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-160.html
★PCS 《Performance/Execution》 解説映像集★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-161.html
★PCS 《Choreography》 解説映像集★(映像翻訳コメント募集中)
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-162.html
★PCS 《Interpretation》 解説映像集★(映像翻訳コメント募集中)
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-163.html
私のような競技経験者でも、今の○○項目の採点は自分が思った点数より
高いなor低いなと感じることは結構有ります。
ですが、様々な審判に必要な講義を受け、長年競技を幅広いレベルを見続けてきたジャッジよりも
自分の眼の方が優れているとは思えません。
TESよりも、わかりにくい部分の多いPCSですが、是非、上記エントリーの映像を見て
スケートを見る目を鍛えてくださいね。
国際競技会に出場する選手のレベルも高いですが、その選手の滑走を採点する審判も
非常に高いレベルを擁し、高いジャッジング能力を持つ者達だという事を知っておいてください。
フィギュアスケート資料室 - 新システムに関する規定の議案・本文
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Athene/9074/rule/rule.html
**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**
選手や保護者の方は、自身のプロトコルと上位入賞者のプロトコルを比べて分析しましょう。
同じエレメンツでもGoEの違いや実施した組み合わせなど、実際の滑走との印象と
プロトコルから見えてくるものが違ってくるでしょう。
出場した競技のレベルにもよりますが、エレメンツのトータル難易度に差があったとしても
GoEの積み重ねや、スピンやステップなどのレベル獲得を上積み出来れば、肉薄できる可能性もあるのです。
もちろんPCSも、ひとつひとつの項目を上げる事が出来れば、逆転する可能性だってあります。
ジャンプなどのエレメンツは成功するしないに関わらず、目標とするために
多少回転不足気味やエラーをもらう可能性があったとしても、今後のために構成の中に入れてくる事もあるでしょう。
スピンなどのレベルでは、自分中心的なカウントをした事で、必要回転数に満たないで取りこぼすという事など
ほんの少し注意するだけで、レベルを獲得出来る事もありますし
じっくりと、修正や矯正など、相当な努力を要する項目もあります。
ライバル選手と比較するのではなく、そこに近づき、抜いたり、引き離したりするために
自分自身が高い水準を獲得する努力目標としてプロトコルを活用するのです。
TESが高く、PCSが低い選手は、少しでもPCSを上げるための練習は何か?
逆のケースの選手は、どこを努力すればいいのか?
もちろん個々のエレメンツの質を上げる努力やPCSを上げる項目など強化すべきポイントはいくつも見つかるはず。
競技会の勝敗よりも、プロトコル(通知表)を上げていく努力の方がずっと大切だと考えてくださいね。
★IJSに対応していく事…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-105.html
プロトコルは選手の成長の為に課題を指し示してくれる大切なテキストです。
**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**
以上の事を踏まえた上で、現役スケーター・学生スケーター・スケートママなどの保護者の方々に
新採点システム(IJS)対応やプロトコルから見えてくる、今後の対応すべき点や問題点を
ご自分やお子さんのスキルアップにつながるかを考えて下さい。
★選手とコーチの関係★エントリーでは、少し厳しい事も書きました。
どんな競技会でも表彰台に上るような成績を残せば嬉しいですし
思ったような滑りが出来なくて、悔しい思いをするのが競技です。
プロトコルに残ったジャッジの採点表は様々な事を教えてくれるものです。
嬉しい・悔しい だけで終わってしまうようでは、レベルアップにつながりません。
競技会の前に一生懸命練習するのは誰だって頑張ります。
ですが、勝っても、負けても、競技後に一生懸命練習に取り組むようになる選手は、もっと伸びます。
プロトコルから練習課題を見つけ、強化する事が今後につながるのです。
何でもコーチの指導任せでは、伸びしろはしれています。
コーチの指導は長時間のマンツーマン指導ではありません。
練習時間の大半は自己練習時間のはず。
言われた事だけをやってるようではダメ…
自分自身もしくは保護者などが、強化ポイントを見つけ、習得する努力をする事が重要なのです。
小さなお子さんをお持ちのスケートママは、CoP対応やルールの事、技術的な事も勉強すべきです。
我が子のコーチのレッスンを見届け、自主練習をただ見守ってるだけではいけない。
友達とおしゃべりしているのを注意するぐらいではダメです。
小さな子供は、注意散漫だし、練習だけでは飽きてしまったりして遊びたい気持ちが先行します。
遊ぶのが良くないって訳ではないのです、オンとオフをきっちりつけて
練習のモードに入ったら一生懸命やるって事が重要なんです。
★自主練習の方法論★ 【スケーター向け】
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-82.html
上記エントリーで書いていますが…
ダメな状態の練習を続け、ダメな状態を上達?(固定化)させている練習を続ける人が圧倒的に多い。
選手生活の大半は、ほとんどが練習時間です。
そして、コーチなどから指導を受ける時間は、ほんの僅か。
自主練習の時間が一番長い。
この自主練習の過ごし方が、一番スキルアップ・レベルアップに重要なんです。
★基礎力UPのススメ…コンパルソリー的レベルアップ★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-96.html
★スケーティング論 2軸と1軸 体幹の動き★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-97.html
★ Moves in the Field ★ USA Figure Skating から学ぶ
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-98.html
★フィギュアスケートの特殊性★ 【スケーター向け】
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-73.html
【自分で考えてスケートをする】
今行ったエレメンツのどこが良くて、どこが悪かったのか?
どこをどういった風に工夫すれば良くなるのか?
常に、そういった事を考えて、練習に励むのです。
コーチに言われた練習メニューを、ただこなすだけではダメです。
コーチor保護者 『○○を30回やりなさい』 ただ繰り返しただけ…×
内容はともかく、本人はメニューをこなした気になってるだけ。。。
メニューの内容(成功への様々な創意工夫をしながら練習したか?)が重要だという事。
『○○ジャンプを跳びなさい』 何度か成功した事だけ満足してる…×
成功した事が重要ではなく、質の高い成功をしたか? が重要。
もしくは、レベルの上がったジャンプにつながる練習をしたか? って事が重要です。
失敗するジャンプを、成功しなくとも何十回とチャレンジした事に満足してる…× (自分は良く頑張った)
成功につながるような練習内容であったか?って事が、もっとも大事。
ダブルで失敗するなら、シングルと交互に練習したり
1回ごとに、身体の動きの中で注意するテーマを決めて跳ぶ。
テーマというのは、コーチから受けたアドバイスの実践と工夫の事。
助走から入りのスピード・プレパレーション・手足のポジション・
踏み切り・空中姿勢・空中制御・着氷時のエッジの捌き・チェック姿勢etc…
自分自身が、エレメンツを行う時の身体の動きのイメージと実際に行うイメージが一致させるように練習する。
一度に全部チェック出来なければ、テーマをしぼって練習する。
行ったエレメンツに対し、何に注意して行ったか?を答えることが出来る様に、具体的な意識を持つ。
毎回、コーチに同じ事を注意されているような選手は伸びません。
貴重なレッスン時間と、保護者が一生懸命用意した大切なお金を無駄にしてるだけです。
シニアクラスぐらいに成長して、コーチの技術論への理解力が増すまでは
小さな子供達~ジュニアクラスぐらいまでの指導のアドバイスはシンプルなものがほとんど。
ひとつの理想形を作り上げるために、少しずつ重要度の高いポイントから矯正させていく…
理論的なものよりも、ビジュアル的にマネの出来るようなポイントを教えていく。
身体で覚えた事だけでは、応用がきかなかったり、スケート勘の良い子はもっと先に進んでしまいます。
コーチのマネや上級者のマネから、さらに自分なりに上達するように工夫していけるような努力をする人が、一歩先に進むのです。
【コーチはビデオカメラの役目】
自分の滑ってる姿は…自分が滑っている時は見えません。
コーチとのレッスンの時は、問題無いですが、自主練習の時はどうしますか?
こんな時に役に立つのが保護者であったり、一緒に練習している仲間です。
自分達のやった事をチェックしあえるように、日頃からテーマを持った練習をするのです。
ビデオカメラを固定して、自分でチェックして、客観的に欠点や改善点を見つけることが出来る様になれば
コーチが必要無いわけではないですが、より自主練習時の効率が上がります。
自分自身が自分のコーチの役割をこなせるように、コーチの教えてる事を盗むのです。
難しい領域の事は保護者の方々や選手同士では難しいでしょうが
簡単な技術や姿勢の事など、普段意識していない部分だけでもチェックしながら練習する事は重要です。
コーチが普段注意するような事の大半も、基礎的な技術が出来ていない事の指摘や
姿勢や指先まで行き届かない表現の部分など、つい忘れてしまいがちな部分をアドバイスしているだけ。
こういった事は、コーチでなくとも出来る事なのですから、保護者や選手同志でチェックし合えばいいのです。
私の持論としては、保護者もスケートを習い、我が子に教えてもらう。
保護者自身がスケートの難しさや、基礎の大切さを痛感し、教わる事で教える術をつかむ。
小さな子供をアメとムチでコントロールしながらも、共に競技者の意識を持って
共にスケートを勉強していく事が必要だと考えています。
氷の上で出来ない事でも、オフアイスではアドバイスが出来る様になれば、コーチはふたりになるのですから。
ストーブの前でお喋りばかりに興じている保護者の子供は伸びないもんです。
【誰でも、効率よく頑張れば伸びる】
★化石フィギュアスケーターの履歴書★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-7.html
上記エントリーでは私の経歴の一端を載せていますが…
私自身はかなり珍しいタイプの選手というか、裕福な家庭では無かった事で
貸し切りなどコンパルソリーのマンツーマン指導以外では
直接指導を受けることが出来なかった選手でした。
手取り足取りのレッスンの記憶はほとんどありません。(笑)
他の子供達のレッスンの合間にジャンプを跳び、コーチの表情を読み取って
良かったのか? 悪かったのか? だけを知るだけでした。
レッスンしている横に立ち、レッスンしている子の指導の様子を観察し
自分に当てはめて、次のジャンプは自分なりに工夫したものを跳ぶ。
コーチ自身は、私に構っていると、今レッスンしている保護者からクレームがつきますから
リンクの上では、ほとんど会話はしません。
レッスン生のやってる事や注意された事を、同じようにやってみたり、工夫したものをやってみたりして
レッスン生のお手本になったり、悪い見本を見せたりしてる事が多かった。
自分はレッスンを受けていないけども、コーチの前でレッスン生の合間を縫って跳ぶだけです。
その時は、アイコンタクトと表情だけを読み取るだけなんですね。
一通りレッスンが終わった後、製氷中にまとめて立ち話をするんです。
もしくはコーチ室に入って、誰も見ていない状況で質問しまくるわけです。
コーチ室では、スケートに関する知識は何でも学びました。
スケート理論や、昔の選手の話、エッジの研ぎ方から、ブレードの調整や穴埋めなど…
コーチからは、氷の上ではなく、オフアイスでの話が、全ての栄養になりました。
私はコーチの横に突っ立てる時間も長いし、練習も集中的に長時間やってるように見えないし…
学生選手達と話をしながら、教えていたり、一緒に遊んでいたりする…
誰が見ても真面目にやってるようには見えない子供でした。。。
ただひとつ、言い訳をするなら、やっていないように見えても
やる時だけは集中してて、自分なりにいろんな工夫をしながらやっていたということだけ。
ディレイするジャンプとか、現在のGoEで評価されるようになる練習を、教えてもらう事無く
上級者の練習風景を見て盗んで習得していっただけです。
自分より上手な選手を観察して、良いものはすぐにマネをしてみる。
悪い部分もマネしたらどうなるのか? やってみて、派手に転ぶ。(笑)
エレメンツが出来ない人の悪い部分まで観察して、何故出来ないかの理由も見つける。
出来る理由がわかれば、レベルアップさせる工夫も見つけやすいし
出来なかった理由がわかれば、対応策を様々な角度から試行錯誤して見つけ出せますよね。
良い事も悪い事もイメージと一致するように、実際に滑って体感する事が
自分自身のスキルアップにつながったのだと信じています。
人がやらない事もたくさんしました…(遊んでると思われてただけですが)
コンパルソリー用のブレードでのフリー練習など…
自分なりにいろいろ工夫した結果、役立つと信じた練習は続けました。
私が書いてしまうと、単なる自慢話としか受け止めない人も居るかもしれませんが
小学5年生でスケート倶楽部に入り、1年間も初級合格出来なかった訳ですから
最初の頃のスケートは酷いもんです。 (実は初級を4回落ちた)(爆)
ですが、まともにレッスンもない環境でも、中学2年には全日本ジュニアに出場するまでになったのです。
当時男子は、人数が少なかったので、特例で5級から出場可能だったのですが
世界ジュニア基準で競技をするという名目でコンパルソリー課題は6・7・8級課題が競技種目に入っていました。
(日本は6級ジュニア・7級シニアの級別 世界は7級中心の年齢別)
5級合格1ヵ月後の試合だったので、対応のために1ヶ月はコンパル漬けでしたね。
今でこそ、2・3年ほどでジュニアクラスぐらいまで昇級してくる子供は珍しくありませんが
当時3年程度でジュニアに上がる選手は、珍しくキャリア的には4~6年ぐらいが標準的でした。
上記の3年程度で上がる事が凄いんだよって事を伝えたい訳ではなく
練習内容を創意工夫したり、効率の良い自主練習を取り入れるだけで
レベルアップは早くなるという事を伝えたいのです。
伊藤みどりさんも3年ほどでジュニア制覇、シニア参戦と、爆発的なスピード出世していますが
歴代メダリストクラスの選手達は、才能もさることながら、練習量も、内容も濃かったのだと思います。
彼女の場合も、コーチの山田満知子先生の話では
『遊んでる事も多かったけど、集中して練習に取り組んでる時は凄いものがあった』と語っていますね。
コンパルソリーが存在していた時代は、コンパルソリー技術の習得はキャリア(経験年数)がものをいう世界ですから
3年ほどでシニアに到達するというのは驚異的な成長スピードなのです。
一般的な感覚では、メダリストになるような選手は天才だと、ひとくくりに考えるようですが
スケートの技術に関しては天才的な才能を発揮する選手でも、運動神経が優れているとか
どんなスポーツでも凄い才能を発揮するというような特別凄い選手は少ないと思います。
素晴らしい経歴を残した選手ほど、効率が優れた練習をやってきて
その上で結果を残したという事だと思います。
そして、何よりも、苦手な事や弱点を克服するための練習を、工夫しながらやってきた。
伸びない人は、苦手なものを避け、無駄な練習を長い時間やっているという
ある意味自己満足だけの練習を続けてしまって、勘違いしてる人が伸びないのでしょうね。
自分自身で考えながら滑るって事を実践していけば必ず伸びます。。。
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
皆様のフィギュアスケートへの理解が広がれば幸いです。。。
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この記事へのコメント
初めてコメントさせていただきます。
私のネタをツイートしてくださっていてたまげました。
私は自身のビジネス経験だけをもとにブログにコメントするだけなのでこちらのようにルールがすごく分かりやすく書いてあるサイトは勉強になります。
今後も分からないことがあったらのぞかせていただきます。
宜しくお願いします。
私のネタをツイートしてくださっていてたまげました。
私は自身のビジネス経験だけをもとにブログにコメントするだけなのでこちらのようにルールがすごく分かりやすく書いてあるサイトは勉強になります。
今後も分からないことがあったらのぞかせていただきます。
宜しくお願いします。

ご訪問&コメントありがとうございます。
閲覧者の方の紹介で、当該コメントのある記事を拝見させて頂き
共感する部分がありましたのでTwitterで勝手ながら紹介させて頂きました。
ニュートラルな視点でFS競技を見る大切さなど
ファンの方々がつい忘れてしまう部分もファン感情として当然なのかもしれないのですが
たまに、セットでルールのせいにしたり、ISUなどにシナリオが存在するがごとく
書かれているのは非常に残念な事だと思っています。
極力、話題に挙がるような事例は取り上げていきたいのですが
時間の関係上、Twitterでの発信が多くなっています。
また、機会がありましたらお越し下さい。
ありがとうございました。
sakura様のツイッターは勉強になるのでよく拝見するのですが、その中の一節
>ルールというのは、その世界の中に関連する人々全てのために存在し公平に運用されるべきもの。誰某前提で考察するのは先に述べたように損得勘定的な思考に陥りやすい。まず、客観的にニュートラルな状態で考察しなけりゃ、議論の意味が無くなる。間違いを起こす元になる。
についてアドバイスいただきたくこちらに改めてコメントさせていただきます。
私の手法とその理由をお読みいただいたうえでどうすべきかのご意見をいただければ幸いです。
まず、最初に申し上げると、ルールを知ってほしいために私はまさにこの手法をとっています。
これには理由があって、私が出入りしているブログの読者の中に少なからず陰謀論に影響を受けている方々がいらっしゃいます。
彼らには何度かsakura様のご主張される正攻法での説明を試みましたが、ピンとこないか、あるいは聞く耳を持ちませんでした。
そういう意味ではフィギュアを習いにくる方々とは前提条件が違う、と私は考えています。
(勿論、これには私がsakura様よりはるかにルールに対する理解が少ないのも原因なんですけれども。)
現実にはルールさえ理解できればフィギュアスケートほど奥が深く面白い競技は無いと私は思っていますが、それを読者のみなさんに理解してもらう為の「手段」と「効果」の観点から、「考えるきっかけ」として選手を絡めてコメントするという手段をとりました。
何しろ、そうしないとルールを考えるきっかけさえ覚束ない状況だったからです。
「理解してくれないからいいや」では、「個人のファン」を「フィギュアファン」にステップアップすることは出来ず、結局一過性のもので終わり、フィギュアの裾野を広げることが出来るとは思えないのです。
勿論今後の議論の中で損得勘定にならないように、もしそういった話題が出れば「第三者の視点」で見てもらえることができるように努力はしたいと思います。
おうかがいしたいのは、もしsakura様が私のようなケースなら、どのような形で陰謀論に影響を受けている方々をフィギュアファンにステップアップする手段をとられるでしょうか?
実際のところ私はそれがわからないためにsakura様が批判される手段をとりました。
なので、アドバイスいただければ幸いです。
宜しくお願い致します。
>ルールというのは、その世界の中に関連する人々全てのために存在し公平に運用されるべきもの。誰某前提で考察するのは先に述べたように損得勘定的な思考に陥りやすい。まず、客観的にニュートラルな状態で考察しなけりゃ、議論の意味が無くなる。間違いを起こす元になる。
についてアドバイスいただきたくこちらに改めてコメントさせていただきます。
私の手法とその理由をお読みいただいたうえでどうすべきかのご意見をいただければ幸いです。
まず、最初に申し上げると、ルールを知ってほしいために私はまさにこの手法をとっています。
これには理由があって、私が出入りしているブログの読者の中に少なからず陰謀論に影響を受けている方々がいらっしゃいます。
彼らには何度かsakura様のご主張される正攻法での説明を試みましたが、ピンとこないか、あるいは聞く耳を持ちませんでした。
そういう意味ではフィギュアを習いにくる方々とは前提条件が違う、と私は考えています。
(勿論、これには私がsakura様よりはるかにルールに対する理解が少ないのも原因なんですけれども。)
現実にはルールさえ理解できればフィギュアスケートほど奥が深く面白い競技は無いと私は思っていますが、それを読者のみなさんに理解してもらう為の「手段」と「効果」の観点から、「考えるきっかけ」として選手を絡めてコメントするという手段をとりました。
何しろ、そうしないとルールを考えるきっかけさえ覚束ない状況だったからです。
「理解してくれないからいいや」では、「個人のファン」を「フィギュアファン」にステップアップすることは出来ず、結局一過性のもので終わり、フィギュアの裾野を広げることが出来るとは思えないのです。
勿論今後の議論の中で損得勘定にならないように、もしそういった話題が出れば「第三者の視点」で見てもらえることができるように努力はしたいと思います。
おうかがいしたいのは、もしsakura様が私のようなケースなら、どのような形で陰謀論に影響を受けている方々をフィギュアファンにステップアップする手段をとられるでしょうか?
実際のところ私はそれがわからないためにsakura様が批判される手段をとりました。
なので、アドバイスいただければ幸いです。
宜しくお願い致します。

こんにちは。 コメントありがとうございます。
> sakura様のツイッターは勉強になるのでよく拝見するのですが、その中の一節
> >ルールというのは、その世界の中に関連する人々全てのために存在し公平に運用されるべきもの。誰某前提で考察するのは先に述べたように損得勘定的な思考に陥りやすい。まず、客観的にニュートラルな状態で考察しなけりゃ、議論の意味が無くなる。間違いを起こす元になる。
>
> についてアドバイスいただきたくこちらに改めてコメントさせていただきます。
上記の件に関しまして、私にもどの様なアプローチが良いのか
過去の試行錯誤も踏まえて、いろいろ考え、迷っている部分なんです。
その考えも、浮かんでは消え、消えては浮かび、の繰り返しでまとまっていない。
少しお時間を下さい。 思うがままを書くと、意図した事が正確に伝えられないような気がするんです。
似たような感じの事をエントリーとして書き始めたんですが、支離滅裂になりそうで…(汗)

コメントをスルーしてたみたいで申し訳ない。<(_ _)>
2009/12/22の投稿だったのね。
(この時期は非常にBlogが活況だった時期ですね)
スケートに限らず、何かしらの指導を行っている方々や
保護者の方々は、少なからず、感じる部分ですし
私も、記事として書いてますが、実際の子供との接し方で
この様な事が実践出来ていたのか? は、怪しいかも。(汗)
叱咤激励の方法が適切ならば、子供に限らず、指導効果は現れると思っています。
なんにせよ、自己研鑽は自己満足で終わらせずに、他者の評価で
認められるようにならなければ成功したとはいいにくい部分が多いですよね。
仰る様に、私も自分自身を叱咤激励してくれる存在が少ないのは残念かも。(笑)
sakura様
ご返答有難うございます。
>客観的にニュートラルな状態で考察しなけりゃ、議論の意味が無くなる。間違いを起こす元になる。
私がターゲットにしているのは「なんとなく陰謀論に流されている方々、あるいはルールがいまいち理解出来ずなんとなくもやもやしている方々」ですが、問題はニュートラルな状態から軌道修正する自浄作用を持っているブログか否か(ブログ主の意思とセンス)がポイントになるのかなと私は考えています。
とはいえ、これは私のわずか1年9カ月のネットの経験と日常の社会経験に基づくものでしかありません。
いずれにせよ、ご回答期待しております。
もちろんゆっくりお時間をかけていただいて構いません。
そのうえでディスカッションできればと思います。
なお、その際はおっしゃっている「議論の意味が無くなる。間違いを起こす元になる。」というのが、具体的にどういったケースなのかを明確にしていただけると助かります。
宜しくお願い致します。
ご返答有難うございます。
>客観的にニュートラルな状態で考察しなけりゃ、議論の意味が無くなる。間違いを起こす元になる。
私がターゲットにしているのは「なんとなく陰謀論に流されている方々、あるいはルールがいまいち理解出来ずなんとなくもやもやしている方々」ですが、問題はニュートラルな状態から軌道修正する自浄作用を持っているブログか否か(ブログ主の意思とセンス)がポイントになるのかなと私は考えています。
とはいえ、これは私のわずか1年9カ月のネットの経験と日常の社会経験に基づくものでしかありません。
いずれにせよ、ご回答期待しております。
もちろんゆっくりお時間をかけていただいて構いません。
そのうえでディスカッションできればと思います。
なお、その際はおっしゃっている「議論の意味が無くなる。間違いを起こす元になる。」というのが、具体的にどういったケースなのかを明確にしていただけると助かります。
宜しくお願い致します。
sakura様
sakura様への私の返答、sakura様のつぶやきを拝見したときに「俺、やばいことしちゃってたかな」という感覚になっていたので、あたかも内容が会社の「プロジェクト検討会議」モードになってしまっておりました。
まだほとんどコメントのやりとりをさせていただいたことがないのに、これはひどいだろ、と反省しきりです。
ですので、sakura様の想いのままのご返答で結構です。
宜しくお願いします。
sakura様への私の返答、sakura様のつぶやきを拝見したときに「俺、やばいことしちゃってたかな」という感覚になっていたので、あたかも内容が会社の「プロジェクト検討会議」モードになってしまっておりました。
まだほとんどコメントのやりとりをさせていただいたことがないのに、これはひどいだろ、と反省しきりです。
ですので、sakura様の想いのままのご返答で結構です。
宜しくお願いします。

こんばんは。
> >ルールというのは、その世界の中に関連する人々全てのために存在し公平に運用されるべきもの。誰某前提で考察するのは先に述べたように損得勘定的な思考に陥りやすい。まず、客観的にニュートラルな状態で考察しなけりゃ、議論の意味が無くなる。間違いを起こす元になる。(Sakura)
上記の件ですが、コメントを頂いた時から、レスの事も考えてたんですが
いっそのこと、記事にした方が、多くの人が読むし・・・
なんて事を考えてまして。
コメントのレスに近い内容の記事になってると思います。(^_^;)
> これには理由があって、私が出入りしているブログの読者の中に少なからず陰謀論に影響を受けている方々がいらっしゃいます。
> 彼らには何度かsakura様のご主張される正攻法での説明を試みましたが、ピンとこないか、あるいは聞く耳を持ちませんでした。
陰謀論云々を唱えてるBlogなどは極力見ないようにしているので
どうしたらいいか? は、昔、懲りた事もあって、個人の考えを無理に変える必要はないかな。
って思うようになりました。
その代わり、客観的にルールに基づいた説明をしようと…
ルールを含めて、フィギュアスケート競技の事をもっと知りたい。って人に届いたらいいかな。
って、徐々にシフトしつつあります。
> 現実にはルールさえ理解できればフィギュアスケートほど奥が深く面白い競技は無いと私は思っていますが、それを読者のみなさんに理解してもらう為の「手段」と「効果」の観点から、「考えるきっかけ」として選手を絡めてコメントするという手段をとりました。
考えるきっかけとして…という方法は良い方法だと思います。
ぶっちゃけ、ルールや採点結果に不満があるというのは、ほとんどが好きな選手に対して…
って、パターンが大半で、自分の見た目での印象と採点結果の乖離が起こらなければ
別にルールなんか知らなくてもOKなんですよ。(^_^;) (見もふたもない言い方だけど)
> 「理解してくれないからいいや」では、「個人のファン」を「フィギュアファン」にステップアップすることは出来ず、結局一過性のもので終わり、フィギュアの裾野を広げることが出来るとは思えないのです。
私も、選手個人のファンから、フィギュアスケート競技のファンへステップアップして欲しいですね。
> おうかがいしたいのは、もしsakura様が私のようなケースなら、どのような形で陰謀論に影響を受けている方々をフィギュアファンにステップアップする手段をとられるでしょうか?
これは、私もわからないから、いろいろ試行錯誤している。って感じでしょうか。
ルールの説明をしているだけでも。『偉そうに…』とか、『素人をバカにして…』とか…
中には、もっと過激な反応をする方もいますし…
Twitterは140字以内の短文なので、意図が伝わらない事が多々あります。(・"・;)

いえいえ、どうぞお気になさらず。
自分でもどうやっていけばいいのかわかんないので、ブツクサ言うだけですので。
ココだけの話…
グループを作って…ごにょごにょ とか見てるとね。
いろいろと、考える事もあるんです。 でも、意識してるようで、非常にヤダっ!(笑)
謎なレスコメですみません。。。(^_^;)
sakura様
わざわざご返答ありがとうございます。
それと圧巻の記事、すばらしいです。
>考えるきっかけとして…という方法は良い方法だと思います。
私自身がいつも出入りしている冷静なブログ主様の運営されているブログであれば、きっかけとしては有効かなとは思っているんです。
つねにブログ主様が冷静にかじ取りされていますので。
何しろ多くのブログが「考えの近い人が寄り集まってしまう」のに、あれだけ多種多様な考え方をもつ人が集うのです。あのようなブログは他にあまり見かけません。
逆に言うと、ブログ主様がしっかりしたバランス感覚をお持ちでないと、まさにsakura様の杞憂が現実になるのでしょうね。
>中には、もっと過激な反応をする方もいますし…
今回ツイッターにて紹介していただいた2件について陰謀論ブログの反応をウォッチしてましたが、面白かったです。
私的には、私が今回の2件の記事によって「地雷を踏んだ」というのが一番のヒットでした。
・・・今回は色々と有難うございました。
わざわざご返答ありがとうございます。
それと圧巻の記事、すばらしいです。
>考えるきっかけとして…という方法は良い方法だと思います。
私自身がいつも出入りしている冷静なブログ主様の運営されているブログであれば、きっかけとしては有効かなとは思っているんです。
つねにブログ主様が冷静にかじ取りされていますので。
何しろ多くのブログが「考えの近い人が寄り集まってしまう」のに、あれだけ多種多様な考え方をもつ人が集うのです。あのようなブログは他にあまり見かけません。
逆に言うと、ブログ主様がしっかりしたバランス感覚をお持ちでないと、まさにsakura様の杞憂が現実になるのでしょうね。
>中には、もっと過激な反応をする方もいますし…
今回ツイッターにて紹介していただいた2件について陰謀論ブログの反応をウォッチしてましたが、面白かったです。
私的には、私が今回の2件の記事によって「地雷を踏んだ」というのが一番のヒットでした。
・・・今回は色々と有難うございました。

> それと圧巻の記事、すばらしいです。
お褒め頂きありがとうございます。
> 私自身がいつも出入りしている冷静なブログ主様の運営されているブログであれば、きっかけとしては有効かなとは思っているんです。
> つねにブログ主様が冷静にかじ取りされていますので。
管理者の居ない状態の掲示板や管理者が管理しないBlogコメント欄では
無法地帯になったり、多数決論理だけが働いたり…と、ルール部分という、本来公平性や客観性が重視されるべき部分がないがしろになってしまえば、議論自体の意味が無くなりますから
冷静な舵取り役や、水先案内人・中立的立場視点を持つ方の存在は大切だと思います。
>ブログ主様がしっかりしたバランス感覚をお持ちでないと、まさにsakura様の杞憂が現実になるのでしょうね。
バランス感覚は大切ですよね。
それに注意しながら、舵取りされているBlog主の方の苦労は凄くわかります。
> 今回ツイッターにて紹介していただいた2件について陰謀論ブログの反応をウォッチしてましたが、面白かったです。
> 私的には、私が今回の2件の記事によって「地雷を踏んだ」というのが一番のヒットでした。
まぁ本気で、その様に考えているのかは解りませんが
個人のストレス解消ぐらいなら、表現の自由の範囲でしょうけど
扇動・誘導をしているところは、流石にやり過ぎだと思いますね。
sakura様
たびたび申し訳ございません。
別記事でのやりとり拝見しました。
>ルールの問題の意見交換をするのなら、個別の選手目線ではなく、全ての選手を対象にした視点や
ルール制定側は、どのような考えで、このルールを作ったのか? という視点も必要ではないでしょうか?
ご説ごもっともです。
私の出入りするブログでも以前「男女別体系にせよ」「3Aの基礎点をあげろ」ってありました。
男女別体系にしたら男女同日の日に係数の入れ替えどうするの?などなど色々疑問が出てきます。
それに「3Aの基礎点上げろ」って何回かあがってるじゃん。結局自分の選手が確実に勝てる点数まで上げろってこと?になりますし。
私も個別の選手目線はあくまで「きっかけ」としてはアリと思っていますが、それでずっと突き進まれても、というのはあります。
(それ以前に私自身がもっと勉強しろよ、といわれたらその通りなんですが・・・。)
で、今回コメントさせていただいたのは、自分が興味あることで、なおかついくら探しても無い情報があって、それをもしご存じであれば教えていただきたいためです。
それは今のシステムは、例えば男女別体系の点数になった際、男女同日の場合係数の入れ替えなど、かなり煩雑な手間がかかるのではないか、と想像しているのですが、実際のシステムについての
・OSは何か
・数値の変更はどのレベルまで可能なのか(例えば当日レベルで変えられるとはセキュリティ上とても思えず、行うとするならば点数変更が決まった時に特定の権限のあるものに限る、等。)
・アイスダンス、ペア、シングルで別プログラムを用意しているのか
・点数体系の違う、例えばアイスダンスの翌日にシングル、といった場合、変更はどのように行うのか、またそのときの確認テストはどのようなものか
等、実運用上の「コンピュータシステム」に係ることです。
実は私コンピュータ会社に勤めているもので、そこに興味があるのですが、そういった情報を目にしたことがありません。
今回はかなりぶしつけにしてなおかつマニアックな質問ですので、もし、調査しなければ分からない場合や、全くそちらにタッチしておられなければ結構です。
宜しくお願いします。
たびたび申し訳ございません。
別記事でのやりとり拝見しました。
>ルールの問題の意見交換をするのなら、個別の選手目線ではなく、全ての選手を対象にした視点や
ルール制定側は、どのような考えで、このルールを作ったのか? という視点も必要ではないでしょうか?
ご説ごもっともです。
私の出入りするブログでも以前「男女別体系にせよ」「3Aの基礎点をあげろ」ってありました。
男女別体系にしたら男女同日の日に係数の入れ替えどうするの?などなど色々疑問が出てきます。
それに「3Aの基礎点上げろ」って何回かあがってるじゃん。結局自分の選手が確実に勝てる点数まで上げろってこと?になりますし。
私も個別の選手目線はあくまで「きっかけ」としてはアリと思っていますが、それでずっと突き進まれても、というのはあります。
(それ以前に私自身がもっと勉強しろよ、といわれたらその通りなんですが・・・。)
で、今回コメントさせていただいたのは、自分が興味あることで、なおかついくら探しても無い情報があって、それをもしご存じであれば教えていただきたいためです。
それは今のシステムは、例えば男女別体系の点数になった際、男女同日の場合係数の入れ替えなど、かなり煩雑な手間がかかるのではないか、と想像しているのですが、実際のシステムについての
・OSは何か
・数値の変更はどのレベルまで可能なのか(例えば当日レベルで変えられるとはセキュリティ上とても思えず、行うとするならば点数変更が決まった時に特定の権限のあるものに限る、等。)
・アイスダンス、ペア、シングルで別プログラムを用意しているのか
・点数体系の違う、例えばアイスダンスの翌日にシングル、といった場合、変更はどのように行うのか、またそのときの確認テストはどのようなものか
等、実運用上の「コンピュータシステム」に係ることです。
実は私コンピュータ会社に勤めているもので、そこに興味があるのですが、そういった情報を目にしたことがありません。
今回はかなりぶしつけにしてなおかつマニアックな質問ですので、もし、調査しなければ分からない場合や、全くそちらにタッチしておられなければ結構です。
宜しくお願いします。

私が知る範囲で探し出した情報先の一覧です。
ISU Judging System 関連
ttp://www.sportcentric.com/vsite/vnavsite/page/directory/0,10853,4844-152055-169271-nav-list,00.html
ttp://www.isujudgingsystem.com/
株式会社コムネット ttp://www.comnet-corp.co.jp/index.htm
ttp://www.comnet-corp.co.jp/company/res_compe_system.htm
関連サイト ttp://www.skatingjapan.jp/fx/index.html
きれじろうさんが知りたい情報があるのかはわかりませんが
メンバー情報などの領域は見る事は不可能です。
> 私の出入りするブログでも以前「男女別体系にせよ」「3Aの基礎点をあげろ」ってありました。
> 男女別体系にしたら男女同日の日に係数の入れ替えどうするの?などなど色々疑問が出てきます。
> それに「3Aの基礎点上げろ」って何回かあがってるじゃん。結局自分の選手が確実に勝てる点数まで上げろってこと?になりますし。
ルールは競技者達のために存在しますから、いくらファンの方が望んでも
統括団体が、全ての可能性を考慮して、公平性を突き詰めていくシステムを作り
更に時代に応じた変化、改良を加えながら、ルールの成熟度を上げていくしかないですね。
Twitterでツイートした内容なんですが…
一度、Blog運営者や見識の高そうなコメント投稿者さん達と、一同に会する場所(掲示板等)で
ルール考察のテーマごとのディスカッションが出来る環境が整えば…って思う。
そこでの意見交換内容はそれぞれのBlogなどで発表する。というのはどうだろうか。
そうしていく事でBlog内の読者の方も含めてフィギュアスケートの理解は広まりそう。
なんて事を考えてたんですよね。。。(^_^;)
それぞれのBlogやサイトなどでルールに関する事など考察したりはしていると思いますが
やはり、ファンの集まるBlogでは、同じ選手のファン層が集まる事で意見形成というか同じ方向に進みやすい。
そして、私が懸念する、損得論など、選手の利益に関する視点だけで意見交換が進む。
想定しているブロガーさんは、どの選手のファンであっても
Blog運営上の事やルール考察などにはニュートラルな視点を持ってバランス感覚のある方です。
好きな選手を応援しつつ、ライバル選手や審判に批判の矛先を向けている人はバランス感覚に欠けていると考えるから。
そして、同じ様な基準というか、見識の高いコメントを残される、ブログを持たずに
様々な場所もしくは特定のBlog等で意見交換など積極的でニュートラルな視点で参加出来る方。
そういった方々と、建設的な意見交換を通じて、FS競技の理解を広めていく事が出来ないか?
って、考えています。
そのディスカッション内容を、それぞれのBlogでも公表して頂いていけば
そこを訪れる閲覧者の方々も、興味を抱いてくれるのではないか? そう考えています。
sakura様!もう涙が出そうなほど感動しました!
ご紹介しただいたurlの中身を読んでみたら「Q&A 一般」にこんな記載がありました。
「Figure Extremeの全てのソフトウェアは、使用するユーザの責任で完全に競技会毎の事前のテストを行うことを前提に使用することが許可されています。逆に言うと、テストしない場合には、使用することはライセンス上許可されません。」
開発費、更新費用を抑える為にこういう方法になりました、と続きますが、スケートバブルを前提にしなければごく当たり前の方法ですね。
競技会である以上、「99%稼働」では許されず、「100%稼働」が前提になるので、もしコアシステムのFX リザルト・システムで切り替えが出来たとしても(多分出来る)、リスクがあるので可能な限りやらない方が良いですね。
というか、私が担当者なら万一のトラブルを考えるとやりたくない。(例えばペアとシングルが同日の場合は仕方ないにしても)
必要最低限のペア、アイスダンス、シングルの3種類に分けたのは賢明なように思います。
想像ですが、男女シングルが同じ体系になったのはシステム開発側からの提案なのではないでしょうか。
他にも私が知りたかった内容が記載されていました。
「要素データベースをご自分で修正することはできません。必ず最新のデータをダウンロードしてご使用ください。」
つまり要素DBは全て「ソフトウェア開発ベンダー側が作成」するということですね!
有難うございます!
なお
>Twitterでツイートした内容なんですが…
以下ですが、いいですね!私も出来ることならまざってみたい・・・。
ご紹介しただいたurlの中身を読んでみたら「Q&A 一般」にこんな記載がありました。
「Figure Extremeの全てのソフトウェアは、使用するユーザの責任で完全に競技会毎の事前のテストを行うことを前提に使用することが許可されています。逆に言うと、テストしない場合には、使用することはライセンス上許可されません。」
開発費、更新費用を抑える為にこういう方法になりました、と続きますが、スケートバブルを前提にしなければごく当たり前の方法ですね。
競技会である以上、「99%稼働」では許されず、「100%稼働」が前提になるので、もしコアシステムのFX リザルト・システムで切り替えが出来たとしても(多分出来る)、リスクがあるので可能な限りやらない方が良いですね。
というか、私が担当者なら万一のトラブルを考えるとやりたくない。(例えばペアとシングルが同日の場合は仕方ないにしても)
必要最低限のペア、アイスダンス、シングルの3種類に分けたのは賢明なように思います。
想像ですが、男女シングルが同じ体系になったのはシステム開発側からの提案なのではないでしょうか。
他にも私が知りたかった内容が記載されていました。
「要素データベースをご自分で修正することはできません。必ず最新のデータをダウンロードしてご使用ください。」
つまり要素DBは全て「ソフトウェア開発ベンダー側が作成」するということですね!
有難うございます!
なお
>Twitterでツイートした内容なんですが…
以下ですが、いいですね!私も出来ることならまざってみたい・・・。
ほぼ私が想定していたとおりのシステム構成ですね。
不正操作が行えないようにするセキュリティ対策を考えるとそうなるだろうと推測はしていました。
ただし、一つだけ懸念があります。
このシステムの実際の運営上の変更許可を持っているのが、実質上ISU上層部であると言うこと。
この部分に恣意的操作の意図が入り込んでいるなら、どうしようも無くなると言うことです。
2007年にフィギュアスケート資料室で、この部分がブラックボックス化する点に関してジャッジの匿名性は得策とはいえないのではないのか?という質問を出しましたが、その点に関してはジャッジ保護の立場の見方が返ってきました。
この部分の保護の必要性が現在でもあるのか?
自国や他国のさまざまな団体からの圧力があり、それに屈した経過があるからこその匿名性だとしか思えません。
もしそうであるならば、匿名性にすることでなおさら好き勝手が出来ると言う可能性は否定は出来ません。
やはり透明性が第一であり、その点ではジャッジごとの採点結果は競技後に、内部だけでなく外部にも公表すべきだとは思うのですけどね。
どの国のジャッジがどういう点数をつけたのかがわからないから逆に観衆の疑惑を呼ぶと考えられるのですけどね。
不正操作が行えないようにするセキュリティ対策を考えるとそうなるだろうと推測はしていました。
ただし、一つだけ懸念があります。
このシステムの実際の運営上の変更許可を持っているのが、実質上ISU上層部であると言うこと。
この部分に恣意的操作の意図が入り込んでいるなら、どうしようも無くなると言うことです。
2007年にフィギュアスケート資料室で、この部分がブラックボックス化する点に関してジャッジの匿名性は得策とはいえないのではないのか?という質問を出しましたが、その点に関してはジャッジ保護の立場の見方が返ってきました。
この部分の保護の必要性が現在でもあるのか?
自国や他国のさまざまな団体からの圧力があり、それに屈した経過があるからこその匿名性だとしか思えません。
もしそうであるならば、匿名性にすることでなおさら好き勝手が出来ると言う可能性は否定は出来ません。
やはり透明性が第一であり、その点ではジャッジごとの採点結果は競技後に、内部だけでなく外部にも公表すべきだとは思うのですけどね。
どの国のジャッジがどういう点数をつけたのかがわからないから逆に観衆の疑惑を呼ぶと考えられるのですけどね。

んな、おおげさな。。。
お役に立てたようで良かったです。
ISUのジャッジングシステムは非常に高価だと聞いてます。
日本語のシステムを開発したコムネット社は長くスケート界と関わっています。
> >Twitterでツイートした内容なんですが…
> 以下ですが、いいですね!私も出来ることならまざってみたい・・・。
掲示板形式などでフォーラムの形などで実現すれば、素敵なんじゃないかなぁ?
と、個人的に考えているんですけどね。
ごにょごにょなグループの活動よりも遥かに役立つサイトになるはずです。(笑)
ただ…私が主導して立ち上げるのは、はじめに抵抗感があるかもしれないので
そのあたりを心配しています。
むうう、ポイントは2つですね。
>このシステムの実際の運営上の変更許可を持っているのが、実質上ISU上層部であると言うこと。
この部分に恣意的操作の意図が入り込んでいるなら、どうしようも無くなると言うことです。
これは私は大丈夫かなぁと思っています。
なぜかというと、仕様上、現場にないのは要素DBの変更権限であって、要素DBそのものが見れないというのは考えづらいからです。
わざわざ「要素データベースをご自分で修正することはできません。」とうたっているのは、要素DBを現場が見ることができるから、と私は解釈しています。
もし見ることが出来ないのであれば、私がシステム開発側なら「要素データベースは見ることが出来ません。」と書きます。
また、そのような仕様は各国スケ連が開発前の要件定義の時点で反対するものと思われます。
・・・どうですかね。
>自国や他国のさまざまな団体からの圧力があり、それに屈した経過があるからこその匿名性だとしか思えません。
>もしそうであるならば、匿名性にすることでなおさら好き勝手が出来ると言う可能性は否定は出来ません。
>どの国のジャッジがどういう点数をつけたのかがわからないから逆に観衆の疑惑を呼ぶと考えられるのですけどね。
これは今のISUの主張もバルタンさんの主張もどちらも正しいと私は思ってます。
仮にオープンにしたとしてジャッジが何かしらの圧力を確実に受けないという保証、仕組みが私は思い浮かばない。
難しいっす。
>このシステムの実際の運営上の変更許可を持っているのが、実質上ISU上層部であると言うこと。
この部分に恣意的操作の意図が入り込んでいるなら、どうしようも無くなると言うことです。
これは私は大丈夫かなぁと思っています。
なぜかというと、仕様上、現場にないのは要素DBの変更権限であって、要素DBそのものが見れないというのは考えづらいからです。
わざわざ「要素データベースをご自分で修正することはできません。」とうたっているのは、要素DBを現場が見ることができるから、と私は解釈しています。
もし見ることが出来ないのであれば、私がシステム開発側なら「要素データベースは見ることが出来ません。」と書きます。
また、そのような仕様は各国スケ連が開発前の要件定義の時点で反対するものと思われます。
・・・どうですかね。
>自国や他国のさまざまな団体からの圧力があり、それに屈した経過があるからこその匿名性だとしか思えません。
>もしそうであるならば、匿名性にすることでなおさら好き勝手が出来ると言う可能性は否定は出来ません。
>どの国のジャッジがどういう点数をつけたのかがわからないから逆に観衆の疑惑を呼ぶと考えられるのですけどね。
これは今のISUの主張もバルタンさんの主張もどちらも正しいと私は思ってます。
仮にオープンにしたとしてジャッジが何かしらの圧力を確実に受けないという保証、仕組みが私は思い浮かばない。
難しいっす。


こんばんは。
一部のファンの間では悪名高き審判の匿名性となっていますが…
現在行われているシステムが書かれた文書が見つけられませんでしたが
USフィギュアスケート連盟サイトが一番体系的に見つけやすくなってます。
ただ、アメリカスケート連盟は審判の匿名は行っていないはず。
http://www.usfigureskating.org/New_Judging.asp
以前、匿名性が高まった際、ランダムオーダーでプロトコル上ジャッジナンバーの
縦列がバラバラになったと記憶していますが…
現在の記憶では、縦列は同一ジャッジに改められていると思います。
何故匿名化したのか?(JP氏名は公表されているんですが)ですが…
審判保護の目的が大きいのでしょう。
我々外部の人間は、ISUや各国スケ連へ苦情などが寄せられる内容を知る事が出来ません。
中には、非常に悪質なケースもあるでしょう。(最悪なケースなら殺害予告とか)
バンクーバー五輪の際、韓国人審判の得点をつける映像が日本の報道機関ですっぱ抜かれ物議をかもしました。
この際の、審判の行動は不正操作だと、一部のファンの間では騒動になり
その論調は、八百長審判とのレッテルを貼られました。(既に事実のように言われている)
この、問題になった判定を見る限り、審判の付けたGoEは別に誤審だと確定的なものはありません。
ルール上は、その要素に対して、認められた範囲内の判定を下しただけで、不正ではない。
ですが、この件でも、ISUや各国のスケ連へ、非常に悪質な抗議行動や脅迫文などが送られた可能性も捨てきれない。
(事実、その様な行動を扇動したような、呼びかけをしていたケースも見かけた)
私は秘匿する必要も無いと思っていますが、現実問題としてルール運用上の事を誤認して
審判の行動を、誹謗中傷するケースがある以上、一定の保護的措置は仕方が無いのかもしれません。
ルール運用システムに対して、欠陥だと言うのならば、その運用部分を精査してから行うべきで
上記のような、実際の運用範囲内で起こった事例を、誤審と決め付けて語られているケースが多いと感じます。
完全に誤審とはいえなかったケースの判定で、審判達に身の危険が迫るのであれば
現在のシステム運用を変える事は不可能な気がします。
sakura様
実はまたもや相談があってコメントします。
一昨日、昨日とツイッターで紹介していただいた記事の一つがまた少し盛り上がりまして(累計コメント100でとまっていたのが、123になりました)、そのとき思ったのが「ああ、sakura様の記事、紹介してぇ!」でした。
ただ、リンクして「ここ見ろよ」というのもあちらのブログ主さんに失礼かな、というのと、何よりもsakura様を地雷原にぶち込んでしまう可能性が高いので今後どうすべきかちょっと迷っています。
昨日は「元スケーターの方のブログで色々と意見交換をさせていただいたり、記事を拝見したんですが、ジャッジの教育は凄まじくハードみたいですよ。」的なアバウトな書き方ですませてしまいました。
今後、もしそういう機会がある場合のスタンスとして「元スケーターさんが」的な前置きをつけて記事の趣旨をポイントを押さえてなるべく簡潔に紹介する、という感じにすべきかな、と考えているんですが、問題ございませんか?
実はまたもや相談があってコメントします。
一昨日、昨日とツイッターで紹介していただいた記事の一つがまた少し盛り上がりまして(累計コメント100でとまっていたのが、123になりました)、そのとき思ったのが「ああ、sakura様の記事、紹介してぇ!」でした。
ただ、リンクして「ここ見ろよ」というのもあちらのブログ主さんに失礼かな、というのと、何よりもsakura様を地雷原にぶち込んでしまう可能性が高いので今後どうすべきかちょっと迷っています。
昨日は「元スケーターの方のブログで色々と意見交換をさせていただいたり、記事を拝見したんですが、ジャッジの教育は凄まじくハードみたいですよ。」的なアバウトな書き方ですませてしまいました。
今後、もしそういう機会がある場合のスタンスとして「元スケーターさんが」的な前置きをつけて記事の趣旨をポイントを押さえてなるべく簡潔に紹介する、という感じにすべきかな、と考えているんですが、問題ございませんか?

こんばんは。。。
全然関係ないのですが…4000コメントおめでとうございます。(笑)
累積数は4000を越えているのですが、削除されたりしたものがありますので
Blog内で残されたコメントでは4000コメント目になります。
>実はまたもや相談があってコメントします。
>
> 一昨日、昨日とツイッターで紹介していただいた記事の一つがまた少し盛り上がりまして(累計コメント100でとまっていたのが、123になりました)、そのとき思ったのが「ああ、sakura様の記事、紹介してぇ!」でした。
> ただ、リンクして「ここ見ろよ」というのもあちらのブログ主さんに失礼かな、というのと、何よりもsakura様を地雷原にぶち込んでしまう可能性が高いので今後どうすべきかちょっと迷っています。
当方の記事紹介は全然問題ありません。
先方のBlog主様が、了承して頂けるのならリンクや記事の引用(リンク明示)も構いませんよ。
> 昨日は「元スケーターの方のブログで色々と意見交換をさせていただいたり、記事を拝見したんですが、ジャッジの教育は凄まじくハードみたいですよ。」的なアバウトな書き方ですませてしまいました。
> 今後、もしそういう機会がある場合のスタンスとして「元スケーターさんが」的な前置きをつけて記事の趣旨をポイントを押さえてなるべく簡潔に紹介する、という感じにすべきかな、と考えているんですが、問題ございませんか?
私は、一部のファンの方には嫌われている可能性もありますので…
紹介した事によって、きれじろうさんが、大変な事にならないか心配しますが。(´・_・`)
ただね…よく見かける(有識者がこう言ってる)論って、結構、一人歩きしますので気をつけてくださいね。
反論などで使うと逆効果になる事があると思います。
私は、それを、よくコメントで頂きますので。(^_^;)
sakura様
>ただね…よく見かける(有識者がこう言ってる)論って、結構、一人歩きしますので気をつけてくださいね。
反論などで使うと逆効果になる事があると思います。
ご返答ありがとうございます。
なるほど。
そういう意味ではsakura様のブログで得た知見を自分の中で消化したうえで、自分の言葉で説明するのがベストという感じがします。
紹介するだけでなく自分で説明できるようになって初めて理解したといえるので、やはり「自分の言葉」ですね。
安易な相談、申しわけありませんでした。
>ただね…よく見かける(有識者がこう言ってる)論って、結構、一人歩きしますので気をつけてくださいね。
反論などで使うと逆効果になる事があると思います。
ご返答ありがとうございます。
なるほど。
そういう意味ではsakura様のブログで得た知見を自分の中で消化したうえで、自分の言葉で説明するのがベストという感じがします。
紹介するだけでなく自分で説明できるようになって初めて理解したといえるので、やはり「自分の言葉」ですね。
安易な相談、申しわけありませんでした。

やはり、自分の言葉が一番だと思います。
私の記事から部分的に引用されても、その後に続く部分は
自分の言葉で締めくくるのが大切ですよね。
有識者発言って、結構、身内贔屓的な発言をしてたり
わざとメディアを使って、議論を巻き起こさせようと意図されたものがあったり
その方の立場や背景など、ちゃんと解っていないと、誤解してしまう発言って多い印象なんです。
> なるほど。
> そういう意味ではsakura様のブログで得た知見を自分の中で消化したうえで、自分の言葉で説明するのがベストという感じがします。
> 紹介するだけでなく自分で説明できるようになって初めて理解したといえるので、やはり「自分の言葉」ですね。
前にちょこっと書いてた件ですが…
新しいところを作るのも面倒だし、管理も大変なので既存のBBSを使おうかと思ってるんです。
http://openaxel.bbs.fc2.com/
どうですかね。。。(^_^;)
sakura様
>どうですかね。。。(^_^;)
おおおおお!
なんか会話のレベルがえらく高くなりそうな予感。
私ついていけるか不安。
とはいえ、疑問てあちらのブログでやりとりしているときに結構でてくるのでここでぜひ勉強したいです。
もちろん安易に聞くのではなくとりあえず勉強してそれでも分からなければ質問をさせていただく、あるいは確認させていただくという感じで。
>どうですかね。。。(^_^;)
おおおおお!
なんか会話のレベルがえらく高くなりそうな予感。
私ついていけるか不安。
とはいえ、疑問てあちらのブログでやりとりしているときに結構でてくるのでここでぜひ勉強したいです。
もちろん安易に聞くのではなくとりあえず勉強してそれでも分からなければ質問をさせていただく、あるいは確認させていただくという感じで。

> おおおおお!
> なんか会話のレベルがえらく高くなりそうな予感。
本格的なFSフォーラムサイトも合ったんですが…
ちょっと入っていくには抵抗があるし、基本的にルールなどを中心にした
ディスカッションの場を、数人でスタートするんなら、まぁ立ち上げる必要も無いかと思ってね。
JAPAN FIGURE SKATE FORUM
http://japanfigureskate.forumotions.com/
無料フォーラム
http://www.forumjap.com/ja/create-forum/
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エントリーに不相応な私ですが・・・。 - kママ - 2009年12月22日 10:40:43[ 再編集・削除 ]
今行ったエレメンツのどこが良くて、どこが悪かったのか?
どこをどういった風に工夫すれば良くなるのか?
常に、そういった事を考えて、練習に励むのです。
コーチに言われた練習メニューを、ただこなすだけではダメです。
コーチor保護者『○○を30回やりなさい』 ただ繰り返しただけ…×
内容はともかく、本人はメニューをこなした気になってるだけ。。。
メニューの内容(成功への様々な創意工夫をしながら練習したか?)が重要だという事。
成功した事が重要ではなく、質の高い成功をしたか? が重要。
もしくは、レベルの上がったジャンプにつながる練習をしたか? って事が重要です。
失敗するジャンプを、成功しなくとも何十回とチャレンジした事に満足してる…×(自分は良く頑張った)
成功につながるような練習内容であったか?って事が、もっとも大事。
フィギュアスケートを習っていなくても実践すべき事が多いなと思いました。
自分が子供の頃はぶつかりながらも自分で考え経験していくことが当たり前だったので大いに納得できます。
今の多くの子供たちは何もないところから何かを生むことや地道な努力を不得手とし、出来上がったものを器用にこなす(ゲームなど)けれ無駄を省いて要領よく行動することを望むので自分自身で物を考えるということが苦手のようです。
私はスケートママさんたちのことはわかりませんがSakuraさんが仰るようにアドバイスしていくことは大変な苦労ではないでしょうか・・。
なぜなら私自身が子育ての中でとても感じるからです。
けれどあきらめずにくりかえしくりかえし子供達に伝えていくことは大切だと思います。
そしてそのことの大切さを何時か子供達が理解する日が来ると信じています。
素晴らしい経歴を残した選手ほど、効率が優れた練習をやってきて、その上で結果を残したという事だと思います。
そして、何よりも、苦手な事や弱点を克服するための練習を、工夫しながらやってきた。
伸びない人は、苦手なものを避け、無駄な練習を長い時間やっているという
ある意味自己満足だけの練習を続けてしまって、勘違いしてる人が伸びないのでしょうね。
自分自身で考えながら滑るって事を実践していけば必ず伸びます。。。
子供達だけではなく私自身もこのことを胸に刻んで気持ちを引き締めていかなくては。。。
少し愚痴を言わせてもらうと子供達には励ますことができるけど私に叱咤激励してくれる人はいないのが残念。(笑)