★コンパルソリー全41課題 フィギュアスケートの原点★
むかしむかしのそのむかし…
フィギュアスケートというスポーツが出来上がりました…
フィギュアスケートの歴史 - Wikipedia
紆余曲折を経て、現在の形になりましたが…
競技をTV中継されるようになり、地味でテレビ映り栄えしないコンパルソリーは
次第に、その存在感が失われ、競技から外される事と相成りました…
コンパルソリー競技の映像がたくさん見つかりました…
YouTube - Report on the End of Compulsory Figures in ISU Competition - 1990 Worlds
http://www.youtube.com/watch?v=pmQ5Vcu_2hw
コンパルソリーフィギュア - Wikipedia
現在その理念は競技ルールの中やバッジテストの中に少し形を変え残っています。。。
派手なフリースケーティングと対極とも言える静寂の中での練習。
この地道な積み重ねが正確なエッジワークを養っていたのですね。
フリーが得意な選手も、練習時間の多くをコンパルソリーの練習に割いていました。
このコンパルソリーは不思議というか…
現在取り組んでいる課題がある程度出来る様になっても、次のレベルの課題は遥かに難しくなります…
しかし…ひとつ上のレベルの課題にチャレンジしている内に現在の課題が
簡単に感じる事や上達の近道だったりもします。
もちろん、簡単な方の課題がちゃんと出来なければ、難しい課題はまったく出来ないですけどね。
地味で単調な練習を難しい事にチャレンジしながらレベルアップする喜びを
覚えると単調になりがちな練習が楽しくなります。
手で氷を抑え、肩の動き(開きや閉じる)腰をコントロール(開きや緩み)を
抑え、アップダウンの動きをしっかり取ると エッジワークを正確に使えるようになる…
コンパルソリーでは最も重要なファクターです。
現在のバッジテストのステップ課題などにも、コンパルソリーの技術が
必要ですので、手や肩のコントロール、腰の動きの制御、フリーレッグの使い方など
大変参考になる部分が映像として残っています…
今では、なかなか正確なお手本を見る事が出来ないので、よく観察して身につけて下さいね。
コンパルソリーの練習で身についた技術は現在のフリースケーティングの質を上げてくれます。
映像の中に出てくるジャンプやステップ…
現在と比べると、ダブル中心だし、たいした事が無いように映りますが…
優雅で高いジャンプを跳び、チェック後の流れも素晴らしい事。。。
近代選手の忘れ物はこの映像の中にあると思っています。。。
YouTube - Sapporo Olympic Ladies Compulsory Figure
http://jp.youtube.com/watch?v=aTDLjhTUMbA
上記映像の中、2:42ごろに映るジャッジの先生の印象が強烈に残っているのだけど
お名前を思い出せない(汗) どなたか、ご存知?
YouTube - 1980 Olympics Mens Compulsory Figures - Part A
http://jp.youtube.com/watch?v=BgowYVDlvP0&feature=related
上記映像の冒頭部分はスペシャルフィギュアと呼ばれる映像ですね。
私達コンパル世代の図形遊びの定番は日本スケート連盟マークやチューリップでしょうか…(笑)
あまりにも夢中でやってると、エッジケースが飛んできてましたよね。
YouTube - 1980 Olympic Mens Compulsory Figures - Part B
http://jp.youtube.com/watch?v=bDHJg-GuJX4&feature=related
コンパルソリー競技の緊張感は独特のものがありましたね。
SPもミスが出来ないという側面がありますが…
コンパルソリーの緊張感は目の前だけでなく、四方八方から
ジャッジに見つめ続けられる緊張感が逃げ出したくなるような気持ちになります。
トレースが見えなくて戻ってこないとか、途中で足をついてしまうとか、悲喜交々のエピソードが有りますね。
YouTube - Ladies' Compulsory Figures, Part 1 of 2 - 1988 Calgary, Figure Skating
http://www.youtube.com/watch?v=31-yn9XYq0k&p=0E25F44E676DFD05&playnext=1&index=23
YouTube - Ladies' Compulsory Figures, Part 2 of 2 - 1988 Calgary, Figure Skating
http://www.youtube.com/watch?v=_GQwszzIeWo&feature=related
死語となったコンパルソリー用語もありますね。
ループなどの蹴りだし方のスタイルの名前ってなんだったのかな?(使わないと忘れるんですね)
そもそも名前も知らないでやってたエレメンツも結構あった…(恥)
用語集を見てもピンとこないものでも…
やってるのを見て『あっ! こういう名前だったんだ!』とかね…
現役時代に無かったエレメンツの名前はなるほどというネーミングのものもありますねぇ。
『化石』を実感する瞬間です。。。
不要になってるのに捨てられない…
アイスコンパスを未だに持ってるという人もいるでしょう?(笑)
YouTube - Men's Compulsory Figures, Part 1 - 1988 Calgary
http://www.youtube.com/watch?v=ZDdLXYNiS9k&p=AEEE3D53C093249A&playnext=1&index=31
ブライアン対決として有名ですね…
バックチェンジループはどちらも綺麗に揃えてるようですがちょっと雑な印象です。
スピードが速い。
1位に入った選手はもっとゆっくりだったでしょう。
YouTube - Men's Compulsory Figures, Part 2 - 1988 Calgary
http://www.youtube.com/watch?v=NJDOxzANY1s&feature=related
世界チャンピオン '85がファデーエフ '86がボイタノ '87がオーサー
コンパルソリーの順位は ファデーエフ ボイタノ オーサーの順番だったのですね。
やはり、コンパルソリーはキャリアの長さが要素の成熟度で上回る傾向が強いですね。
冬季オリンピックメモリーズ Memories of the OLYMPIC WINTER GAMES
http://winter-olympic-memories.com/
コンパルソリーのジャッジングではロングアクシス(横軸)ショートアクシス(縦軸)に
対して図形の位置関係・ターンなどの質・3本のトレースのそろい具合など6点満点で採点します。
競技者は両手を広げロングアクシス方向(横軸)を示してから滑り始めます。
世界のトップ選手で4点台後半を出せば上位ですので、SP・LPに比べると
点数が出ないイメージですよね。
ループ画像ですが…
直径は身長の約1倍、ループ玉は全体の1/3程度・玉は1対2程度・前半部分と後半部分が上下対称・全体が左右対称
ロングアクシスに対し、スタート地点・ループ交差部分などが一直線に並ぶ形が理想です。
入りと出のカーブが違えば、ループ玉は歪みます。
個人的な見解ですが…
日本におけるリンク環境が欧米並みの環境であったならば、日本人選手は
欧米選手よりもコンパルソリーでは優位に立てたような気がします。
日本人の気質(几帳面で練習熱心)が、練習環境さえ整っていれば
地道な練習の成果が現れる要素が多かったと思います。
ただ、日本には選手専用リンクや、十分な練習時間が
確保できる貸切練習環境が無かった事が大きな要因だったと思います。
当時、日本のトップ選手達はコンパルソリーの練習場所(綺麗な氷&混雑していない)を求めて
リンクのハシゴをしていたのですから。。。
カルガリーの映像を見ていると、同世代だった選手達が多く、友人も出場していたので
当時の日本スケート界の事なども思い出しますねぇ…
**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**
以下はISUコンパルソリー課題 全41種類です。
ループ系の円の直径は身長の1倍程度
その他の課題の円の直径は身長の3倍程度です。
No. 1 Circle FO
フォアアウト サークル
No. 2 Circle FI
フォアイン サークル
No. 3 Circle BO
バックアウト サークル
No. 4 Circle BI
バックイン サークル
No. 5 Change FO
フォアアウト チェンジ(サーペンタイン)
No. 6 Change BO
バックアウト チェンジ(サーペンタイン)
No. 7 RFO-LFO Three (skaters may choose the starting foot)
フォアアウト スリー&フォアアウト スリー
(スタート地点でフォアに蹴り換えてスタート)
※ 幻の課題 (スリー&スリーと呼ばれていたようです)
No. 8 Three FO
フォアアウト スリー
No. 9 Three FI
フォアイン スリー
No. 10 Double Three FO
フォアアウト ダブルスリー
No. 11 Double Three FI
フォアイン ダブルスリー
No. 12 Double Three BO
バックアウト ダブルスリー
No. 13 Double Three BI
バックイン ダブルスリー
No. 14 Loop FO
フォアアウト ループ
No. 15 Loop FI
フォアイン ループ
No. 16 Loop BO
バックアウト ループ
No. 17 Loop BI
バックイン ループ
No. 18 Bracket FO
フォアアウト ブラケット
No. 19 Bracket FI
フォアイン ブラケット
No. 20 Rocker FO
フォアアウト ロッカー
No. 21 Rocker FI
フォアイン ロッカー
No. 22 Counter FO
フォアアウト カウンター
No. 23 Counter FI
フォアイン カウンター
No. 24 One Foot Eight FO
フォアアウト ワンフットエイト
No. 25 One Foot Eight BO
バックアウト ワンフットエイト
No. 26 Change Three FO
フォアアウト チェンジ スリー
No. 27 Change Three FI
フォアイン チェンジ スリー
No. 28 Change Double Three FO
フォアアウト チェンジ ダブルスリー
No. 29 Change Double Three BO
バックアウト チェンジ ダブルスリー
No. 30 Change Loop FO
フォアアウト チェンジ ループ
No. 31 Change Loop BO
バックアウト チェンジ ループ
No. 32 Change Bracket FO
フォアアウト チェンジ ブラケット
No. 33 Change Bracket FI
フォアイン チェンジ ブラケット
No. 34 Paragraph Three FO
フォアアウト パラグラフ スリー
No. 35 Paragraph Three BO
バックアウト パラグラフ スリー
No. 36 Paragraph Double Three FO
フォアアウト パラグラフ ダブルスリー
No. 37 Paragraph Double Three BO
バックアウト パラグラフ ダブルスリー
No. 38 Paragraph Loop FO
フォアアウト パラグラフ ループ
No. 39 Paragraph Loop BO
バックアウト パラグラフ ループ
No. 40 Paragraph Bracket FO
フォアアウト パラグラフ ブラケット
No. 41 Paragraph Bracket BO
バックアウト パラグラフ ブラケット
こちらのサイトには図形やコンパルソリー競技の由来などがUPされてます。
K.F.S.C. -コンパルソリー-
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/8677/announce/compul/compul.html
コンパルソリー
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/7769/konparusori.html
昭和51年当時の日本バッジテスト課題では以下のようになっていました。
初級 ハーフサークル4種類
1級 No1.2.3.4
2級 No5.8.9
3級 No6.10.11.14.15
4級 No12.13.16.17.19
5級 No24.18.30
6級 No22.32.33.34
7級 No20.21.31.36.38
8級 No23.35.37.39.40.41
多少、年度(時代)によって課題に違いが有ります。
アメリカでのバッジテスト課題表などもありましたが
日本とは、級ごとの課題が多少前後しているものがいくつか有りました。
昭和61年の全日本選手権ではコンパルソリーの課題が
No21.36.31のグループ
No22.37.30のグループ
これは試合開会式でどちらのグループになるか抽選で決まり
またスタート足もa.b抽選でした。
選手は6図形のa.b全部で12課題練習して試合は3課題だけ。
コンパルソリー1課題10分練習しても120分でしたから…
コンパルソリーだけで3・4時間くらい練習してたと思います。
私も8級まで全ての41課題は全て習得した世代ですが…
コンパルソリー・ショートプログラム・ロングプログラムの3課題で争ってた時代…
コンパルソリーでの出遅れは 係数的には小さくなってきていましたが…
上位につけるためには出来る限りコンパルソリーで頑張らなければなりません。
旧採点方式では コンパルソリーとショートプログラムの合計順位が
3位以内に入っていないと、自力優勝が不可能だったという事からも
その重要度がわかるかと思います。
逆に言えば、コンパルソリーとショートプログラムの合計で
暫定トップに立っていれば高確率でメダル圏内だという事ですからね。
競技種目ごとの係数の比率が時代ごとに変わっているため、比較しづらいですが
(C対SP対LP)4対3対3 ~ 3対2対5 へと変遷していったように記憶しています。
当時の世界を戦うTOP選手達の中に日本人選手も居たのですが…
海外のリンク事情のほうが優れていたという影響もあり…
コンパルソリーに割く時間は少なかったのが上位進出の障害でもあったと思います。
おそらく海外並のリンク事情であれば…
コンパルソリーは日本人にとっては得意分野となるはずでした。
近年まで日本人世界チャンピオンが誕生しなかったのは このリンク事情の差だと考えています。。。
当Blogでも一度紹介していますが…
こちらの映像はコンパルソリーではありませんが…
ジョン・カリー氏の動きの多くにコンパルソリー的な技術が散りばめられ
素晴らしい動きの中に、ターンの正確さやスケーティングの美しさを感じる事が出来るはず。
YouTube - John Curry - After All
http://www.youtube.com/watch?v=SXJqsoFwUic
【スケーター向け】
ターンのツボ。。。
身体の動きは左右対称的に使います。
捻った分だけ、同じように捻り返す。
捻る事をしても、返しが惰性で行う人が多いのです。
ターンはフリーレッグのつま先で描け。。。←コレ むっちゃ大事っ!
フリーレッグのつま先の抑えは、上半身の手の押さえと同様に非常に重要です。
つま先が上を向いたまま滑走するスケーターに上手な選手はいません。
ブラケット・カウンター・ロッカー・ループ…
ターンは沈んだスケーティングレッグが伸びる瞬間にターンをし
またすぐに沈み、そして伸びていく事で最後のカーブが伸びていきます。
アップダウンを効率的に使う技術が上級者には備わっています。
特に上の技術は、このツボが判るようになり、実践出来る様になってくるとスケートの質が変わります。
ループをやれば、その意味がよく解るはず。
スケーティングレッグをフリーレッグが追いかけ、追い越す動き…
フリーレッグが氷を舐めるような動きの中に、空中でトレースを描いているのだという感覚が必要です。
スケーティングレッグの靴の腹をつま先が擦るように使う。。。
そして…つま先が上を向いているようじゃダメ。
スケーティングレッグだけにしか意識が行かないようではダメなんです。
フリーレッグがスケーティングレッグをコントロールする感覚をつかみましょう。。。
ブレードの乗る位置をしっかり使う。
大きなトレース痕が残るターンを目指しましょう。。。
【四方山話】(余談とも言う)
8級課題(日本の場合)
No23.フォアインカウンター No35.バックアウト パラグラフ スリー
No37.バックアウト パラグラフ ダブルスリー No39.バックアウト パラグラフ ループ
No40.フォアアウト パラグラフ ブラケット No41.バックアウト パラグラフ ブラケット
上記6課題は日本人で練習をしていたのは、非常に少ない課題です。
8級取得を目指す選手が少なかった事も要因のひとつですが
課題そのものが鬼のように難しかった。
7級取得者でも、半分遊びの練習程度だった選手が多いと思います。
一部の例外を除き、競技会で採用されない課題だったですからね。
(一部の例外のお陰で練習せざるをえなかった私…貴重な経験が出来ました)
パラグラフループ(ルーチェンルー)を足を変えずにエンドレスで
1本の足で描き続ける練習をした人は居るでしょう。
左右の足とフォアとバック…
全てを練習し習得出来ると物凄く上達すると思います。
ある意味フィギュアスケートの究極の全身運動ですよね?
全部を30分もやるとヘロヘロになります。(爆)
エンドレスのフォアをやってる選手は7級課題ですから経験者は多いでしょう…
エンドレスのバックも習得している選手はコンパルマスターですよね。。。(笑)
(同意してくれてる閲覧者がどれだけ居るかわかりませんが…)
コンパルマスタークラスの方々はコメントをお待ちしています。
【2012/05/10追記】
【取り扱い注意情報】
あまり目立つ事はしたくないのですが…
以下のリンク先は役立つ人にはすごく役立つかも?
むやみやたらに人に教えないように。 教える場合は、信頼のおける人に。
貴重な映像ですので。
むやみに公表しないで下さいね。
BT_S http://youtu.be/fmmgD9iNO0Y
BT 1_1 http://youtu.be/0LXaFC8jKtM
BT 1_2 http://youtu.be/hLT8bb3b3xo
BT_ 2 http://youtu.be/nz3WKyrwYow
BT_3_1 http://youtu.be/Duhw228BJy0
BT_3_2 http://youtu.be/73wxn5Hfjco
BT_4 http://youtu.be/n1KTSULgoMg
BT_5 http://youtu.be/3D8GqCyjVOg
YouTube動画の簡単ダウンロード方法 【最新】
http://youtu.be/rz8-XBMvZqk
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
皆様のフィギュアスケートへの理解が広がれば幸いです。。。
★Figure Skating Guideline★ エントリー 一覧
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-109.html
フィギュアスケートというスポーツが出来上がりました…
フィギュアスケートの歴史 - Wikipedia
紆余曲折を経て、現在の形になりましたが…
競技をTV中継されるようになり、地味でテレビ映り栄えしないコンパルソリーは
次第に、その存在感が失われ、競技から外される事と相成りました…

コンパルソリー競技の映像がたくさん見つかりました…
YouTube - Report on the End of Compulsory Figures in ISU Competition - 1990 Worlds
http://www.youtube.com/watch?v=pmQ5Vcu_2hw
コンパルソリーフィギュア - Wikipedia
現在その理念は競技ルールの中やバッジテストの中に少し形を変え残っています。。。
派手なフリースケーティングと対極とも言える静寂の中での練習。
この地道な積み重ねが正確なエッジワークを養っていたのですね。
フリーが得意な選手も、練習時間の多くをコンパルソリーの練習に割いていました。
このコンパルソリーは不思議というか…
現在取り組んでいる課題がある程度出来る様になっても、次のレベルの課題は遥かに難しくなります…
しかし…ひとつ上のレベルの課題にチャレンジしている内に現在の課題が
簡単に感じる事や上達の近道だったりもします。
もちろん、簡単な方の課題がちゃんと出来なければ、難しい課題はまったく出来ないですけどね。
地味で単調な練習を難しい事にチャレンジしながらレベルアップする喜びを
覚えると単調になりがちな練習が楽しくなります。
手で氷を抑え、肩の動き(開きや閉じる)腰をコントロール(開きや緩み)を
抑え、アップダウンの動きをしっかり取ると エッジワークを正確に使えるようになる…
コンパルソリーでは最も重要なファクターです。
現在のバッジテストのステップ課題などにも、コンパルソリーの技術が
必要ですので、手や肩のコントロール、腰の動きの制御、フリーレッグの使い方など
大変参考になる部分が映像として残っています…
今では、なかなか正確なお手本を見る事が出来ないので、よく観察して身につけて下さいね。
コンパルソリーの練習で身についた技術は現在のフリースケーティングの質を上げてくれます。
映像の中に出てくるジャンプやステップ…
現在と比べると、ダブル中心だし、たいした事が無いように映りますが…
優雅で高いジャンプを跳び、チェック後の流れも素晴らしい事。。。
近代選手の忘れ物はこの映像の中にあると思っています。。。
YouTube - Sapporo Olympic Ladies Compulsory Figure
http://jp.youtube.com/watch?v=aTDLjhTUMbA
上記映像の中、2:42ごろに映るジャッジの先生の印象が強烈に残っているのだけど
お名前を思い出せない(汗) どなたか、ご存知?
YouTube - 1980 Olympics Mens Compulsory Figures - Part A
http://jp.youtube.com/watch?v=BgowYVDlvP0&feature=related
上記映像の冒頭部分はスペシャルフィギュアと呼ばれる映像ですね。
私達コンパル世代の図形遊びの定番は日本スケート連盟マークやチューリップでしょうか…(笑)
あまりにも夢中でやってると、エッジケースが飛んできてましたよね。

YouTube - 1980 Olympic Mens Compulsory Figures - Part B
http://jp.youtube.com/watch?v=bDHJg-GuJX4&feature=related
コンパルソリー競技の緊張感は独特のものがありましたね。
SPもミスが出来ないという側面がありますが…
コンパルソリーの緊張感は目の前だけでなく、四方八方から
ジャッジに見つめ続けられる緊張感が逃げ出したくなるような気持ちになります。
トレースが見えなくて戻ってこないとか、途中で足をついてしまうとか、悲喜交々のエピソードが有りますね。
YouTube - Ladies' Compulsory Figures, Part 1 of 2 - 1988 Calgary, Figure Skating
http://www.youtube.com/watch?v=31-yn9XYq0k&p=0E25F44E676DFD05&playnext=1&index=23
YouTube - Ladies' Compulsory Figures, Part 2 of 2 - 1988 Calgary, Figure Skating
http://www.youtube.com/watch?v=_GQwszzIeWo&feature=related
死語となったコンパルソリー用語もありますね。
ループなどの蹴りだし方のスタイルの名前ってなんだったのかな?(使わないと忘れるんですね)
そもそも名前も知らないでやってたエレメンツも結構あった…(恥)
用語集を見てもピンとこないものでも…
やってるのを見て『あっ! こういう名前だったんだ!』とかね…
現役時代に無かったエレメンツの名前はなるほどというネーミングのものもありますねぇ。
『化石』を実感する瞬間です。。。
不要になってるのに捨てられない…
アイスコンパスを未だに持ってるという人もいるでしょう?(笑)
YouTube - Men's Compulsory Figures, Part 1 - 1988 Calgary
http://www.youtube.com/watch?v=ZDdLXYNiS9k&p=AEEE3D53C093249A&playnext=1&index=31
ブライアン対決として有名ですね…
バックチェンジループはどちらも綺麗に揃えてるようですがちょっと雑な印象です。
スピードが速い。
1位に入った選手はもっとゆっくりだったでしょう。
YouTube - Men's Compulsory Figures, Part 2 - 1988 Calgary
http://www.youtube.com/watch?v=NJDOxzANY1s&feature=related
世界チャンピオン '85がファデーエフ '86がボイタノ '87がオーサー
コンパルソリーの順位は ファデーエフ ボイタノ オーサーの順番だったのですね。
やはり、コンパルソリーはキャリアの長さが要素の成熟度で上回る傾向が強いですね。
冬季オリンピックメモリーズ Memories of the OLYMPIC WINTER GAMES
http://winter-olympic-memories.com/
コンパルソリーのジャッジングではロングアクシス(横軸)ショートアクシス(縦軸)に
対して図形の位置関係・ターンなどの質・3本のトレースのそろい具合など6点満点で採点します。
競技者は両手を広げロングアクシス方向(横軸)を示してから滑り始めます。
世界のトップ選手で4点台後半を出せば上位ですので、SP・LPに比べると
点数が出ないイメージですよね。

ループ画像ですが…
直径は身長の約1倍、ループ玉は全体の1/3程度・玉は1対2程度・前半部分と後半部分が上下対称・全体が左右対称
ロングアクシスに対し、スタート地点・ループ交差部分などが一直線に並ぶ形が理想です。
入りと出のカーブが違えば、ループ玉は歪みます。
個人的な見解ですが…
日本におけるリンク環境が欧米並みの環境であったならば、日本人選手は
欧米選手よりもコンパルソリーでは優位に立てたような気がします。
日本人の気質(几帳面で練習熱心)が、練習環境さえ整っていれば
地道な練習の成果が現れる要素が多かったと思います。
ただ、日本には選手専用リンクや、十分な練習時間が
確保できる貸切練習環境が無かった事が大きな要因だったと思います。
当時、日本のトップ選手達はコンパルソリーの練習場所(綺麗な氷&混雑していない)を求めて
リンクのハシゴをしていたのですから。。。
カルガリーの映像を見ていると、同世代だった選手達が多く、友人も出場していたので
当時の日本スケート界の事なども思い出しますねぇ…
**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**
以下はISUコンパルソリー課題 全41種類です。
ループ系の円の直径は身長の1倍程度
その他の課題の円の直径は身長の3倍程度です。
No. 1 Circle FO
フォアアウト サークル
No. 2 Circle FI
フォアイン サークル
No. 3 Circle BO
バックアウト サークル
No. 4 Circle BI
バックイン サークル
No. 5 Change FO
フォアアウト チェンジ(サーペンタイン)
No. 6 Change BO
バックアウト チェンジ(サーペンタイン)
No. 7 RFO-LFO Three (skaters may choose the starting foot)
フォアアウト スリー&フォアアウト スリー
(スタート地点でフォアに蹴り換えてスタート)
※ 幻の課題 (スリー&スリーと呼ばれていたようです)
No. 8 Three FO
フォアアウト スリー
No. 9 Three FI
フォアイン スリー
No. 10 Double Three FO
フォアアウト ダブルスリー
No. 11 Double Three FI
フォアイン ダブルスリー
No. 12 Double Three BO
バックアウト ダブルスリー
No. 13 Double Three BI
バックイン ダブルスリー
No. 14 Loop FO
フォアアウト ループ
No. 15 Loop FI
フォアイン ループ
No. 16 Loop BO
バックアウト ループ
No. 17 Loop BI
バックイン ループ
No. 18 Bracket FO
フォアアウト ブラケット
No. 19 Bracket FI
フォアイン ブラケット
No. 20 Rocker FO
フォアアウト ロッカー

No. 21 Rocker FI
フォアイン ロッカー
No. 22 Counter FO
フォアアウト カウンター
No. 23 Counter FI
フォアイン カウンター
No. 24 One Foot Eight FO
フォアアウト ワンフットエイト
No. 25 One Foot Eight BO
バックアウト ワンフットエイト
No. 26 Change Three FO
フォアアウト チェンジ スリー
No. 27 Change Three FI
フォアイン チェンジ スリー
No. 28 Change Double Three FO
フォアアウト チェンジ ダブルスリー
No. 29 Change Double Three BO
バックアウト チェンジ ダブルスリー
No. 30 Change Loop FO
フォアアウト チェンジ ループ
No. 31 Change Loop BO
バックアウト チェンジ ループ
No. 32 Change Bracket FO
フォアアウト チェンジ ブラケット
No. 33 Change Bracket FI
フォアイン チェンジ ブラケット
No. 34 Paragraph Three FO
フォアアウト パラグラフ スリー
No. 35 Paragraph Three BO
バックアウト パラグラフ スリー
No. 36 Paragraph Double Three FO
フォアアウト パラグラフ ダブルスリー

No. 37 Paragraph Double Three BO
バックアウト パラグラフ ダブルスリー
No. 38 Paragraph Loop FO
フォアアウト パラグラフ ループ
No. 39 Paragraph Loop BO
バックアウト パラグラフ ループ
No. 40 Paragraph Bracket FO
フォアアウト パラグラフ ブラケット

No. 41 Paragraph Bracket BO
バックアウト パラグラフ ブラケット
こちらのサイトには図形やコンパルソリー競技の由来などがUPされてます。
K.F.S.C. -コンパルソリー-
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/8677/announce/compul/compul.html
コンパルソリー
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/7769/konparusori.html
昭和51年当時の日本バッジテスト課題では以下のようになっていました。
初級 ハーフサークル4種類
1級 No1.2.3.4
2級 No5.8.9
3級 No6.10.11.14.15
4級 No12.13.16.17.19
5級 No24.18.30
6級 No22.32.33.34
7級 No20.21.31.36.38
8級 No23.35.37.39.40.41
多少、年度(時代)によって課題に違いが有ります。
アメリカでのバッジテスト課題表などもありましたが
日本とは、級ごとの課題が多少前後しているものがいくつか有りました。
昭和61年の全日本選手権ではコンパルソリーの課題が
No21.36.31のグループ
No22.37.30のグループ
これは試合開会式でどちらのグループになるか抽選で決まり
またスタート足もa.b抽選でした。
選手は6図形のa.b全部で12課題練習して試合は3課題だけ。
コンパルソリー1課題10分練習しても120分でしたから…
コンパルソリーだけで3・4時間くらい練習してたと思います。
私も8級まで全ての41課題は全て習得した世代ですが…
コンパルソリー・ショートプログラム・ロングプログラムの3課題で争ってた時代…
コンパルソリーでの出遅れは 係数的には小さくなってきていましたが…
上位につけるためには出来る限りコンパルソリーで頑張らなければなりません。
旧採点方式では コンパルソリーとショートプログラムの合計順位が
3位以内に入っていないと、自力優勝が不可能だったという事からも
その重要度がわかるかと思います。
逆に言えば、コンパルソリーとショートプログラムの合計で
暫定トップに立っていれば高確率でメダル圏内だという事ですからね。
競技種目ごとの係数の比率が時代ごとに変わっているため、比較しづらいですが
(C対SP対LP)4対3対3 ~ 3対2対5 へと変遷していったように記憶しています。
当時の世界を戦うTOP選手達の中に日本人選手も居たのですが…
海外のリンク事情のほうが優れていたという影響もあり…
コンパルソリーに割く時間は少なかったのが上位進出の障害でもあったと思います。
おそらく海外並のリンク事情であれば…
コンパルソリーは日本人にとっては得意分野となるはずでした。
近年まで日本人世界チャンピオンが誕生しなかったのは このリンク事情の差だと考えています。。。
当Blogでも一度紹介していますが…
こちらの映像はコンパルソリーではありませんが…
ジョン・カリー氏の動きの多くにコンパルソリー的な技術が散りばめられ
素晴らしい動きの中に、ターンの正確さやスケーティングの美しさを感じる事が出来るはず。
YouTube - John Curry - After All
http://www.youtube.com/watch?v=SXJqsoFwUic
【スケーター向け】
ターンのツボ。。。
身体の動きは左右対称的に使います。
捻った分だけ、同じように捻り返す。
捻る事をしても、返しが惰性で行う人が多いのです。
ターンはフリーレッグのつま先で描け。。。←コレ むっちゃ大事っ!
フリーレッグのつま先の抑えは、上半身の手の押さえと同様に非常に重要です。
つま先が上を向いたまま滑走するスケーターに上手な選手はいません。
ブラケット・カウンター・ロッカー・ループ…
ターンは沈んだスケーティングレッグが伸びる瞬間にターンをし
またすぐに沈み、そして伸びていく事で最後のカーブが伸びていきます。
アップダウンを効率的に使う技術が上級者には備わっています。
特に上の技術は、このツボが判るようになり、実践出来る様になってくるとスケートの質が変わります。
ループをやれば、その意味がよく解るはず。
スケーティングレッグをフリーレッグが追いかけ、追い越す動き…
フリーレッグが氷を舐めるような動きの中に、空中でトレースを描いているのだという感覚が必要です。
スケーティングレッグの靴の腹をつま先が擦るように使う。。。
そして…つま先が上を向いているようじゃダメ。
スケーティングレッグだけにしか意識が行かないようではダメなんです。
フリーレッグがスケーティングレッグをコントロールする感覚をつかみましょう。。。
ブレードの乗る位置をしっかり使う。
大きなトレース痕が残るターンを目指しましょう。。。
【四方山話】(余談とも言う)
8級課題(日本の場合)
No23.フォアインカウンター No35.バックアウト パラグラフ スリー
No37.バックアウト パラグラフ ダブルスリー No39.バックアウト パラグラフ ループ
No40.フォアアウト パラグラフ ブラケット No41.バックアウト パラグラフ ブラケット
上記6課題は日本人で練習をしていたのは、非常に少ない課題です。
8級取得を目指す選手が少なかった事も要因のひとつですが
課題そのものが鬼のように難しかった。
7級取得者でも、半分遊びの練習程度だった選手が多いと思います。
一部の例外を除き、競技会で採用されない課題だったですからね。
(一部の例外のお陰で練習せざるをえなかった私…貴重な経験が出来ました)
パラグラフループ(ルーチェンルー)を足を変えずにエンドレスで
1本の足で描き続ける練習をした人は居るでしょう。
左右の足とフォアとバック…
全てを練習し習得出来ると物凄く上達すると思います。
ある意味フィギュアスケートの究極の全身運動ですよね?
全部を30分もやるとヘロヘロになります。(爆)
エンドレスのフォアをやってる選手は7級課題ですから経験者は多いでしょう…
エンドレスのバックも習得している選手はコンパルマスターですよね。。。(笑)
(同意してくれてる閲覧者がどれだけ居るかわかりませんが…)
コンパルマスタークラスの方々はコメントをお待ちしています。
【2012/05/10追記】
【取り扱い注意情報】
あまり目立つ事はしたくないのですが…
以下のリンク先は役立つ人にはすごく役立つかも?
むやみやたらに人に教えないように。 教える場合は、信頼のおける人に。
貴重な映像ですので。
むやみに公表しないで下さいね。
BT_S http://youtu.be/fmmgD9iNO0Y
BT 1_1 http://youtu.be/0LXaFC8jKtM
BT 1_2 http://youtu.be/hLT8bb3b3xo
BT_ 2 http://youtu.be/nz3WKyrwYow
BT_3_1 http://youtu.be/Duhw228BJy0
BT_3_2 http://youtu.be/73wxn5Hfjco
BT_4 http://youtu.be/n1KTSULgoMg
BT_5 http://youtu.be/3D8GqCyjVOg
YouTube動画の簡単ダウンロード方法 【最新】
http://youtu.be/rz8-XBMvZqk
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
皆様のフィギュアスケートへの理解が広がれば幸いです。。。
★Figure Skating Guideline★ エントリー 一覧
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-109.html
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この記事へのコメント

クロスビハインド&シェーファーでしたか…
使わないような死語になったスケート用語って思い出せないですね。(汗)
コンパスを有効活用しているだけで素晴らしい事ですよ。(笑)
今、リンクに持ち込むと、人だかりが出来そうですよね。
私は自分の足コンパスでしたよ。
結構、自分のサークルサイズを身体が覚えているんですよね。

> ジャンプの回転認定の境目はどこにあると思われますか?
ジャンプにおける回転の認定に関わる境目は概ね助走から踏み切り方向より
1/4回転以内での着氷を迎える事です。
これより足りない場合は回転不足の判定です。
> ダウングレードばかりが取り沙汰されますが、まわり過ぎが、どこから次の回転数のダウングレードに切り換わるのか、知りたいので教えてください。色付きの文字
回りすぎでのケースですが、基本的にスケーターは意図した回転数以上回りすぎるケースは
+側で0度~最大でも1/8超過程度まででしょう。
次の回転数のDGの対象となるのは、TOがどちらのジャンプを試みたか?という判断になるでしょうね。
この場合は、1/2前後あたりからの不足を見ているはずです。
では…空白があるのではないか?という疑問が出てくるかと思いますが…
基本的に選手は、意図した回転数以上回ってしまうといっても、0度~1/8超過ぐらいまでです。
それ以上回るという事は、降りる前提で跳ぶジャンプではありえないです。
1/8超過~1/2ぐらいまでの間は、通常ではありえないと言えます。
選手はジャンプ中の感覚がありますから、失敗したと思った瞬間には回転運動をほどき
適正な回転数または、転倒を防ぎやすい1/2回転の前向きの両足着氷で回避するので
失敗ジャンプは1/2~±0度 稀に僅かな超過に留めます。
僅かな超過になるケースはアドレナリンの放出や氷の硬さによる飛距離or高さ増加による場合です。
TOなどは、選手が試みたジャンプの過不足の如何に関わらず、選手が意図した回転数は雰囲気で感じ取っています。
ご質問などはQ&Aを用意しておりますので次回からはそちらでお願いします。
★フィギュアスケートQ&A+情報交換★
http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-6.html
まだコンパルソリーが競技の中にあった時代は、コンパルソリーはテレビで放映されることもなく、その意味も今ひとつわからないでいました。
(ジャッジの方々が選手を取り囲んで審査している、ニュース映像のようなものは見たことがありましたが・・・)
最近は、大技の少なかった時代の選手の動画も見られるようになりましたね。
昔の選手の演技は、色あせることなく今でも魅力的に見えます。
それはやはりコンパルソリーという基本を、徹底的に練習してきた賜物なのかな?と思っています。
確かに大技や難しいポジションのスピンなどは興奮しますし、見ていて楽しいですが、美しいスケーティングもやはり魅力的だと思います。
(ジャッジの方々が選手を取り囲んで審査している、ニュース映像のようなものは見たことがありましたが・・・)
最近は、大技の少なかった時代の選手の動画も見られるようになりましたね。
昔の選手の演技は、色あせることなく今でも魅力的に見えます。
それはやはりコンパルソリーという基本を、徹底的に練習してきた賜物なのかな?と思っています。
確かに大技や難しいポジションのスピンなどは興奮しますし、見ていて楽しいですが、美しいスケーティングもやはり魅力的だと思います。

以前のエントリーにも書いていますが…
フィギュアスケートとは…
静の中に動が有り、動の中に静が有るのですよね。
曲線を描くスポーツとして発展してきた技術を運動能力の極限を表すようになったのがフリースケーティングです。
自転車を低速走行させる事は非常に難しく、高速にすれば安定する。
ブレードの1点に乗る技術がスケーティングの基本です。
伸びを作るのが膝の上下動やカーブの変化です。
そういった基本的な技術がコンパルソリーの中にちりばめられているんですよね。
コンパルソリーの経験が乏しい現代選手は先人達から教わり、受け継いでいく者が、スケーティングの乗りを獲得して美しい伸びやかなスケーティングを受け継いでいくのだと思っています。
sakuraさん
コンパルソリーの重要性、そしてこれがキャリアとの密接な結びつきを持っていることはモチロンなんですが。。。ちょっと気になったことが。。
>世界チャンピオン '85がファデーエフ '86がボイタノ '87がオーサー
コンパルソリーの順位は ファデーエフ ボイタノ オーサーの順番だったのですね。
やはり、コンパルソリーはキャリアの長さが要素の成熟度で上回る傾向が強いですね。
この部分ですが、’85~’87年のワールドはオーサー、ボイタノ、ファデーエフ、の三つ巴の争いとなっています。ちなみにオーサー(61年生まれ)ボイタノ(63年生まれ)ファデーエフ(64年生まれ)で、世界チャンピオンになったのこそはファデーエフが一番早いですが、この中ではワールドデビューも、ワールドでの台乗りもオーサーが一番早く、’84年のサラィエヴォ五輪では銀メダルを取っていることからすると、キャリアでいうとオーサーが上、と言う事になるんじゃないかと思います。
すみません、“観てただけ”人間としてはちょっとここが引っかかりました。ごめんなさい。
>コンパルソリーはキャリアの長さが要素の成熟度で上回る傾向が強いですね
これの例に引くのであれば、この3人よりも、サラィエヴォ五輪のスコット・ハミルトンとオーサーがふさわしいように思います。当時ベテランで前年世界チャンプだったハミルトンは規定で1位。オーサーは7位でした。そして、オーサーがSP1位、そしてフリーでは五輪初のトリプルアクセルを決め1位となったにもかかわらず、規定でのリードを守りきってハミルトンが優勝したのでした。(余談ながら、男子シングルで前年の世界チャンプが優勝したのはいまのところこの時のハミルトンが最後です)
ファデーエフ ボイタノ オーサー、この三人は正確無比な技術のファデーエフ、バランスのとれた安定感のボイタノ、大技を持ち華のあるオーサー、といった印象が残っています。
話は飛びますが・・・
>シェーファー・スタートとか言ってました。
このシェーファー、というのは人名でしょうか? たしか「カール・シェーファーメモリアル」という大会がありましたよね?
コンパルソリーの重要性、そしてこれがキャリアとの密接な結びつきを持っていることはモチロンなんですが。。。ちょっと気になったことが。。
>世界チャンピオン '85がファデーエフ '86がボイタノ '87がオーサー
コンパルソリーの順位は ファデーエフ ボイタノ オーサーの順番だったのですね。
やはり、コンパルソリーはキャリアの長さが要素の成熟度で上回る傾向が強いですね。
この部分ですが、’85~’87年のワールドはオーサー、ボイタノ、ファデーエフ、の三つ巴の争いとなっています。ちなみにオーサー(61年生まれ)ボイタノ(63年生まれ)ファデーエフ(64年生まれ)で、世界チャンピオンになったのこそはファデーエフが一番早いですが、この中ではワールドデビューも、ワールドでの台乗りもオーサーが一番早く、’84年のサラィエヴォ五輪では銀メダルを取っていることからすると、キャリアでいうとオーサーが上、と言う事になるんじゃないかと思います。
すみません、“観てただけ”人間としてはちょっとここが引っかかりました。ごめんなさい。
>コンパルソリーはキャリアの長さが要素の成熟度で上回る傾向が強いですね
これの例に引くのであれば、この3人よりも、サラィエヴォ五輪のスコット・ハミルトンとオーサーがふさわしいように思います。当時ベテランで前年世界チャンプだったハミルトンは規定で1位。オーサーは7位でした。そして、オーサーがSP1位、そしてフリーでは五輪初のトリプルアクセルを決め1位となったにもかかわらず、規定でのリードを守りきってハミルトンが優勝したのでした。(余談ながら、男子シングルで前年の世界チャンプが優勝したのはいまのところこの時のハミルトンが最後です)
ファデーエフ ボイタノ オーサー、この三人は正確無比な技術のファデーエフ、バランスのとれた安定感のボイタノ、大技を持ち華のあるオーサー、といった印象が残っています。
話は飛びますが・・・
>シェーファー・スタートとか言ってました。
このシェーファー、というのは人名でしょうか? たしか「カール・シェーファーメモリアル」という大会がありましたよね?

そうでしたか…
オリンピックの結果だけで書いちゃったのはまずかったですね。
3人とも同世代だけど…
滑りの印象で、コンパルの印象を感じたから、書いちゃいました。
>ファデーエフ ボイタノ オーサー、この三人は正確無比な技術のファデーエフ、バランスのとれた安定感のボイタノ、大技を持ち華のあるオーサー、といった印象が残っています。
私も、同様な印象ですね。。。
この3名では、ボイタノの滑りが個人的には好みのタイプです。
シェーファースタートと名が付いているので、始めにやった選手名が付いているのでしょう。
大昔の名選手ですね。。。
あのスタート方法は結構難しくて、シニアレベルに上がった選手がほとんどです。
単なるグチです…聞き流してください。
非公開コメントはやめようと思います…
なんかアホらしく感じる。。。
私は自動回答ロボットじゃない。。。
某所ではマナー云々を書いているのに…
単に忙しいだけかなとも思っていたが、某所には書き込みする時間があるらしい。。。
誠実に回答するのがバカらしく思えた…
そんなグチでした…(レス不要です)
非公開コメントはやめようと思います…
なんかアホらしく感じる。。。
私は自動回答ロボットじゃない。。。
某所ではマナー云々を書いているのに…
単に忙しいだけかなとも思っていたが、某所には書き込みする時間があるらしい。。。
誠実に回答するのがバカらしく思えた…
そんなグチでした…(レス不要です)
資料提出(^^ゞ
http://www.winter-olympic-memories.com/html/results/jp_3d/s04_london/s04_figure/s04_figure_msp.htm
フィギュアスケートに歴史あり
皆様^^/これ凄くないですか?
芸術的であります(^^ゞ
http://www.winter-olympic-memories.com/html/results/jp_3d/s04_london/s04_figure/s04_figure_msp.htm
フィギュアスケートに歴史あり
皆様^^/これ凄くないですか?
芸術的であります(^^ゞ

おお! このサイトでも取り上げていたのですね。。。
スペシャルフィギュアは非常に古いので、書こうかどうしようかと思いながらもスルーしてたエントリーです。
私達も、上記サイトのような複雑な図形は描いていませんが、チューリップや日ス連マークなどを描いて遊んだものです。
スペシャルフィギュア - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%A2
エントリー内の3つ目の動画の冒頭でスペシャルフィギュアをやっていた様子が流れていますよ。
YouTube - 1980 Olympics Mens Compulsory Figures - Part A
http://jp.youtube.com/watch?v=BgowYVDlvP0&feature=related
コンパルソリー
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/7769/konparusori.html
履歴書のところのレスの補足…
ターンの詳細が載ってます。
エッジには溝つきのフリー用エッジと溝なしのコンパル用エッジとあったのです。
トウマークの話は、図解されたターンの先にトウの先が触れたマークが出るって意味の事です。
ピョン太さんのリンクにはってあるのはロンドン五輪ですね。(ちなみに五輪種目としてスペシャルフィギュアが行われたのはこのときだけ、です)
優勝者はロシア(今のロシアではなく、帝政ロシアね)のニコライ・パニン・コロンメンキン。ロシア初の五輪メダリストでした。
その彼を記念して、ロシアでは「パニン・メモリアル」という大会が行われています。どちらかというと若手の登竜門、的色彩が強いかな。今年は来週末に予定されていますが、調整の意味でプルシェンコがエントリーしている、という噂もあります。
優勝者はロシア(今のロシアではなく、帝政ロシアね)のニコライ・パニン・コロンメンキン。ロシア初の五輪メダリストでした。
その彼を記念して、ロシアでは「パニン・メモリアル」という大会が行われています。どちらかというと若手の登竜門、的色彩が強いかな。今年は来週末に予定されていますが、調整の意味でプルシェンコがエントリーしている、という噂もあります。
フィギアの靴を履いて1カ月の初心者です。コンパルソリーの動画に感激しました。特にJohn Curry 氏の動画はすばらしい演技です。フォアのハーフサークルがようやくできかけたところで、こんなことを言うのはおこがましいですが、遠い遠い将来の見本が見られた感じです。ありがとうございます。

ご訪問&コメントありがとうございます。
ちょうどレッスン関係エントリーが参考になりそうですね。
頑張って練習してくださいね。
> フィギアの靴を履いて1カ月の初心者です。コンパルソリーの動画に感激しました。特にJohn Curry 氏の動画はすばらしい演技です。フォアのハーフサークルがようやくできかけたところで、こんなことを言うのはおこがましいですが、遠い遠い将来の見本が見られた感じです。ありがとうございます。
応援メッセージありがとうございます。レッスン関係エントリーはまだ見ていなかったので、拝見させていただきました。動画も大変参考になります。
私は幼少の頃ホッケー靴で遊び程度に滑っていましたが、50の手習いでフィギアを始めました。小さい子供たちが、ジャンプをしたりスピンをしたりするのを横目に、基本滑走の練習をしてからハーフサークルやスリーターンを練習しています。
やってみて思うのはフィギアの滑りは本当に奥が深いと言うことです。片足でしっかり体の軸をつくって、かかととボールのインサイド・アウトサイドに乗るのは至難の業です。とくにインサイドはフォア、バックとも難しい! ハーフサークルのトレースを見てもアウトはかろうじて1本ですが、インは2本になってしまいます。
インの乗り方は、フリーレッグの膝を引きつけてあごがかかとの真上に来るように意識していますが、これは間違っているでしょうか。ご教授いただければ幸いです。
よろしくお願いします。
私は幼少の頃ホッケー靴で遊び程度に滑っていましたが、50の手習いでフィギアを始めました。小さい子供たちが、ジャンプをしたりスピンをしたりするのを横目に、基本滑走の練習をしてからハーフサークルやスリーターンを練習しています。
やってみて思うのはフィギアの滑りは本当に奥が深いと言うことです。片足でしっかり体の軸をつくって、かかととボールのインサイド・アウトサイドに乗るのは至難の業です。とくにインサイドはフォア、バックとも難しい! ハーフサークルのトレースを見てもアウトはかろうじて1本ですが、インは2本になってしまいます。
インの乗り方は、フリーレッグの膝を引きつけてあごがかかとの真上に来るように意識していますが、これは間違っているでしょうか。ご教授いただければ幸いです。
よろしくお願いします。

こんばんは。。。
まだまだ正確なエッジに体重を乗せて滑るって事は難しいでしょう。
アドバイスの件ですが、全体のポジションなどを
拝見していないので言及できないんです。
注意すべきポイントは数多くあり、その方のどこを修正させれば改善していくか?
って部分は、見てみない事にはどうにもなりません。
トレース痕が2本になっているのはフラットのエッジで滑っていますね。
映像などで上級者のポジションなどを参考にして下さい。
目線は首を動かし、肩を動かす、肩が動くと腰も連動する…
というように、人の身体は全て連動していくのを
ある部分は制御し、ある部分は動かす。
そこは全体を見なきゃアドバイス出来ないんですよね。
> やってみて思うのはフィギアの滑りは本当に奥が深いと言うことです。片足でしっかり体の軸をつくって、かかととボールのインサイド・アウトサイドに乗るのは至難の業です。とくにインサイドはフォア、バックとも難しい! ハーフサークルのトレースを見てもアウトはかろうじて1本ですが、インは2本になってしまいます。
> インの乗り方は、フリーレッグの膝を引きつけてあごがかかとの真上に来るように意識していますが、これは間違っているでしょうか。ご教授いただければ幸いです。
> よろしくお願いします。
アドバイスありがとうございます。やはり、上手な人のコンパルソリーはゆっくりで、ほぼ垂直に立っているように見えても、トレースは1本なのですね。おかげさまで目標ができました。
それから、映像で上級者のポジションを見るポイントが分かってきたことも参考になりました。いままではフリーレッグと手に注意がいっていましたが、目線、肩、腰の動きの制御には意識が足りませんでした。上手な人ほど自然な動きに見えるので、この制御の部分は参考になります。アドバイスありがとうございました。
毎回同じことの繰り返しのようで進歩が遅い気もしますが、それでも、フォアでかかとに乗る感覚、バックでボールに乗る感覚。ストロークのダウン・アップ感覚。姿勢と目線の大切さが少しずつ身についてきたとおもっています。
それから、映像で上級者のポジションを見るポイントが分かってきたことも参考になりました。いままではフリーレッグと手に注意がいっていましたが、目線、肩、腰の動きの制御には意識が足りませんでした。上手な人ほど自然な動きに見えるので、この制御の部分は参考になります。アドバイスありがとうございました。
毎回同じことの繰り返しのようで進歩が遅い気もしますが、それでも、フォアでかかとに乗る感覚、バックでボールに乗る感覚。ストロークのダウン・アップ感覚。姿勢と目線の大切さが少しずつ身についてきたとおもっています。
”Roller Skating”のコンパルソリー!?発見^^;/
http://www.youtube.com/watch?v=vfkQMt8_T6U
”Roller Skating”のいろいろ
http://www.youtube.com/watch?v=_ZqsXlkhQP0
http://www.youtube.com/watch?v=J2Lwt4Kg6qs
http://www.youtube.com/watch?v=4nAorJYfF84
m(__)m(^^;)/
http://www.youtube.com/watch?v=vfkQMt8_T6U
”Roller Skating”のいろいろ
http://www.youtube.com/watch?v=_ZqsXlkhQP0
http://www.youtube.com/watch?v=J2Lwt4Kg6qs
http://www.youtube.com/watch?v=4nAorJYfF84
m(__)m(^^;)/
ロウイング(漕艇)のコーチです. 漕艇競技はスピードを競うものですが,その基本技術としては不安定なボートの上でバランスをとり正確な動きを要求するもので,1本1本の漕ぎの動作を大切にする必要があります. 昨晩,高校ボート部の部内合宿で,早朝のドリルの中で,そういった話をして,フィギュアスケートで8の字なんかの図形を書くヤツ(失礼!)があってね…といったことを引用して,改めて選手に見せるために動画をネットで探して,コンパルソリーという競技名(そういえばそうでしたね),公式競技からほぼなくなったことなどを知り,また貴ブログにたどりつきました. 書かれておられることはロウイングにもたくさん通じることがあります. 参考にさせていただきます. 敬意をこめて.
ここは気づいていませんでした。
私が最初に見たのは札幌の映像ですね。
これは映画の分ですか?今見るとその違いがはっきりとわかりますね。
シューバ選手の身体の動きに無駄が無いのに驚かされますね。
最小限の動きでよくあれだけコントロールできるもんだな~~。
私が最初に見たのは札幌の映像ですね。
これは映画の分ですか?今見るとその違いがはっきりとわかりますね。
シューバ選手の身体の動きに無駄が無いのに驚かされますね。
最小限の動きでよくあれだけコントロールできるもんだな~~。

ご訪問&コメントありがとうございます。
ロウイング(漕艇)競技ですかぁ…シングルスカルとか…エイトなど
1~8人ぐらいでボートの競争をする競技ですよね。(ほとんどわかっていないのですが…)
> ロウイング(漕艇)のコーチです.
漕艇競技はスピードを競うものですが,その基本技術としては不安定なボートの上でバランスをとり正確な動きを要求するもので,1本1本の漕ぎの動作を大切にする必要があります.
水上に浮かぶボートの上で波があるなか安定した正確なフォームを使い
更に大きなパワーをかけるのは非常に難しいでしょうね。
昨晩,高校ボート部の部内合宿で,早朝のドリルの中で,そういった話をして,フィギュアスケートで8の字なんかの図形を書くヤツ(失礼!)があってね…
といったことを引用して,改めて選手に見せるために動画をネットで探して,コンパルソリーという競技名(そういえばそうでしたね),公式競技からほぼなくなったことなどを知り,また貴ブログにたどりつきました.
書かれておられることはロウイングにもたくさん通じることがあります. 参考にさせていただきます. 敬意をこめて.
正確には競技種目からは外れてしまいましたが、基本的なコンパルソリーは
バッジテストの課題の中に残っています。
そして、それぞれレベルに応じたテスト課題の中にも、基本的なパターンを取り込み
技術の向上に役立てるような指導を行っています。
通じる事がたくさんある…というのは、素人ながら、部分的にわかります。
スケートも静の中で動き、動の中で静の動作があります。
ボートを漕ぐ事も、パワーをかけて、次の動作に移るまでの間、ボートは動いてますもんね。
おそらく力任せで漕いでも、進むスピードは上がらないはず。
効率よく推進力を生むためには、パワーを正確に安定した形で水面に伝えないと、スピードが乗りませんよね。
他の競技の方に参考になるのかわかりませんが、とても嬉しく思います。 ありがとうございました。

> ここは気づいていませんでした。
> 私が最初に見たのは札幌の映像ですね。
> これは映画の分ですか?今見るとその違いがはっきりとわかりますね。
> シューバ選手の身体の動きに無駄が無いのに驚かされますね。
> 最小限の動きでよくあれだけコントロールできるもんだな~~。
YouTube - Sapporo Olympic Ladies Compulsory Figure
http://jp.youtube.com/watch?v=aTDLjhTUMbA
こちらの映像ですね。
B・シューバ選手のコンパルは本当に正確無比という印象です。
4点台後半のスコアは驚異的です。
K・マグヌッセン選手やJ・リン選手の技術も凄いです。
それでも、シューバ選手には及ばない。
当時のコンパルソリーで世界の3番以内の成績は順位の差は出ますが
どれも劣らぬ技術だと思いますね。
3本のトレース痕が1本のように見えるほどブレがなく滑る事は、本当に難しいんです。
終わりの位置が違うと言うのは間違いでした。
バンクーバーの物を再確認しました。
終点はスタート地点と近い場所でどの選手も終わっていました。
違うのは演技の時間でした。
その辺りの考察は当方ブログにて詳細は記事にします。
選手によって3秒位の違いがありますが、そのまま点数へと直結しているとはいえませんでした。
バンクーバーの物を再確認しました。
終点はスタート地点と近い場所でどの選手も終わっていました。
違うのは演技の時間でした。
その辺りの考察は当方ブログにて詳細は記事にします。
選手によって3秒位の違いがありますが、そのまま点数へと直結しているとはいえませんでした。

バンクーバー五輪は、タンゴ・ロマンチカだったようです。
以下が、タンゴ・ロマンチカのパターンダイアグラムです。
http://www.usfigureskating.org/content/JP_DN-Tango%20Romantica.pdf
パターンダンスのスタート地点と終了地点が記載されています。
アイスダンス現行ルール パターン表
http://www.usfigureskating.org/Content/201112ISUOfficialsHandbook-PatternDances.pdf
シングルの滑走時間はポーズをとり、音楽が鳴りはじめ、選手が動き始めた時から計測されます。
アイスダンスの事は、私も詳しくありませんので。
パターンに入ってから採点されるのか、滑走が始まったときからなのかは、わからないです。
ダイアグラムの資料ありがとうございます。
ここまで細かいもので実際の滑走距離を比較して計測するべきでしょうが、現実に映像から求める速度の精度としては、ここまで細かくは出来ません。
ハイスピードカメラの映像でも使わないと、細かいターンの部分の速度差や滑走距離は測定できないので精細な比較は出来ないでしょうね。
その部分は私も他力本願として、テレビ映像から出来るどこの要素を評価しているのかを考える目安位のレベルでしか分析できませんね。
私がテレビ映像から作ったものと、それほど大きく違っていなかったので安心しました。
ここまで細かいもので実際の滑走距離を比較して計測するべきでしょうが、現実に映像から求める速度の精度としては、ここまで細かくは出来ません。
ハイスピードカメラの映像でも使わないと、細かいターンの部分の速度差や滑走距離は測定できないので精細な比較は出来ないでしょうね。
その部分は私も他力本願として、テレビ映像から出来るどこの要素を評価しているのかを考える目安位のレベルでしか分析できませんね。
私がテレビ映像から作ったものと、それほど大きく違っていなかったので安心しました。

> ここまで細かいもので実際の滑走距離を比較して計測するべきでしょうが、現実に映像から求める速度の精度としては、ここまで細かくは出来ません。
>
> ハイスピードカメラの映像でも使わないと、細かいターンの部分の速度差や滑走距離は測定できないので精細な比較は出来ないでしょうね。
アイスダンスの評価における滑走距離はさほど重要ではないと思いますよ。
TES評価では、要素の難易度とGoE評価
PCS評価では、コンポーネンツの定義・基準に沿った評価ですし
技術面では、如何にGoEの+面を獲得しているか?を調べる方が、分析として適切な気がします。
スピードは重要なファクターですが、全てではないです。
また、シングルのコンパルソリーと、アイスダンスのコンパルソリーダンスは別物ですし。(^_^;)
私も、ダンス経験も無く、専門知識も乏しいです。
うちのサイトの図が無断で使われているような・・・
まあいいか、連絡先書いてなかったし。
札幌オリンピックのジャッジ名は、
http://en.wikipedia.org/wiki/Figure_skating_at_the_1972_Winter_Olympics
に出ていますが、この中にあるでしょうか?
ムービーのエンコーダーは、「Super」
や、「Free Video Converter」
www.koyotesoft.com/video-software/free-video-converter.html
がお勧め。変換した動画に余計な表示が入りません。
「Super」は、ダウンロードリンクが分かりにくいのですが、
www.erightsoft.com/SUPER.htmlの下の方の
「Start Downloading SUPER ©」リンクから
www.erightsoft.com/Superdc.htmlへ飛び、冒頭文中の「download and use」リンクから
www.erightsoft.com/S6Kg1.htmlへ飛び、下の方の
「 Download SUPER © setup file 」リンクで
erightsoft.podzone.net/GetFile.php?SUPERsetup.exe
をダウンロードすることが出来ます。
間違って他のソフトをダウンロードさせるような広告収入サイトになっているようです。
まあいいか、連絡先書いてなかったし。
札幌オリンピックのジャッジ名は、
http://en.wikipedia.org/wiki/Figure_skating_at_the_1972_Winter_Olympics
に出ていますが、この中にあるでしょうか?
ムービーのエンコーダーは、「Super」
や、「Free Video Converter」
www.koyotesoft.com/video-software/free-video-converter.html
がお勧め。変換した動画に余計な表示が入りません。
「Super」は、ダウンロードリンクが分かりにくいのですが、
www.erightsoft.com/SUPER.htmlの下の方の
「Start Downloading SUPER ©」リンクから
www.erightsoft.com/Superdc.htmlへ飛び、冒頭文中の「download and use」リンクから
www.erightsoft.com/S6Kg1.htmlへ飛び、下の方の
「 Download SUPER © setup file 」リンクで
erightsoft.podzone.net/GetFile.php?SUPERsetup.exe
をダウンロードすることが出来ます。
間違って他のソフトをダウンロードさせるような広告収入サイトになっているようです。
氷人者→氷忍者 【訂正】
旧東ドイツ の Walburga Grimm氏ではないでしょうか。
その直前の人が
カナダ の Joan MacLagan氏
その直前の人が
カナダ の Joan MacLagan氏
一つ質問させてください。
競技では、3回同じ図形を滑走する訳ですが、
・3回とも重なる事を重視する。
・2回目、3回目の方がより正確な図形の場合、それを重視する。
どちらが優先されるでしょうか。
個人的な見解と、現役当時の競技会での傾向と両方お願いします。
競技では、3回同じ図形を滑走する訳ですが、
・3回とも重なる事を重視する。
・2回目、3回目の方がより正確な図形の場合、それを重視する。
どちらが優先されるでしょうか。
個人的な見解と、現役当時の競技会での傾向と両方お願いします。

ご訪問&コメントありがとうございます。
> うちのサイトの図が無断で使われているような・・・
> まあいいか、連絡先書いてなかったし。
氷忍者さんのサイトはコチラのURLでOKでしょうか?
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Crete/6376/index.html
このエントリー記事ではない部分の画像でしょうか…
ちょっと探せなかったので、申し訳ありませんが、教えて頂ければ削除いたします。
> 札幌オリンピックのジャッジ名は、
> http://en.wikipedia.org/wiki/Figure_skating_at_the_1972_Winter_Olympics
> に出ていますが、この中にあるでしょうか?
わざわざありがとうございます。 お名前でピンとくる名前が無かったので…
お名前を知らないまま強く印象に残っていた方なのだと思います。
男子パネルのレフェリーに入った、ソニア・ビアンケッティさんかなぁ?とも、思っているのですが…

> 一つ質問させてください。
> 競技では、3回同じ図形を滑走する訳ですが、
> ・3回とも重なる事を重視する。
> ・2回目、3回目の方がより正確な図形の場合、それを重視する。
> どちらが優先されるでしょうか。
> 個人的な見解と、現役当時の競技会での傾向と両方お願いします。
基本的に3本のトレースが重なる事は良い事ではありますが
1本目が理想的なサークル形状やターンの位置、方向などが正確であった場合…となります。
1本目よりも良い図形に微調整する事の方が重要だと思います。
例えば、スリーターンの位置がロングアクシスに対し縦に並ぶ事よりも横に並ぶ(333)のように、位置やターンマークの方向(ロングアクシス方向がベスト)を微調整する方が評価は上がると思います。
円の大きさが小さい・大きいの修正に関しても同様ですね。
もし修正して2本目が全ての面で良いトレースならば、それに重なるよう滑走します。
>ちょっと探せなかったので、申し訳ありませんが、教えて頂ければ削除いたします。
その必要はありません。事後許諾いたします。どうぞ使ってください。
氷忍者サイトは、裏サイト的位置づけで、表サイトへは戻れなくしています。
元の画像は、GIFだったのですが、JPEGになっていますね。
その必要はありません。事後許諾いたします。どうぞ使ってください。
氷忍者サイトは、裏サイト的位置づけで、表サイトへは戻れなくしています。
元の画像は、GIFだったのですが、JPEGになっていますね。
ご返事ありがとうございます
> 1本目よりも良い図形に微調整する事の方が重要だと思います。
河久保子朗氏の著書では、大正時代前後、世界的に図形が重なる事を重視していた時期があるようです。河久保氏は、それはおかしいと書いている。
上野衣子、平松純子著の図解コーチでは、修正した方が良いと書いてある。
私も修正する方に賛成です。しかし、コンパスなど使って正確な円をもとに練習していない自分の場合、重ねる事の方が難しく感じます。
基礎力低下が懸念される昨今ですが、映画「コーチ」で西田美和コーチが、「だまされたと思って図形やりましょう。私が現役の頃は、図形をやっているとジャンプの調子も良くなったものです。」と言っても、大会での成績を気にする父兄がそんなものよりジャンプの練習をしてくださいと注文を付け、聞き入れないと場面があります。
羽生選手もそうですが、ジャンプに限って基礎が守られた練習をすることは可能な様なので、何とも・・・。
上達の速度とか、個々の技の習得の際につまづきにくいとか、アピールの仕方はあると思いますが、プロコーチが説得できないのも情けないというか。
> 1本目よりも良い図形に微調整する事の方が重要だと思います。
河久保子朗氏の著書では、大正時代前後、世界的に図形が重なる事を重視していた時期があるようです。河久保氏は、それはおかしいと書いている。
上野衣子、平松純子著の図解コーチでは、修正した方が良いと書いてある。
私も修正する方に賛成です。しかし、コンパスなど使って正確な円をもとに練習していない自分の場合、重ねる事の方が難しく感じます。
基礎力低下が懸念される昨今ですが、映画「コーチ」で西田美和コーチが、「だまされたと思って図形やりましょう。私が現役の頃は、図形をやっているとジャンプの調子も良くなったものです。」と言っても、大会での成績を気にする父兄がそんなものよりジャンプの練習をしてくださいと注文を付け、聞き入れないと場面があります。
羽生選手もそうですが、ジャンプに限って基礎が守られた練習をすることは可能な様なので、何とも・・・。
上達の速度とか、個々の技の習得の際につまづきにくいとか、アピールの仕方はあると思いますが、プロコーチが説得できないのも情けないというか。
また一つ質問させてください
コンパルソリーにおいて、適切なエッジの深さはどれくらいだと考えますか?伊藤みどり選手など、日本の選手は、滑走速度が遅いせいかほぼ直立でフラットエッジに近い滑走をしているように見えます。ある程度のスピードで姿勢を変えずに1周する際は、何となくこの傾きだと分かるのですが、何か基準があればお願いします。滑走速度とブレードのカーブによるとは思いますが。
コンパルソリーにおいて、適切なエッジの深さはどれくらいだと考えますか?伊藤みどり選手など、日本の選手は、滑走速度が遅いせいかほぼ直立でフラットエッジに近い滑走をしているように見えます。ある程度のスピードで姿勢を変えずに1周する際は、何となくこの傾きだと分かるのですが、何か基準があればお願いします。滑走速度とブレードのカーブによるとは思いますが。

レスが遅くなり申し訳ありません。 12月は特に忙しくて…<(_ _)>
> > 1本目よりも良い図形に微調整する事の方が重要だと思います。
> 河久保子朗氏の著書では、大正時代前後、世界的に図形が重なる事を重視していた時期があるようです。河久保氏は、それはおかしいと書いている。
> 上野衣子、平松純子著の図解コーチでは、修正した方が良いと書いてある。
>
> 私も修正する方に賛成です。しかし、コンパスなど使って正確な円をもとに練習していない自分の場合、重ねる事の方が難しく感じます。
正確性への評価基準がコンパルソリーでも変化してきたって事でしょう。
私は現役時代、上野衣子先生に7級テスト受験していまして、テスト講評も頂いた世代です。
例えば、もし1本目のターンなりチェンジや円の大きさなりにミスがあった場合、トレースを揃える事を重視していた場合…
ミスをしたトレースを揃える事を優先する…というような、ナンセンスな事態が起こると思います。
> 基礎力低下が懸念される昨今ですが、映画「コーチ」で西田美和コーチが、「だまされたと思って図形やりましょう。私が現役の頃は、図形をやっているとジャンプの調子も良くなったものです。」と言っても、大会での成績を気にする父兄がそんなものよりジャンプの練習をしてくださいと注文を付け、聞き入れないと場面があります。
> 羽生選手もそうですが、ジャンプに限って基礎が守られた練習をすることは可能な様なので、何とも・・・。
> 上達の速度とか、個々の技の習得の際につまづきにくいとか、アピールの仕方はあると思いますが、プロコーチが説得できないのも情けないというか。
基本技術としてコンパルソリーは選手の場合ですと最低限、基本的な図形(3、4級程度まで)は練習しておく方がベターだと思います。
現行ステップテストでも代用出来ますが、じっくり正しいエッジに乗る事の重要性を感じるには結果が明白(トレース痕)なコンパルソリーは有効でしょう。
正しいエッジに乗った滑走自体に集中する効能もあると思いますね。

> コンパルソリーにおいて、適切なエッジの深さはどれくらいだと考えますか?
伊藤みどり選手など、日本の選手は、滑走速度が遅いせいかほぼ直立でフラットエッジに近い滑走をしているように見えます。
ある程度のスピードで姿勢を変えずに1周する際は、何となくこの傾きだと分かるのですが、何か基準があればお願いします。滑走速度とブレードのカーブによるとは思いますが。
滑走速度は円を閉じるまでに必要な最低限度(ワブルを起こさない程度)の速度で十分で、速度が速くなればワブルは少なくなりますが、トレースを揃える事が難しくなり、またターンも小さくなります。
上級者ほど滑走速度は必要最小限のスピードでターンも深く、その際に再加速を起こす伸びを作れます。
エッジの深さはターン時に必要なだけで、じっくり円を描いている最中は、円の大きさに見合った傾きしかありません。
スピードが上がれば、遠心力との関係で深くなります。(自転車やバイクなどのスピード変化による傾きと同じ)
まとめますと…コンパルソリーは適正な大きさの円を描き、ターンなどがある場合は入りと出のカーブが同じで
そのターンの大きさ(スリー系はブレード長の8割大ぐらいが可能)やターンマークの方向(ロングアクシス方向)
ループ玉の方向・大きさ・形も重要。
チェンジエッジがある場合は速やかな変更、円弧の正確さやトレースの重なり、ミスの修正度合いなどの他に
蹴り換えの速やかさや正確さなどが求められます。
あがとうございます。
エッジの深さは、正確な図形を描くために自ずと決まってくる要素として考えても問題なさそうですね。
スリーターンの図形の大きさが大きいものが評価されるというのは聞いた事がなかったので参考になりました。体重を一瞬浮かせて一瞬でターンする人があまりに多いので・・・。自分は、エッジを緩める事なく押し続けて、ターン後はエッジを押しながら抜ける感じにしています。エッジを押した加速感は大切ですよね。
さて、最近の選手には、ルッツ・ジャンプのミス・エッジが多いのですが、コンパルソリーをきちんとやっていれば防げるものでしょうか。
LBO→LFO のカウンターが、ルッツ・ジャンプのエッジワークに対応すると思います。図形滑走と、ジャンプでは、随分と姿勢が違ってくるように思いますが、どうなのでしょうか。
よろしくお願いします。
エッジの深さは、正確な図形を描くために自ずと決まってくる要素として考えても問題なさそうですね。
スリーターンの図形の大きさが大きいものが評価されるというのは聞いた事がなかったので参考になりました。体重を一瞬浮かせて一瞬でターンする人があまりに多いので・・・。自分は、エッジを緩める事なく押し続けて、ターン後はエッジを押しながら抜ける感じにしています。エッジを押した加速感は大切ですよね。
さて、最近の選手には、ルッツ・ジャンプのミス・エッジが多いのですが、コンパルソリーをきちんとやっていれば防げるものでしょうか。
LBO→LFO のカウンターが、ルッツ・ジャンプのエッジワークに対応すると思います。図形滑走と、ジャンプでは、随分と姿勢が違ってくるように思いますが、どうなのでしょうか。
よろしくお願いします。

> エッジの深さは、正確な図形を描くために自ずと決まってくる要素として考えても問題なさそうですね。
そうです。 通常のサークルは身長の約3倍 ループは約1倍
爆走しない限り、バンク角は自ずと決まってきますね。
> スリーターンの図形の大きさが大きいものが評価されるというのは聞いた事がなかったので参考になりました。体重を一瞬浮かせて一瞬でターンする人があまりに多いので・・・。
自分は、エッジを緩める事なく押し続けて、ターン後はエッジを押しながら抜ける感じにしています。エッジを押した加速感は大切ですよね。
コンパルソリーでは、正確で大きなターン・方向性・入りと出のカーブなど様々な部分で評価されます。
初級者と上級者ではターンの大きさは如実に出ますね。
ほとんどの初級者や大人スケーターの方が行うコンパル的なターンは”もどき”っぽいターンが多いです。
ターンは大きく捻って、捻り返す様に行う事が大切。(反動で行うと小さなターンしか出来ない)
そうすれば、自ずとエッジ全体を使った大きなターンが出来るようになります。
コンパルでのスリーターンはブレード長の8割程度の大きさを目指すように。
※ 通常のフリースケーティング動作のターンは、さほど気にしなくてOKです。
> さて、最近の選手には、ルッツ・ジャンプのミス・エッジが多いのですが、コンパルソリーをきちんとやっていれば防げるものでしょうか。
基本的に女子選手でのトリプルでは非常に難しい。 と、思います。
でも、ダブルでは、Wrong Edgeは少ないでしょう。(5~7級の選手レベルでは)
初級~中級者ではダブルでも、難しいと感じる方もいるでしょう。
コレは回転不足を起こさない事と、関連性があります。
プレパレーション~踏み切り直前の動きに、どの程度身体を開きながら(回転開始)跳ぶか?の差です。
ダブルがギリギリ、トリプルがギリギリ…となるレベルだと、Wrong Edgeが起きやすくなる為です。
> LBO→LFO のカウンターが、ルッツ・ジャンプのエッジワークに対応すると思います。図形滑走と、ジャンプでは、随分と姿勢が違ってくるように思いますが、どうなのでしょうか。
ルッツはLBOのエッジから、LBIにチェンジエッジさせない様に踏み切る事が必要ですが
コンパルソリーを入念に練習すれば改善する。 というのは、関連性が低いと思います。
理由は、先に述べたとおりです。
LBO(時計回り方向)からカウンター動作に繋がる、反時計回りへの回転運動の移行は、如何にチェンジエッジを起こす前に踏み切れるか? ですので。
参考になります。
ターンの大きさというのは、サークル図形と比べて、ターンの先端が
どれくらい内側に入っているか、その長さですよね。
スリーターンで、ブレード長の80%というと、30cmとして24cmというのは大きいですね。(そうでないと3の字にならないか・・)
大きくは出来ますが、自分ので、15cmくらいかと思います。
ターンの大きさというのは、サークル図形と比べて、ターンの先端が
どれくらい内側に入っているか、その長さですよね。
スリーターンで、ブレード長の80%というと、30cmとして24cmというのは大きいですね。(そうでないと3の字にならないか・・)
大きくは出来ますが、自分ので、15cmくらいかと思います。

> 参考になります。
ありがとうございます。
> ターンの大きさというのは、サークル図形と比べて、ターンの先端が
> どれくらい内側に入っているか、その長さですよね。
> スリーターンで、ブレード長の80%というと、30cmとして24cmというのは大きいですね。(そうでないと3の字にならないか・・)
20センチ程度あれば、十分に捻って捻り返したターンを行った。と、認識されます。
しっかり捻った上に、同じ分だけ捻り返すようにした上で、エッジの乗り位置の変化を感じる(ファア→バック なら 後→前)ターンを心がけて下さい。
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No title - Meg - 2009年06月13日 11:58:22[ 再編集・削除 ]
他にも違う言い方を聞いた気がするのですが・・・思い出せない
コンパスうちにもありますが、まだ持ってる人って結構いるみたいです