★高橋大輔…ルールへの挑戦状!? ロッカーターンからのルッツ★
フィギュアスケート・グランプリシリーズも最終戦を待つのみになりましたね。
日本人選手達がたくさんファイナル進出で応援するのも困る状態に。
全日本選手権も男女シングルは大変な激戦になりそうな予感です。
そして…今シーズンの世界選手権も、物凄く楽しみに。
全員入賞よりも、さらに凄い事になりそうな予感が一杯です。
もうね…出場枠3つは少な過ぎる時代に突入してます。
かつての全米選手権を制するよりも…
全日本選手権を制する方が困難な時代に。。。
今回のエントリーはNHK杯 男子SP 高橋大輔選手の出来事…
興味深い事がありましたので、記事にしておきます。
尚、拙Blogのリンク欄にもありますように
パンダ師匠さんも同様の記事にされています。
まだ、ご覧になっていない方は、ご一読を。。。
TVでは教えてくれないフィギュアスケート観戦術
http://pandamaster.blog114.fc2.com/
それ以外のBlogでは、恐らく当Blogエントリー記事及び
上記パンダ師匠さんのBlog記事を参考にされている可能性があります。
参考だけなら大歓迎なのですが…どうも違う方向も多いようですので。。。
まぁなんというか…
巧妙というか、バレたら書き換えるとか…厚顔無恥とはこの事かと。
ルール説明を勝手に自分の都合のいい解釈に持っていくことは競技への冒涜だよ。
後追い記事?みたいに思われるかもしれませんが…
NHK杯での様子はTwitterでつぶやいていたのです…
地上波の録画放送を視聴しながらのツイートです。
エントリーにするほどの事かな?って思っていましたが
ルール批判記事のネタにされているようですので、残しておきます。
Sakura(@Skater_Sakura)/2010年10月23日 - Twilog
http://twilog.org/Skater_Sakura/date-101023
高橋大輔…3F+3Tはランディングまでいい感じですが。
エッジが…どう判定されるかな? 3Aはタッチダウン。
3Lz? エラーもらわないか? ステップが楽しい。
テクニックより魅せるって意味で凄い。
ちょっと危ない箇所があったけど感じさせない。
ジャンプのエッジ判定両エラーかな?
posted at 17:50:26
メディアの報道で中間点導入が日本人選手に追い風?
みたいな風潮がありますが、あんなのは勝手に言ってるだけ。
これまでジュニアやこのNHK杯を見るかぎり、UR基準は厳格です。
1/4の回転不足気味はOKかな?って感じでもしっかり取る印象だよ。
全員同一基準は守られるのは当然だけど。
posted at 17:58:41
そっかそっか…高橋大輔選手の3F+3Tはフラット気味ということで軽微なe判定。
3Lzはスリーターンではなく、ロッカーターンからの珍しい入りとしてLzを跳んでます。
これってFのe判定と取られる可能性があるので危ない跳び方だとは思うんですが。
Blogスケーターズフェイバー?
posted at 18:11:23
2010年10月25日 10:40 ※ ニコニコ動画に投稿された動画
高橋大輔 NHK杯2010 SP【Universal Sports】ロングver. ‐ ニコニコ動画(原宿)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12542952
Universal Sportsの解説者も言及していますね。
NHK杯 2010 動画クリップ
http://www9r.nhk.or.jp/figure2/r/single_viewer.html?x=1_0007&gp=1
高橋選手のe判定に関連して…過去にこんなやり取りをした経験があります。
ロッカーからのルッツはエッジ判定で物議を醸す可能性があるかもしれないって話。
FS資料室 質問用掲示板
http://tac3g.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=2747633
http://tac3g.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=2739909
posted at 19:11:51
現世界チャンピオンがロッカーターンからのルッツ(難しい入り方)
【逆にスリーターンからの誤ったエッジからの踏み切りと判定される危険性】
を行う事で、今後影響があるかもしれません。
★スケーターズ・フェイバー?★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-117.html
posted at 19:19:29
高橋大輔選手のロッカーターンからの3Lz映像でじっくり観察してください。
スロー再生があるのでハッキリわかるはず。
尚Wrong edge判定は通常スピードで判定する性質のものです。
NHK杯 2010 動画クリップ
http://www9r.nhk.or.jp/figure2/r/single_viewer.html?x=1_0007&gp=1
posted at 19:27:25
Sakura(@Skater_Sakura)/2010年10月24日 - Twilog
http://twilog.org/Skater_Sakura/date-101024
(._・)ノ コケ…デ~スケのデ~じな話なんだケロ…反応薄い。
3Lzにe判定が付く事があった時に反応する?
テクニカル・解説者どちらか?もしくは両方?が間違う可能性もゼロではないケースだと思うのだが。
一応、頭の片隅に置いておいてね。
posted at 01:03:22
物凄くややこしい事なんですが、世界チャンプが
この入り方のルッツに挑戦するのは、ある意味”挑戦”と受け止めてます。
とても興味深い事なのでヨロシクね。
posted at 01:40:37
高橋選手についてのツイートの件補足します。
SPでは明らかにFのコンボを試みてますので、次はLzだと判断できるのですが
もしFがLzっぽい試み方をする選手が現れると、話はとたんにややこしくなるって事も念頭においてました。
FSでは余計に。字数が少ないと誤解を招きますね、すみません。
posted at 02:39:28
挑発?(笑) いやそこまではないでしょうが。
Wrong edge判定には入りの定義が無いので個人的にはなんで?って思うルールでもあります。
posted at 03:14:35
Twitterをされている方は #Fisk8 ← のハッシュタグを検索して下さい。
効率的にSkater_Sakuraのフィギュアスケート関連のツイートが見つかります。
https://twitter.com/#!/Skater_Sakura
**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**
いったい何故? このようなメリットの少ない
むしろ、e判定を受ける可能性のある、入り方で跳ぶのか?
高橋選手のルッツはFSの疲れが出た後半で
時折e判定を受ける事がありました。
この事が影響しているのかはわかりませんが、思うところがあるのでしょう。
歌子先生と、Wrong Edgeの話の中から出てきたのかもしれません。
ある意味、男前な性格の先生…『じゃあ やったら?』の一言だったのかも?
本田コーチも『おもしれ~じゃん!』 あっいや関西風か?
『それ おもろいやん!』って同調したかもね。
フルッツ判定受けた選手の中で流行ったらルール改正!?
今回の考察はSPですので、先に明確なフリップを試みていますので
同じジャンプを試みたとして、キックアウトされる事はないと思います。
Fは軽度のe判定ですが、普通のフリップの入りで跳んでますから。
(個人的には軽度とはいえe判定を受けるほどエッジが不明確とは思えないのですが)
※ ルールや判定の批判ではありません。 全員、同じ基準で判定しますから。
Wrong Edgeを判定するのに、今までは一般的(ポピュラー)なパターンでの
暗黙の了解?的な、反時計回り方向からの踏み切りはフリップ
時計回り方向からの踏み切りはルッツというような
ある意味、アバウトなスケート界の常識(所謂暗黙の了解)でテクニカルも判定しているのだと思います。
単に私がWrong Edgeの入り方に関する定義を見つけられなかっただけかもしれません。
※ もし、このような定義があるよって場合はお知らせ下さい。
テクニカルの判定は、事前に提出されているプログラム・コンポーネンツ・シートの事もありますが
基本的に、試みたエレメンツを見たままコールして、レビューを要請した場合は
ビデオでの判定も行う仕組みだったはず。
ターンなどからの最終的なエッジがLBOならばルッツ
LBIならばフリップでは片手落ちではないか? と、感じるのです。
プレパレーションのパターンなども定義化しておくべきではないのか?
と、思っています。
理論上ではLFI~LBOのブラケットからルッツを跳ぶ選手が出るかもしれませんし
LFO~LBIのブラケットからのフリップを跳ぶかもしれません。
もしくはLFI~LBIのカウンターからのフリップや
LFO~LBOのカウンターからのルッツだって(笑)
チョクトーからも可能といえば可能ですよね。
難しい入りからのジャンプにはGoEの加点要因があることから
今までの常識的な跳び方以外のプレパレーションからのジャンプへ
挑戦していく事も、可能性があるのです。
まぁ現実的には、難しいでしょうから
遊びで挑戦するならいざ知らず、競技会で跳ぶにはリスクが高すぎますね。
メリットが少なすぎます。
特別なボーナス加点制度が適用されればやるかな?
上記パターンのプレパレーションを試して、実際に跳ぶ選手が現れてから
現場のテクニカルが確認するよりも、事前にルールの明確化に織り込まないの?
って、素朴な疑問が、ずっとモヤモヤと残っているのです。
高橋選手とコーチ陣は…この入り方をルールへの挑戦?として
敢えて入れてきたのでは?って感じるのです。
この時の解説には本田武史さんが入っていたので、その理由を知ってると思うのですが
残念ながら、この件には言及しませんでした。
長光歌子先生にお目にかかれる機会でもあれば、お聞きしてみたい。
選手やコーチならば、一度でもe判定もらったら
即座に疑問として思い浮かべますからね。
個人的な感想でまとめるなら・・・
そこに高橋大輔というフィギュアスケーターとしての
意思を表明するためではなかろうかと…
彼なりの表現のひとつとして意味を持つステップからの3Lzなのだと。。。
時間がかかりましたが、映像を連続キャプチャーしました。 LFO~
LBIならスリーターン もし、これだとフリップの普通の入り方
LBOならロッカーターン
今まで、無意識にLBOになってフリップのe判定をもらった選手は数知れず。 フリーレッグの位置は? スリーターン方向ならば、こちらに残りません。
微妙にロッカーターンをアピールしたように見えます。
『コレはルッツだぞっ!』 って…。 ターン直後に微妙な間があるんですよ。 明確にLBOに乗っていますね。
踏み切り動作に入ります。
Wrong Edgeはスローや静止画では判定しません。
左肩が残り肩のラインも平行…重心バランスが取れたフォームです。
この辺りまでで既にWrong Edgeの判定は終わってます。
離氷の瞬間まで見てしまえば右足イン側トウを衝くのだから最後は誰でも当然インエッジに見える。ですので、流れの中で、通常速度で判定するのです。
こういった切り取った瞬間の映像は恣意的操作に繋がりやすい。信用しないように。
※ フルブレードとかプレローテーションとか(笑)
トップスケーターでは、滅多に起こらない、稚拙な技術ですので。
と、このように説明しましたが、LFO~LBIで普通に踏み切ればフリップとなります。
高橋選手の3F+3TはRFI~LBIのモホークから踏み切っています。(今回は軽度のe判定)
スリーターンから跳ぶ選手で、LBOに変化したらフリップのe判定を受けるのです。
彼の場合は、明らかにLFO~LBOへのロッカーターンを丁寧に見せてから踏み切っています。
でも、このプレパレーションのパターンでルッツを試みた選手は、非常に少ないと思います。
というか、個人的には記憶にありません。 結果的にフルッツになってしまう選手ぐらいです。
さて、みなさんは高橋選手のこの3Lzをどう感じますか?
ルールへの挑戦?なのか…挑発?なのか…(笑)
★スケーターズ・フェイバー?★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-117.html
上記エントリーでも詳しく記載していますので、ご覧になって頂ければ…
Tugba KARADEMIR選手のケースと高橋大輔選手のケース
この違いで問題が起こるケースは早急に改善した方がいいと思っています。
【オマケ】 高橋選手のフォームは理想形に近い。
踏み切り動作に入る瞬間を切り取ってますが、それぞれのライン
手足の位置など、理にかなった位置から始動しています。
細かい部分はコーチのメシのタネですのですが
プレパレーションから踏み切りへの理想形へと移っていく過程が
選手それぞれの個性があり違っても、上手い選手は概ねこのポイントに近づいていきます。
スケーターのみなさんには、そのポイントへの意識を
無意識に出来ていくように練習するのが大切です。
★自主練習の方法論★【スケーター向け】
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-82.html
★Figure Skating Guideline★ エントリー 一覧
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-109.html
私のスケートを見る視点はみなさんと少し違う部分がありますのでご了承下さい。
FS関係者でも立場の違いで見るポイントはみんな違います。
コーチはコーチならではの視点・コリオはプログラムを、ジャッジはジャッジングポイントを
選手は何か参考になる事はないか?って感じで経験者でも違うのです。
Skater_Sakura Twitter
https://twitter.com/#!/Skater_Sakura
2010年よりTwitter上でつぶやいたフィギュアスケート関連のツイート集をまとめています。
FSルールの説明や技術考察など、FS観戦に役立てば幸いです。
Skater_Sakura フィギュアスケート関連ツイートまとめ
http://togetter.com/mt/Skater_Sakura
拙Blog記事を参考にして頂く事は大変光栄ですが
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この記事へのコメント
贔屓選手のエントリーなので嬉々として読ませていただきましたが・・・ちと私には難しいかな(笑)
でも大体は理解できたと思ってます。
ツイッターでSakuraさんがライブで今回のを呟いたのを拝見させていただきながらそういったことがよく分からない素人ファンの私は「ふ~ん」と思っていましたがその後、海外の解説版を見たときにSakuraさんと同じところを言っていたので思わず笑ってしまいました。
イタリア版の方もチラッとそこについて触れてるようでしたよ。
SakuraさんやUniversal Sportsの解説者のようにどちらかというと高橋君の試みに喜んでくださるかたも居れば、それを否定的にとらえるかたもいるとは思いますがSakuraさんが仰るように私も歌子先生たちが前向きにとらえて実行させてくださったのだと思います。
NHK杯の時の本田さんの解説が妙に嬉しそうだったのはマンボの演技のせいだけではなかったように思います。
はっきり言いたいけど高橋君だけのことを詳しく解説するわけもいかないでしょうし、放送的に無理なんでしょう。私も聞きたいところなので残念です。
他の選手もそうでしょうが高橋君は前からよく振り付けも含めてマイナーチェンジを試合たびごとにしていますね。
レベルが取れるように変えてるものもあればそれとは関係なく変えているものもあります。
振り付け師が与えるものだけそのまませずによりよいものにしていく、観客をあきさせない演技を考えているのだと思います。
試合中、自分の演技中に席を立つ人を気が付き気にするようですが観客の心をひき付ける演技をするためにチャレンジしているのは確かなようです。
のはらさんが仰るように私も試合中高橋君は遊んでるのかな?と思いましたし楽しんでるなあと本当に思います。
でも確信犯的は遊びみたいですね(笑)
Sakuraさんの履歴エントリーを読ませていただいたときに感じたことなのですが長い時間たくさん滑ること、リンクと遊ぶ事で身体に叩き込まれたスケート技術がその選手の引き出しとなって試合やショーなどで随所に織り込まれていくのかもしれませんね。
今回のエントリーは本当に勉強になりました。
ありがとうございます。
>ルールや判定の批判ではありません。全員、同じ基準で判定しますから。
>これまでジュニアやこのNHK杯を見るかぎり、UR基準は厳格です。 1/4の回転不足気味はOKかな?って感じでもしっかり取る印象だよ。
>全員同一基準は守られるのは当然だけど。
実際は女子を例に挙げれば、カナダ大会におけるURやDGの数はわずかに8個。アメリカ大会では30個。
これは「たまたまそうなった」では説明つかない乖離と思います。
技術役員により基準や手綱の締め方が異なるように思います。統一するとすれば厳しく締める方向に行くのでしょうね。
回転不足(UR・DG)が厳格に取られる傾向は仰るとおりです。
マスコミはアホですが、ファンは最初からこの事態は予測していましたよ。
GPSフランス大会を除く5大会における回転不足判定の総数(女子のみを例に)を比較します。
前年度。計72個。一大会平均14.4個。
本年度。計97個。一大会平均19.4個。
昨比、34%増。
34%増は、大変な数値です。
高難度ジャンプの基礎点をスズメの涙ほど上げ、GOEの加点の数値を差別化し、URで減点を緩和させるルールを見せ「さあ、いらっしゃい。こっちの水は甘いですよ」と蛍を誘いつつ、陰のルール運用ではこれまで以上に網をしっかり張り、ちょっとでもお尻、じゃなかった、着氷の足元が怪しく光れば一網打尽です。
今回のルール改定とその運用。これを誰が「企画・指令」しているのか知りませんが、実に頭が良く見事だと思います。その責任者は一般企業の経営企画室でも「出世」するでしょう。
これがフィギュアの発展に良いのか悪いのかは今後の推移を見ていかないと分らないですね。
しかし、ファンからは益々「見え難い」流れに走りつつあると思います。ファンは置き去りですね。
キスクラで採点結果を見る度に、今まで以上に会場からの困惑又は白けた雰囲気が伝わってきます。
解説者はジャンプが決まっても「クリーンと思いますが…」「認定されるかどうか…」「認定して欲しい」「どうなんでしょうね。角度によっては回っているように見えますが…」「ウーン、厳しいですね…」「…(無言)」
なんか、お笑いコントみたいです。
なんたって、分度器で計ったのかと思えるくらいの微妙な回転不足の判定が多く目に付くようになりましたから。ロシア大会ショートでの、安藤選手の3FのURなど、その典型でしょう。
重箱の隅をつつく、という言葉がつい口から出そうになります。何か…世智辛いですね。
ここまで来ますと、「判定」というより「鑑定」がフィットするかもね。
私が素人考えを書くのもナンですが、引用されているSakuraさんのツイート
>ルールや判定の批判ではありません。全員、同じ基準で判定しますから。
>これまでジュニアやこのNHK杯を見るかぎり、UR基準は厳格です。 1/4の回転不足気味はOKかな?って感じでもしっかり取る印象だよ。
>全員同一基準は守られるのは当然だけど
これって、「同じ試合の中では全員同じ基準で」という話なのだと、私は思っていました。試合が違えば審判も違うので、URやDGの数を試合ごとに比べても意味がないように思います。判断基準が審判ごとに揺らぐことは、確かに見るものにとっては分かりにくいですが、結局、選手たちは完全に回りきって降りることを目標に練習しているわけであって、回転不足ギリギリのグリ降りを練習してるわけではないのだから、最終的には関係ないのかなと、最近は思うようになりました。モロゾフ氏のように、審判の回転不足判定の甘い・辛いを見切って、選手に高難度ジャンプのGOサインを出すようなコーチもいますし、そこはもう、現場では作戦の一部なのでは、と思います。
野球のストライクゾーンみたいなもので、試合ごとに(審判ごとに)基準が違っても、同じ試合の中で統一されていれば問題ないのではないかと思うのですが、いかがですか?
カウンターのアクセス数が鰻登りなのと併せてうれしい限りです。
ありがとうございました。どちらもじっくり読ませて頂きました。
PCSのエントリーではまる子さんと同じく
「ここをもうちょっと詳しく…。」なんて思っていたくせに
いざ渾身のキャプチャー付きエントリーを読むと
「む、難しいー。」と音を上げそうになる勝手な私。
でもせっかく8時間とか睡眠を削って書いてくだすった大作なんで、
是非理解を深めたいと部屋の中で実践したりしちゃっています。
(子どもの目が冷たい。。)
高橋選手の作戦?真意?がわかったら面白いですね。
人間生活に支障のない程度に時々更新してくださったらうれしいです。(巷でスケアメは氷が硬いなんて言われててショックですが、観戦中の氷の状態の見分け方、なんてのもあったら是非!あとプログラムの作り方とか:曲が先?振りが先?)

う~ん…ノリ的には遊びなのかも知れないですけどね。
私自身はルールに対する彼なりのメッセージだと思ってます。
> 高橋さん、遊んでるんでしょ。

> Sakuraさん、立て続けのエントリー更新お疲れ様でした。
> 贔屓選手のエントリーなので嬉々として読ませていただきましたが・・・ちと私には難しいかな(笑)
> でも大体は理解できたと思ってます。
そ~ですよね。 難しいと思います。
んで、難しいのにターンの難易度的な説明を入れていない(滝汗)
ど~難しいのか?って説明が少なかったです。
> ツイッターでSakuraさんがライブで今回のを呟いたのを拝見させていただきながらそういったことがよく分からない素人ファンの私は「ふ~ん」と思っていましたがその後、海外の解説版を見たときにSakuraさんと同じところを言っていたので思わず笑ってしまいました。
私も後でフォロワーさんに教えてもらって、視聴しました。
ちょっとした小ネタですけど、奥深いテーマが隠れてますからね。
> イタリア版の方もチラッとそこについて触れてるようでしたよ。
> SakuraさんやUniversal Sportsの解説者のようにどちらかというと高橋君の試みに喜んでくださるかたも居れば、それを否定的にとらえるかたもいるとは思いますがSakuraさんが仰るように私も歌子先生たちが前向きにとらえて実行させてくださったのだと思います。
ルールの変遷って、スケーターやコーチの提言(現場の声)
ってのが大きいですからね。
受け止め方は、関係者でも様々でしょう。
私自身は【ルールへの挑発】でもOKだと思います。
言葉よりもキョ~レツなメッセージです。
> NHK杯の時の本田さんの解説が妙に嬉しそうだったのはマンボの演技のせいだけではなかったように思います。
> はっきり言いたいけど高橋君だけのことを詳しく解説するわけもいかないでしょうし、放送的に無理なんでしょう。私も聞きたいところなので残念です。
チーム長光ならありえるなぁ…って思ってます。(笑)
本田コーチもプログラムでメッセージ出してたタイプだし。
> のはらさんが仰るように私も試合中高橋君は遊んでるのかな?
と思いましたし楽しんでるなあと本当に思います。
> でも確信犯的は遊びみたいですね(笑)
はい…確信犯的な遊び? …だと感じたからエントリーに残しました。
> Sakuraさんの履歴エントリーを読ませていただいたときに感じたことなのですが長い時間たくさん滑ること、リンクと遊ぶ事で身体に叩き込まれたスケート技術がその選手の引き出しとなって試合やショーなどで随所に織り込まれていくのかもしれませんね。
リンクで遊び(リフレッシュ中)や仲間やコーチとの会話から
こんなんどお? 的な感じから、振り付けやアイデアなんかは生まれますからね。
前にもNHK杯のFSの解説を少し流してくれていたのでSPのは無いのかなと思っていたので喜んでいたのですが、SPの解説の中でルッツジャンプのことを佐野さんも触れてくれてました。
高橋君のルッツジャンプについて無理解なコメントをいくつかの掲示板などで見ていたので今回の地上波で佐野さんが仰ってくださったことがとても嬉しいです。
あと居酒屋解説の佐野節が炸裂してます(笑)ので紹介させていただきます。
佐野「いまね~。左足のアウトスリーから(ルッツ)ジャンプに入ったんですね。普通左足のアウトスリーからジャンプに入るとこれフリップなんです。
ところがあれはルッツなんです。
エッジをちゃんと変えてるんです!
これは評価していただきたいなとゆう風に思いますね。」
アナウンサー「外側で?」
佐野「そうです。ちゃんと外側で踏み切ってます!」
アナウンサー「さあそして、去年の二倍ぐらい苦しいというSPのステップに入ります。」
佐野「今年からね~。ステップが男子一つになりましたから。高橋くんの得意とするステップをここで二つ分すべて稼がなくてはいけなきゃいけないですから・・」
アナウンサー「そうですね~。まさに高橋大輔カーニバル!」
アナウンサー「十分に堪能させてくれました。」
佐野「そうですね~。健在ですね!」
アナウンサーさんとの掛け合いがなんともオモロイです。

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No title - のはら - 2010年11月23日 00:24:48[ 再編集・削除 ]