★輝きを増し成長し続けるスケーター★鈴木明子選手
今回のエントリーは【たらのフィギュアスケート日記】さんのBlog、翻訳記事紹介です。
【たらのフィギュアスケート日記】 鈴木明子ロングインタビュー(FSAJ会見)@Japan Times
http://taranofsdiary.jugem.jp/?eid=50
元記事はコチラ
Suzuki aiming higher following best season of career
By JACK GALLAGHER Wednesday, May 16, 2012
http://www.japantimes.co.jp/text/sp20120516it.html
非常に内容が濃く、鈴木明子選手もインタビューに対し誠実に受け答えしています。
【たらのフィギュアスケート日記】さんの翻訳記事から
鈴木明子選手のインタビュー発言部分を引用させて頂きます。
薄緑の文字は私の見解を記載しています。
日本外国人スポーツ記者協会(FSAJ)での会見…
「今季はいい結果を残せたので、もちろんすごくうれしいです」
「でも演技の面でいえば、すべての演技に満足しているわけではありません。 ですので、自分はもっとよくなると思えるうちは、競技を続けたいと思います。現役を続行すること、それが今の時点での考えです」
2014年ソチ五輪まであと21か月となったが、二度目の冬季五輪に挑戦するかどうかはまだ決めていないという。
「ソチ・オリンピックについてはまだわかりません。でも、練習を続けて、もっと成長して、ファンのみなさんに私のスケートを見てもらいたいです」
「最初にスケート靴をはいたのは4歳のときです。その後、6歳からスケートを始めました」
「オリンピックのことを最初に考え始めたのは16歳か17歳、世界ジュニアに出場したころでした。でも健康上の問題(摂食障害)があって、1年間リンクから離れざるをえませんでした」
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ジュニア時代から非常に注目されていた選手の一人だったのです。
上記画像は…【感じるままに】さんのBlogから、お借りしてます。
ghoti sousamaさんありがとう。
NICE2012フィギュアスケート世界選手権女子シングル
http://nahte.blog132.fc2.com/blog-entry-21.html
「復帰したときにはバンクバー・オリンピックに出られるとは夢にも思いませんでした。でも、たしかオリンピックの1年前ごろになって、もしかしたら出られるかもと思い始めたんです」
「とてもいいシーズンでした。すべてがうまくいきました。若い選手たちはみんな高い技術を持っているので、ついていくのは大変でした。27歳になってもがんばれるのは、競技できなかった1年があったからだと思います。またリンクの上に戻ってきたかった。それがモチベーションのひとつでした」
「今でもまだ自分の限界には達していないと感じています。今の自分よりもっとうまくなれるとまだ思っています。それが現役を続けたいもうひとつの理由ですね」
「自分でおかしいなと気づいたのは、問題が現れ始めてから約1か月たったころでした。体重が5キロも減っていて、これはまずいって気がついたんです。そのころは自分ではどうすることもできなくて、ちゃんと食べることができなかった。それが当時の状況でした」
摂食障害については、人知れず苦労している選手は全国に大勢居る。
スケート界に限らず、バレエ・体操・新体操・シンクロなど…
体重が増えることによって競技に影響がある競技には、常について回る深刻な問題。
彼女がそれを乗り越えて、世界の中心で戦えるというのは、本人のみならず、悩みを抱えた選手達の励みにもなるでしょう。
「一生懸命練習して努力している姿を見てもらったら、私のやっていることが励みになると思うんです。それはすごく素敵なことだと思います。 (摂食障害で)苦しんでいる方に、自分がやっていることをあきらめなくてもいいんだということを知っていただきたい。闘病中の方々の力になること、それが私がスケートする理由でもあるんです」
「私が健康問題を抱えていたのは、もうだいぶ前のことです。当時はいつも、私の演技よりそのことばかりがメディアに取り上げられていました。 健康問題を知ってほしいとは思っていたけれど、同時に私の演技も見てほしかったんです」
「でも、試合になれば、私が病気だったことなんて関係ありません。だから、人々が私の健康問題で大騒ぎすることが、当時はとてもいやでした。 でも、今は私のスケートを見てもらえるようになりました。まず演技を見て、そして過去の問題を知っていただけるようになった。だから今は、そのことにはずいぶん抵抗がなくなりました」
アスリートに対するメディアの報道には残酷な面を見せることが多い。
特に期待を裏切る成績を残したときは…
鈴木明子選手の摂食障害の病気に関しても、まず、その紹介から始まり、滑走内容には触れない。
コレは、本当にスポーツの報道なのか? と、思う事が多かったですよね。
「私はアマチュア選手なので、この問題について公の場で発言していくようなことは、今は難しいだろうと思います。もちろん、現役を引退したらそうした活動にかかわっていきたいですね」
今季の好成績は、精神分析医と自分のスケートについて話をしたことが一因だったと打ち明けたのだ。
「知り合いに女性の精神分析医がいる友人がいて、“きっとあなたの助けになると思う”って言われて。そのとおりでした。その方とはすごく楽に話をすることができるんです」
鈴木によると、この女性はスポーツ精神分析医ではないが、試合などの前にしっかりとした心構えを持たせてくれ、勝つために重要な事柄に集中させてくれる人物なのだという。
「広い海に自分が浮かんでいるところを想像して、と言われました。流れに逆らわず、身をまかせて、と。そうすることによって自信がつくんだと言うんです。そのとおりでした」
選手が競技本番に向けて精神を集中させていく過程は様々で、多くは経験により蓄積され、練習量に裏打ちされた自信がもたらすケースが多い。
鈴木について興味深い事実がある。 日本以外の海外で練習をしたこともなければ、外国人コーチについたこともないのに、世界の舞台で勝てていることだ。
浅田、安藤、荒川、高橋大輔など、近年の日本のトップスケーターたちのほとんどは、けっこうな期間にわたって海外に居住し、練習を積んできている。
「もっと若かったころ、まだ私が日本でトップクラスの選手になる前には、若い選手が海外へ行って、外国人コーチに教わるのがふつうだと思っていました。 でも今は、日本には一流のコーチがたくさんいますし、みなさんとても優秀な方ばかりです。いつか外国人選手が日本に来て、日本人コーチにつくようになればな、と思っていますが、問題は練習環境でしょうね」
彼女が話すとおり、本当に日本のコーチは優秀な方が多い。
でも、多くの問題は、リンクの環境、練習環境が充実していない。 という事なんです。
「海外に行くと、スケーター専用の練習リンクがあるんですね。でも日本では、選手は一般のお客さんがリンクに来る前に滑らなくてはなりません。 だから朝の6時にリンクに行き、真夜中になってからまた戻ってきます。これが海外のスケーターが日本人コーチのもとに来ることをさまたげている理由なんです。でも本当に、優秀なコーチはたくさんいると思うんですけど」
日本国内にも海外の有名クラブ並みの施設が整ったリンクが複数出来れば、日本のスケート界は、まだまだ伸びる余地があります。
「私が所属している会社は独自のスケートリンクを持っているので、すばらしい練習環境なんです。だから、日本から海外へ出ていく必要がないんですね。 日本ではいい練習環境がないからという理由だけのために、練習場所を求めて海外へ行く選手がたくさんいます。でも、私は恵まれた環境にいますから、海外へ行かなくてすんでいるんです」
海外にまで練習拠点を求めて、実際に出て行ける選手の家庭はごく僅かです。
日本に素晴らしい練習環境が整った施設が増えれば、経済的に恵まれていない選手の中からも優秀な選手が台頭してくる可能性が高まるだけにもったいないんですよね。
「短期間、振付のために海外へ行くことはあります。滞在中はできるだけ多くのことを吸収しようとしますが、練習拠点を海外に移そうと思ったことは一度もないですね。コーチの長久保先生が、私にとっては最高のコーチだから。」
今年65歳の長久保は、元ペア選手で、オリンピック経験者だ。1968~72年に5年連続日本チャンピオンとなり、1972年の札幌五輪に出場している。
「長久保先生に教わるようになって、もうすぐ10年になります。これほど長く一緒にいると、お互いにストレートにものを言い合うようになるんですよね。いつも喧嘩ばかりしてますよ」
「親子喧嘩みたいだって言う人もいます。先生が私をしかりつけて、私も言い返す。それでいて、そのあとはコミュニケーションがとれるんです。先生もなぜあんなことを言ったのか、自分の気持ちを説明してくれます」
「こういう長い関係にはいい面と悪い面がありますね。今日は顔も見たくないっていう日も時々あるけれど、明日にはもう大丈夫なんです。すごく強くていい関係だと思っています」
コーチとの関係は選手の年齢や成長で変わってきますし、年月でも変わります。
ただ、先生に言われるまま練習してきた選手が、心身の成長と共にスケートに対する自分の考えを持ち始める時期から大きく変化していく。
何でも言い合えるようになって初めて本当の師弟関係が始まるのだと思います。
鈴木のプログラムはファンにもジャッジにも人気が高い。そんなプログラム作りについて、プロセスを詳細に語ってくれた。
「まずコーチが、ジャンプとかスピンといったエレメンツの概要を作ってくれて、それを私が振付師のところへ持っていくんです。ひとつのプログラムにつき、すべての動きを覚えるのに2、3日かかります」
コーチとコリオグラファーが別の人物のケースで標準的なパターンですね。
様々なケースがありますが、音楽を含め、全て外注するケースもあります。
Akiko Suzuki 2011 GPS (Japan) SP
http://youtu.be/2zthnRFo4iI
「一番気に入っているのは、NHK杯でのショート(ハンガリアン・ラプソディー)ですね。初めて3回転3回転のコンビネーションジャンプが跳べた試合でしたから。シーズンでベストの演技だと思うのは、世界選手権でのフリー(こうもり序曲)です」
Nice 2012 ICE - LADIES FP -23/26- Akiko SUZUKI
http://youtu.be/6wbfnwEVj9I
「3-3は十代のうちに身につけるべきだと言われています。でも、私はこの年で挑戦してみたかった。 この2年間ぐらい、コーチにずっと言われていたんです。世界レベルで戦うためには3-3ができるようにならなきゃだめだって」
「去年、世界選手権への切符を逃したとき、なんらかの変化を起こさなくてはならないんだと悟りました。だから挑戦したんです」
世界の頂点を目指す女子選手にとっては、大きな武器となる3+3コンビネーション…
2ndに+3回転ジャンプならば、どのジャンプに付けてもトータルでは変わらなくとも、SPではSOVの高いジャンプに付ける能力があれば優位です。
しかし、彼女が残した'11-'12シーズンの成績の飛躍は3+3だけではなく、全ての要素やPCSの成長です。
「私にとって最も幸せな瞬間は、演技直後にファンの方々から直接反応と反響をもらえる瞬間です。私はいつも、会場にいる方全員がひとつになって、私の演技にわくわくしてもらいたいと思っています」
選手たちには、演技中は何もかも頭から追い払ってしまう独特の「ゾーン」にいると話す者が多いが、鈴木の場合はそうではないようだ。
「ものすごくうまく滑れているときには、お客さんの拍手や歓声が本当に聞こえるんですよ。最前列に座っている方と視線が合うことさえあるんです」
競技本番滑走中の感覚には集中とリラックスの関係があり、集中力が高まっていても緊張していてはダメで、リラックスしているようでも、不安のある要素などでは、身体の反応が思わぬ狂いをもたらすこともある。
大きな歓声が沸きあがるようなエレメンツを決めた時の快感は、やめられないほど、魅力的な瞬間です。
最後まで、大きな満足が得られた時の快感と感動を求めて、求道者になる。
スケートをやっていて、本当に良かったと思える瞬間を、目指す競技会で達成する事ほど幸せな事はないのですから。
「練習はふつう、1日4時間から4時間半です。シーズン中には、6日間練習したら1日休み、また6日間練習して1日休む。そういうスケジュールにしています」
「シーズン中は、まず15分ほど基本的なスケーティングスキルを練習し、その後プログラムの曲をかけて滑ります。ほかの選手にくらべると、スケーティングの練習を多くしてから曲かけ練習をするほうだと思います」
「オフシーズンには、ちびっ子スケーターみたいに、スケーティングの練習にたっぷり時間をかけます。ジャンプもできるだけたくさん跳びます」
インタビュー内容だけでは世界を戦うTOPスケーターとしては普通の印象かもしれません。
でも、次に続くインタビューに大きな秘密があります。
この練習内容に、成長を続ける効率の良い練習が含まれている。
向上し続けるにはイメージトレーニングと自己評価が大切だと鈴木は言う。
「氷に出ていく直前に、ジャンプをおさらいして、すべての動きをイメージトレーニングするんです」
「練習時間中にはプログラムの曲をかけて滑ります。人間だから誰だってミスはします。でも、続けて同じミスをしないように気をつけています。 何かミスをしたら、次のエレメンツはもっと注意深くやろうとします。 だから、ミスがずっと続いて負のサイクルにおちいってしまうことはないんです」
非常に重要な事に言及しています。
続けて同じミスをしない。 ミスの原因を自分で考えて、注意しながら実施する。 ミスの負の連鎖を起こさない。
たくさん練習した事だけによる、自分勝手な自己満足を決してしない。
「小さいころには、ミスをするとコーチに言われました。 “よし、ミスをしたら、次は気をつけようね”って。 でもシニア選手であれば、ミスのあと、すばやく立て直さなくてはなりません」
「これが、世界レベルのスケーターに必要なことのひとつです。 すばやく立て直して、次のエレメンツに気持ちを集中できなくてはならないんです」
この境地に到達するまで、様々な競技会での経験(後悔)が成長に大切なこと。
世界レベルでなくても、この精神状態で滑りきる、強い精神力が必要です。
鈴木明子選手も、初めから出来ていた訳ではない。 みんな同じ過程を踏んで成長していくのですから。
「私はプログラム練習をiPadで録画しています。プログラムが終わると録画を見て、自分が犯したミスをすべてチェックするんです」
「自分がコーチになったつもりで見て、こう考えるんです。 “こういったミスをした自分に、自分ならどんなアドバイスをするだろう? ”それによって自分を客観視できるんですね。 私はこんなふうにエレメンツを練習し、ミスを少なくしようとしています」
拙Blogでも取り上げている…
★自主練習の方法論★ 【スケーター向け】
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-82.html
本人がダメな状態改善を自己判断出来なければ、失敗のための繰り返し練習を続けるだけです。
自分を客観視し、自分がコーチだったら、どうアドバイスするだろう?
これを常に意識しながら練習する選手は、同じミスを何度も繰り返して、ミスの固定化(クセ)にしてしまわないんです。
ある一定以上の年齢に達した選手で、コーチに言われた事だけを、黙々と、深く考えずに練習時間だけが過ぎていく選手は成長を止めている。
世界選手権二連覇のパトリック・チャンよりも高橋大輔のプログラムのほうが好きかどうかたずねてみると、鈴木はしばらく考えてから興味深い考え方を披露した。
「パトリックより大輔のプログラムのほうが、私は好きですね。でも、パトリックのエッジワークは本当に正確なんです。 時々、彼のエッジにはエンジンがついているのか思ってしまうほど。それくらい速いし、スピードがすごい。本当に流れていくんです。 エッジがとても深いし、とても正確に氷の上にエッジを置くことができます。だから彼はエッジワークとフットワークがとても強いんですね」
こういった現役選手に対して、他の現役選手評を聞くのは、よくあるケースで、個人的には変な形で選手の意図が歪曲されることも多くて、選手も大変だなぁ…と、思う事なのですが、鈴木明子選手はとても上手く二人の選手の特徴と違いを説明しています。
「パトリックは感情表現の面でも向上していると思いますが、私は大輔のプログラムの独創性のほうが好きですね。 ただ、パトリックがミスをしてもあれほど高得点が出る理由は理解できます」
「ほかの選手に、プログラムでああいうつなぎの動きをやってみろと言っても、それは無理なんです。 パトリックは最初の一歩から流れが生まれて、すぐに加速する。本当に精密なんです」
現在のプログラム構成は、全ての部分を緻密に計算された、効率よく点数を稼ぎ出せるようなプログラムが組まれています。
でも、その計算されたプログラムを演じるのは選手。
PCSの評価に必要な5コンポーネンツに対する対応力は、見分けていくのが難しく、現役選手であっても、ちゃんと理解している選手は少ないでしょう。
鈴木明子選手のような高い次元の表現をする選手の視点は、プログラムを高めていくには何が必要か?
と、いう部分や、能力の違いを見極める眼を持ち、ルールを良く理解しているからこその言葉だと感じます。
「個人的な意見ですが、今のジャッジの多くは、コンパルソリーを経験した元選手です。 そうしたジャッジが増えたから、パトリックやほかの選手たちのフットワークがどんなに正確かわかるんだと思います。正しいスケートをすれば、それに見合った点がもらえるんです」
国内外のメジャー競技会を勤める審判は競技経験もジャッジ経験も豊富なキャリアを持つ元選手が大半です。
高い次元のコンパルソリー経験は正確なエッジワークや加速技術などの違いを見る上で重要なスキルのひとつでしょう。
高い評価を得ている選手は、鈴木選手が言及している通り、正確なエッジワークなど、高いスケーティングスキルを持っているから評価されているんです。
浅田真央が昨年12月に母親の匡子さんを亡くして間もなく全日本選手権に出場したことについて聞かれると、こう話した。
「全日本の前に真央が出場すると聞いたときには、彼女はとても強い心をもっているんだなと思いました。 彼女の演技を見て、お母さんに見てもらうために全力をつくしているんだと思いました。彼女の行動にはすごく尊敬の念をもっています」
フィギュアスケーターにとって肉親の存在は特別な思いがあると思います。
競技生活を続けていくには、並大抵の努力やサポートだけでは足りません。
最大の理解者・サポーターを失いながらも、気丈に競技会に臨んだ浅田真央選手の姿勢は尊敬に値するのでしょう。
鈴木選手は浅田選手が幼い頃から、ずっと見てきた選手ですから。
「昔から振付師になりたいと思ってたんです。引退後のプランは、まずプロスケーターとしてできるだけ長く滑りたい。その後、世界で活躍できる振付師になりたいです」
「でも、長久保先生はいつも、俺の後継者になれって言うんですよね。」
引退後のプランに向けて、集大成を飾り、夢を実現したい。 コーチは後継者になってもらいたい。
どちらも素敵なプランですよね。 私は優秀なコリオグラファーになると確信しています。
Vancouver 2010 Olympic, Ladies Free Figure Skating, Akiko Suzuki. 鈴木明子
http://youtu.be/Oz7EYlu6gUA
「バンクーバー・オリンピックは私にとって初めての大舞台だったんです。それまでは世界選手権に出たことさえありませんでした。フリーのあと、すごいことを成し遂げたんだと実感していました。人生最高の瞬間だって思ったんです」
鈴木明子選手の、選手としての集大成はこの後に、もっと凄い成果があると確信しています。
まだ、長久保コーチを泣かせてませんしね。(笑)
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【たらのフィギュアスケート日記】 鈴木明子ロングインタビュー(FSAJ会見)@Japan Times
http://taranofsdiary.jugem.jp/?eid=50
元記事はコチラ
Suzuki aiming higher following best season of career
By JACK GALLAGHER Wednesday, May 16, 2012
http://www.japantimes.co.jp/text/sp20120516it.html
非常に内容が濃く、鈴木明子選手もインタビューに対し誠実に受け答えしています。
【たらのフィギュアスケート日記】さんの翻訳記事から
鈴木明子選手のインタビュー発言部分を引用させて頂きます。
薄緑の文字は私の見解を記載しています。
日本外国人スポーツ記者協会(FSAJ)での会見…
「今季はいい結果を残せたので、もちろんすごくうれしいです」
「でも演技の面でいえば、すべての演技に満足しているわけではありません。 ですので、自分はもっとよくなると思えるうちは、競技を続けたいと思います。現役を続行すること、それが今の時点での考えです」
2014年ソチ五輪まであと21か月となったが、二度目の冬季五輪に挑戦するかどうかはまだ決めていないという。
「ソチ・オリンピックについてはまだわかりません。でも、練習を続けて、もっと成長して、ファンのみなさんに私のスケートを見てもらいたいです」
「最初にスケート靴をはいたのは4歳のときです。その後、6歳からスケートを始めました」
「オリンピックのことを最初に考え始めたのは16歳か17歳、世界ジュニアに出場したころでした。でも健康上の問題(摂食障害)があって、1年間リンクから離れざるをえませんでした」

ジュニア時代から非常に注目されていた選手の一人だったのです。
上記画像は…【感じるままに】さんのBlogから、お借りしてます。
ghoti sousamaさんありがとう。
NICE2012フィギュアスケート世界選手権女子シングル
http://nahte.blog132.fc2.com/blog-entry-21.html
「復帰したときにはバンクバー・オリンピックに出られるとは夢にも思いませんでした。でも、たしかオリンピックの1年前ごろになって、もしかしたら出られるかもと思い始めたんです」
世界選手権の代表入りを逃すなど、苦しんだ2010-11シーズンを乗り越えて、今季こうした結果を残せたことを、特に誇りに思っているようだ。
「とてもいいシーズンでした。すべてがうまくいきました。若い選手たちはみんな高い技術を持っているので、ついていくのは大変でした。27歳になってもがんばれるのは、競技できなかった1年があったからだと思います。またリンクの上に戻ってきたかった。それがモチベーションのひとつでした」
「今でもまだ自分の限界には達していないと感じています。今の自分よりもっとうまくなれるとまだ思っています。それが現役を続けたいもうひとつの理由ですね」
「自分でおかしいなと気づいたのは、問題が現れ始めてから約1か月たったころでした。体重が5キロも減っていて、これはまずいって気がついたんです。そのころは自分ではどうすることもできなくて、ちゃんと食べることができなかった。それが当時の状況でした」
摂食障害については、人知れず苦労している選手は全国に大勢居る。
スケート界に限らず、バレエ・体操・新体操・シンクロなど…
体重が増えることによって競技に影響がある競技には、常について回る深刻な問題。
彼女がそれを乗り越えて、世界の中心で戦えるというのは、本人のみならず、悩みを抱えた選手達の励みにもなるでしょう。
「一生懸命練習して努力している姿を見てもらったら、私のやっていることが励みになると思うんです。それはすごく素敵なことだと思います。 (摂食障害で)苦しんでいる方に、自分がやっていることをあきらめなくてもいいんだということを知っていただきたい。闘病中の方々の力になること、それが私がスケートする理由でもあるんです」
「私が健康問題を抱えていたのは、もうだいぶ前のことです。当時はいつも、私の演技よりそのことばかりがメディアに取り上げられていました。 健康問題を知ってほしいとは思っていたけれど、同時に私の演技も見てほしかったんです」
「でも、試合になれば、私が病気だったことなんて関係ありません。だから、人々が私の健康問題で大騒ぎすることが、当時はとてもいやでした。 でも、今は私のスケートを見てもらえるようになりました。まず演技を見て、そして過去の問題を知っていただけるようになった。だから今は、そのことにはずいぶん抵抗がなくなりました」
アスリートに対するメディアの報道には残酷な面を見せることが多い。
特に期待を裏切る成績を残したときは…
鈴木明子選手の摂食障害の病気に関しても、まず、その紹介から始まり、滑走内容には触れない。
コレは、本当にスポーツの報道なのか? と、思う事が多かったですよね。
「私はアマチュア選手なので、この問題について公の場で発言していくようなことは、今は難しいだろうと思います。もちろん、現役を引退したらそうした活動にかかわっていきたいですね」
今季の好成績は、精神分析医と自分のスケートについて話をしたことが一因だったと打ち明けたのだ。
「知り合いに女性の精神分析医がいる友人がいて、“きっとあなたの助けになると思う”って言われて。そのとおりでした。その方とはすごく楽に話をすることができるんです」
鈴木によると、この女性はスポーツ精神分析医ではないが、試合などの前にしっかりとした心構えを持たせてくれ、勝つために重要な事柄に集中させてくれる人物なのだという。
「広い海に自分が浮かんでいるところを想像して、と言われました。流れに逆らわず、身をまかせて、と。そうすることによって自信がつくんだと言うんです。そのとおりでした」
選手が競技本番に向けて精神を集中させていく過程は様々で、多くは経験により蓄積され、練習量に裏打ちされた自信がもたらすケースが多い。
鈴木について興味深い事実がある。 日本以外の海外で練習をしたこともなければ、外国人コーチについたこともないのに、世界の舞台で勝てていることだ。
浅田、安藤、荒川、高橋大輔など、近年の日本のトップスケーターたちのほとんどは、けっこうな期間にわたって海外に居住し、練習を積んできている。
「もっと若かったころ、まだ私が日本でトップクラスの選手になる前には、若い選手が海外へ行って、外国人コーチに教わるのがふつうだと思っていました。 でも今は、日本には一流のコーチがたくさんいますし、みなさんとても優秀な方ばかりです。いつか外国人選手が日本に来て、日本人コーチにつくようになればな、と思っていますが、問題は練習環境でしょうね」
彼女が話すとおり、本当に日本のコーチは優秀な方が多い。
でも、多くの問題は、リンクの環境、練習環境が充実していない。 という事なんです。
「海外に行くと、スケーター専用の練習リンクがあるんですね。でも日本では、選手は一般のお客さんがリンクに来る前に滑らなくてはなりません。 だから朝の6時にリンクに行き、真夜中になってからまた戻ってきます。これが海外のスケーターが日本人コーチのもとに来ることをさまたげている理由なんです。でも本当に、優秀なコーチはたくさんいると思うんですけど」
日本国内にも海外の有名クラブ並みの施設が整ったリンクが複数出来れば、日本のスケート界は、まだまだ伸びる余地があります。
「私が所属している会社は独自のスケートリンクを持っているので、すばらしい練習環境なんです。だから、日本から海外へ出ていく必要がないんですね。 日本ではいい練習環境がないからという理由だけのために、練習場所を求めて海外へ行く選手がたくさんいます。でも、私は恵まれた環境にいますから、海外へ行かなくてすんでいるんです」
海外にまで練習拠点を求めて、実際に出て行ける選手の家庭はごく僅かです。
日本に素晴らしい練習環境が整った施設が増えれば、経済的に恵まれていない選手の中からも優秀な選手が台頭してくる可能性が高まるだけにもったいないんですよね。
「短期間、振付のために海外へ行くことはあります。滞在中はできるだけ多くのことを吸収しようとしますが、練習拠点を海外に移そうと思ったことは一度もないですね。コーチの長久保先生が、私にとっては最高のコーチだから。」
今年65歳の長久保は、元ペア選手で、オリンピック経験者だ。1968~72年に5年連続日本チャンピオンとなり、1972年の札幌五輪に出場している。
「長久保先生に教わるようになって、もうすぐ10年になります。これほど長く一緒にいると、お互いにストレートにものを言い合うようになるんですよね。いつも喧嘩ばかりしてますよ」
「親子喧嘩みたいだって言う人もいます。先生が私をしかりつけて、私も言い返す。それでいて、そのあとはコミュニケーションがとれるんです。先生もなぜあんなことを言ったのか、自分の気持ちを説明してくれます」
「こういう長い関係にはいい面と悪い面がありますね。今日は顔も見たくないっていう日も時々あるけれど、明日にはもう大丈夫なんです。すごく強くていい関係だと思っています」
コーチとの関係は選手の年齢や成長で変わってきますし、年月でも変わります。
ただ、先生に言われるまま練習してきた選手が、心身の成長と共にスケートに対する自分の考えを持ち始める時期から大きく変化していく。
何でも言い合えるようになって初めて本当の師弟関係が始まるのだと思います。
鈴木のプログラムはファンにもジャッジにも人気が高い。そんなプログラム作りについて、プロセスを詳細に語ってくれた。
「まずコーチが、ジャンプとかスピンといったエレメンツの概要を作ってくれて、それを私が振付師のところへ持っていくんです。ひとつのプログラムにつき、すべての動きを覚えるのに2、3日かかります」
コーチとコリオグラファーが別の人物のケースで標準的なパターンですね。
様々なケースがありますが、音楽を含め、全て外注するケースもあります。
Akiko Suzuki 2011 GPS (Japan) SP
http://youtu.be/2zthnRFo4iI
「一番気に入っているのは、NHK杯でのショート(ハンガリアン・ラプソディー)ですね。初めて3回転3回転のコンビネーションジャンプが跳べた試合でしたから。シーズンでベストの演技だと思うのは、世界選手権でのフリー(こうもり序曲)です」
Nice 2012 ICE - LADIES FP -23/26- Akiko SUZUKI
http://youtu.be/6wbfnwEVj9I
「3-3は十代のうちに身につけるべきだと言われています。でも、私はこの年で挑戦してみたかった。 この2年間ぐらい、コーチにずっと言われていたんです。世界レベルで戦うためには3-3ができるようにならなきゃだめだって」
「去年、世界選手権への切符を逃したとき、なんらかの変化を起こさなくてはならないんだと悟りました。だから挑戦したんです」
世界の頂点を目指す女子選手にとっては、大きな武器となる3+3コンビネーション…
2ndに+3回転ジャンプならば、どのジャンプに付けてもトータルでは変わらなくとも、SPではSOVの高いジャンプに付ける能力があれば優位です。
しかし、彼女が残した'11-'12シーズンの成績の飛躍は3+3だけではなく、全ての要素やPCSの成長です。
「私にとって最も幸せな瞬間は、演技直後にファンの方々から直接反応と反響をもらえる瞬間です。私はいつも、会場にいる方全員がひとつになって、私の演技にわくわくしてもらいたいと思っています」
選手たちには、演技中は何もかも頭から追い払ってしまう独特の「ゾーン」にいると話す者が多いが、鈴木の場合はそうではないようだ。
「ものすごくうまく滑れているときには、お客さんの拍手や歓声が本当に聞こえるんですよ。最前列に座っている方と視線が合うことさえあるんです」
競技本番滑走中の感覚には集中とリラックスの関係があり、集中力が高まっていても緊張していてはダメで、リラックスしているようでも、不安のある要素などでは、身体の反応が思わぬ狂いをもたらすこともある。
大きな歓声が沸きあがるようなエレメンツを決めた時の快感は、やめられないほど、魅力的な瞬間です。
最後まで、大きな満足が得られた時の快感と感動を求めて、求道者になる。
スケートをやっていて、本当に良かったと思える瞬間を、目指す競技会で達成する事ほど幸せな事はないのですから。
「練習はふつう、1日4時間から4時間半です。シーズン中には、6日間練習したら1日休み、また6日間練習して1日休む。そういうスケジュールにしています」
「シーズン中は、まず15分ほど基本的なスケーティングスキルを練習し、その後プログラムの曲をかけて滑ります。ほかの選手にくらべると、スケーティングの練習を多くしてから曲かけ練習をするほうだと思います」
「オフシーズンには、ちびっ子スケーターみたいに、スケーティングの練習にたっぷり時間をかけます。ジャンプもできるだけたくさん跳びます」
インタビュー内容だけでは世界を戦うTOPスケーターとしては普通の印象かもしれません。
でも、次に続くインタビューに大きな秘密があります。
この練習内容に、成長を続ける効率の良い練習が含まれている。
向上し続けるにはイメージトレーニングと自己評価が大切だと鈴木は言う。
「氷に出ていく直前に、ジャンプをおさらいして、すべての動きをイメージトレーニングするんです」
「練習時間中にはプログラムの曲をかけて滑ります。人間だから誰だってミスはします。でも、続けて同じミスをしないように気をつけています。 何かミスをしたら、次のエレメンツはもっと注意深くやろうとします。 だから、ミスがずっと続いて負のサイクルにおちいってしまうことはないんです」
非常に重要な事に言及しています。
続けて同じミスをしない。 ミスの原因を自分で考えて、注意しながら実施する。 ミスの負の連鎖を起こさない。
たくさん練習した事だけによる、自分勝手な自己満足を決してしない。
「小さいころには、ミスをするとコーチに言われました。 “よし、ミスをしたら、次は気をつけようね”って。 でもシニア選手であれば、ミスのあと、すばやく立て直さなくてはなりません」
「これが、世界レベルのスケーターに必要なことのひとつです。 すばやく立て直して、次のエレメンツに気持ちを集中できなくてはならないんです」
この境地に到達するまで、様々な競技会での経験(後悔)が成長に大切なこと。
世界レベルでなくても、この精神状態で滑りきる、強い精神力が必要です。
鈴木明子選手も、初めから出来ていた訳ではない。 みんな同じ過程を踏んで成長していくのですから。
「私はプログラム練習をiPadで録画しています。プログラムが終わると録画を見て、自分が犯したミスをすべてチェックするんです」
「自分がコーチになったつもりで見て、こう考えるんです。 “こういったミスをした自分に、自分ならどんなアドバイスをするだろう? ”それによって自分を客観視できるんですね。 私はこんなふうにエレメンツを練習し、ミスを少なくしようとしています」
拙Blogでも取り上げている…
★自主練習の方法論★ 【スケーター向け】
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-82.html
本人がダメな状態改善を自己判断出来なければ、失敗のための繰り返し練習を続けるだけです。
自分を客観視し、自分がコーチだったら、どうアドバイスするだろう?
これを常に意識しながら練習する選手は、同じミスを何度も繰り返して、ミスの固定化(クセ)にしてしまわないんです。
ある一定以上の年齢に達した選手で、コーチに言われた事だけを、黙々と、深く考えずに練習時間だけが過ぎていく選手は成長を止めている。
世界選手権二連覇のパトリック・チャンよりも高橋大輔のプログラムのほうが好きかどうかたずねてみると、鈴木はしばらく考えてから興味深い考え方を披露した。
「パトリックより大輔のプログラムのほうが、私は好きですね。でも、パトリックのエッジワークは本当に正確なんです。 時々、彼のエッジにはエンジンがついているのか思ってしまうほど。それくらい速いし、スピードがすごい。本当に流れていくんです。 エッジがとても深いし、とても正確に氷の上にエッジを置くことができます。だから彼はエッジワークとフットワークがとても強いんですね」
こういった現役選手に対して、他の現役選手評を聞くのは、よくあるケースで、個人的には変な形で選手の意図が歪曲されることも多くて、選手も大変だなぁ…と、思う事なのですが、鈴木明子選手はとても上手く二人の選手の特徴と違いを説明しています。
「パトリックは感情表現の面でも向上していると思いますが、私は大輔のプログラムの独創性のほうが好きですね。 ただ、パトリックがミスをしてもあれほど高得点が出る理由は理解できます」
「ほかの選手に、プログラムでああいうつなぎの動きをやってみろと言っても、それは無理なんです。 パトリックは最初の一歩から流れが生まれて、すぐに加速する。本当に精密なんです」
現在のプログラム構成は、全ての部分を緻密に計算された、効率よく点数を稼ぎ出せるようなプログラムが組まれています。
でも、その計算されたプログラムを演じるのは選手。
PCSの評価に必要な5コンポーネンツに対する対応力は、見分けていくのが難しく、現役選手であっても、ちゃんと理解している選手は少ないでしょう。
鈴木明子選手のような高い次元の表現をする選手の視点は、プログラムを高めていくには何が必要か?
と、いう部分や、能力の違いを見極める眼を持ち、ルールを良く理解しているからこその言葉だと感じます。
「個人的な意見ですが、今のジャッジの多くは、コンパルソリーを経験した元選手です。 そうしたジャッジが増えたから、パトリックやほかの選手たちのフットワークがどんなに正確かわかるんだと思います。正しいスケートをすれば、それに見合った点がもらえるんです」
国内外のメジャー競技会を勤める審判は競技経験もジャッジ経験も豊富なキャリアを持つ元選手が大半です。
高い次元のコンパルソリー経験は正確なエッジワークや加速技術などの違いを見る上で重要なスキルのひとつでしょう。
高い評価を得ている選手は、鈴木選手が言及している通り、正確なエッジワークなど、高いスケーティングスキルを持っているから評価されているんです。
浅田真央が昨年12月に母親の匡子さんを亡くして間もなく全日本選手権に出場したことについて聞かれると、こう話した。
「全日本の前に真央が出場すると聞いたときには、彼女はとても強い心をもっているんだなと思いました。 彼女の演技を見て、お母さんに見てもらうために全力をつくしているんだと思いました。彼女の行動にはすごく尊敬の念をもっています」
フィギュアスケーターにとって肉親の存在は特別な思いがあると思います。
競技生活を続けていくには、並大抵の努力やサポートだけでは足りません。
最大の理解者・サポーターを失いながらも、気丈に競技会に臨んだ浅田真央選手の姿勢は尊敬に値するのでしょう。
鈴木選手は浅田選手が幼い頃から、ずっと見てきた選手ですから。
「昔から振付師になりたいと思ってたんです。引退後のプランは、まずプロスケーターとしてできるだけ長く滑りたい。その後、世界で活躍できる振付師になりたいです」
「でも、長久保先生はいつも、俺の後継者になれって言うんですよね。」
引退後のプランに向けて、集大成を飾り、夢を実現したい。 コーチは後継者になってもらいたい。
どちらも素敵なプランですよね。 私は優秀なコリオグラファーになると確信しています。
Vancouver 2010 Olympic, Ladies Free Figure Skating, Akiko Suzuki. 鈴木明子
http://youtu.be/Oz7EYlu6gUA
「バンクーバー・オリンピックは私にとって初めての大舞台だったんです。それまでは世界選手権に出たことさえありませんでした。フリーのあと、すごいことを成し遂げたんだと実感していました。人生最高の瞬間だって思ったんです」
鈴木明子選手の、選手としての集大成はこの後に、もっと凄い成果があると確信しています。
まだ、長久保コーチを泣かせてませんしね。(笑)
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この記事へのコメント

素敵なインタビューの、ご紹介ありがとうございました。
紹介としながら、大部分を引用させて頂いた形になり恐縮しています。
深夜遅くに完成しましたので、ご挨拶に伺えませんでした。
問題が御座いましたら修正しますので、遠慮なくおしゃって下さい。
当方のBlogのリンク、トラックバックも問題ありません。
新着記事を楽しみにしています。
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(随時更新)
search&link figure skating←絶品 フィギュアスケートのスコアと動画が簡単に見つかります。
リザルト
コストナーおめでとう、女王の舞でした。レオノワ、緊張の出だしで
URL :
★輝きを増し成長し続けるスケーター★鈴木明子選手 - たら - 2012年05月25日 11:52:33[ 再編集・削除 ]
記事をご紹介いただきました「たら」です。
選手の気持ちに寄り添いながらの、細かく丁寧な解説…どうもありがとうございました。
バンクバーのこの動画、久しぶりに見せていただきました(;_;)
拙ブログ記事中でもリンクを貼らせていただいてよろしいでしょうか?