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★フィギュアスケートは氷上の書道?★

突然、変なタイトルですが、真面目な話です。

フィギュアスケート競技発祥には図形を描く意味が含まれて現在もフィギュア(図形)という名が残っています。
歴史を遡ると100年以上になるのですが、創設期の競技にはスペシャルフィギュアという競技が残っています。

冬季オリンピック メモリーズ
http://winter-olympic-memories.com/

上記サイトには古い競技記録が残されています。(一部引用させていただきます)

4th 1908  London ロンドン
http://winter-olympic-memories.com/html/results/jp_3d/s04_london/s04_figure/s04_figure_msp.htm

※ スペシャルフィギュア競技とは、自由選択のコンパルソリー・フィギュアで、”いかに複雑で美しい幾何学図形を描けるか?”を競う競技でした。
オリンピックでは唯一、この大会で男子のみ実施されました。

1980 Olympics Mens Compulsory Figures - Part A
http://youtu.be/BgowYVDlvP0


映像冒頭にスペシャルフィギュアを滑走している映像と説明が入ってます。

Gold medalist -  Nikolai PANIN (RUS)
panin_b.jpg    panin1.jpg 

 cumming1.jpg  hall-say1.jpg クリックで拡大

通常の男子シングルもありましたので、特殊な競技だったのでしょうね。

まさに、氷上の書道ですよね。 コレは非常に複雑ですが、私たちコンパルソリー競技経験者は、もう少し簡単な図形を描いてリンク遊びをしていました。

いや、しかし、上記図形は鬼のように難しいぞっ! 100年も昔の技術とは思えない。

【追記】
とても重要な事を記載するのを忘れていました。。。
この画像にも残っていますが、スタート足が記載されていますよね。
映像も少しだけですが、このスペシャルフィギュアは、片足だけで滑走する、一筆書きの図形だという事。

私も信じ難いのですが、細かい部分も足を付かずに描けるの? ってのが、正直な感想です。
3番目の先の部分や6番目のハート形の部分は物凄く難しいです。

つま先のトウと、カカト部分で、鉄道のスイッチバックのように切り返しを行うのですが、つま先部分よりもカカト部分の切り返し技術は、相当な熟練が必要です。
トウ側は(ギザギザ)が氷に食い込みやすいので切り返しやすいのですが、カカト側はすっぽ抜けて、スッ転びます。

一筆書きと同じなので、チェンジやスネーク及びターンの際に加速出来なければ止まります。
上記スペシャルフィギュアの難しさは、コンパルソリー課題全てをマスターした選手クラスでないと不可能でしょう。

コピーしようとすれば、相当な練習が必要です。 それも並大抵ではなさそうです。
コンパルソリー世代のシニア経験者達ならば、皆、口を揃えて 『アリエネ~』と、言いそうです。 【追記終わり】

日本スケート連盟のマークやチューリップなど。
バッジテスト初級  画像の真ん中にある図形です。
これこそが、スペシャルフィギュアの名残なのでしょう。

練習そっちのけで夢中になっていたら、コーチからエッジケースが飛んできてました。

男子シングル  Mens Single
http://winter-olympic-memories.com/html/results/jp_3d/s04_london/s04_figure/s04_figure_m.htm

※ この種目で優勝した、Ulrich SALCHOW [ウルリヒ・サルコウ] 選手は、  現在のフリースケーティングの6種類のジャンプのひとつである「サルコウ」ジャンプの創始者です。
オリンピックでの優勝は今大会のみですが、世界選手権では1901年~1905年、1907年~1911年の2回、2度の5連覇を成し遂げました。
フィギュアスケートの黎明期に活躍したスーパースターです。
さらに、1925年~1937年まで国際スケート連盟(ISU)の会長も勤めました。

Gold medalist -  Ulrich SALCHOW (SWE)
salchow_b.jpg 

コンパルソリー技術を題材にしたエントリーはたくさん書きましたが…
なかなか、その詳しいメカニズムと言うか、技術向上に繋がる内容は、コーチ(指導者)の領域ですので控えめにしていましたが、訪問する方も多いので、少しだけ残しておきます。

コンパルソリーは、正確な図形を描けないと、その技術そのものがいい加減である事と同じですから、正しい身体の使い方やエッジワークとフリーレッグを駆使して、お手本通りの図形を描ける様に努力するものです。

でも、もう、その正しいお手本も見る機会も少なく、正確なターン技術とは?と言う事も知らない方が圧倒的多数でしょう。

★Compulsory Figures★原点を知ろう…
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-203.html

WS00092.jpg ← クリックで拡大

上記スタート図や各コンパルソリー41課題図形の中からレベルに応じた課題を練習する事は正確なターン技術の習得に不可欠です。

★目指せっ! バッジテスト合格っ!★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-207.html

3級課題手引き
http://www.jfsia.jp/document/09step3.pdf

WS00112.jpg   クリックで拡大

上記3級課題のブラケットターンの注意書きにもあるように、途中でスネークし、スリーターンのようになったブラケットターンは、もはやブラケットターンと呼べないんです。

同じような事例で、カウンターターンやロッカーターンでも同様の現象を起こすスケーターは多い。

WS00114.jpg   クリックで拡大
カウンターをチェンジエッジし、スリーターンになっているのはNG
こういった事は、自分では身体の動きの感覚で解らなくてもトレース痕を見れば一目瞭然です。

WS00115.jpg
   クリックで拡大

ロッカーではスリーターン後にチェンジエッジしているのはNG
こういった事は、自分では身体の動きの感覚で解らなくてもトレース痕を見れば一目瞭然です。

ブラケット・カウンター・ロッカーなどの難しいターンは身体の捻り方と戻し方、体軸を歪めない様に正しい姿勢から均等に捻り、フリーレッグの動きをスケーティングレッグのターン動作に連動させながら、慣性モーメントが最小限になるようにスケーティングレッグの靴の淵をなぞるようにフリーレッグを通過させ、ターン頂点で瞬時に戻す動きを、大げさではなく上半身をブレさせないようスムーズに行う必要があります。

って、書いても、難しいですよね?(´・_・`) 文字で説明する限界を感じます。

Mountain Cup 2007 - compulsory figures (counter)
http://youtu.be/uVOKNPNeqZI



映像はカウンターですが、この動きはコンパルソリーのものですので、フリースケーティング的なターン動作とは若干違います。
同じカウンターやロッカーターンでも、アイスダンス競技では、もっと厳密に評価されていますのでアイスダンスのターン映像を観察するのも勉強になるでしょう。

http://youtu.be/3D8GqCyjVOg ← 超貴重な、お手本映像(ないしょ)

記事では直接アドバイスする事が出来ませんので、閲覧者の皆様には手本となりそうな映像から、多くの気づきが必要です。
ターンの練習はフローリングの床などで靴下を履いて練習出来ます。
映像をダウンロードし、コマ送りするなどして、どの様に腕を使っているか? 視線はどこを見ているか? 頭は傾いていないか? 視線を肩越しに見ているか? 肩や腰の回し方はどうか? フリーレッグの処理をどう行っているか?
ブレードの乗り位置や、ワブルの制御はどの様に行っているのか? 腰が止まると言うのはどういう事か?
スケートに乗ると言うのはどういった事なのか?
 全ては気づきです。

上手な手本を見て、そのコピー能力を発揮するのが気づきと再現能力なんです。

ターンでフリーレッグが暴れないように制御させるには?
バランスが取れなくてぐらぐらするのをどうすれば直るのか?
自分の技術は、そのレベルに達しているのか、いないのか?
達していないのならば、どの様な練習を行えばいいのか?

自ら悩み、様々な試行錯誤を行う事で気づく事もあります。
コーチに習っている人は、無意識にコーチ頼みで、自ら考える事を放棄しているケースもありますし、習っていない人は勝手な理屈で適当な技術のまま自己満足に浸る人もいます。

上記のようなケースは、成長を自ら止めている。
自分自身が客観的な視点で、自らの滑走を分析し、どの様に行うべきか?を、考える必要があります。

★Compulsory Figures★原点を知ろう…
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-203.html

上記、記事後半にも書いていますが書かれている内容のいくつかを実感出来るように練習する。
一応、筆者は8級課題全てをマスターした世代ですので、ポイントとなる部分は押さえてます。
ただし、コンパルソリーを前提に書いていますので、フリースケーティング的な動きを前提には書いていませんので注意して下さいね。

基礎技術向上は、全てのフィギュアスケート技術の向上に役立ちます。
つまらない練習にならないように、創意工夫して、チャレンジ要素を入れながら練習すると楽しく上達するはずです。

John Curry - After All
http://youtu.be/SXJqsoFwUic



蹴りかえもせず、ワンフットの連続でループやターンを続けていける点… 
チェンジする際や、ループやターンの後に加速させる技術がなければ、すぐに足をついてしまいます。 
マスタークラスのスケートは片足だけで、ずっと滑り続ける事が出来る技術ともいえます。 
現役選手世代の方々も、ワンフットでいつまでも滑り続ける技術は頑張って取得する事が重要です。
大阪大学スケート部 コンパルソリーのお話
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/7769/colum/compulsory.html

WS00116.jpg  ← クリックで拡大

上記及び下記リンクは昔の練習仲間が書いた記事です。
大変参考になる事が書かれていますので、読んでみて下さいね。

関西学生フィギュアスケーターの世界
http://www.nona.dti.ne.jp/~t-fujii/figure/

氷上にはトレース痕が残ります。 氷上で優雅な書道が書けるように練習に精進して下さい。
★コンパルソリー関連カテゴリー★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-category-9.html

★Figure Skating Guideline★ 【タイトルリスト】
http://openaxel.blog14.fc2.com/archives.html#achieve

最後まで、読んで頂きありがとうございました。   
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この記事へのコメント

- Winter - 2012年07月05日 03:01:52[ 再編集・削除 ]

ご無沙汰いたしております。
今年のオフシーズンは勢いよくスケートから遠のいてしまい、
未だに昨季ワールドすら見終わっていないので、非常に肩身が狭いのですが
記事のほうはいつも楽しく読ませていただいております。

未だにクロスすら無理、って感じのワタクシではありますが、
「この図形ありえねー!」とか
「サルコウ氏、意外とイケメン!」とか
レベル低いながらも興味深く読ませていただきました!

次の…世選が。www - Skater_Sakura - 2012年07月08日 04:21:43[ 再編集・削除 ]

v-22Winterさん

早く、ニース世選を見終らないと、次の世界選手権が来ちゃうよ。

> 未だにクロスすら無理、って感じのワタクシではありますが、
> 「この図形ありえねー!」とか
> 「サルコウ氏、意外とイケメン!」とか
> レベル低いながらも興味深く読ませていただきました!


私自身もスペシャルフィギュアの画像を見る限り『ありえね~!』 って思ってます。(笑)

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