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★'10-'11シーズン ISUハンドブック★ ステップ・スパイラル編

フィギュアスケート競技は採点競技という事で
非常にルールも複雑で難しいと感じられるかと思います。

見た目にもわかりやすい、転倒やバランスを崩したなどのミスは容易に見分けられますが
成功しているような技術にも難易度に沿った細かい採点がなされ
技ひとつひとつにも技術の質を採点し点数化するシステムになっており
明確なミスを他の技の得点でカバー出来たりしますし、単純比較出来ないほど複雑です。

ルールを知りルール運用がどの様に行われているのかを知れば競技観戦に役立つかと思います。

今回のエントリーテーマ
【テクニカル・パネル・ハンドブック】は技術審判チームが
スケーターが実施した要素の判定に使われるものです。

以下のリンクは昨シーズンのエントリー
ハンドブックに関する説明を載せています。

★ISUハンドブックを読もう…★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-115.html

ISU テクニカル・パネル ハンドブック(旧ファーストエイド)'09-'10シーズン
http://www.skatingjapan.jp/data/fs/pdfs/comm/hb2009-single2009j.pdf

以下のリンクは今シーズンのもの。

ISU ハンドブック 2010-2011 シングル(PDF)
http://www.skatingjapan.jp/data/fs/pdfs/comm/2010hb_single_0717j_b.pdf

Japan Skating Federation Official Data Site ISU通達・国内規程
http://www.skatingjapan.jp/data/main_fs010.htm
 
PROVISIONAL - Special Regulations and Technical Rules
Single and Pair Skating and Ice Dance 2010

ISU
コミュニケーション1611に関するBlogエントリー

'10-'11シーズン ルール改正考察
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-135.html 


**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**

以下…ポイントとなる部分は着色標記しておきます。 
下線が引かれている記述は昨シーズンから変更されている部分。 

               テクニカル パネル ハンドブック
               ステップ・シークェンス

                        ルール

ショート・プログラム

シニア男子・ジュニア男子およびシニア女子・ジュニア女子は、ショート・
プログラムで
1つのステップ・シークェンスを含まなければならない。
ステップ・シークェンスの形状:
-
ストレート・ライン・ステップ・シークェンス:ほぼ直線状を維持しながら、
氷面の短辺
のフェンスの任意の位置から開始し、反対側の氷面の短辺の
フェンスの任意の位置
へ向かう。または
-
サーキュラー・ステップ・シークェンス:氷面の幅を一杯に使って、完全な円
または楕
円状に滑る。または
-
サーペンタイン・ステップ・シークェンス:氷面の一方の端から始め、氷面の
幅の半分
はある少なくとも2 つのはっきりしたカーブの連続で滑走し、反対側の
端で終わる。

ステップ・シークェンスの中には、表外ジャンプを含めてもよい。音楽に合った
短い停止は
許される。逆行は禁止されていない。

フリー・スケーティング

よくバランスの取れたフリー・スケーティング・プログラムには、シニア男子
では2つの異な
る性質のステップ・シークェンスを含まなければならず、シニア女子・ジュニア男子・ジュニア女子では1 つのステップ・シークェンスを含まなければならない。
どのような種類のステップ・シークェンスを行うかは全く競技者の自由である。
ステップ・シ
ークェンスの中でジャンプを行ってもよい。
しかし、ステップ・シークェンスは氷面を十分に
利用したものでなければならない。
短すぎてやっとそれと分かるようなものはステップ・シ
ークェンスの要件を
満たすとは見なされない。

シニア男子では、(実施順で)2 回目のステップ・シークェンスには常に固定された基礎値(BV)が与えられ、コリオグラフィック・ステップ・シークェンスとコールされ、ジャッジによるGOE でのみ評価される。
このステップ・シークェンスは、氷面を十分に利用したものであ
ればいかなる形状でもよい。

                         レベル特徴


1)
シークェンス中のターンおよびステップがやや多様(レベル2)、多様(レベル3)、複雑(レベル4)である(必須
)
2)
完全に体が回転する両方向(左と右)への(ターン、ステップによる)回転.
各回転方向とも全体でパターンの少なくと
1/3 はカバーすること
3)
上半身の動きを使っている
4)
少なくともパターンの半分を片足のみで行う
5)
難しいターン(ロッカー、カウンター、ブラケット、ツウィズル)の組み合わせが両方向に素早く行われること
(シークェンス中で少なくとも2 ヶ所


                       明確化

パターン

ストレート・ライン 一方の短辺フェンス側から他方の短辺フェンス
側に。

サーペンタイン 2 つあるいは3 つのはっきりとしたカーブを描く。
スケーターは一方の短辺
フェンス側から他方の短辺フェンス側に
滑走する。

サーキュラー スケーターは氷面の幅を使って円を完成させる。
ステップ・シークェンスがレベルを獲得するためには、シークェンスの
パターンが少なくとも
50
ーセント行なわれる必要がある。
コリオグラフィック・ステップ・シークェンスは、明確に氷面を十分に
利用していなければ無価値となる。

パターンの終わり

ショート・プログラムではステップ・シークェンスの終わりは、ストレート・ラインまたはサーペンタインの場合、始まりと反対側の短辺フェンスに達したときであり、サーキュラーの場合は、円が閉じるときである。
もし、それ以前にスケーターがシークェンスを終了させたら、その時もステッ
プ・シークェンスの終わりとなる。
しかし、フリー・スケーティングの場合には、ステップ・シークェンスのパターンは制限されていない;コールはシークェンスの最初の部分のパターンに従って行う。

ターンおよび
ステッ
プの定義

ターンの種類: スリー・ターン、ツウィズル、ブラケット、ループ、カウンター、ロッカー
ステップの種類;トウ・ステップ、シャッセ、モホーク、チョクトウ、エッジの変更を伴うカーブ、クロスロール、ランニング・ステップ。
ターンは片足で行わなければならない。
ステップは可能な限り片足で行わなければならない。
ターンがジャンプしている場合、行ったものとして数えない。

やや多様な(SimpleVariety

少なくとも7 個のターンおよび4 個のステップを含む。
どの種類も数えてよいのは
2 回までであ
る。

多様な(Variety)

少なくとも9 個のターンおよび4 個のステップを含む。
どの種類も数えてよいのは
2 回までであ
る。

複雑な
(Complexity)

少なくとも5 種類の異なるターンおよび3 種類の異なるステップが含まれなければならず、これらのターンおよびステップはそれぞれ両方向に少なくとも1 回行われなければならない。
両方
とは、回転方向のことである。フォア滑走とバック滑走では、方向の変更とはならない。

やや多様ですらな
やや多様なだけ
多様なだけ

スケーターのステップおよびターンがシークェンス全体でやや多様でなければ、レベルは1より高くならない。
スケーターのステップおよびターンがシークェンス全体でやや多様であるだけな
ら、レベルは2 より高くならない。
スケーターのターンおよびステップがシークェンス全体で複雑
ではなく、多様なだけであれば、レベルは3 より高くならない。

分布

ターンおよび/またはステップは、シークェンス全体に分布していなければならない。
ターンまたはステップが無い部分が長くあってはならない。
もしこの要求が満たされなければ、レベルは1 より高くならない。

両方向への回転

この特徴は、スケーターが、シークェンス全体の少なくとも1/3 をある
一方向に連続して回転
し、次にシークェンス全体の少なくとも1/3
反対方向に連続して回転する
またはステップ・
シークェンス全体を通じて、スケーターは(連続ではなくても)合計してシークェンスの少なくとも1/3 をある一方向に回転を行い、(連続ではなくても)合計してシークェンスの少なくとも1/3 反対方向に回転を行うことを意味する。
完全な体の回転とは完全に1 回転することを意味する。スケーターがただ単に半回転してバックやフォアに向きを変えることではない。

上半身の動きを
使
っている

上半身の動きを使っているとは、ステップ・シークェンスのパターン全体の少なくとも2/3 の間、体幹のバランスに影響を与えるような腕、頭、胴の動きを目に見えて明らかに使っていることを意味する。

パターンの半分を
片足のみで行う

少なくともパターンの半分を片足のみで行うとは、スケーターがステップ・シークェンスのパターンの少なくとも半分の間、中断せずに片足に乗り続けることを前提とする。

難しいターンの
組み
合わせ

難しいターン(ロッカー、カウンター、ブラケット、ツウィズル)の組み合わせが両方向に素早く 行われること(シークェンス中で少なくとも
2 ヶ所)とは次のことを前提とする;

a)
少なくとも2 種類の異なる難しいターンが行われなければならない;
b)
各方向に少なくとも2 つのターンが行われなければならない;
c)
上記a)およびb) の項目が2 回完了されなければならない;
d)
この組み合わせ中に使われるいずれの種類の難しいターンにも
回数に制限はないが、同じ
種類のターンが多様性(Variety)”として数えられるのは2 回のみである;
e)
この組み合わせは素早く行われなければならない。

ステップ中に
行われ
た半回転を超えるジャンプ

ショート・プログラムフリー・スケーティングの両方で表外ジャンプを行ってもよい。
表内
ジャンプはフリー・スケーティングではコールされる。
ショート・プログラムでは、そのジャンプは無視される(しかし、ジャッジのGOE 減点により反映される)。
いずれにせよ、ステップ・シークェンスの
難しさのレベル決定には影響はない。

コリオグラフィック・
ステップ・シークェン
スのコールの仕方

コールは(もしシークェンスに価値があれば)、ステップ・コンファームド(Steps confirmed)”となり、逆に無価値の場合、コールはステップ・ノーバリュー(Steps no Value)”となる。

        スパイラル・シークェンス(シニア女子)
                           ルール

ショート・プログラム

ショート・プログラムでは行われたスパイラル・シークェンスはトラン
ジション
Transitionsとして評価される。

フリー・スケーティング

スパイラル・シークェンスは常に固定された基礎値(BV)が与えられ、
コリオグラフィッ
ク・スパイラル・シークェンスとコールされ、ジャッジ
による
GOE でのみ評価される。
のシークェンスでは、それぞれ3 秒以上の長さのスパイラル姿勢が
少なくとも
2 つな
ければならない、または6 秒以上の長さのスパイラル
姿勢が
1 つだけなければなら
ない。
この要求が満たされない場合、そのスパイラル・シークェンスは無価値である。

                      明確化

定義

スパイラルとは、一方のブレードが氷面に接し、(膝と足の両方を含む)
フリー・レッグ
がヒップより高い姿勢のことである。
スパイラル姿勢は、スケーティング・レッグ(右、左)、滑走エッジ(アウト、
イン)、滑走
方向(フォア、バック)、フリー・レッグの位置(後方、前方、側方)により分類される。

フリー・レッグの
ポジション

フリー・レッグ:膝と足がヒップより高い。

フリー・レッグの
降下

フリー・レッグがヒップ・レベルに(またはそれ以下に)下がる場合には、
当該スパイラ
ル姿勢の終了とみなされる。

数えられる
スパイラル
姿勢
の順番

上記ルールで述べられている2 つまたは1 つの長さが十分なスパイラル
姿勢は、必
ずしもシークェンス中の最初のものである必要はない。

コリオグラフィック・
スパイラ
ル・シークェンスのコールの仕方

コールは(もしシークェンスに価値があれば)、スパイラル・コンファームド(Spiralsconfirmed)”となり、逆に無価値の場合、コールはスパイラル・
ノーバリュー
(Spiralsno Value)”となる。


以下…次回エントリーに続きます。 

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最後まで、読んで頂きありがとうございました。   
お気軽にコメントも、お寄せ下さいね。

私のスケートを見る視点はみなさんと少し違う部分がありますのでご了承下さい。
FS関係者でも立場の違いで見るポイントはみんな違います。
コーチはコーチならではの視点・コリオはプログラムを、ジャッジはジャッジングポイントを
選手は何か参考になる事はないか?って感じで経験者でも違うのです。

Skater_Sakura Twitter
https://twitter.com/#!/Skater_Sakura

2010年よりTwitter上でつぶやいたフィギュアスケート関連のツイート集をまとめています。
FSルールの説明や技術考察など、FS観戦に役立てば幸いです。

Skater_Sakura フィギュアスケート関連ツイートまとめ
http://togetter.com/mt/Skater_Sakura

拙Blog記事を参考にして頂く事は大変光栄ですが
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この記事へのコメント

表外ジャンプとは - Y.T. - 2010年08月31日 02:18:03[ 再編集・削除 ]

Sakuraさま。
お疲れさまです。
かなりの量ですから、アップするのも一苦労でしょうね。
なるべくルールを正しく理解したいと思っている私には貴重なコーナーです(^^)

しかし、ステップはいくら見ても何故レベル4になったり、別の大会では同じステップがレベル2に判定されるのか(例えば鈴木明子選手の例)まったく見当がつきません。おそらくターンか何かの回数や種類に問題があるケースが多いのでしょうか。
ここは半ばギブアップです。

ところで「表外ジャンプ」とは、例えば「バレエジャンプ」「ハーフループ」「ウォーレイ」のように「基礎点」が定められていない種類のジャンプのことと理解していますが、正しいでしょうか?

ねこりんさま。
ご理解頂き、ありがとうございました。

Re: 表外ジャンプとは - Sakura - 2010年09月01日 01:10:42[ 再編集・削除 ]

v-22Y.T.さん

こんばんは。。。

しばらくPDFファイルは見たくない。(笑)
ぃゃ…まだ終わってないんだった!

量もなんですが…
コピペと文字調整 下線 色づけとか
やってるうちに『あぁもう説明入れるのやめよう…
1611と合わせて読んだら、なんとなくは解るだろう…』ってなっちゃった。


スピンやステップはわかりにくいって思ってる方も居るのでしょうが

★'10-'11シーズン ルール改正考察★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-135.html

コチラと平行して上記エントリーを見て頂ければ
大部分は解っていただける?って、ちょっと思い込み(願望も)が入ってます。

ご質問などが入ってくるようでしたら
説明なども時間が出来れば本文に加筆していくかもしれません。


ステップなどは、選手が同じステップを踏んでいるのにレベル認定が違う?
って事が、ときどき見かけますね。
コーラーの差と言ってしまえば終わりなんですが
要件を満たしているor満たしていないのTSの個人差は多少あると思いますが

回数や種類と言うよりもターンの完了が曖昧だったり(完了前に両足とか…)
不十分な部分があったのだなぁって解釈しています。
選手のステップは同じでも、疲れが目に見えて出ている時は
エッジも浅くなったりもしますし、一見同じようでも違うなぁって事もあります。
流石TO よく見ているなって印象です。

えっと…表外ジャンプの件ですが
SOV表に載っていない(基礎点が付かない)ジャンプ全般を指します。
ホップ・マズルカ・バレエジャンプ・ウォーレイ(他多数)などですね。

ルールが細かいと - Y.T. - 2010年09月10日 01:56:17[ 再編集・削除 ]

Sakuraさま。
ご説明、ありがとうございました。
トップクラスの選手はたいてい、ステップではレベル4を取れるだけの内容を一応組み込んでいるのでしょうね。

ジャンプの回転不足だけがやたら注目されますが、スピンにも360度回り切って次のポジションに移行したかで「回転不足」判定によるレベルダウンがありますし、ステップではターンが十分か不十分かという判定もあるんですね。
これじゃ、いくらステップやターンの数や種類を調べても判断出来ないわけです。
旧採点法ではステップシークエンスはどのような観点で良し悪しや優劣が評価されていたんでしょうね。

しかし、ルールが細分化、精密化すればするほど「公平さ」「客観化」が進化するのかもしれませんが、その分だけ「木を見て森を見ず」になりはしないかという感じも抱きます。

過去にスルツカヤさんが国際大会で3F-3Loを決めた映像がありますが、あれは今の基準なら明らかにセカンドジャンプが回転不足でした(着氷で靴がほとんど逆向きからグリ降り)
ところが、その演技の技術点に6.0満点をつけたジャッジが一人いました。
まことに大らかな採点と思いますが、この頃はその程度は全体の演技の中では大した問題にされなかったのでしょう。
伊藤みどりさんのジャンプの「巻き足」も有名でしたが、当時それが採点上でマイナスになるとは聞いたことがありません。解説でも欠点と指摘した人を知りません。事実6.0満点がたくさん出ているわけですから。
それが新ルールでは中野元選手の巻き足は問題とされてました。

ジャンプには選手一人一人良くも悪くも特徴・個性があり、それが全体の演技から見て特に違和感がなければよしとする旧採点法は、あれはあれで良かったように思うことがあります。
スピンにしても、今の基準ではレベル4はなくても、美しくて個性的なスピンを披露し、拍手喝さいを受ける選手がいました。
(天野真氏がコラムで「新採点法ではレベル判定のルールが選手の個性を殺している。レベル4はなくても、たとえレベル1でも美しいスピンであれば、せめてGOEで最大限評価するべきではないか」と言っていたのは、そういう意味で納得出来ますね)

今更元のシステムには戻せないと分っていますが。

Re: ルールが細かいと - Sakura - 2010年09月20日 02:20:34[ 再編集・削除 ]

v-22Y.T.さん

こんばんは。。。大変遅くなり申し訳ありません。
ちと、お手軽なツイッターにうつつをぬかしてます。(汗)

他にも、いろいろとあるんですけど。。。


> トップクラスの選手はたいてい、ステップではレベル4を取れるだけの内容を一応組み込んでいるのでしょうね。
>
> ジャンプの回転不足だけがやたら注目されますが、スピンにも360度回り切って次のポジションに移行したかで「回転不足」判定によるレベルダウンがありますし、ステップではターンが十分か不十分かという判定もあるんですね。
> これじゃ、いくらステップやターンの数や種類を調べても判断出来ないわけです。
> 旧採点法ではステップシークエンスはどのような観点で良し悪しや優劣が評価されていたんでしょうね。

そうですね。 選手のプログラムは事前にテクニカル資格のある人にチェックしてもらうはずです。
あくまで、ちゃんと出来れば、レベルを獲得できるであろう構成を作ってくるでしょう。
もちろん、その精度をシーズンを通してあげていく努力もやってます。

スピンの回転不足も割とあると思います。
選手目線でジャッジサイドを確認して2回転以上していたと思っていても
姿勢が、まだ中間姿勢と判断されたら、1.5回転しかしていないとか
多少のズレが生じる事があります。
だから、余分に多く回ってる方が安全なんですけどね。

ステップも不十分・ジャンプしちゃってる…など、取りこぼしになってしまうケースは
普通のファンの方も我々経験者も簡単には判りません。
やはり、よく訓練されたエキスパートの眼は凄いですね。

細かすぎるとお感じになられる方が自然だと思います。
でも、どんどん公平性を突き詰めていくと、こんな感じで細かくなっちゃうんでしょうね。
GoEの影響力が下げられたのも、得点に対する影響力の比重を下げた方が
公平だという意見が大勢を占めたのでしょうし。

> しかし、ルールが細分化、精密化すればするほど「公平さ」「客観化」が進化するのかもしれませんが、その分だけ「木を見て森を見ず」になりはしないかという感じも抱きます。

その点は同感ですね。。。
おおらかな旧採点システムのほうが良かったって方も多いと思いますよ。
私は今のシステムが進化していく方がより良くなると思っています。

基本的な理念やシステムの考え方は同じですし。

> 過去にスルツカヤさんが国際大会で3F-3Loを決めた映像がありますが、あれは今の基準なら明らかにセカンドジャンプが回転不足でした(着氷で靴がほとんど逆向きからグリ降り)
> ところが、その演技の技術点に6.0満点をつけたジャッジが一人いました。
> まことに大らかな採点と思いますが、この頃はその程度は全体の演技の中では大した問題にされなかったのでしょう。

そんなこともありましたね。
旧システムも明らかな回転不足などのミスが見受けられているのに
6.0の満点が出ていたりって事もあったので
それを帳消しにしちゃうぐらい凄い部分を評価したからだと思うようにしていました。

ほぼ同じエレメンツ構成同士で試合して、ミスなくまとめた選手でも、ポテンシャルの高い選手が1,2コケでも上回るってケースが割りと普通に起こってましたよ。
これは今のGoEの仕組みが反映されているのと似ていますよね。

> 伊藤みどりさんのジャンプの「巻き足」も有名でしたが、当時それが採点上でマイナスになるとは聞いたことがありません。解説でも欠点と指摘した人を知りません。事実6.0満点がたくさん出ているわけですから。
> それが新ルールでは中野元選手の巻き足は問題とされてました。

新システムでもラップ(巻き足)に関しては点数には影響しないと思いますよ。
見た目の印象で点数は基本的に付いていないと思います。
ラップは直した方がいいと指導はされますが、なかなか直らないもんなんです。
(跳ぶための集中力 降りるための集中力) 跳んだ瞬間には降りるためへの意識が最大になるから。
途中の空中姿勢にまで意識が回るほどの時間的余裕が無い。
練習レベルでは意識して矯正しようとは出来ますけどね。

> ジャンプには選手一人一人良くも悪くも特徴・個性があり、それが全体の演技から見て特に違和感がなければよしとする旧採点法は、あれはあれで良かったように思うことがあります。
> スピンにしても、今の基準ではレベル4はなくても、美しくて個性的なスピンを披露し、拍手喝さいを受ける選手がいました。

観客の拍手喝さいが多くても、点数的に評価できるケースとそうでないケースが存在しますね。
その辺が、ファンの見た目の乖離の一因だと思います。
荒川選手のイナバウアーがそうであったように。(PCSで評価されてますけどね)

> (天野真氏がコラムで「新採点法ではレベル判定のルールが選手の個性を殺している。レベル4はなくても、たとえレベル1でも美しいスピンであれば、せめてGOEで最大限評価するべきではないか」と言っていたのは、そういう意味で納得出来ますね)
> 今更元のシステムには戻せないと分っていますが。

はい、そういう意味だと思います。
ただ…ある一定以上の技量を持った選手であれば誰でも出来るレベルの技術でも
観衆は大喝采を贈るケースもあるのですよね。

例…ファイナルワインドアップの超高速回転など…

最近は良いものには評価を!って意識が浸透してきていると思いますよ。

質問です - Y.T. - 2010年10月07日 22:48:56[ 再編集・削除 ]

Sakura 様。
いつもありがとうございます。
いくつか質問があります。
ご多忙と思いますが、お時間のある時にお願いします。

ジャパンオープンで、小塚選手のSSとアダム・リッポン選手のSSが同じ8.00です。(動画見れます)
これが私にはどうしても理解できません。
小塚選手のスケーティングは定評のある所ですし、今回の二つのステップはかなり難しいことをしていると思うのです。リッポン選手はノーミスという素晴しい演技をしましたが、滑りは小塚選手の方が上と思えますし、ステップは素人目にも小塚選手の方がどう見ても上です。
何故なんでしょう?
演技構成点は判断が難しいですが、SSについてはSakura 様は経験者としてかなりお分かりになると思います。もちろん「審判じゃないから」正解を求める訳ではないですが、参考意見ということでお願いします。

また、「つぶやき」でチラっと拝見しましたが、浅田選手のジャンプは結果的には散々な出来でしたが、「修正の成果は出始めている」とか。
その辺もいくつか教えて頂けると勉強になります。

これはSakura 様にぶつけても仕方の無いことですが、小塚選手のSSに6.50をつけたジャッジがいます。

また、先頃行われたネベルホン杯でキーラ・コルビ選手のCHに9.00をつけたジャッジがいました。
(コルビ選手は五輪の時でさえ、8点台は一つもなかった)

つまり「何かの冗談でしょう?」と聞きたくなるような採点がチラホラと出ているのが気になりました。
もちろん上下カットがありますが、こうしたジャッジがもし二人、三人いたら、只事では済みません。

いったいどうなっているんでしょうね。

女子ジュニアは - Y.T. - 2010年10月11日 17:36:14[ 再編集・削除 ]

報道では、織田選手の二つのシットスピンで規定より腰高な為にノーカウントになったとされています。
こんなルールなんですか。

女子でノーカウントが出たら(ファンが)大騒ぎになるとか、怖っ、とか、陰謀とか、そういう嫌味ったらしいこと、あてつけがましいことを言わない方がよろしいかと存じます^^;

まあ、腰高シットスピンで有名なヨナ選手がノーカウントになれば、日本では拍手喝采になるでしょうけど(笑)

それよりも、日本女子ジュニア陣はロシア、アメリカに完全に離されましたね。出てくる選手がどなたも平均点的でこじんまりとまとまり、これといった特長や強みに欠けている印象を受けます。
伊藤みどりさん、安藤選手や浅田選手のような「ジャンプ狂(誉め言葉よ)」はもはやいなくなったのでしょうか。良く言えば大きな欠陥はなくてバランスはとれていますが、悪く言えば個性が乏しく何が取り柄なのか分らないような選手が目立ちます。
これがフィギュア育成の王道なんでしょうか。
今は浅田選手、安藤選手、村上佳菜子選手等がいて全盛期を謳歌していますが、日本女子シングル界の黄昏が着実に近づいている気配を感じます。

個人の努力や能力の問題もあるでしょうが、やはり国や組織を挙げての強化体制の差もあるのではないでしょうか。特にロシアにはそれを感じます。
そうでなければあれだけ優秀な選手が続出するとは、とても考えられません。

今の日本スケート連盟に元会長やS女史ほどの力と熱意のある幹部がいるのでしょうか?
仏作って魂込めずではないですが、「野辺山」のような優れた人材発掘システムがあっても、フィギュアに情熱を捧げる人材がいないと、徐々に形骸化しますよね。

代表選手の強化合宿があっても、参加は自由、スケジュールによりけり、などとヌルイことやっていていいのでしょうか。
プルシェンコ選手に若手男子の指導を依頼し、あっさり断わられたそうですが、なんか行き当りばったりな印象を受けます。

新理事になったという佐藤信夫氏に期待します。

Re: 質問です - Sakura - 2010年11月11日 04:05:11[ 再編集・削除 ]

大変遅くなり申し訳ありません…

> Sakura 様。

> ジャパンオープンで、小塚選手のSSとアダム・リッポン選手のSSが同じ8.00です。(動画見れます)
> これが私にはどうしても理解できません。
> 小塚選手のスケーティングは定評のある所ですし、今回の二つのステップはかなり難しいことをしていると思うのです。リッポン選手はノーミスという素晴しい演技をしましたが、滑りは小塚選手の方が上と思えますし、ステップは素人目にも小塚選手の方がどう見ても上です。
> 何故なんでしょう?
> 演技構成点は判断が難しいですが、SSについてはSakura 様は経験者としてかなりお分かりになると思います。もちろん「審判じゃないから」正解を求める訳ではないですが、参考意見ということでお願いします。

選手比較はあまり意味の無い事だと思いますが…
PCSは絶対評価を大前提と考えるのなら、審判個人の判断尺度があるはずです。
でも、それは、個人の主観部分。
A選手は高く、B選手は低い…彼らはこういった事で点を出していないでしょう。
ずっと長く競技を見続けた眼で、だいたいこの滑走ならば、コレぐらいの点数とか。
みんな、基準も主観も違うのだから多人数の平均化を行っているのでしょう。
平均点がほぼ同じであれば、審判団はほぼ同等だったと見たって事だと思います。

私が、う~んこっちの方が上だと思うなぁ…って言っても変わりませんし。
そう言ったほうが安心できる? 出来ない?って話がナンセンスなのと一緒だと感じます。

> また、「つぶやき」でチラっと拝見しましたが
>浅田選手のジャンプは結果的には散々な出来でしたが、
>「修正の成果は出始めている」とか。
> その辺もいくつか教えて頂けると勉強になります。

このJO時の浅田選手のジャンプは結果的に本番では決まっていませんでしたが
レッスン効果(長久保氏)の指導の影響が随所に出ていたと感じました。(良い面)
でも、昨シーズンの(フォームなど)身体に染み付いた部分も出てくるわけです。
迷いが出たりする状態では、ジャンプが出来たり出来なかったりするのはしょうがないです。
どうしても出場しなければならない事情があったのかもしれないですね。

佐藤コーチに移籍した訳ですから
恐らく長久保先生からは指導を受けていないでしょう。

佐藤先生も素晴らしい先生です、でも、両者のスタイルは違います。
ですから、佐藤コーチは観察しているだけだと話されていたので
ジャンプに関しては大きく変化するような具体的なアドバイスをしていないでしょう。
受け持つと決めた以上、佐藤流の指導に本格的に移るのは来シーズンからかもしれませんね。

> これはSakura 様にぶつけても仕方の無いことですが
小塚選手のSSに6.50をつけたジャッジがいます。
>
> また、先頃行われたネベルホン杯でキーラ・コルビ選手のCHに9.00をつけたジャッジがいました。
> (コルビ選手は五輪の時でさえ、8点台は一つもなかった)
>
> つまり「何かの冗談でしょう?」と聞きたくなるような採点がチラホラと出ているのが気になりました。
> もちろん上下カットがありますが、こうしたジャッジがもし二人、三人いたら、只事では済みません。
>
> いったいどうなっているんでしょうね。

これはその時の審判がその点数に相当するとつけたのでしょうから
私達がおかしいといってもしょうがないでしょう。
過去の点数と比べてもしょうがないですし。
その点数を付けた審判はその審判の基準で付けた点数で、自信を持って付けたのでしょう。

ステップシークエンスにおけるレベル判定orGOEのイメージ(考察)~その1 - ピョン太 [01/03] - 2011年01月03日 17:55:53[ 再編集・削除 ]

5級テクニカルステップ
http://skate.noias.com/wp-content/themes/coolwinter/download/5_steps_pattern.pdf

↑この場合、要素/構成が規定されているけど。。

僕の想像ですが、

フィギュアスケート競技でのステップシークエンスも、テクニカルorジャッジ(レベルorGOE)は、ここに記載されている様な「ポイント」を見分けてるのかなぁと思いました!(^^ゞ

m(__)m(^^)/

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